舌の色はピンク
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普段から老若男女問わずいじり倒す傾向があるためか 人からよくSだと勘違いをされる。 ちょっと先輩やらをなじったり、追い詰めたり、踏んだりするだけで S扱いされるとは心外だ。
ドMです。 と告白しても信じてもらえない。 仕方ないので自分なりに分析を試みた。
詰まるところ、「より情けない自分」を目指す方向性がMには備わっている。 だから相手を虐めるのだ。 相手を虐めることにより、 自分が優位に、相手が下位に置かれる構図がまず築かれる。 情けないやつだなオマエは。といった上下関係が。 この上下関係を保った上で、下位のはずの相手に虐められたとしよう。 するとどうだろう。 「こんなにも情けない奴に虐められている更に情けない俺」がそこにはそんざいするのだ。 一度相手を下位に置いたことにより、その差分、己をもっと下に貶められるのだ。 下克上のマッチポンプ。
……ただ、こんなこと人にいうと 全部を真面目に捉えられたらへんたい扱いされかねないし Mっていうかもうマゾ、マゾのレッテルは免れないだろうから せっかくの分析もあんまり意味ないな。 でもこんなに一生懸命分析して書いて熱論して それらが全部意味ありませんでちたってのも なかなかM心をふるいたたせるよな……何言ってるんだろうな俺は……。
週末以外引きこもりしてる友達が 家を追い出されそうな境涯に立たされているらしい。 どうすんのそれどうなんの。 性根がくさってるので懸命に毎日働けるやつじゃないし……。 最悪ホームレスになってしまう、しかもその可能性はあり得るレベルだ。 ホームレスになっても引きこもりなのかな。 ホームレスで引きこもりっておかしな話だ。
そいつ本人、仮にAと置くと Aと僕とはもう交流がほとんどなくて、 もともとはAを通じて知り合った友達、仮にワタャイアンと置くと ワタャイアンという友達との方が僕は今仲良くなっちゃっているので Aの話もワタャイアンからしか聞かない。 Aのダメ人間最新情報をワタャイアンは現代情報技術を駆使して僕に伝えてくれるのだけれど Aは僕にAのダメ人間ぷりを知られてることを知らない、ので Aと直接話すシチュエーションを迎えた時の僕の身の振りかたは 飽きるほど熟考しとかねばきっとブルーになる。 ただでさえブルーなのに。
久方ぶりに鼻血が出た。 河童のことを考えているときに出たから 僕は河童に対し劣情を催すタグイの性向があるんか? いや好きだけど。河童はもちろん天狗もいいよなあ。 甲羅とか扇子とかそーゆーオプションがかっこいい。
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小学校の時分は頻繁に鼻血してた。 一度友達と僕の家でモノポリージャパン(双六)してるときに プパッと鼻から飛び出した血が 500万円札何枚かに付着してかなり不気味だった。 いわくつきの……暗黒街から流れた……死と隣り合わせのカネ! てゆう感じで。 あの染みって残るんだよな。 今でも僕のモノポリージャパンはハードボイルド。
ビックカメラで携帯を買い換えた。 マリアージュフレールで紅茶買った。 ネットでパソコン買った。 依頼されてた絵描いた。 掃除した。 ラジオ編集した。 卒論手伝った。
師走じゃピンとこない。他人事じゃないんだから。 自走でいいじゃん。今日はとことん走りました。
| 2007年12月05日(水) |
広告、携帯、アイドル |
人が読んでるスポーツ新聞に フト目線をやったら変な広告があった。 「携帯で恋人探し!」とかゆうやつ。 出会い系に属するサービスなのか何なのか それ自体はありふれたものだんだろうけど 広告イメージに小倉優子を採用してるのが珍妙だ。 だって小倉優子は携帯で恋人探さないじゃない。 いや、知らんけど。でも少なくとも携帯で恋人探ししてるキャラじゃいかんじゃない。 こんなんファンが見たら卒倒するんじゃ。 「ゆうこりんにお任せ!」みたいなことも書いてあったし。 無許可で写真だけ転載してるタイプの広告でもなく どうして事務所がこれを許したのかが謎だ。
今日はホリイチさんと一緒に何もしなかった。 彼と会うのは一年ぶりでとても気分が高揚し、 再会した13時から解散する19時まで おおよそ何もしなかった。
池袋、新宿と 繁華極まる街のなかで とくに何も買わなかったし べつに何もしなかった。 たのしかった。
| 2007年12月01日(土) |
例えばそんなクリスマシー |
1日の夜は久しぶりに終電を逃した。
しんくん(友達)とファミレスに入ったのが19時前で、 もう随分話し込んだね、と時計を見たのが20時過ぎ、 そして気がついたら0時に。 会話弾んだなあ。
どうしよーもないのでカラオケを探すも満室ばかりで 3駅分くらい練り歩いてるうちに 東京ドームの前を通って ちょっと驚くくらいイルミネーションが綺麗で カップルとか幸せそうにキャッキャしてて 男2人気まずかったのだけれど 深夜1時になった瞬間 全電飾が一斉に消灯!した! 戸惑うアベックども! 一瞬前まで鼻高々だっただろうエスコート役の彼氏も 今の今まで光と戯れていたあたまのよわそうな彼女も たやすく沈黙だ! すごいぜドーム! 希望の奪い方が小粋だぜ! 度量のキャパないぜ!
男2人でよかった。が結論として落ち着いたんだぜ。
花粉症が発症した。 涙と鼻づまりと喉の痛み、 間違いなく花粉症のそれなので 風邪とかじゃない。
職場(漫画写植業務)で よりにもよって少女漫画の作業をしているときに 涙なんてぽろぽろ流してみろ、 「アイツいい年こいて少女漫画で泣いてるぜ」 と後ろ指さされることうけあいだ。 はたまた、鼻づまりによって 不慣れな口呼吸を強いられたけっか 荒い息づかいなどを お色気漫画に携わってる間周囲に晒してみるがいい、 「ジーザス。今度はお色気漫画にハァハァ言ってやがる」 程度の陰口は覚悟していなければ当世を凌げない。
参った。
タバコ屋でタバコを買って 主人の愛想がよかった試しがない。どこに行ってもそう。 地元住民に優しくて人情味は厚く 曲がり角でのんびりした商いを営んでる愛猫家、 っていう勝手なイメージが僕の中にある分 やつらにいなされると気分が害される。
あと焼き鳥屋も。 都会の無機質さから一線を画した存在感、 串を通して客と店とが触れ合う距離感、 賞味のみならず場の空気で憩える安寧感を 何とはなしに期待して店に赴くというに、 目も合わせず「アイヨー」だけで済ませるたぁけんのんだ。
これらを人に話したら 浅草に行ったらいいんじゃないの、と。 しかし浅草までの域に達すると 今度は地元住民も (人情味溢れるアサクサ人でいなきゃ……!) (下町風情を装わなきゃ……! アサクシカルでいなきゃ……!) だとかいったプレッシャーを負わされてそうだ。 先祖代々はともかく 3代目4代目と跡が継がれるにつれ もはや地で下町根性を保ってはいられていないと思う。 がんばれ浅草人。
あぁだこうだ言いながら 実際のところは店行って陽気に話しかけられても参る。 基本的に内気なので。ほんとすいません。
| 2007年11月24日(土) |
天涯魔境奇天烈摩訶不思議 |
今してるバイトの業務は多岐に分かれど メインは漫画雑誌の出版に関する仕事で、 とりわけ会社自体が少女漫画に類する雑誌の担当にあたっているため 一般的な成人男性である僕などはよく戸惑ってしまう。
小学生〜中学生くらいの女子を対象にした人気少女漫画雑誌で 数ヶ月前狂った新連載が始まった。 それはモモゾウという、桃が象になったキャラクターが主人公とゆう設定で、 擬人化ならぬ擬象化なわけで既に狂いまくってるのに それはそれとして、てことで淡々とストーリーは始まる。 舞台はスーパーマーケットだ。 桃の形をした象がスーパーマーケットで売られるの売られないの、 「でもボクは故郷である隣のスーパーに帰りたい!」だの もう狂ってるとしか言いようがない。
今は2月号の編集をしているから 今回のこの漫画もネタをちょうど節分と被せてきているらしく、 それらしい新キャラクターが登場した。 登場シーンは豆らしき物体に角が生えたシルエット。
桃「ねえクリイヌくん(栗が擬犬化されたレギュラーキャラ)、あれは豆かな??」 栗「違うよ、あれは鬼だよ!」 新「ふっふっふ、お二人とも正解です」 桃・栗「!?」 新「僕はマメオニ。豆でもあり鬼でもあるので、節分のときどっちの味方につくべきか悩んでいるのです〜!」 桃・栗「!!」
仕事中は寡黙にひたすらPCに向かい続ける僕も これにはのけぞった。 小学生女子にわかるのかこんなん。 声を殺してひとしきり笑ってから作業に戻るも つごう20分は豆鬼の設定で頭がいっぱいだった。 「豆でもあり鬼でもあるので節分のときどっちの味方につくべきか悩んでいる」……。
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