舌の色はピンク
DiaryINDEXpastwill


2007年11月22日(木) 漢字、占い

漢字って厳しい。
筆順まで明確に定めてるって
例えばメリケン人に理解できるんだろか。

あと画数。
ラテン文字に代表されるアルファベット、
または他の表音文字でも
十画を越すような字って
たぶん無いだろうしあっても極稀だろうし、
そう考えてみると「姓名判断」は不思議だ。

人の名前を字で表したとき
何本の線があるかで運命占えるんだぜ!
メリケン野郎に聞かせたらカルチャーショックで
両手を大げさに中空へ舞わすと思う。
彼らには全然意味わかんないだろうな。
僕もわかんないし。
なにが画数だ サノバビッチ ノーフューチャー。


2007年11月18日(日) 東京に氷河期がやってきたぜ

ひどい寒さがやってきた。
夜にイタリアンのお店に長居して
「こんなに長居したんだから外でたら春になってるんじゃないか」
とウラシマ的希望観測をするも
まったくもって極寒だった。

しかも今は11月半ばだ。
こんなにも寒いのにまだ冬は余力を残しているのだ。
我々がこうむってるこの寒さは
冬にとってウォーミングアップみたいなものなのだ。
変な話だけど。


2007年11月17日(土) アナログゲーム

無謀にもこの僕にぷよぷよ(落ちゲー)での勝負を
恥ずかしげもなく挑んでくる輩が現れたので
果し合いの日を一週間後に定めた。

しかし僕はゲーム機を持っていない。
タケシンくんに相談してみると、
プレステ2があるので余ったプレステをくれるという。
コントローラーや電源のケーブルがないが、と彼が一言足すも、
ぷよぷよが一日できればいいだけなので
挑戦者に持参させれば問題ないだろう。

そして今日タケシンくんの家におもむき
約束のプレステをいただいた。

でた……! プレイステーション……ッ!

正直言ってゲームしない僕には新鮮すぎた。
その直線的なフォルムといい、いかにも無機質なグレー色といい、
手に取るととても楽しいきぶんになってしまい
やたらテンションが上がった。

その後タケシンくんが他愛ない話をしはじめて
5分も経ったころだろうか
「いつまでいじってんだ!」
と指摘された。

僕はなかば無意識のうちに
電源もソフトも入っていないプレステの「OPEN」を押しては
蓋の開け閉めを繰り返す遊びに没頭していたのだ。
ボタン一つで直線状のフォルムが緩慢に崩れていくさまは
僕をまったく飽きさせることなく、
また横にいる人間が話す声はノイズに過ぎないまでに至っていた。
その僕に対する彼のつっこみはすさまじく、

…わかったよプレステが好きでたまんねえのはよ!…
…どうりでケーブルもコントローラーも要らないわけだな!…
…いつゲームオーバーになんだよ!…
…カチ、カチ、人が話してんのにうるせえんだよ!…
…だいいちそれ何ゲーだよ!…

など まさに怒涛だった。


ひとしきりつっこまれた後は
二人で電源の入っていないプレステで仲良く30分ほど遊んだ。
楽しさ無限大。


2007年11月16日(金) ザツインポシブル

ふと交番の前を横切ったら
ピザーラの宅配員が町内地図を前に
警官と話し込んでいて
まさかな…と思った。

いや、まさかな。まさかそんなはずはない。


2007年11月13日(火)

類 って漢字はルイだけじゃなくタグイとも読む、が、

タグイ…?

どう見ても類ていう漢字の顔はタグイ顔じゃない。
しっくりこない……。


2007年11月11日(日) 擬似破産

タケシンや悦志、他仲間と一緒に自宅で遊んだ。
ラジオの収録もした。やっぱり客がいるほうがいいな。

/

ウチにいる間タケシンがずっと
「モノポリーがしたい」とごねていて
どうにもしつこいので仕方なくプレーしたのだけれど、
そこは交渉力や判断力が問われるこの擬似マネーゲーム、
タケシンはアッサリ破産した。

普通なら悔しがったり言い訳を始めたりするところだ。
僕もそのつもりで予断を踏まえ
フォローの一言でも挟むつもりで横にいた彼の様相を疑った。
が、信じられないことにタケシンは安堵の表情を浮かべていた。
「あーっ。ゲームでよかったー」
超ポジティブシンキング…!
タケシニング思考…!
バカ…!


2007年11月05日(月) ぬか盛り上がり

夜中コンビニに向かう途中
民家から若い男の「うぎゃあああ!」という声と
家具か何かが倒れる音が響いた。

発狂だ!

火事や事故に群がるような野次馬根性はないが
人が発狂する様には興味惹かれる僕としては
とってもテンション上がった!
足を止めましたよ。凄まじい勢いで足を止めましたね。

が、どうやら声を聞き続けるに
若者たちが集まって騒いでいるだけのようだった。

…なにもう! 期待させるんじゃないよ!
若者チョーやだ。チョーやなんですけど。


2007年11月04日(日) ウホッ

ホモの新しい符丁を思いついた。モグラ。
その心は割愛しよう。
けど汎用性は高いのでは。
モグラであることを隠して生きる男はモグリと呼ばれたり。

……疲れてるかな。


2007年11月01日(木) 同等

Yahoo!JAPANからきた
サービス案内のメールの口上が

「いつもYahoo! JAPAN をご利用いただきありがとう」

だった。
俗に言うためぐちとゆうやつだ。

友達か? 我々は友達関係か?

そうつっこみかけて、
しかしYahoo!と友達関係てなぁそこそこの身分ではないだろうか…
と思い直し
誇り高いきぶんになった。

今なら全てを許せる気がするんだ。


2007年10月31日(水) 続・大阪レポ

おおよそ興味ある場所もまわりきった頃
大阪でダイニングバーを営んでいる昔の知人のもとを訪ね
地元住民が薦める名所を訊いた。

「娼婦街があんねん。おもろいで」

結論から言うとすこぶる面白かった。
あれは文化遺産。
ありふれた商店街の裏に位置する区域に
大正を思わせる長屋が立ち並び
100件以上の店がひしめいている街。
一般的にイメージする風俗街とはかけ離れていて
客の呼び込みは全くなく、
そもそも男性店員の姿がどの店にも見えない。
一番面白かったのは、100件以上ある店が
おしなべて同じ店構えをしていることだった。
開け放たれた玄関に、大げさなライトで照らされた美女が座り込んでいる姿、
そして美女の横には老婆。
老婆は店の外まで出て呼び込みすることは絶対ないのだが
座布団の上から必死に
「にいちゃ、にいちゃ寄っててやー いいコやで にいちゃー」
と懇願する。
このセリフも微差はあれど、ほぼどの店でも変わらない。
また、料金すら統一されているようだった。
つまり100件が100件を、さして競合店として見なさず、
整然と秩序を守っているのだ。

僕はあんまり面白くて2時間近く歩いてしまい
傍から見ると完全に「性欲を持て余している若い男(しかも優柔不断)」だった。
最終的には精神的に疲れて街を去った。
歩いていると、なんというか笑ってしまうくらい悲しくなってくるのだ。
若い女を引き立てる老婆のそのコントラストや、
同じ女でありながら女を売る老婆の境涯、
また過去やはり娼婦として働いていたかもしれない老婆の生い立ちへの邪推、
つまるところ老婆……が哀愁の象徴で。


あ、と、風俗にお世話になってはいない。
べつになってたところで何の問題もないけれど。


れどれ |MAIL