舌の色はピンク
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| 2006年07月05日(水) |
バナナ専門呼び込み人 |
帰り際商店街で絶叫を耳にする。 ハテこの東京で何ぞ事変が起こってるのかしらと近づいてみると 元気な八百屋さんだった。 声に圧力がありすぎて何を言っているのか聞き取れず リスニングテストかと思った。 よく見てみるとバナナが一房49円という価格破壊を起こしており どうやらそれを謳っているらしい。
「バナナバナナバナナ! バナナバナナバナナァーッ!! バナナバナナバナナ (ブレス) バナナバナナバナナァァァァァァァ」
アァー ァァァァァー……
ほぼ絶え間なく叫んでたんで感服する。 (システムオブアダウンをホーフツさせるバナナっぷりだ) 道行く人々から49円を奪取するべく 夏を歌うように熱くわめき続けるおっちゃんを見かねて 一房買った。
「バナナバナナバナ ……ア、まっど! さァーバナナバナナバナナ! バナナバナナバナナ! バナナバナナ……」
捌くのにこれだけ奮闘してる割に 買った人には一言、まっど!(毎度) 徹底してる。
家賃支払いに行ったら大家さんが 商品券1万円分くらいくれた。 エ、なんでーッ? いや何だかんだいっても 最終的にはガッツリもらいますけど エ、なんでーッ? 「お世話になってるからねぇ」 こ、これが金持ちか。
ハイソの余裕と認めれば円満な話で済む、が、 この商品券を譲渡することによって 大家側が優位なポジションを得たと考えればもはや戦争だ。 いつなんどき彼らがのっぴきならない事情を抱え込んで 僕の部屋のドアを叩きに来るかわからない。 けして受け取ってしまってはならなかったのだ。 と後悔する未来を危ぶんでる僕を 人間不信扱いして優しく諭す人間が必要と思われる2006年初夏。
にわかガンオタである ワタャイアンくん(あだ名)によれば、 タバコに火を点ける際に 火の先であてるようにすると 点火したタバコのさまが「大気圏突入」のようになり それはたいへんハイレベルなギャグなのだそうです。 知るかよ。
まだまだ具合が優れず 今日は休みだし部屋でゆっくりヒッキーしてよと安穏してたら 母親から召集かけられて実家へ。
会うなり 「あらぁアンタあの……なんだっけホラあの…… ぶゆうでん♪ ぶゆうでん♪ のあのひと」 「あぁ。オリエ――」 「ぶゆう でん でん ででんでん♪♪」 「――ンタルラジオ」 「レッツゴー!」 「……」 「そうそう。あのメガネの人に似てるじゃない」 メガネだけです。 というか「似てるじゃない」じゃないです。実の息子です。
なにより50を越えた母親から ノリノリの「武勇伝♪」を聞かされて 僕の心情は限りなくブルーだった。
のみならず この女はどうやらブログを始めたらしい。 「お母さんはまだまだ最先端なのよ」オーラが鈍く漂っている。 ブログを覗き見してみたら 小生意気にもそれなりの人気を博していていっそう引いてしまう。 毎回の日記にちゃんとオチをつけてるのもまた……。 挙句の果てにはタイトルに「シュールな笑い」と題して 小話を披露なさる始末だ。 手に負えない。
風邪を引いた。
電車内では頭痛とめまいと吐き気と幻覚(ねずみ男を見た)に襲われ 心底参って ゼー ハー 言ってる自分が 「過剰に自分の病人っぷりを演出」してるみたいで寒かった。 帰宅方向を間違える、駅で切符をなくすなど 小刻みにベタなミスもコンプしつつなんとか無事家につき 何も食べたくないけど24時間食べてないから 丸ごとバナナで胃をごまかして すぐさまベッドに倒れこみ目を覚ましたのがさっき。 今はだいぶ楽だ。
パソコンが発狂した。
何を試しても起動できない状態にあった。 悪戦苦闘。 数時間に渡る一大スペクタクルだった。 接続機器全部引っこ抜いたり あらゆるキーを乱打したり 優しい言葉を投げかけてみたり 試行錯誤したあげく 構えてたおニューのベースを部屋に隅に置いたら 何事も無かったかのように起動。
な、なんだ嫉妬か。 オマエ嫉妬してたんか。 愛機の座を奪われたのが悔しかったんか。 兄ちゃんもうオマエのこと離さへん、離さへんでェ…。
ネットの工事が完了した。 作業にきたおっちゃんが冷めていて 無言でガタガタ壁をいじくりまわし 溜息と舌打と冷笑とで 散々空気を重くしたあげく 「じゃあね またね」 とさわやかく挨拶して去っていった。
黙々と仕事に徹する職人キャラを装っといて 最後に親近感を与えようとする混沌性、 意味不明のタメ口もさることながら、 「またね」って。 また来るのか。 工事不十分か。 工事不十分を認めた上で 親近感をアピールしつつ去るのか。 いただけない。
「セツコ、セツコォ」 「なんやねんな兄ちゃ…パパ♪」 「ほたるってアレやな、メッチャ格闘技の才能あんねんな。 なんか外人顔やし」 「……」 「……」
「にいちゃん、にいちゃあん」 「なんやねんなセツコ」 「名前、ほたるにしよなぁ……」
「にいちゃん、にいちゃあん」 「なんやねんなセツコ」 「あかん、つわりや。ウチ産むで。にいちゃんとの…」
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