舌の色はピンク
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2005年08月10日(水) 腹ジャン健康法

ここ一ヶ月間、
プライベートの濃密さったらない。
なかなか人に信じてもらえないドラマティカーな日々。

とりあえず友達の助言をまとめると
「いつもおなかに1ジャンプ」
らしい。
僕は近々誰かに刺されるそうだ。


2005年08月08日(月) アヴァンギャルドで行こうぜベイベ

イメチェンって言葉すげぇだせぇぜと思う。
そもそもこういう略語自体いただけないところがあって、
得体の知れない抵抗感がぬぐえない。

カラコンとかエクステとか。
セッタとかTDRとかスタバとかエーピーとか。
略語を使うだけであたかも時代に歩調を合わせられているような
この薄ら寒い風潮、自然に用途されるならともかく
意識して使いましたみたいな空気感じると気持ち悪くなる。
現代ぽい略語が嫌いっていう体制派的思想じゃないんです、
一部の人間の、意識して略語使っていこうとする精神が寒いなって思うんです。

むしろ略さないで言ってみちゃった方が斬新でなかろか。
「あ、コンビニエンスストアがあるよ。
あのコンビニエンスストア行こうよ!」みたいな。
うわあ気持ち悪い。
前衛的すぎ。時代がコイツの感性についてけない。


2005年08月02日(火) 朝のできごと

信号が赤だったんだ。
だから僕は歩道橋にひた走った。
道行く通行人にタックルをかましながら駆け抜けてったのさ。
もちろん歩道橋を渡るときには声を枯らすほどに
ギャァァァァァァァと叫んだよ。いわゆるマナーかな。
階段を降りるのが面倒だからって飛び下りてしまったのは
プロの僕らしからぬケアレスミスだったね。首の骨を折ってしまった。
瀕死になりながらも学校に遅刻せず着いたと安堵したら
校門の先にあるのは校舎じゃなくエッフェル塔だったんで
たいへん恥ずかしい思いをしたよ。

そこで目が覚めた。


2005年07月30日(土) 夏、午前3時

バイトが奇跡的に早く終わたー残業ナシン。
ハイテンションで帰り道を闊歩してたら
見慣れたへぼい街並で芸術を発見した。

極端に端折ると、女の子が体育座りしてただけ。
しかし間違いなくあれはアートだった。
体育座りの女の子は自販機の裏で一人缶ビールを飲んでて、
彼女の周りを黒猫が一匹近づくでもなく離れるでもなくうろついてて、
その幻想的なまでに謎めいた光景を照らすは錆びた街灯に朧げな月光。

ォォォォオオオオオオ!!と思った。
思いながら帰った。


2005年07月29日(金) 虚弱

家鍵なくしちゃって
夜中に家族をたたき起こすのもはばかれるしってんで
先輩に遊んでもらった。

PCでスーファミできるってんで
マリオカートやブラザーズや高橋名人したりした。
操作設定が完全にバグッてて←押すと↓に認識されたりするんで
難易度が莫大なまでに飛躍的に増大し
ノコノコは完全に中ボスレベルだったし
高橋名人は高橋素人って感じだった。

「ぬいぐるみは触り心地で選ぶ」と誇る先輩の信条の表れらしい
最高級の猫ぬいぐるみを部屋に居る間夜通しずっと
撫でたり揉んだり抱いたり殴ったりと構ってたら
一夜明けて起きてみて筋肉痛が生じていた。
うそだろ。


2005年07月28日(木) 謳歌

なんか最近おもろいなー。日々が。
日記に書けないこととかも多くて残念だけども
わりとハッピーしてる。
ここ19年間で一番充実してるやも。

ちょっと前までは
「明日地球が滅びるぞ!」と宣告されても
「あマジで? へー意外ー」くらいで済ませられそうだったのが、
今では厭世観の欠片もない。
言い過ぎた。欠片くらいはある。

どちらかっていえば死にたくないし。あまり死にたくはないタイプだし。
死ぬのってなんか嫌じゃね? 寒くね?
引くよね。死ぬとかいって。

的な。


2005年07月26日(火) マザーファッカー

僕はここ10年ほど唾を吐き捨てていない。
幼きころ母親に教育されたからだ。
「環境破壊だ」と。
純粋な児童にとって母親の説く道義は絶対だ。
以来、唾を吐くことは地球にとって悪であると
僕の中でかなり強めの道徳精神が確立されてしまい、
いまだに ペッ ができない。
タンとかも。カァー ペッ なんて悪魔の所業に近い。

「コーラを飲むと骨が溶ける」
「ハンバーガーを食べると内臓が腐る」
「カップメンを食べると死ぬ」
も強敵だった。
だけど乗り越えられた。明らかに世界中の皆が飲み食いしてるからだ。

およそ中学くらいになると各種の知恵もついてくるし
反抗期的なこともあって母親の物言いに抗弁を垂れるのが
世の一般男子の正常なアクションだけど、
そこで一切の論理を排した母親のヒスを喰らうのも割とありがちだろう。
論争に完璧に勝利したと思いきや
「うるさい!」の一言でひっくり返される逆転劇。
なんなんだろう、あのパワー。

キレイな根拠は無いけど、こういう母親の息子って
30年経っても反抗期な気がする。
親へも世間へも。


2005年07月24日(日) 俺のマシーンが火を噴くぜ

下世話な話をします。






初☆夢精を体験した。
かなりビビッた。
敗北感をともなった衝撃が僕を襲った。
いやさキザシはあった。
気づいてた。僕気づいてた。
ここ1ヶ月ほど、さしたる理由はないけれども禁欲的な生活を送っていて、
どこか下半身が暴走気味で自己主張がお盛んだったりしてた。
ぼく気づいてたよ。
でも放っといた。

だがしかしまさかこんな……
まだドキドキしてる。


2005年07月22日(金) 敵意の因子

ショーガクセーのころ。
近所のちっこい十字路で20歳くらいと見られる兄ちゃんと
自転車同士でぶつかってお互いにやや吹っ飛んだ。
二人とも大事には至らずすぐ起きあがれ、
気の良い兄ちゃんはごめんなぁ大丈夫かぁと心配しつつ
痛めたらしい自分の腰をさすっていた。

そこにテンションが高い中年男性が現れた。
中年はその兄ちゃんにくってかかり、
子供に怪我負わしてオメェ何考えてんだ
もっと気をつけやがれ馬鹿野郎ォォォとまくしたてて、
はじめは勢いに負けてた兄ちゃんも次第に憤ってきたらしく、
関係ねぇアンタが口出ししてんじゃねぇよアァンこの野郎
俺だって気をつけててぶつかっちまったんだよワリいと思ってるよ
と強めの抗弁を呈した。
僕は大人二人が自分をめぐって口論してるシチュエーションに参ってしまい
まったく口を挟むこともできずただただ立ち尽くしていた。
段々ギャラリーもできてきたりして
収集つかん状態になってきてもう泣きたかった。

中年、兄ちゃん、僕。
全員が己の善意、正義のために不愉快な感情抱いて
それを吐き出したり溜め込んだりしていた。

戦争ですよね。


2005年07月18日(月) ノンフィクションホラー

母親の寝言

「ン……ゥア……ハッ……………
………ッ…ウッ……………ヒトラー……」


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