舌の色はピンク
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2005年07月14日(木) SHIBUYA ENCOUNT

昨日は肌寒くも蒸し暑い奇妙な気候で、
出かける間際着ていく服にかなり迷った。
結局春用みたいなシャツをチョイスし
長袖にやや不快感を与えられながら外出した。

そうして1時間もするとなかなか蒸し暑くなってきた。
周囲にはタンクトップで勇往闊歩してる輩すら居る。
腕まくり……しちゃおっかな!
と一瞬覚悟したけどなかなか踏み出せなかった。僕はそんな男だ。

で悩んでたら、スクランブル交差点で
この蒸し暑い中長袖を着てる二人組を発見した。
しかも二人とも腕まくりをしていた。
畏敬を含めたシンパシーを感じ顔を覗き込んでみれば
高校のときもっとも仲の良かったうちの二人だった。

……。
浅いようで深い話題。


2005年07月12日(火) 伝説

売り場に行く前に、事務所にあるホワイトボードに
「今人気のあるレンタル商品」の一覧が書いてあって
それを毎日チェックする。
わけだけども、角度的に書きにくいのと
書く人の焦りがあいまってか、誤字脱字が多い。

「コラララル」(/コラテラル)はかなりのヒットだった。
「今あいしてゆきます」(/今会いにゆきます)
「マイボディーG」(/マイボディーガード)
「ニースの天才」(/ニュースの天才)
などなどもゲラゲラ笑った。

一昔前は「小林サッカー」(/少林サッカー)があったらしい。
なかば伝説と化してる。


2005年07月10日(日) ガチブルー

憂いに満ちた話をします。




母親がハゲてきてる。
頭皮もあらわになってきて、いよいよだ。
当初は拳大にも満たない小さな円形だったが
いまやテリトリーを増大させてきて頭部を残酷に蝕んでる。

しかし母親も負けてばかりではない。
得意の裁縫能力を発揮して帽子を作りはじめた。
バリエーション豊かに5つほども作り上げると
満足すらしてきたようで友人知人に見せびらかしてるしだいだ。
もっと羞恥心を養ってほしい。

僕に出来ることといえば母の負担を減らしてやるくらいだけども、
……母まで……毛……遺伝……将来……毛……
どうしても暗黒未来が脳内を駆け巡り
自分のストレスだけでアレしてしまいそうだ。


2005年07月09日(土) 脳内映像をビデオにダビングして夜中に一人で酒飲みながら見よう

TV番組「僕らの音楽」での向井秀徳と椎名林檎の対談を
2週間前から楽しみにしていたのだけど
ごく自然にスルーした。忘れてしまっていたのだ。
昼の2時までは「録画せんと」と意気込んでたのに
この上ないナイススルーっぷりだった。

仕事終えて朝にメール見てみたら放映時間にあたる昨夜午後11時に
二人の人間から当該番組の情報が伝えられてたりして
ロープと箱と筆と白紙を探しそうになった。
大いに嘆き悲しんでいたら先輩が録画したデータを
DVDに焼いてくれるってんで自害せずに済んだ。
よかった本当に。


2005年07月04日(月) わかさゆえの過ち2005

友達と二人でタクシーに乗り込む際
「前の車を追ってくれ」
をやった。
とうとうやった。息切れの演出も怠らなかった。
「あいあーい」
運ちゃんのリアクションが冷たくてグッドだった。


2005年06月28日(火) レッツ愧死

今月はなんていうかちょっとハードで
とうとう睡眠不足と空腹がシャレんならんことになってた。

んな状態でバイト行ったら気が抜けてて
ベルトを忘れてしまい、
かなり緩めで長めの制服をやむなく腰からずり下げたままで
仕事するにいたった。

ら、こけた。
カウンター付近で裾を思い切り踏んで滑って
20人ほどの面前で壮絶にこけた。
上着がめくれてパンチラまでしてたこけっぷりだった。

いっそ衆人どもにこの醜態を笑ってほしかった、が、
どいつ様もこいつ様も見て見ぬフリをしてくれたので
(あからさまに携帯をいじり始めたりしてくれたので)
かなり死にたくなった。
ただ一人、無垢な幼児が哀れみの視線でもって
「だいじょーぶ?」と声をかけてくれた。
悲惨な光景だった。


2005年06月27日(月) ォォォォォ!!

暑い……。
異常気象だ、異常気象だよ、これは。
二酸化炭素が原因なんだよ。温暖化っていうんだよ。
オゾンとかそんなんがこう、いろいろされてんだよ。
ちげぇよ赤外線じゃねえよ、バイオレットの方だよ。
氷河が溶けてる昨今なんだよ。雨が酸性なんだよ。
これだから砂漠化が進むんだよ。政府はなにやってんだ?
環境ホルモン、フロン、酸性雨!
異常気象ォォォォォォ!!


2005年06月25日(土) ラブソング

「アイノハザード」


燃焼消滅しかねない

窒息臨死ありえるね

有毒指定間に合わん

「俺の息の根止める気かい?」

君の存在 愛のハザード


2005年06月24日(金) クエンチョンアンドアンサー

僕「あー、でも"ラブアクチュアリー"は結構好きなんですよ」
先輩「フヴエエ!!?」

なにも目をひん剥いて奇声発することないのに……。
確かに僕はラブストーリーなんて生温いわ、とか思ってるし、
陰鬱だったりカタルシス不足な映画が好きではある。
だからって
「そんな馬鹿な!」
「どどどどうしちゃったの!?」
「え、本気?」
いくらなんでもリアクションが失礼だ。

そもそも相手方から訊いてきたのだ。
この映画はどう、と。
ほぼ、好きか嫌いかの2択みたいなもんじゃないか。
僕にどんな返答を求めてたんだ。


コンタクトレンズ初体験の日眼科にて
大いなる屈辱を味わったことを思い出した。
先生「じゃーレンズをはめますねー。
   目がごろごろしたら言ってくださいねー」
僕「(ごろごろ? そんなんマジでなんのか?)わかりました」

……

僕「あ、なんかちょいごろごろした感じなんですけど」
先生「え……ごろごろするの?」
ば、ばかにされた! ぼくばかにされたよ!
ころすぞと思いますよね。


2005年06月22日(水) "隣の家の少女"

僕の隣の家には同い年の女の子が住んでいて、
小5の頃引っ越して以来同じ中学に通ったり同じクラスになったり
隣の席にまでなったりということが何度もあったが
そこにまったくロマンスは存在していなかった。

まぁ可愛い方で、かつ活発、友好的な彼女は
学年でもトップクラスのモテ度を誇り、
実際に同学年の男どもが僕の家に泊り込んで会議した末に告白する、
そんなイベントが続出した時期まであった。

僕はといえば、引越したばかりで戸惑う僕に
まずはじめに接してくれた女の子として
"隣の家の少女"にほんの一瞬淡い恋心を抱いたりしていた。
でも僕はむしろ、彼女をカノジョにしたいといきまく
他の友人らを応援していきたかったので、
この壮絶なレースの観客となり第三者的立場から楽しむことにした。


忘れもしない中学2年生の夏、
友達二人(仮にγとΣとします)と地元の花火大会を観に行って、
帰りはそのままうちに二人して泊り込むこととなった。
当時γは"隣の家の少女"に惚れていて、告白すべきかどうか、
どう告白したらいいか、フラれたらどうしようなどと長い間ウジウジしていて
それを僕とΣが無理やりけしかけそそのかせはやしたて、
「大丈夫だよ」「告白してから考えろよ」「一歩進まなきゃ落とし穴にすらかかれないんだぞ」
などと意味不明な説得を繰り返した結果、
ついにγは告白を決意した。

だけんども、一歩進まずとも落とし穴はあった。
といおうか、γは、落とし穴の底で愛を叫んでいたのだ。
……つまり……その…Σが………その……。
Σはその時すでに"隣の家の少女"と付き合っていたのだった。
Σは己のトモダチを己のカノジョにコクハクさせたのだった。
γにはいつまでも知らせられない。


6年近くも時を隔てた今日、
Σと"隣の家の少女"の愛の結晶を見せてもらった。
世の汚いことを何も知らない
可愛いらしい赤ちゃんだった。


れどれ |MAIL