<日刊 岡村>
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| 2007年06月03日(日) |
政治的判断が試される時 |
青森県深浦町に北朝鮮の男女4人が漂着し騒ぎになっています。しかし北朝鮮ではこれまでこう言ったこと(日本に向けて海路脱出を図る)がもっとあって然るべき極限状態であったのにこれまでニュースとならなかったのは人知れず密かに日本政府又は支援・協力者により保護されてきたのではないかと言う気がします。
たまたま今回民間人に見つかり騒ぎになったため隠すことが出来なかったと言うだけに過ぎないのではないかと。
ちなみに「在日朝鮮人帰還協定」に基づき日本から1959年(昭和34年)から始まった北朝鮮への帰還事業は1984年までに93,340人もの人達が「地上の楽園」と旧社会党・共産党・朝鮮総連により宣伝された北朝鮮の地へと旅立ちました。
実際には現地に着くと希望した職種には着かせてもらえずしかも日本から来た人達は危険思想を振りまくとして隔離・監視され大半が病死や収容所送りとなり、悲惨な境遇に置かれることとなりました。
大体において帰還事業について旧社会党・共産党・朝鮮総連が責められますが確かに彼らが第一義的に悪いですが日本政府としても厄介払いとして一種の「棄民政策」的な考えがあったのも否めません。
とするならせめてもの罪滅ぼしに北朝鮮制裁一辺倒ではなく、若干の人道支援と引き換えに北朝鮮に渡った1,800人もの日本人妻(今現在何人生存しているか分かりませんが)の引渡しを求めても良いのではないかと思います。
ゼンソク訴訟で政治的判断を行ったのです。北朝鮮問題がライフワークとする安倍政権の手腕が今試されています。
いまさらではありますが松岡農相が自殺をされました。ご冥福をお祈りいたします。
色々、疑惑が多く世間から毎度のように叩かれていたイメージがありますが最後はこのような形で終わり、テレビの街頭インタビューでも結構辛らつだったり無関心な意見も多く見られました。
私はこのニュースに接した時にふと「下天は夢か」などの著書で有名な津本陽氏の「武士道、いかに生きいかに死ぬか」と言う書籍に書かれていた内容が頭に浮かびました。
「戦国時代の武士は年中戦に明け暮れ親兄弟とも相争い常に死と隣り合わせでいた。幾ら粋がっては見てもやはり戦は恐ろしい。そのため平時においては享楽に身を任せたり、ただ今の生を謳歌(おうか)したし、戦にあたってはどうせ死ぬなら後世に名を残すために勇ましく戦った」
皆さんは奇異に思われるかもしれませんが私は現代の政治家と昔の武士に通じるところがあると思います。武士は失敗とは即、敗北そして命の喪失につながりました。今の政治家も落選すると普通はゼロかと思いますがそこには多くの資金・義理・人情も絡み合いゼロどころかマイナスになります。
サラリーマンとてリストラを苦に自殺ということがありますが借金がなければ再就職と言う道も大いに開かれていますが政治家は就職しようにも中々それに見合う口がありません。現職であった人であればまだ復活を期待して支持者が何らかの支援をしてくれる場合がありますが、なかんずく新人や市町村議会議員レベルであればそれも難しいところ。
つまり国会議員や首長をはじめ県・市町村議会議員は常に選挙と言う刀を首筋に当てられていると言っても過言ではないでしょう。その意味で武士道に通じる部分もあり、後世に名を残すために立派に仕事をする人もいれば議員になったことで特権を振り回し享楽に身を任す人もいる。まさに戦国期の武士と同じです。その意味で松岡農相は肥後もっこすの意地を最後に見せた・・・現代の切腹と私は受け止めました。
勿論、それは逃げであるとか責任回避であるとか批判も多いとは思いますが何事も最後が肝心で私はこれで「多」としたいと思います。
公明党の太田昭宏代表は27日のテレビ朝日の番組で、7月の参院選をめぐり安倍晋三首相が掲げる憲法改正の争点化に関し「根本的に(公明党の主張と)違うことを言えば(選挙の)支援については当然ちゅうちょせざるを得ない」と述べ、主張の内容によっては自民党への選挙協力に影響する恐れもあるとけん制した。
首相が憲法改正を訴えることについては容認する姿勢を示した上で、公明党は集団的自衛権行使を認めることはできないとの立場を重ねて指摘。「大事なのは中身だ。憲法改正も中身を問わなければ意味がない。富国強兵、憲法改正、政権交代など四文字熟語に日本は気を付けなければいけない」と強調した。
産経WEB:自公選挙協力に影響も 改憲争点化で公明・太田代表
結論から言えば連立など止めてお互い別々にやった方が良いと思います。そうすれば自民党は民主党との対抗上、党内の浄化が進みます。松岡農相みたいな事象が起きればすぐ更迭になる。
公明党も連立解消となれば平和を目指すという党是がある以上、憲法改正は反対の立場を鮮明に出来、支持者にも面目が立ちます。
しかしながら公明党にしてみれば政局のキャスティングボートを握り政権の一翼を担ううまみはもう離せないでしょうし、自民党にしても旧来の支持団体が弱体化する中にあって公明党の支持は欠かせない。公明党との連立に嫌気が差して自民党支持者が離れて行こうともです。
お互い「わかっちゃいるけど止められない」ってところでしょうか。古いか・・・。
今月25日発表の経済産業省発表の企業誘致の際の許認可手続きの迅速さや各都道府県に対する企業の満足度についてのアンケート結果によれば北海道、富山、鳥取、鹿児島県と言った地方が高ランクに入っており東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏や大阪などもありません。
経済産業省:資料概要
ちなみにこの神奈川県とて企業誘致のため県が企業誘致の組織である「インベスト神奈川」を設置。これにより日産自動車や富士フィルムなどが工場進出、この相模原市でも横川電機など10件以上の案件があります。
今年3月の時点でも44件、助成額の累計で4,746億円もの資金が投入される見込みでありここまでやっていてこの評価かと驚きです。
評価内容を見てみると立地理由で一番ウェイトが高いのは「適切な広さの工場用地を安価に確保可能」とのことですがそれだったら確かに北海道に勝る地域はないと思いますがでも反面消費地との距離やインフラ、人材の確保などもあり何だかなという気がします。
東京だって23区から離れて奥多摩まで行けば幾らでも広大な土地があります。この相模原市だってJR相模線沿いや新磯、そして津久井には幾らでも未利用地があるのに・・・。このアンケートを見ておかしいと思うのが正しいのか、反省材料と考えるべきなのか判断に迷うところです。
今、図書館から司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」を借りてきて読んでいます。 愛媛県出身の正岡子規、その友人で日露戦争の日本海海戦で実質的に作戦指導した秋山好之、そしてその兄でやはり日露戦争において日本の騎兵の育ての親としてロシア軍の相手に大活躍した秋山好古の秋山兄弟を中心に話は展開していきますが明治時代の人達のいじらしいまでの心意気・・・お上の言うことには文句を言わず疑問をはさまず黙々と従い、それが全滅が必至な状況であろうとも従容(しょうよう)としてそれを受け入れ倒れて行く。
読みながら日露戦争当時の乃木大将指揮の第三軍上層部の無能ぶり(特に伊地知幸介)に憤慨(ふんがい)したり、無名の兵士に同情したりいつも読んでいるビジネス誌などとは異なる興奮、心の昂ぶりがあります。
それにしても当時は技術・知識を持った人が少なく個人の立身出世がそのまま国家の発展に繋がって行きました。ある意味単純ではありますが面白い時代ではありました。未知の分野が広がっており何かを極めればそのままその人がその分野の権威になったのですから。
誰しもが志を立て各分野において立身出世を心がけそれが国力の増大とイコールとなった。今は時代は豊かになりましたが立身出世して行きたいと言う気概が相当落ちてしまったかに思えます。今の青少年に対するアンケートによれば立身出世に対するモチベーションの低下は諸外国比でもかなり低い水準にあるとの統計が出ているようでありまずいことだと思っています。
それを糾し高い志に向かい頑張ると言った気風を復活させるのは「教育」です。教育の質が今後益々国家の運命を決めます。まずはこの相模原の教育を変えて行ければと思います。
前生駒市長を加重収賄と背任容疑で逮捕 公園用地汚職
奈良県生駒市の公園用地取得をめぐる汚職事件で、大阪地検特捜部は17日、市側が山林を不当な高値で買い取る見返りに、業者から1千万円のわいろを受け取ったなどとして、前市長の中本幸一容疑者(70)を加重収賄と背任の疑いで逮捕した。特捜部は、前市長に口利きをしたとしてあっせん収賄容疑で再逮捕した元市議会議長の酒井隆容疑者(65)とともに調べを進め、市と市議会の前トップが関与した汚職事件の全容解明をめざす。(以下省略) *********************************************** 通常、こう言った後ろ暗い土地取引は土地開発公社を通じて行うものですが生駒市では市が堂々と直接購入していたとは少し驚きです。
そう言えば一昨年相模原市でも橋本駅周辺の再開発に絡んで市議もからんで不正な土地取引が行われているとの声があったようですがその後騒ぎになっていないところを見るとウヤムヤになったようです。
それとは別途4年前に相模原市土地開発公社の長期保有不動産を一つ一つ調べたことがありましたが(詳細は私のHPにあります)不自然と言うか何のためにこんな場所を購入したのかわからない物件が幾つかありました。
この相模原市にも公共の土地取引にからんで深い闇の部分があります。そして今は誰もそれを追及はしない(長谷川元市議、現在の県議を除いて)。闇は深まるばかりです。
岡村まさお

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