<日刊 岡村>
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2004年10月07日(木) 水源環境税

 神奈川県内での水源環境税導入が大詰めになってきました。これは超過課税により行われますが超過課税と言うのは通常定められている税率を超えて徴収されるものであり、異常な事態なのです。ところがこの異常な事態が日本全般的に行われるようになってきてい異常が日常になりつつあります。それだけ日本の国家・地方とも疲弊してきている証拠です。

 相模原市も合併により財政破綻を起こせば相模原市民にのみ別途課せられるのは間違いありません。上昇する一方の国民年金・国民健康保険料などの社会保障費、15%程度まで引き上げられると言う消費税。その一方で切り下げられる賃金、高い失業率。一体庶民はどうやって暮らしていけば良いのでしょう?

 財政が苦しいのは自治体も住民も一緒です。住民に新規負担を求めるならなぜ指導者たる政治家自ら身を切らないのか?一部カットされてきた神奈川県議会議員のボーナス満額復活、海外視察の復活や負担増の一方で行われているのは議員のお手盛りばかりです。

 自民党県議の星野つよし氏のHPを見ていても神奈川県の姿勢にはがっかりしています。松沢知事には本当にしっかりして欲しいと思います。


2004年10月06日(水) 治安対策

 近年、「キレル子供」が問題になっていますが大人も負けず劣らず抑制の効かない人々が増加しています。少し調べてみると相模原市の治安と言うのは急速に悪化していることが分かります。

 犯罪認知件数で平成11年には13,559件だったものが平成15年には16,398件に増加。わずか4年で21%の増加しています。それもあっての相模原北警察署の設置なのでしょう。

 しかし凶悪犯罪の場合幾ら検挙率が上がろうとも被害者は事件前の状態に戻れるわけでもありません。やはり肝心なのは事件を起こさせない地域づくりであり、市レベルでも単純な従来の地域への防犯呼びかけに終始、そして後は警察のお任せでは現状は変わらないと思います。

 市独自の治安回復策として例えば防犯カメラの増設、ガーディアンエンジェルスへの治安パトロール委任、そして徹底した落書き・未成年者の喫煙取締りなどを行うべきではないでしょうか。

 最近注目されているのが「ブロークン・ウィンドウズ理論又は割れ窓理論」。これは単純に言えば割れた窓が放置されているとその地域には重大犯罪を呼び込むというものでニューヨーク市の治安回復策が手本になっています。

 そう言えば市内でも電車に乗っていると沿線に多くの落書きを見つけます。相模原市でも「落書き防止条例」を制定してまずは軽犯罪からなくす試みが必要かと感じました。 


2004年10月05日(火) 飛び地合併?

 相模湖町長選挙で再選された溝口町長は1市3町の合併協議に付き、城山町の態度がはっきりせず相模原市の了解が取れれば先行合併したいとの事。

 津久井郡4町の内で相模原市と直接接しているのは城山町だけですから城山町が同意しないと先に進まないことを危惧しての発言でしょうが先行合併して後に城山町が独自路線を採ったらどうする積もりでしょうか。

 飛び地は近隣の町田市内に川崎市の麻生区岡上がありますが当然に小規模です。ところが相模湖町と津久井町が飛び地となれば現在の相模原市以上の規模の飛び地が発生することとなりおよそ現実的ではありません。幾ら合併にあせっているとは言え、こう言った発言をする町長は政治家としての資質を疑われかねません。実に残念な話です。


2004年10月03日(日) 相模湖町長選挙顛末(てんまつ)

 日中、用事で都内に行き、夕方相模湖町長選挙の結果を見届けるため岡本候補の事務所に顔出しをしました。最初は数人でしたが時間の経過と共に事務所が支持者の方で一杯になる。皆さん、やることはやったと満足げな様子。ただ新人ということで若干の浮動票(土地柄はあまり浮動票はない)を期待したいところだったがあいにくの雨でそれが少し懸念された。

 結果が出るまで現地にいたかったがバスの運転終了時間の関係でやむなく途中で引き揚げる。しかし気が気でなく、帰る途上に中途経過を携帯電話でチェック。知人から「結果確定、約200票差で残念」と言う知らせにしばし落胆。

 ここで勝利すれば相模原市と津久井との合併は津久井の方から謝絶、4町で津久井市誕生となる流れは確定的となったのに返す返すも残念。しかしながら岡本候補もわずか2ヶ月の運動期間でここまでの接戦は健闘しました。お疲れ様でした。

投票率74.4%
岡本征夫
2,781票

溝口正夫
2,970票


2004年09月29日(水) 合併特例債は枝葉末節?

 夜、城山町のホームページをのぞいてみました。その掲示板(BBS)の意見で「合併特例債などは枝葉末節なことで」との記述がありました。事実上、この合併特例債が相模原市財政の息の根を止めてしまうと言うのに。

 しかしながら別にこれはこの方だけの特別な意見と言うわけではなく、多くの人達の心にある素直な感情ではないでしょうか。行政の不正や不合理な制度を厳しく追求している識見の高い知人がいますが、「相模原市が財政破綻と言っても国が700兆円以上の借金を抱えていても行政サービスが停止するわけでもなく運営されている。今ひとつピンと来ない」と言っていました。このような人物ですらこうですからまして普通のサラリーマン、主婦の方はそう感じられても仕方がないと思います。

 これまで長いこと財政危機が叫ばれ行政・構造改革の議論は繰り返されましたがあまりにもそれが日常化し、いつのまにやら感覚が麻痺し危機意識が薄れてしまった事も一因でありましょう。でもその首長・議員・役人のやりたい放題の放漫財政の行き着く先には何があるか?

 地方レベルでは財政再建団体入り。下水道料金や市営住宅賃料の値上げ、市営施設利用料の大幅値上げ。現状でも実質的に財政再建団体入りしているにもかかわらず、外郭団体などに借金を隠して財政指標に出さずいわば粉飾決算している自治体も多くあります。今、そう言った自治体は資金繰りのために合併特例債欲しさの自治体合併必死です。

 合併申入れを受けた自治体もバカではありませんからあまりにも相手の財政状況が悪いとして申入れを謝絶するケースも増えています。最後の拠り所であった合併申し入れも断られ、資金繰りに窮した自治体は早晩、財政再建団体入りの申し出をせざるを得なくなる。

 かつて「銀行不倒神話」なるものがあり、政府は「大手銀行は一行たりとも倒産させない」と言っていましたが実際、北海道拓殖銀行・日本長期信用銀行・日本債権信用銀行が潰れていきました。自治体のケースでももしどこかの自治体が一つでも申し出れば、堰を切ったように連続して財政再建団体入りする自治体も増加するでしょう。

 国政レベルでは歳入不足の穴埋めによる国債発行が限界に達しつつあります。従来、国債引き受けの大口先であった国内金融機関とりわけ銀行はこれ以上の国債引き受けに慎重になりつつあります。慎重になるということは国債の需要が落ちると言うことですから国債価格が下落する。国債価格が下落すれば、国債保有リスクが高まるわけですから益々銀行は国債引き受けに消極的になる。

 同時に国債価格の下落は金利上昇につながります。現状での金利引き上げは企業の利払い負担の増加や住宅ローン金利上昇による家計の圧迫と言った風に企業と個人の両方に悪影響をもたらします。景気上昇なきインフレ即ちスタグフレーション状態になり、リストラによる失業者・自殺者の増大、社会が大混乱に陥ります。

 結局、「風が吹けば桶屋がもうかる」的に必ず現在やっている路線はそのツケは回ってきます。私は現状国レベルでは大きくなりすぎその自浄作用は働かないと思っております。しかしながら地方レベルではまだ可能です。自治体ごとにきちんと無駄遣いを減らし、歳入と歳出を均衡させる。自治体の集合体が国を作っているわけですから地方が良くなれば遠回りでも国も良くすることが出来ると信じています。

 つまり相模原市を良くすることは国を良くすることでもあるのです。そう言った観点からすれば「合併特例債は枝葉末節」なる言動は全くのナンセンスな意見です。


2004年09月28日(火) 相模湖町長選挙(その2) 

 今日は相模湖町長選挙の告示日。出陣式を見に行こうと思いましたが場所も知らず、まぁ駅周辺部に事務所があるのだろうと安易に考え、ひとまずJR相模湖町駅に向かう。駅に着いたものの全くそれらしい状況ではなく、近くの交番で警察官に場所を聞く。

 言われたとおりの場所に到着。確かに大勢の人だかりも出来ており「ここだ、ここだ」と周囲を見渡すとふと「必勝・相模原市長 小川勇夫」なる「為書(ためがき)」が目に入る。「あれ?なぜ小川氏が強引な1市4町の合併に反対する岡本候補陣営に為書を送るのかな」と思っているところに「溝口正夫でございます」とウグイス嬢が連呼している選挙カーが役場で登録手続きを終え戻ってくる。

 うかつにもそこで見に来た陣営の間違いに気付く。そそくさとそこを辞し、近所の方に正しい場所を聞き、見に行く。やはり現職陣営より参集者はやや少ないもののそれでも多くの方が集っていました。休日ではない事もありましょうが年配者の方が多く、若いのはウグイス嬢くらいと言う感じ。

 本人が語った出馬の経緯というのも面白いものがありました。住民が合併の是非に関して勉強会を開き勉強したいがまとめ役の人がおらず「あんた役場を退職したばかりだけど、どうせ暇なんだろうし役場を40年務めた人間だから少しは知っているだろう」と引っ張られ、それが嵩じてそのまま「選挙に出ないか?」と担ぎ上げられ、熟慮の末に2ヶ月前に決断したとのこと。誇張もありましょうが確かに住民が自発的に自分達の代表を出すのが本来の姿でしょう。

 それではこの相模原市ではどうだろう。帰りの道すがらそればかりを考えていました。


岡村まさお