一週間遅れでやっと今日
　鏡開きをしました。飾るのも
　遅ければ開くのも遅く、だらし
　ねぇなぁと思いつつも、毎年
　年末は忙しく年始は疲れ果て、
　そういう敬虔な気持ちになれ
ないのでこうなってしまします。でも、気持ちはこもって
いますので教条主義的な考えは捨て、自分のペース
で進めることに違和感はありません。

さてさて、巷では西の地方を中心にインフルエンザ
が流行している模様、どうぞ皆様防衛策には万全の
体制でお臨み願います。

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　先日割った薪を、薪場に積みました。
　女将と風太郎息子が何だか同じ色の
　上着を着てせっせと働いている姿は
　何とも微笑ましく滑稽で思わず写真
　を撮りましたが、あらためて見ても
　やはり間が抜けて見えます。

　さて、こうして薪が積みあがると
　やっぱり安心です。今日は寒い曇天
　で今にもチラチラ白い物が降ってき
　そうな空模様でしたがコウ乾燥して
　いると雪でもいいからすこし降って
　欲しいものです。

今年もトラブル続きだったセンター試験も終わり、大学受験の
皆々様はとりあえず一安心でしょうか。この寒さと乾燥で体調
を崩さぬよう、頑張っていただきたいものです。水がぬるむ頃
にはきっと吉報が訪れますように、末席ながら学生さんたちの
武運を横浜の辺境から祈っております。

『 この薪がいいね』と君が言ったから
一月十六日はツンダ記念日　（俵さん、御免なさい）

松薪や　ああ松薪や　松薪や　（芭蕉様、済みません）

　昨日、倅の友達の大学生二人
　に手伝ってもらい、薪を作りまし
　た。若いパワーのおかげで、ずい
　ぶんハカがいきました。午後か
　らの半日でしたが、一月分位は
　できたんじゃぁないでしょうか。
夕方からは労をねぎらって一席持ちましたが、若者は
呑みっぷりも食いっぷりも良く、用意したカツカレーを
大盛りでペロリと2杯平らげるさまは実に頼もしい限り
で、いっそ清々しく感じました。

若さは一時のものですが、それをふんだんに使える時
こそが所謂　『青春』　なのでありましょう。バンバン飯を
食って、山盛りの糞をして、ガーガー寝て、その瞬間を
楽しんで欲しいものです。いかんせん、女っけが乏しい
のがおじさんから見るとちと心配ですが。ま、その辺は
それこそおっさんが心配することではありますまいな。

薪が少なくなったら、またお願いしマース。

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磯子区の保育園の一日陶芸教室に行ってきました。
もう、20年近く毎年、年長組の卒園記念の教室を開かせ
ていただいている馴染みの園です。今年もゆり組の皆々
様と楽しい時間を過ごさせていただきました。

　焼き物になるということを説明、
　理解してもらい、簡単な食器の
　作り方は実演しますが作るもの
　は限定しませんので、何ができ
　あがるかは分かりません。けれ
　ども、年長さんともなれば説明
に刺激を受けてお皿や器を作る子が大半で、それはそれ
で頼もしいとは思うのですが、心の底では何かとんでも
ない造形が飛び出すのを、少々期待しています。画像は
『お寿司』　を作ったお子さんの手元です。中々に良い
手つきで道具もきちんと使いこなしています。もう50歳
に手の届く私などから見ると、何もかもが獲得期にある
お子さんたちの柔軟さが眩しくてしかたありません。
毎年一日だけの教室ですが、色々な刺激を受けて若返っ
て帰ってきます。幸い今年は、他の保育園からもご依頼
をいただき今月あと二つ教室を開かせていただきます。
これで3年分は若返ることでしょう。先日49歳になったば
かりですが、早くも46歳に返り咲く私でぇございます。

このあと、エビの横にイカが乗って二貫付けになります

おまけ　本日の給食　醤油ラーメンと五目豆　旨かったー。

仕事の仕方が下手な上に、まだ正月休み呆けで回転が
あがらず、7時半になってようやく仕事が終わりました。
夕飯を食べ、風呂に浸かり、やっと人心地ついて蜜柑
など齧りながらこれを書いています。　（21:40）

　蜜柑のむき方には色々な方法が
　あるようですが、きれいにむくに
　はどうやら割ってから身を剥が
　すように取るのがよろしいようで、
　とあるサイトに紹介されていた
　ものを実践してみたら、なるほど
これは案外きれいにスジが皮の方に残り、きれいに剥け
ます。剥けるというよりはきれいに実がはがれるという
べきでしょうか。割る、という発想がなんとも野生的な
感じでいいですよねぇ。でも実はスジにはヘスペリジン
というビタミン様物質が多く、有用なのだそうです。

さて、そんなわけで今日にも更新予定だった芋乃市場の
サイトはいまだ更新されておりません・・・済みません。
明日の午後には屹度更新いたします。

この時季の蜜柑は少ししなびて旨味が増し、美味しい
ですよねぇ。さあ、蜜柑が食べたくなってきませんかー？

　今月の芋乃市場の案内状
　ができ上り、発送の支度に
　かかりました。今月は陶房
　かまなりやで開かれている
　陶芸、書道、刺繍の教室の
　受講生作品の展示会です。
お互いの作品を、きちんと鑑賞する良い機会であり、
発表することで自作を客観的に見る好機であるとも
思います。作るからには自己満足の世界に浸るだけ
でなく、作品発表の意識も持って自分の分身を展示
し、賞賛批判こきまぜて享受し乍ら、新たな創作意
欲につながっていくといいなと思います。

詳しいサイトを明日にも拵えてアップいたします。

案内状宛名面画像　を　拡大
今日はいつもよりちょっと大きめ　855 × 572

　遅まきながら今年の仕事を始め
　ました。私は初窯を順調に焚き、
　女将は今月の芋乃市場の案内状
　の作成に入りました。仕事始め
　を無事に終え、いつものお酒を
　いつもの湯飲みで、お燗を嗜み
つつ、カタカタとキーボードを叩いています。ただいつも
なら湯飲みのお燗は電子レンジで　『チン』　なのですが、
昨年春にブレーカーのアンペアを落とした関係で夕餉時
の電力過使用は憚られ、ストーブの上に鍋を置き、お燗
メーターをにらみながらのお燗番です。まあ元来がこう
あるべきなのですから、元に戻っただけなのですが便利
な道具たちに囲まれて、手間を惜しむことに慣れきった
自分を大いに反省しつつも、これはけっこう贅沢なこと
なのではないだろうかと思考は逆流します。

明日で震災から十月、未だ故郷へ帰ることの侭ならない
方々に、この寒さはいかほど身に沁みることでしょう。
あったかいお酒をきゅーっと呑んで、いつも通りに暮らせ
ることはどれほどに幸甚なことであるかを反芻し、とも
すれば忘れそうになる電力への依存を振り切りましょう。

お湯飲みは、黒田陶苑・鎌倉工芸ギャラリーで貰った
粗品ですが、良い按配の大きさなんですよねぇ。