平成23年もあと数時間となりました。　　　（16:25）

　昨日、無事にお餅搗きを終えまし
　た。親類友人十家族分都合25臼、
　朝の六時から午後二時までかかり
　ましたが、倅の友人たちが仕事を
　覚えてくれて随分楽になりました。
　その後お疲れ様のお神酒を鯨飲し
今年の厄は、すっかり落としました。身も心も搗きたての
お餅のように真っ白な状態で新年が迎えられます。

　そして先ほど、年越しのお蕎麦
　も打ちました。市場のスタッフ、
　パティシエ・ヒサコさんが良い
　合鴨を見つけてくださり、本日
　の蕎麦は鴨汁という趣向。それ
　にともなって太めに打ってとの
女将よりの嘆願に、そいじゃぁ今日は十割で打とうじゃ
あねぇかと、割粉無しで太めに打ちました。さてこれで
本年の私の業務は完遂です。明日からはのんびりと
骨を休めて、命を洗濯いたしましょう。　　

然しながら・・・東北を始め世界には、暗い気持ちを
抱えたままで年を越す方々もいらっしゃることでしょう。
軽々に慮るのも憚られることではありすが、一人でも
多くの方の心の荷が軽くなることを祈って、今年を締め
くくりたいと存じます。

今年も一年間のご贔屓誠にありがとうございました。
どうぞ皆様、良い新年をお迎え願います。

一目でやらせと分かる、躍動感も緊張感も無いバカ親子

十割はやっぱり難しいです。

　先月、展示をお願いしたジョニー
　さんと一緒に作った手ぬぐいです。
　展示作品　『SOMETHINGYOURS』
　のライブペインティングをお願いし、
　その周りにかなで　『あなたの中に
　あるもの』　と薄めの墨で書きました。
画像下の一枚は絵を先に、もう一枚は書を先に書きました。
簡単な配置の打ち合わせだけをして、後は即興ですから
どうなることかと思いましたが感じ良くできたと思います。
ジョニーさんが細かく羽を書き込んでいる脇で数十秒で
一気に書くのは何だか申し訳ない気がしましたが、とても
おもしろかったと喜んで下さり、一枚ずつ持ち合って記念
にしました。　これが私の今年の書き納めになりました。

今年は悲しい出来事が沢山ありましたが、こんな楽しい
こともあったのだから、辛いことは胸奥に沈めて了簡い
たしましょう。来年はこの手拭いをきりりと頭に巻いて、
わたしの中にあるものを見つめ、磨いていきましょう。
WKB48、まだまだ something がありましょう。

わかばやし48歳の書き納め　『あなたの中にあるもの』

collaborated　with　Mr.Jhonnyxxx　！Special Thanks！

　薪のストーブからきれいな灰が
　たくさん取れます。灰取り用の
　引き出しが付いているので、灰
　掃除も楽ですし、熾火がきちん
　と燃え尽きるので白い灰が取れ
　ます。焼物屋はこの雑木の灰を
土灰（どばい）と呼びます。釉薬の原料になるもので、
とても有用です。最初の灰は火鉢に補充しました。
これからどんどん灰が溜まってゆくでしょう、きちんと
篩を通して集め、まとまったら灰釉薬を作りましょう。

爺様の台から使っている染付火鉢

フォーシーズンズホテル（椿山荘）での一泊おのぼり
旅行を終え、帰ってまいりました。　懸案でありました
日本料理　『みゆき』　でのゴージャスな朝食は熟考
の末、全会一致で見送りとなりました。

　帰路、早稲田通りの馬場下町で
　賑やかな縁日をはっている神社
　を発見。歳の瀬の良い風情だね
　えと通り過ぎてきましたが、気に
　なって調べて見ると　『穴八幡宮』
　という由緒あるお宮さんで、今は
ちょうど冬至祭の最中なのでした。冬至から節分の期間
中には　『一陽来復』　のお守りが頒布され金融に験あら
たかな護符であるとか。今年は特にこの文言が沁みます
ねぇ、多くの方が来年は明るい年になって欲しいと願っ
ていることでしょう。

さていよいよ押し詰まってまいりました。陶房かまなりや
では、30日に毎年恒例のお餅つきをし、今年を納めます。
明日からはその準備と大掃除、幸い天気の予報は概ね
良好、ありがたいことです。一陽来復を願いながら、あと
数日をがんばりましょう。

いただき画像のため拡大しません。

レッツエンジョイ東京　穴八幡宮

　知り合いの方からトーキョーの
　ホテルの宿泊優待券を頂戴し時間
　が取れたので、えいやあ　と来ちゃ
　いました。夜景のきれいな12階の
　部屋で寛いでいます。でも館内の
　レストランへ行く予算が無いので
途中の紀ノ国屋・等々力店で買ったお惣菜と自宅から持参
したお酒で、夫婦でセコイ晩酌をしています。俗にいうとこ
ろの　『部屋吞み』　です。でもデラックスな部屋で、薄型
のでっかいテレビなど見ながら、てれーっとして過ごすの
も一興、オノボリには果報この上ないことです。

折りしも自宅では倅の友達が男ばかりで集まって、遅めの
クリスマスパーティーをするとか、留守番もバッチリです。

さあ、これから夫婦で明日の朝飯をどうするか一晩かけて
話し合います。ホテル内のレストラン・和食処の朝食は、
どちらも一食3000円から・・・近くにコンビニは無し！
どうするどうする。

フォーシーズンズホテル12階からの東京の夜景

　先日間違えて注文してしまった
　カレンダーの本来のサイズ（A3）
　のものが届きました。重ねて写真
　を撮ってみましたが、一体何をど
　うすればこうも間違うのか、自分
　のおバカ加減に呆れます。いまだ
この大暦の貰い手は見つからず、いよいよ返品しかない
かと業者に問い合わせてみました。パッケージを開けて
いなければ引き取ってもらえるそうで、送料はご負担願
いますとのこと・・・千円ほどでしょうかねぇ。

さてさて、気を取り直しまして今日は多くの方が楽しみに
している聖誕祭前夜。良い子のいない我家にはサンタ翁
は来ませんし、ミニスカサンタさんが大勢で遊びに来てく
れる確立も無きに等しいでしょう。でもまあ、無事今年の
芋乃市場も終わりましたし、家族三人で静かに酒でも
酌みましょう。

それでは皆さま、良い聖夜をお過ごし願います。

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　薪ストーブたいへん好評です。
　まず何と言っても温かい！そして
　皆さん異口同音にこの風情が良い
　と仰って下さいます。有難い限り
　です。ストーブの上の鴨居の所
　に、釜石で買った　『カマ神様』　を
まつりました。ずいぶん前に買ったもので、陶器の窯の
ところに長くまつっていました。窯の神様はあらためて
自分で作ることとし、薪ストーブの所へ移しました。

火を扱うことは常に危険と抱き合わせです。神様が守っ
てくれるというのではなく、使う人が五感をフル活用して
当たるべきものです。しかし人間は間違いをしますから、
そんな自分を睨み据える神様を東北の人は考え出した
のでしょう。

これからの長い冬、火事などを出さぬよう、小さな火も
侮らず暖をとりましょう。

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ノビシステムさんの　カマ神様　のサイト