昨年蒔いた胡桃の木がしっかりと根付き、 今年も新芽が出ました。この木は茨城で お世話になった岩間第一分校の胡桃の実 を母が長野で育て、その木の実を貰った 言わば孫木です。五つ蒔きましたが芽が 出たのは二本だけ、でも充分です。これ をどこかにきちんと定植し、実を採りま しょう。
成長の早い木ですから、七っぱち年で実が付くでしょう。 大木になるので、植える場所を充分吟味せねばと思います。
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元キャンディーズの田中好子さんの訃報には仰天しました。 熱烈なファンではありませんでしたが、日曜日にはラジオで Go!Go!キャンディーズを聞いていましたし、みごろ!たべごろ! 笑いごろ!の、悪ガキ一家のコントも大好きでした。あのスー ちゃんが亡くなってしまったなんて、とてもショックです。
個人的にはキャンディーズの三人の 中では一等ミキちゃんが好きでした。 なぜと問われても困りますが、当時 中学生だった私は、細身の人が好き だったのだと思います。畢竟、数ある ヒット曲の中でもミキちゃんがボーカル で歌った 『わな』 が好きでした。 今でも ♪あいつは〜しくじった〜♪ のところを聞くと、ガキの時分を思い出してドキドキします。 お三人は中坊の私から見ればとてもきれいなお姉さんたち で、中でもちょっとふっくらした田中好子さんは、うんと年上 に見えたものです。
癌を患われていたそうですが、寿命というには早すぎるご逝去 に心は沈みます。霊魂などという概念は残されたものへの慰め にほかなりませんが、きっとスーちゃんの魂は迷わず成仏なさ れて 『ふつうの女の子』 に戻られたことでしょう。
心中より、ご冥福をお祈り申し上げます。
キャンディーズ わな YouTube
いざ!という場合に備えて、乾物を買い 漁っています。あれ以来、いつ何が起き ても不思議に思わなくなりました。でも 避難生活はなるたけ避けたいです。そこ で、命さえ拾えば自活できるように日本 伝統の保存食を備蓄しています。まずは 『鰹節』 オカカは栄養の宝庫ですし、削る 道具もありますので、本枯節の安いのを 二本買いました。次に 『お麩』 麩は僧侶の蛋白源として 発達した保存食です。お米がなくなったら麩の味噌汁で凌ぎ ましょう。そして真打は 『納豆菌』 納豆は今もって品薄です。 いよいよとなればやはり、作るほかありますまい。藁もあり ますが、これは陶器の材料としてとっておきたいので菌を 買いました。あとはまあ、なんとかなるでしょう。そば、うどん 粉はいつもありますから、水さえあれば麺は打てます。 野菜も、畑で作っておけばいいでしょう。海草も買い置き がありますし、困るのは乳製品くらいでしょうか?まあ これらは無きゃぁ無いで辛抱できるでしょう。
被災したとしても、カップラーメンやカンパンなんてぇ 食事は余程のことでない限り遠慮したいところです。肉 や、活きの良い魚も無くても困りません。ご飯と味噌汁 と漬け物があれば充分です。さらにオカカと納豆があれ ば申し分ありません。それもこれも命と家があってのこと ですが・・・被災地では今もって多くの方が避難所で窮屈 な暮らしをしていられるかと思うと、気が重くなります。 せめて仮設住宅でプライバシーの守られた生活ができる といいのですが・・・
岐阜の文化麩
3月11日の地震から、かれこれ40日が経ちました。その 間余震は数知れず、また誘発されたかと思われる内陸 地震もあちらこちらで頻発しています。研究者が言って きた通り明らかに日本は、いや地球は地震の活動期に 入ったと思われます。関東直下型も東海地震も、いつ 起きても不思議ではないでしょう。
地震の発生は地球の営みですから、 恐ろしいことですが、備えて耐える ほかありますまい。しかし、原子力 発電所による二次的な災害はぜひと も回避しなければなりません。今回 の福島第一原発で日本国民のみなら ず世界の人間が教訓を得たことです。 日本にある17箇所全ての原子力発電 所を停めて防災に対する再検証を行うべきですが、まず 最優先して静岡県の浜岡原発を停止せねばと思います。 浜岡原発はその立地が東海地震の震源域にあり、且つ 海岸に面し、津波対策が脆弱です。中部電力のサイト でも6メートルの津波しか想定されていません。東海地 震が起きて、M9クラスの地震津波に見舞われれば福島 第一の二の舞でしょう。増して浜岡原発は首都圏に最も 近い発電所です。チェルノブイリ級の事故ならば近隣 市町村にとどまらず広範囲に被災し、悪くすれば首都 圏は都市機能を失います。
小中学生でも、この危険は理解できます。多くの方が デモや署名活動をしていますが、及ばずながら私も中部 電力と原子力安全・保安院に浜岡原発の停止と、防災 再検証を嘆願するメールを送りました。一通のメールが 及ぶ力は微弱ですが、きっと多くの方が同じように電話 やメールをしていることでしょう。一刻も早く停止して欲し いです。世界唯一の被爆国が、原子力で自滅するのは 愚の骨頂です。中部電力、原子力行政機関、政府は 利害を超えて世界の安全を確保して欲しいです。
亡国の危惧すら覚えます。
薪を積んだらとても心が晴れ晴れとしました。 この平和な暮らしを失いたくありません。
ご近所から剪定した雑木の枝を沢山頂きました。 薪にもってこいの太さです。ちょうどいい長さに切って くださったので、割る手間もありません。
原発事故を受けて、我が家では非電化 を模索しています。しかし、電気器具を 否定せずに非電化生活をするにはどう するか難しい問題ですが、まずは薪炭 の暮らしにシフトするのが良かろうと 思います。明治大正の暮らしに後戻り する感はありますが、先人の知恵から 学ぶと思えば前向きです。オール電化の 脆弱が顕になってしまった今、我が家は 『オール炭化』 を目指したいところですが、それはいかにも飛躍しすぎか と思いますので、ハーフ電化、ハーフ炭化くらいを目指し て実践をしましょう。
日本の電力需要が、原子力発電に依存する割合は30%程 と聞きます。ならば、30%の節電を心がければ良いのでは と考えるのは単純に過ぎますが、まず我が家の数値目標 をそこに設定しましょう。そして、さらに目標値を高くして 原子力発電の全廃を唱え、CO2排出量の多い火力発電に も依存しない方向へ舵を切ります。家庭用太陽光発電の パネル設置も考えましょう。
視野の狭い小さな抵抗ですが、実効性はあると思います。
薪が豊富だと、ものすごく安心します。
昨日の記事で、固定種と在来種という言葉を使いましたが、 厳密にはこれは定義が違うようで、昨日のかりもりの種子は 濃尾平野を中心に広く栽培さえている固定種であるようです が、在来種とは違うようです。
種の中には長く採種され続けている 品種もあるらしく、そういった種は 『家宝種』 とか 『エアルームシード』 といわれるようです。画像は昨年採っ たゴーヤーの種、苗をいただいて作り 始めたのが2004年のことでした。毎年 種を採って作り続け、かれこれ7年になろうとしています。 家宝種と呼ばれるには50年以上の年季が必要だそうですか らまだまだ浅い種ですが、横浜新井町の土地になじんだ良い 種です。そろそろ播く時季です、今年もはりきって苗を作り ましょう。
今年の夏も、暑〜くなるのでしょうかねぇ。
ゴーヤー三種 違う実から採った去年の種です
毎年夏にはニガウリを育てています が、漬物用にシロ瓜も作ろうと思い 立ち、固定種で作りやすいものを探し ました。数多ある瓜の中で白羽が立っ たのがこの 『かりもり』 です。中型 の瓜で作りやすく、漬け物に良いとい う愛知県の伝統野菜です。月が明け たら蒔いて苗を作り、夏には生るよう に育てましょう。
一代交配ではない在来種ですので、種をとれば来年も 作れるでしょう。ニガウリと平行してがんばりましょう。
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伝統野菜・地方野菜 愛知の地方野菜:かりもり(堅瓜)
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