 霜が降りたら里芋を掘ろうと我慢
してきましたが、いっこう霜が降り
る気配が無くしびれを切らして一畝
掘りました。昨年ほどの大豊作とは
いかないまでも上々の出来です。
早速女房に煮てもらって食べました。
 やはり、掘りたての新芋は美味い
です。画像の器は、先ごろ工房を
新装した宮崎和佳子さんの片口鉢
です。艶消しの白い釉がしっとり
として、ねっとりとしたお芋さん
がとても映える器です。宮崎さん
の作品は轆轤を多用しない技法が特長的ですが、この
鉢はロクロで挽いてあります。手びねり作品も轆轤も
なんとも軟らかい感じを出すのが上手な作家さんです。
関東横浜は霜が降りる気配も無く、2004年以来の暖冬
ですが、いよいよ押し詰まってくれば霜も降り、氷も
はるのでしょう。あったけぇのはありがたいことですが、
このまんま春になっちゃうのはさびしいですねぇ。
いもかく
いもにかく
宮崎陶房 公式サイト
荻窪ラーメンというと、大概の方は 『春木屋』 を思い
浮かべることと思います。が、荻窪生れの私の原点は
知る人ぞ知る 『丸信』 です。そして何といっても丸信
はワンタンメンが良いのです。今日、久しぶりに時間
が作れたので荻窪へ食べに行ってきました。
 お店は青梅街道四面道交差点の
すぐそばにあります。以前はもっと
駅寄りにあったと思いますが、移転
改装したのでしょう。しかしながら
久しぶりに暖簾をくぐると魚介ダシ
のむせるような香りに思わずガキの
時分のことを思い出しました。（拗ねた糞餓鬼だったので
あまり良い思い出はないんですけどね）迷わずワンタンメン
を注文し、堪能してきました。歳をとって色々と美味い物
も知り、味の方は心持ち物足りなく感じましたが、懐かし
さで感動し、あっという間に完食しました。品物の写真を
撮るのは行儀が悪いのでお店の画像だけ撮ってきました。
今でこそ荻窪ラーメンは知名度が上がり、後継店舗も数々
出来ていますし、魚介のスープもポピュラーになりました
が、当初はお蕎麦屋からの転換店が多かったために魚介
のダシを多用したというのが発祥の顛末であるそうです。
私は今、釜石新華園のラーメンを絶品の中華そばと崇めて
いますが、究極至高といった白黒二元的な考えは嫌いです。
その日その時、季節や気分で食べたいものは変わります。
これだけのバリエーションがある日本のラーメンは数多あ
る焼き物と同様に楽しめる文化です。ダシの種類、味付け、
麺の性質、具材、お店の哲学が厳として表現され、そして
安価で美味い！中国が原点で日本独自の発展をしたという
点も焼き物に似ていて愉快です。中華麺を打つ研究は遅々
として進んでいませんが、いずれはこれが若林の中華麺だ
というものを完成したいものです。が、こんなことに血道を
あげているとまたぞろ本業がぞんざいになってしまいます
ので、まあ、ほどほどにしておきましょう。
中華そば まるしん
食べログ
今年の沢庵漬けを仕込みました。
昨年、塩加減を大幅に間違え、とても塩辛い漬物
になってしまった反省の上に立ち、きちんと計量し
て漬けました。とは言え大根たったの8本ですから、
大威張りするほどのことではないのですが。
 恥ずかしながら昨年の失敗は
大根の目方に対して4%の塩を
混ぜるところを糠の目方に対し
て計ってしまい、更に一桁多く
間違って混ぜてしまうという大
バカぶり。今年は大根が3･5��
に対し5%の塩175gにしました。ものの本には6%とあり
ましたので中間をとりました。そして昨年は使わなかっ
たザラメ砂糖も少しだけ加えてみました。甘さが塩の
味を引き立ててくれるのではと考えたからです。
大根に、塩やザラメを調合した糠ではさむように
埋めて重石をかけると何とも良い風情で、樽から
は干し大根のいーい香りがしました。重石の石が
何となく 『ムンクの叫び』 に見えるのも愛嬌が
あります。去年はしょっぱくて、それこそ叫んじゃ
いましたが今年は上手に漬かるようにムンクさん
に頑張ってもらいましょう。
拡大リンク 約して かくりん
行きつけの農協の直売所に隼人瓜が出ていました。
先日、白い品種は小さなものが出てましたので買っ
て糠漬けにしてみましたが、実に美味しかったです。
 今日は白と緑の大き目のものが
出ていましたので両方買いまし
た。一袋に白は4個、緑は3個入っ
ていて、目方はどちらも800グラム
お値段はどちらも一袋100円という
安値です。 あらま お買い得！
隼人瓜の名称はこの野菜が伝播してきたときに、薩摩
から伝わったのが由来であるそうです。原産地は中央
アメリカで、現在では寒冷地を除く日本各地で栽培さ
れているようです。サラダや煮物、炒めものに漬け物
と色々に重宝な瓜であるようですが、我が家では専ら
糠漬けです。
12月も明日から中旬、いよいよ気ぜわしく、あわただ
しくなりますが、体に気をつけてがんばりましょう。
奥様方は嫌だ嫌だと仰いますが、暮れを乗り切れば
朝寝朝酒朝湯御免の楽しいお正月です。
もう一息ですぞ各々方、心して参りましょうぞ。
がぞかく
 昨年五つばかり生った柚子の木
に今年は十以上実が付きました。
俗に柚子の馬鹿野郎十八年などと
言いますが、この木は二十年以上
この場所にあります。最早大馬鹿
野郎といってさしつかえあります
まい。でも、やっとこ目を醒まして今年は去年の倍も
実を付けているのですから、来年以降はさらに倍倍で
増え続け、上げ潮豊作一直線でしょう。
ありがたい今年の実は冬至の柚子湯に使いましょう。
画像を拡大 約して がぞかく
北海道に行ってきた女房は寒いどころか暖かかった
と言いますし、ニューヨークへ行ってきた生徒さんも
暖かかったと仰います。地球温暖化はもう、日常です。
 今地球は時期的に寒冷期から温暖
期へ向かう過程にあるそうで、温暖化
していく傾向は不思議ではないという
研究者もいます。しかしそのスピード
が過去の例から見て早すぎるのだとか。
先進国の都市部に住んでいると、これ
だけ人間が増えて四六時中活動していれば地球の周り
の大気が暖かくなるのも仕方ないかと思います。楽観的
に考えれば寒冷化するよりいいじゃあないかと思う反面、
関東横浜が南国の気候になってしまったらキビが悪い
なとも思います。
生き物は繁殖して増えていくのが自然です。人間も繁栄
を謳歌する限り増えるのが自然です。自然が良いのなら
ば今の状態は正しい状態とも言えます。鳥が一本の木に
巣をかけすぎて木が枯れるなどということもままあること
でこれも自然です。自然に増えれば、その先に見えてく
るものは滅ぶという結末ですからそれを受け入れるのが
自然です。歴史の上でも過去の偉大な文明はみな滅び
ています。この近代文明も地球を食い尽くして滅びるの
が道理でしょう。なんだか現代人は自分勝手にじたばた
していますが、いっそ滅びるまで繁殖し続けるのが自然
で、生き物らしい気がします。
とは思うものの、心のどこかで警鐘が鳴っています。
地球環境研究センター ココが知りたい温暖化
 女房が北海道にアイヌ文化の研修
に行ってきました。とは言え、自主的
な研修ですから観光的な側面も否め
ないわけですが、函館の地ビールや
色々と名産品を土産にもって帰りま
した。有意義な旅だったようです。
日本は色々な文化が入り混じった実に面白い国ですねぇ。
はこだてビール 約して・・・
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