陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2010年09月21日(火)      ふゆぞなえ

 にんにくの種を買いました。
 今年は去年の倍の20玉です。
 バラして播きつけますので
 120株ほどになるでしょう。
 ゴーヤーの種も着々と干して
 います。  冬備えです。

青森産福地ホワイト6片種





2010年09月20日(月)      まるぼし

どうにかやりくりをして今日は1日休みをとりました。
お彼岸の入り、敬老の日、ぼんやりと過ごしています。

 先日近くのスーパーでとても良い
 鰯の丸干しを見つけ、買ってきま
 した。小ぶりの鰯で頭からバリバリ
 食べられます。塩けもほどよく、
 朝ご飯にぴったりです。8匹入で
 198円でした。今年は鰯が豊漁だ
そうです。生も美味しいですが干したものはまた一段
味が良いように思います。

お米はまだ新米というわけにはいきませんが、真っ白い
銀シャリに尾頭付きの丸干し、味噌汁に糠漬け、山芋
とろろという一汁三菜の朝ご飯でした。

ああ、日本人で良かった。

鰯のしゃちほこ立ち





2010年09月19日(日)      じうたい

渋滞のニュースを聞くのがことのほか好きです。
日曜祝日問わず休みが無い身の上はこの三連休も仕事
仕事仕事です。忙しいのはありがたいことで、ひとたび
歯車が違えばすぐにも顎が干上がる自由業には人並み
の休みなど望むべくもありません。しかしながら連休とか
長期休暇とかバカンスなんてぇ言葉を聴くと、羨ましく
感じるのも正直なところ・・・そんなジレンマを渋滞の
ニュースで紛らわしています。

 今朝も8:30の時点で中央道下り
 は上野原を先頭に50kmの渋滞、
 『いや〜、お気の毒ですなぁ』
 などと呟きながらも腹の底では
 ザマアミヤガレなどと思ってい
 る自分が居ります。他人様の
不幸は蜜の味などと申しますが、まさに寒露です。

只今、夕方6時前、道路情報を見ると東名、中央、関越、
東北、アクアラインと、行楽帰りの激しい渋滞で地図は
まっ赤っ赤です。遊んで疲れた体にこの渋滞はきつい
ことでしょう。お父さん、お母さん、かんばって下さい。
くれぐれもイライラせず、安全運転で参りましょう。

いやはや、お気の毒ですなぁ (・・・)

画像を拡大

JARTIC:日本道路交通情報センター





2010年09月17日(金)      ムシノオハリ

夏が終わると虫も終わります。冬を越すものは土に潜り、
冬を越さないものは卵を残して寿命を終えます。人から
見れば短い一生かもしれませんが、それぞれに全うする
潔さには自然の摂理がしっかりと作用しています。

 これは多分オオカマキリでしょう。
 かなりカメラを近付けて撮りまし
 たが微動だにせず、グッと睨みつ
 けるような鼻っ柱の強い面構えで
 す。 『おおっ、やんのか?コラァ』
 ってな台詞が似合いそうです。

今年は暑かったせいか虫が活発だったように思います。
秋めいたとは言え、庭にはジョロウグモの巣がはびこり、
山桜にはサクラケムシがわんさかいます。もみじのイラガ
の幼虫は蛹になったことでしょう。今年生まれたヤモリも
ずいぶん大きくなりました。蝉の声は少々弱くなりました
が、きっとみっちりと産卵したことでしょう。季節が進ん
で寒くなればこんな光景ともしばしのお別れです。虫の
好きな人は少ないでしょうから、歓迎ではありますが、
こういったざわめきが消えていく秋はやはり何だか少し
さみしい気分になってしまうものですねぇ。

何見てんだ、おぉ? シメんぞコラ!





2010年09月16日(木)      パプトマ

火曜日からカラリと秋になって、涼しくてよい雨ですが、
コウも寒暖の差があるとやはり面食らいます。劇症的な
気候には慣れっこでいてもどうにも体が夏から秋にすぐ
には順化せず、不整脈でも起きそうです。

 画像はパプリカとトマトの糠漬け。
 どちらも色が綺麗で美味しくて申し
 分ありません。茄子や瓜類は美味し
 いですけれど、ミョウバンを上手に
 使わないと色を保つのに一苦労です。
 赤い色素(カロチン)は乳酸発酵も
なんのその綺麗な色が残ります。カロチンはビタミンAに
体内で変わるプロビタミンですし、トマトにはリコピンも
含まれていますので栄養価は抜群!乳酸の旨味が加わる
ことで至福の美食となります。

今日は上弦の月、来週はお彼岸で十五夜様です。生憎今日
はお月様が拝めませんが、来週の満月はしみじみ眺めたい
ものです。樹上ではアオマツムシがかまびすしく鳴いてい
ますが、できればエンマコオロギやカンタン、クサヒバリ
やカネタタキの声を聞きながら月見と洒落たいですねぇ。

まっかっかーパプトマト♪





2010年09月14日(火)      ゆうびんきょく

私は、なるべく郵便局を利用しないようにしています。
民営化したとは言え、お役所体質が抜けず、処理能力
が遅いばかりかサービスにも不満が多いからです。

 切手など何百枚買っても何のサー
 ビスもありません。振込みなどで
 窓口へ行くと驚くほど待たされ、やっ
 と自分の番になっても、その事務処理
 の遅さにはゲンナリします。かてて
 加えて郵便局のATMの使いにくさは
特筆すべきものがあり、「しばらくそのままでお待ち下さ
い」 を何度も聞かされると、画面に回し蹴りをお見舞い
して破壊したくなる衝動に駆られます。(もちろん、実際
にはイライラしながらもじっと耐えています。)

今日もよんどころなく横浜白山郵便局へ振り込みに行き
ましたが、用紙での振り込みにATM機が対応しておらず、
窓口は時間で閉まり無駄足になりました。それでも局員の
人が気持ちよければまた来ようという気持ちにもなりますが、
何か事務仕事をしながら面倒臭そうに 「すみません窓口
終わりです」 と言うばかり・・・ やっぱりお役所体質は
消えていません。先日のゆうパックの遅配で一丸となって
名誉挽回を図るべき郵便局のその顔である窓口がこの有様
ですからきっとまたぞろ不祥事がおきても不思議ではあり
ません。やはり、郵便は極力使わないのが安全でしょう。

制度的に有利とは言え、民意を受けて民営化したのですか
ら、宅配業者との競争の中で、少しでも体質改善がなされる
ことを切に望みます。それまでは申し訳ないこととは思い
ますが、郵便局には近寄りたくありません。

近代日本郵便の父 前島密





2010年09月13日(月)      ナツノヲハリ

秋めいたと思ったとたん夏がぶり返し、ほっとした
体に鞭を打つような残暑で、いいかげん参りました。

 でもやっと、夏が終わりそうです。
 今月も半ばなのに、9月2日ぐらい
 の気分です。ゴーヤーの実も黄色
 く熟して良い種が採れそうです。
 種は赤い果肉に包まれていて、この
 果肉は甘いのだそうですが、キビが
悪くてとても口にしてみる気にはなれません。植物は全般
種が果肉に覆われていますが、これは次の年まで発芽しな
いようにする役割もあるのだそうです。色が濃くて甘いの
は、鳥や動物に食べてもらって種子を広範囲に拡げて蒔く
知恵なのだそうです。移動できない植物の、生物としての
巧妙な仕掛けが、実と種には込められているのですねぇ。

まっかっかっか瓜の種♪




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