洗車が嫌いです。が、汚い車も好きではありません。 とは言え億劫で、年に3度ほど水洗いする位の頻度です。 明日、友人と連れ立ってドライブすることになり、意を 決して洗いました。いやいや、汚いこと汚いこと・・・ しかし始めると徹底してやらねば気が済まぬので、外部、 内装、タイヤ、ホイール、窓ガラスに至るまで、ピカピカ に仕上げました。古い車が少々若返ったようです。
台風が秋を運んできてくれたおか げで暑さも小康し、作業は割合楽 でした。本業の本焼き焼成をしな がらですから疲れましたが、車が きれいになるのは嬉しいことです。 風もとても涼やかになり、空には うろこ雲が出て赤とんぼもちらほら飛び始めています。
西の大国アメリカでは、同時多発テロから9年が経とうとし ています。まだまだ生々しい記憶ですが、少しずつ痛みは 薄らいできたでしょうか?とはいってもいくら戦争好きの 米国にとってもこの傷は長い年月疼くことになるでしょう。 洗おうとしても洗えない、いくら洗っても消えないシミの ようなものが、はりついてしまいましたねぇ。
青空の下で自動車など洗っている日常の安穏が 何ともありがたく感じた初秋の一日でした。
何かの形に見えなくもない鱗雲
良い雨が降りました。 畑は潤い、焦熱は和らぎました。 湿気ですら、心地よく感じます。 涼しさに気を良くし、お燗酒を ちびちび呑りながらこの記事を 書いております。今日のお酒は 週末に浅間町の友人の奥様から頂戴した倉敷の地酒 その名も 『爺爺婆婆(じじばば)』 日本酒度+23という 激辛酒です。と言うと凄い過激な味の印象に聞こえます が、端麗で冴えた味の実に美味しい酒です。暑さに参った 体に天恵の雨と涼しさ、そんな日に呑むのにはぴったり。 お燗でほどほどにお腹が温まったら、氷を浮かべて ロックでいただきましょう。
この台風が秋を運んできてくれるといいですねぇ。 明日は菊の節句 『重陽』 栗や柿も実が充実する頃です。
ライブカメラ(wethernews) 横浜のお天気
ポルトガル料理の会を企画しておきながらその実、彼の国 について殆ど知らず、これではいかんぞと調べてみました。
ポルトガル共和国は欧州です。 スペインの西側の比較的小さな国、 人口は1千万人ほど。主要な産業は 農業、水産業、観光。地中海気候で、 オリーブ栽培やワインの醸造が盛ん である。食文化は海に面している 国柄から魚を多く食べ、小麦、トウモロコシ、ライ麦等が 多く食される。お米も良く食べられているようで、米の消費 は欧州一番であるそうです。
と、地理の答案のように書き並べてみたものの、日本から 出たことのない田舎者にはピンと来るものではありません。 丹田さんに聞いた話では、穏やかな田園地帯が広がる静か な国で、国民性はおとなしく、サッカーの試合なども自国 チームが負けそうになると、まだまだ序盤でもさっぱりと 諦めてしまうという淡白な一面があるとか。
いずれ機会があれば伺ってみたいと思わないでもありませ んが、日本から出たことすらない田舎者には、ユーラシア 大陸の西の果てにある国などは、天竺に旅するよりも遠く 遠く感じます。まあせめて、丹田さんの手料理で彼の国に 思いをはせて、イメージトリップと洒落ましょう。
ポルトガル専門店 Boa Boca
今年も丹田いづみさんのポルトガルレストランBoaBocaを 開催します。詳しいページを作って先ほど、あげました。
画像は、7月に打ち合わせがてら おじゃました丹田さんのご自宅から 望む大文字山。五山送り火の大文字 でつとに有名な東山です。この頃は まだ梅雨時期で、蒸し暑いとはいえ 今ほどではなく、丹田さんご夫妻と 楽しく会食した一夜が思い起こされます。いづみさんの 手料理を肴に、読書家であるご主人のお話は興味深く、 中でも俳人 『井月』 に関する造詣と資料には唸りました。 あれからあっという間にほぼふた月、暑い暑いと言いな がらも日足は確実に短くなって、開催まであとひと月に なりました。
ポルトガル料理は、一口で言えばスペインのお料理に近い と思います。塩とオリーブオイルとハーブを使った調味は シンプルで、魚とお米を使用するためか日本人の口に合い ます。特に干し鱈を使うのが巧みで、ワインをいただきな がらゆっくりと楽しめる美食です。コースの中では地味な 存在ですが、じっくりと作るスープがこれまた美味で、野菜 の旨味が上手に引き出されていて口福を感じます。
今年は10月1日(金)と2日(土)の二日間の開催です。 ランチ、ディナーと各15名様の予約制。流石にこの頃には 涼風も立つでしょう。秋の一日、京都発のポルトガル料理 でゆっくりとしたお食事はいかがでしょう。
ご予約お待ちしております。
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8月半ばに実を付け始めたゴーヤー は、この暑さに我が意を得たりと ばかり良く生って、ぶらぶらと棚 に下がっています。こういったもの はそうそう毎日食べるものでもない ので少々持て余していますが、好き な人にはどんどん差し上げています。陽気のせいで野菜 が少々高いせいか皆さん喜んで持っていってくれます。
そろそろしっかりした実を選んで残し、黄色くなったところ で来年用の種をとりましょう。来年の話をすると鬼が笑う などと言いますが、笑いたい鬼には笑わせておきましょう。 人は鬼と違って、備えなければ生きてはいけません。今年 の種選びは来年の豊作の大事な一歩です。でもねぇ、コウ 雨が降らないんじゃぁ瓜も芋も難儀です。
お天道様江、一雨ざっとお願いします。
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かき氷を急いで食べるとキーンと 頭が痛くなります。あの頭痛は 二日酔いの痛さにそっくりです。 かき氷の頭痛はすぐに治まります が、二日酔いの方は長く続きます。 二日酔いの経験のない方はかき氷 の痛みを想像していただくと二日 酔いの辛さも解るというもの。 然しながらそんなものが解ったところで何の足しに なるやら・・・
私は冷たいものが苦手で、甘いものが嫌いですから、 暑くてもかき氷は食べません。アイスクリーム等も1年に 2個食べれば多いほうです。そう言うと皆一様に驚きます が、冬でもアイスを食べないといられない人の方が私から してみれば面妖です。しかし、コンビにでもスーパーでも 一年中アイスは売っており、売るということは売れるとい うことで、又もや私はマイノリティーである自分に気付き 愕然としながらも、進路変更する気はさらさら起きず自分 の嗜好に呆れながらも、自己愛はいや増すばかりです。
さてさてマジョリティーの皆様はコウ暑くっちゃぁ氷でも かっ喰らわねばやってられますまい。腹の心配などせず、 ばんばんかっこんで中から冷やしましょう。お近くのコン ビニエンスにはキンキンに冷やされたアイスクリームや ガリガリ君が、24時間売られていますよお。我慢などは いっそ体に毒ですよぉ、遠慮なくいっちゃいましょー。
ガリガリ君祭
| 2010年08月31日(火) |
あーちーちーあーちー |
8月晦日、今年はまだまだ焦熱が 続きます。関東横浜新井町は午後 2時の時点で日陰で35℃、日向で は37℃になりました。いい加減体も 慣れて、ちょっとやそっとのことで は驚きませんが、具体的な数値を 目の当たりにするとやはり感じ入るものがあります。この 猛暑は1994(平成6)年以来16年ぶりのことであるらしいで すが、まだまだ衰えを見せず、記録を塗り替える勢いです。 がしかし、古今東西、冬が来なかった年はありませんから いずれは涼しくなり、寒くなり、雪も降ることでしょう。まずは お彼岸、秋分点を過ぎた地球の北半球は日に日に太陽 との距離は開くのですからいつまでも暑いということは ありえません。 いま暫くの辛抱です。
今日は農協で中くらいの玉のスイカを買ってきました。 冷してあります、日がかげったら切って食べましょう。 暑い暑いと嘆いていても始まりません。 夏は夏らしく過ごすのがよろしいようで。
見れば貴方も熱くなる!
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