鎌倉鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れたニュースはショックでした。 神奈川県民であれば一度は訪れる鎌倉のそれも臍の位置に ある八幡宮のシンボルツリーです。樹齢800年とも1000年とも 言われるそんな大木がいともたやすく倒れてしまうなんて・・・ 原因は雪と風らしいですが、何百年も風雪に耐えた老木が あれしきの雪でへこたれるなんて信じ難いことです。
おとつい紹介した我が家の菜の花も 今朝の冷え込みで春の大霜にあたり すっかり萎れてしまいました。何だか しおしおとしていかにも哀れです。 が、日中には陽が射して気温も上り、 しゃきっと立ち直っておりました。
鎌倉の銀杏の木は最早、元の姿には戻らないようです。とんだ 受難となりましたが、なってしまったものは仕方がありません。 ただ、ニュースで知ったとは言え、自分がその瞬間をリアルに 体験するとは夢にも思いませんでした。今後鎌倉へ行っても あの銀杏の木にはお目にかかれないかと思うと残念です。でも いつかはきっとその風景にも慣れて、孫の手でも引いて参拝 することでもあれば、 「ここにはな、その昔大きな銀杏の木が あったんぢゃ」 なんて薀蓄をたれるのでしょうか?
2010年3月10日、忘れられない日になりそうです。
今日はピンの来ている菜の花を拡大
時ならぬ雪が降って、寒い寒い新井町 では畑が白くなるほどです。折角咲い た菜の花が、いかにも寒そうに立ちす くんでいました。囀り始めたウグイスも、 今日は一声も鳴きません。水っぽい雨 雪ではありますが、これから日が暮れ て更に気温が下がれば、しっかりした雪にならないとも限り ません。これ以上には積もらないでもらいたいものです。
その仕事サボってしまえ春の雪
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1月に1日陶芸教室でお世話になった屏風ヶ浦保育園年長 ゆり組さんの作品が無事に焼き上がり、お届けに行って きました。ふた月ぶりにも関わらず大歓迎で迎えて下さり、 前回に引き続き給食もご馳走になってきました。
本日のお献立はこちらです。ごはん、 味噌汁、白身魚の野菜あんかけ、うど の酢の物、果物、という季節を感じる 和食膳。更に給食の先生肝煎りのうど の皮のきんぴらがオプションで付くと いう細やかさ。ゆり組担任のちえ先生 に思わず 「こりゃー、杯一やりたくなっちゃいますなぁ」 と 言ってしまい笑われました。お味のほうは薄味に仕立てた 実に品の良い味付け、特に野菜餡は唸るほど美味でした。 「こりゃー、豆腐にかけて食いてえねぇ」 と言ってお子達に も笑われました。
ここのところ 『食育』 という言葉が良く聞かれますが、 食べることはとても大事なことです。物が溢れていつでも 買えるそれも個食の時代では食の大切さや、食料の蓄えの ある有難さを子供達に伝えるのは至難でしょう。かといって、 ひもじい思いを子供達にさせるのはいけません。余るほど 食べ物があるけれど、必要なだけとって欲張らず、足ること を知る心を育てることが真の食育でしょう。でも、これは本来 家庭の中で親が子に伝えるべき道徳だと思います。然し乍ら、 保育の現場でも少なからず親代わりの保育士さんたちは心を 砕かねばなりますまい。大変なことだなあと思いながら給食 の先生に感謝をしつつ、きれいに平らげて参りました。
美味しい給食、ありがとうございました。
食べ物の写真って難しいですよねぇ・・・ 案外上手く撮れた給食の画像を拡大
屏風ヶ浦保育園 楽しい給食の取り組み http://www.kanagawa-swc.com/byobu/dailylife/meal.php
11月に漬けた沢庵漬けがやっと 美味しくなりました。塩加減を間違え たことは過去記事で触れましたが、 発酵が進んだおかげで塩味も円くな り(とは言えやはり塩辛い)おかず にポリポリ食べています。そして今日、 いよいよ糠床を拵えました。やるべいと思っていながら、 ずるずるっと3月になってしまいましたが、明日からは せっせとかき混ぜましょう。甕は漬物の定番、常滑焼の 久松窯(きゅうまつがま) 『切立5号』 です。正に王道と いった風格の甕ですな。
さて、上手に漬物ができるでしょうか?まずは1年を目標 に頑張りましょう。そしてこれが定着するようなら、やはり 自家製の容器を作らねばなりますまい。飽きぬようなら腕 を磨いて芋乃市場でお出しできるようになりたいものです。
『きったちごごう』 を拡大
私が感冒熱発して2週間弱、見事に 女房に伝染しました。昨日午後から 不調を訴え夜半に発熱、一夜明けた 今日も愁訴を訴えて寝ていました。 症状はそっくり、咳、熱、倦怠と、 まさに同じウィルスの感冒でしょう。
いやぁ〜 うつるんですなぁ。
先週あたり、お会いした皆様、僭越ながら菌をお配りして しまっていることと存じます。発病の際には、何卒ご養生 願います。 ごめんなさい
慌てて自炊している画像を拡大
桃の節句となりました。 庭の桃の花はまだ咲きませんが、 梅は散り始めています。木々の 芽も開いてきました。春ですなあ。 今日の午前中、昨日したためた 書の作品を搬入してきました。 昨晩、しげしげと眺めて、ひとつ小さな間違いに気付き ました。私はてっきり 『たのしいひなまつり』 という詩 だと思っていましたが誤りで、『うれしいひなまつり』 が ただしい表題でした。やはり男はこの節句に身が入らな いようです。書き直すのも後生が悪いですし、詩の中に は 「たのしい」 という箇所もあるのでそのままで展示 いたします。
作者のサトウハチロー氏には申し訳ない気がしますが、 次の機会があれば間違わぬように気をつけましょう。 作詞者に敬意を表しまして、表題はここから抽出された と思われる四番の詩を記します。
着物をきかえて帯しめて 今日はわたしもはれ姿 春のやよいのこのよき日 なによりうれしいひな祭り
桃ならぬ梅を拡大
ギャラリーふらりさんの 『ひな遊びの会』 に出品する 作品を書きました。荒めの紙に細い線のかな文字を書く べいとはりきって材料屋へ行き、太い繊維の漉き込まれ た紙を買ってきたら、思いのほか難儀でした。
紙がまったくにじまないので、筆を 走らせるとかすれてしまいます。 仕方なく筆速を抑えて筆の浮沈に 気を配って書きました。どうにか まとまったように思いますが、もう 少し紙が吸ってくれれば勢いの良い 字になったかと思います。個人的には吸い込みの良い紙 に俊足の細文字を書くのに快感を覚えます。そういった 意味で今日は抑制の必要な我慢の書道でしたが、おかげ で中々にいい勉強でした。たった一点ですが、明日額装 して搬入します。
『ひな遊びの会』 は、 3月9日(火曜日)〜13日(土曜日) お近くの方は是非どうぞ。
ギャラリーふらり 横浜市旭区鶴ヶ峰本町1-36-8 090-7205-6089(大西久美子) 地図
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