先達て吉祥寺に赴いた際に、タイ料理の店で昼をとりました。 伺ったギャラリーFeveに程近い 『アムリタ食堂』 という店です。 目的は、タイのお米麺 『クイッティオ』 スープ麺のナームと 炒め麺のパッタイを食べてきました。とても美味しかったです。
自宅でも作れぬものかと家人に相談した ところ、タイのものは無いけれどベトナム のフォーなら麺もスープもあるというので 作ってみました。思いつきの上、急場の ことでパクチーなどは抜きでシンプルな スープ麺になりましたが、即席乍ら美味し いものができました。画像はスープの元 『フォーガー』 四角い キューブ型のものが4ヶ入っています。これを1つ湯に溶いて、 もどした米麺フォーを加えてひと煮立ちするだけ。とても簡単です。 お好みで具を乗せれば、楽しいバリエーションになるでしょう。
東南アジアの麺の文化はとても幅が広く、タイには米の麺をはじ め、小麦の麺もあり太さも色々、例えば米の麺クイッティオも太さ によってセンレック、センヤイ、センミーと名前が変わり、さらにさらに スープ麺ならナーム、和え麺ならへーンと呼びます。前述の吉祥寺 で食べたものは正式名称 『クイッティオ・センレック・ナーム・ムー』 です。和訳すると 『米麺、中細、汁有り、豚味』 となります。 タイに赴任していた方に聞いたところでは無数のバリエーションが あるとか・・・おそるべし、南蛮の麺文化。 愛麺家としてはこれらを 無視するわけにはいきますまい、きちんと解釈し、自家薬籠中に 納めましょう。 まずは、食べ歩きですかな。
アムリタ食堂 http://www.cafeamrita.jp/
関東横浜は今日は1日しとしと雨でした。 こういう雨を 『さみだれ』 と言うのかと 思っていたら旧暦6月の長雨をいうのだ そうです。なるほど、松尾芭蕉が詠んだ 『五月雨を集めて早し最上川』 もそれな ら得心がいきます。これしきのしとしと雨 では、早し流れにはなりますまい。夏至まで一月を切りました。 順に南から入梅となりましょう。梅干の梅も予約しましたし、 女房は 『らっきょう』 の段取りをつけ始めました。いよいよ 夏支度です。
芋乃市場の庭先にある梅の木に着生 蘭の 『セッコク』 を植えてあります。 ちょうど木に穴があいていて、具合良く 納まっています。今年も蕾をたくさんつ けました。二三日中には咲くでしょう。 咲けばよい香りがします。花の時期が 長い植物ですから、期間中ずっと楽しめることでしょう。
ご来場の際には梅の木の中ほどをご覧になってみて下さい。 うす桃色のかわいい花です。
5月の 『芋乃市場』 が始まりました。 久しぶりに陶器がずらりと並んでおり ます。画像は笠間焼元祖久野陶園さん の幻の逸品 『水戸偕楽園梅酒徳利』 笠間の職人技がろくろに、釉がけに、 キラリと光る、実にこなれた仕事です。 迷わず一つ購入しました。『蛸壺』 に 次ぐ蒐集物として、かまなりや陶磁奇 コレクションに加えましょう。因みにお値段500円です。 あと、5本あります。早い者勝ちですぞー。
今年も、梅酒や梅干の季節が近づいてきましたねえ。スーパー では青梅が並び始めましたし、完熟の梅も予約が始まりました。 昨年挑戦した梅干は今年も漬けてみようと思います。今年は 庭の梅ノ木が生っていませんので、小田原から完熟物を取り 寄せて漬けて干そうと思っています。 『十郎』 かな。
テレビの視聴をやめて1年が経ちました。当初考えていたより 困らず、すっきりとやめてしまって良かったなあと思います。
しかし、動画を見ない生活をしているわけで はなく、ニュースは必要に応じて動画ニュース を見ていますし、YOUTUBE も活用しています。 どうしてもリアルタイムで画面を見たい場合は 『KeyHoleTV』 を活用しています。KeyHoleは 地デジの難視聴地域向けに試作されたインター ネットテレビです。試用のため画面は小さく、 動きも音響もわるいですが、まあまあ見られる ので急場しのぎには充分です。日によって番組が違いますが、 地方局の番組やFM放送も入るので大阪や九州の放送も楽し むことができます。いつかは、テレビもインターネットで見る 時代になると思いますが、まだまだ時間は要るでしょう。
先日、電気屋さんに行ったらばテレビの受像機はすべて壁に 設置されていて、さらに大きな画面で画像もきれいで驚きました。 ブラウン管のテレビなんてもう無いんですねえ・・・ いずれ音楽配信や映像配信と同じように、テレビ番組もリアル タイムでの視聴という形は多様化して、データでの配信になって いくのでしょうか? 旧弊なアナログ頭では想像もできませんが、 きっと驚くような形で進化していくんでしょうねえ。
KeyHoleTV http://www.v2p.jp/video/
イイノナホさんの作品展を見に吉祥寺へ行ってきました。
吉祥寺駅北口から東急をかわして少々 西へ行った横丁に小さな公園があって、 小粋な建物がポコンと建っています。 そのビルの2階が、会場となっている ギャラリー『Feve』 です。採光の良い 明るい室内に大きな物が10点ほど、明り 取りの屋根へ向かう階段に小品が数点、きれいに展示されて おりました。前々から欲しかった写真集 『水と空のあいだ』 も サイン本が販売されていましたので、ガラスの小品と一緒に買い 求めました。品物をいただいてどれとサインを確かめると表紙 を開いた見返しは白紙・・・ あれ?と、裏表紙の見返しを見る とかわいらしい文字でサインがありました。イイノさんに普通 こっちでないの?と表紙側を示すと、表紙側に書くのがどうに も恥ずかしくて裏に書いていますと、ひどく照れくさそうに仰っ ていました。 何と奥ゆかしい。
サイン本蒐集家としてはこういったものも嬉しい蒐物。でもやっ ぱり表紙側見返しがさみしいので、ちょうど一緒にいらしていた イイノさんのお嬢さんのハルちゃんにクローバーの絵の特別 サインをいただきました。これはレアですぞー。
『高揚』 と題された作品群は、タイトルどおり浮遊感のある素敵 な展示でした。色使いも抑制が効いていて、とても好ましいものば かりです。作品展は今日が初日、人気のクローバーのウェイトも 複数ありました。お時間のある方はぜひ吉祥寺へ、お薦めです。
gallery feve http://www.hikita-feve.com/now.html
横浜マリンタワーが新しくなり、23日に 新装開店します。赤白の色から銀色に 色も変わり、内装もすっかり改装された ようです。公式サイトの写真を見る限り では、ずいぶんとアカ抜けた印象です。 横浜育ちの僕らには東京タワーの弟分の ような、赤白の鉄骨が馴染みがありますが、そのうち慣れるで しょう。ちょいと昔は、横浜といえばマリンタワーと氷川丸がその ステータスシンボルでしたが 『みなとみらい』 ができて、港の 再開発が進み、とても広い範囲で楽しめる場所になりました。
開港150年。その前は江戸時代だったわけですから随分と長い 時間に感じますが、四代も遡ればその頃の時代と考えればそう 前のこととも思えません。これから150年後にはどんな風になっ ているかは想像もつきませんが、マリンタワーにはずっと横浜 のこの場所に立ちつづけていてほしいものです。
YOKOHAMA MARINE TOWER http://marinetower.jp
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