 陶芸教室の生徒さんから飛騨の土産に
にごり酒を頂きました。飛騨と言えば
『おにごろし』 ですな。このにごり酒も
『鬼のにごり酒』 という名のキワモノ。
夏らしく冷して、内藤紀子さんのあわせ
ガラスのぐいのみで呑っています。
さすがに濁り酒だけあってこゆく、トロリとしています。が、
雑味が無く上品な仕上がりですーっと入ります。実に美味い！
父の日の今日、タイムリーなお土産に頗る良い気分であります。
内藤紀子さんの紹介ページ
http://www.design-ishikawa.jp/gallery/14/naito.html
テレビの視聴を止めることにしました。
相撲への幻滅、北京五輪への不振、テレビニュースへの不満
などなど、様様なアレルギーが重なって、その矛先がテレビ
に向いてしまいました。八つ当たり的でも有り、人身御供的
だとも思いますが、いちどテレビから離れることにします。
 我が家はケーブルテレビと契約していま
したが、今月一杯で解約の手続きを踏み
ました。担当の人はとても残念そうな声
で応対をしていましたが （そりゃそうで
しょう） こちらは腹をくくっていますし、
サバサバとした気分で解約をお願いしま
した。7月からは情報はインターネットと
ラジオで得ることになります。
巷ではチデジチデジとかまびすしいことですが、時代に逆行
するようにテレビ離れするのは、いささか痛快でもあります。
世の中どこへ行っても大なり小なりの画面があっていつでも
情報が五月蝿いほど発信されています。自宅の居間くらいは
静かに安らげる家族団欒の場所でありたいものです。昭和の
時代、テレビはお茶の間の娯楽でしたが、昨今は下世話な見
世物になってしまいました。ここらでテレビとオサラバして
居間に穏やかな時間と空間を構築し直すことにしましょう。
 今日の横浜は爽やかに晴れて、風も
乾いて良い気分でした。ここのところ
裏の桜の木に椋鳥が群をなして集まり、
随分と賑やかです。この時季にはよく
あることですが、たまさかワッと群で
飛び立つのでびつくりします。
明日も概ね晴れる予報、お洗濯が捗りますな。
ついでにお布団も干しましょうかねぇ、奥さん。
 今年もセッコクの花が咲きました。
鉢植えだったものですが、世話が面倒
だったので、良い按配に梅ノ木にあった
穴にミズゴケと一緒に着けちゃいました。
着けたのは昨年の秋でしたが、いい具合
に落ち着いて一安心です。昨年に比べる
と数が少ないですが、花の持ちがいいので暫くはいい香りを
漂わせながら楽しませてくれるでしょう。
紫陽花の花も色付いてきましたし、雨の憂いも
花など眺めているうちに季節は移ることでしょう。
2日に採った梅を梅干用の塩漬けにして3日が経ちました。
すっかり梅酢が上がって梅が浸り、し〜んなりとした梅が
見目にも良い感じです。
 梅干用の梅は黄色く熟してから採ると
いうことも知らず、青梅を採ってしまっ
たので、漬ける前に暫く広げて色が付く
のを待っての塩漬けでしたのでもうすで
にスタートからフライングの体たらくで
はありますが、これもまた勉強でしょう。
総量2･5�圓箸いΔ海犬鵑泙蠅靴浸邵酩覆任垢�、なんだか
いとおしくてならない梅たちです。カビないといいけどなぁ
名前でも付けちゃおうかなぁ・・・
電気・ガス・ガソリン・灯油、全てが値上がりし、光熱費が
嵩むので、6月からご飯を薪で炊くことにしました。幸い我が家
は市街化調整区域で家が建て込んでなく、薪で炊事をして少々
煙を出してもご近所に迷惑になりません。
 このお釜は平成元年に結婚の記念に
買ったものです。一升炊きですが五ん合
くらいが炊きやすい小ぶりな釜です。今朝
も少しだけ早起きをして薪をぱちぱち燃や
して炊きました。久しぶりの晴れで、ご飯
も心素直に噴きました。
薪の炊事は一見時代に逆行しているようですが、光熱費は節約
できるし、炊き上がりは抜群に美味いし、良いこと尽くめです。
薪の生活はキャンプのようで大変かと思われがちですが、20代の
頃は茨城で毎日薪の炊事をしていましたので苦にもなりません。
ただ、屋根のある炊事場が無いので雨の日は一寸嫌ですネエ。
なんでもかんでも値上げ値上げでやんなっちゃいますが、こんな
ときこそ知恵を絞って節約をしなきゃあなぁと思います。いよいよ
になったら炊事場を新築しておさんどんは全て薪炭で賄うように
しますかネエ、気分は徹底抗戦の構えであります。
またもや辻斬りを強行する大馬鹿者が現れ、あたら尊い命が
失われ、その報に触れた人々の心にも悲しみと怒りが残って
しまいました。やりきれないことです。
 かくも命を軽んじた無差別殺戮が横行
する時代になった背景には他人の痛み
を感じることのできなくなった麻痺感の
蔓延があるのでしょう。映画やテレビで
は毎日殺人事件が流され、ゲームでも
仮想殺人バトルを繰り返し、親にも
殴られたことの無い連中がその架空に刺激を求めたとしても
何ら不思議はないでしょう。その時代をしゃにむに作ったのは
高度成長を猛烈に働いて経済大国にした団塊の世代の人達で
しょう。その団塊の世代の人たちが活躍する時代を作ったのは、
昭和一桁の世代でしょう。その昭和の時代を構築したのは明治
大正の頑固親父たちでしょう。その明治大正を開いたのは幕末
の開国派の人たちです。
そして、人気のゲーム機やソフトを作って垂れ流し、子供たち
の心を蝕みながら儲けたのは、今40〜50代の世代でしょう。
誰かの責任であることを断定はできません。綿々と続いた生産
活動が産んでしまった暗黒面とでもいいましょうか。しかし乍ら
毛ほどの義も無い短絡的な不埒者の軽挙妄動で、罪も無い人
の命が失われていることに鈍感ではいられません。
では自分には一体何ができるのか・・・？
足元を見つめなおして考えてみようと思います。
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