今年春の味噌の仕込みが無事に終わりました。 土曜日には味噌作り教室も開催、両日とも尋常でない風が 吹きすさび、大豆を煮る竈の薪の火が飛び火しないように 随分気を使いました。気象庁からは 『春一番』 の発表が あり、考えようによっては縁起の良い日に仕込ができたと 喜んでいます。
画像は仕込みの最終段階でアートディレ クターのT富氏が作った 『ミソちゃん』 毎回キレの良い造形を披露してくれる 氏の今回の作品はポップな即興彫刻。 あまりの出来の良さにこのまま醗酵 させようという意見も飛び出し作者も 満面の笑みを浮かべて大乗り気でしたが、現場責任者の 鶴の一声で却下され、あえなくミソちゃんは只の大豆と糀 と塩の塊に戻りました・・・左様ならミソちゃん、僕たちは きっと君のことは忘れません。一年後には立派な美味しい お味噌になって僕らの食卓に帰ってきて下さい。
かまなりやサイトのトップに味噌の作り方というリンクが あります。ご存知の方は既にご覧頂いているかと思います が、これは2003年のもので少々古くなりました。作り方は 変わっていませんが、今回あらためて写真を撮りましたの で、近日新しいものをアップします。興味のある方は覗い て見てください。ミソちゃんも大きな画像でご覧いただけ るように致します。近日更新乞うご期待。
我が家で外飼いしている猫二匹はキャットフードを好んで 食べます。袋には魚を原料にしていると書かれていますが チップ状になったものに何が入っていても分かりません。
見方によっては人間の食べるスナック 菓子やシリアルにとても似ています。 袋も中身もそっくりです。さしずめ スナック菓子やシリアルは人間用の 餌 『ヒューマンフーズ』 と言えま しょう。猫は毎日これを食べて毛艶 もよく、健康なようですが、人間は フーズばかり食べていては健康によ ろしくないようです。いや本当は猫だってこんな餌ばかり では良くないでしょう。
明日芋乃市場では味噌作りをします。国産丸大豆を大釜で 煮てつぶし、地元産・瀬谷糀と、天然塩にあわせ一年寝か せて発酵させます。手間も時間もかかりますが、本物の 味噌です。毎日いただくお味噌汁の原料はやはり添加物で でっちあげた贋物ではなく、真物を頂きたいものです。
やっと庭の梅が一輪咲きました。 去年は今頃満開で、鶯まで鳴いて いました。去年がいかに暖冬だった かよくわかります。寒い今年はいか さま春の訪れが待ち遠しいですなあ。 梅ぇはぁ咲いぃたぁか〜♪さくぅらぁわぁまだかいな〜♪ っとくらあ、きしょめぇっっ!
二月も下旬です。雨水を過ぎて今日は南風が入り、 ほどほど暖かな一日でした。風といえば、暖かくなると 風に乗ってあれがやってきます。
過敏な方は既にアレルギー症状に悩ま されているようですが、幸い私は未だ 罹患してはいません。症状に煩悶する 方々のご様子を見るにつけ、お気の毒 に思います。老若、男女の別を問わず 突如発症するらしいこのアレルギーは なんとも厄介な疾病であり、侮るべき ではないと承知しています。でも・・・ 実は私は、腹の底の方で自分だけは花粉症にはなるまい と思っています。これといって根拠はありません。でも、 ガキの時分から都会のスモッグの中で走り回り、20代の 頃、茨城の山の中で山仕事をし、杉の葉を布団代わりに 昼寝などしていた自分が、花粉ごときにやられるはずは あるめぇと高をくくっています。
またこうやって独善的な解釈を披露しておいて、今春に もあっさり症状が出たとしたら、すぐに泣き言まじりに 罹っちゃいましたなどと平気で触れ回ると思いますので、 その時は遠慮会釈なく、馬鹿な奴めとお笑い下さい。
つらい症状にお悩みの皆様にはお見舞い申し上げます。
麺打ちを始めてかれこれ2年が経ちました。腕はまだまだ ですが、皆様に美味しいといっていただき、ささやか乍ら 売り上げにも貢献しています。年季は浅いですが一応の プロ意識を持って打っているという自負を励みに、副業と 位置づけて名乗りを上げようと思います。
既存の肩書きは一寸つまらないので、 『作陶家』 にならい、『作麺家』 も 良いかと思いますが、ちと硬いですし、 年季の浅さから、少々憚りがあります。 そこで、しばらくは 『愛麺家』 という 肩書きを使用しようと思います。少々 作る人のニュアンスにかけますが、ま、今はこのくらいが 分相応ではと思います。目下のところ営業品目は、そば、 うどん、パスタ、の3種類ですが、これに中華麺を加えて 麺の個人メドレーを完成させましょう。
『作陶家』として、そして 『愛麺家』として、 美しい陶磁器と美しい麺の調和を、これからの 製作テーマにしていこうと思います。
庭の餌台にひまわりの種をついばみに やってくる四十雀の写真を撮ったら、 どういうわけか胸をはってポーズを とったような写真になりました。 鳥にそのつもりはないのでしょうけれ ど、ひょうきんな絵で可笑しいです。
まだまだ寒いですが、よいお天気が続き良い気持ちです。 ただ、空気が乾いていますので、どうぞ皆様、火の元には 重々お気をつけ願います。
職業を尋ねられたら、自営業若しくは自由業と答えます。 まず 『陶芸家』 と答えることはありません。職種を尋ね られた場合、焼き物屋ですとお返事します。一般的には 陶芸家というのが通りがいいと思いますし、遠まわしな 表現はまどろっこしいとも思うのですが、自分の職業に 『芸』の字が付くことが僭越の上にも僭越で、恥ずかし くてしょうがないのです。
陶芸家という言葉を最初に使い始めたの は昭和の大作家、加藤唐九郎師だそう です。何かの書物でご本人がそう述べて おられた記事を読んだことがあります。 自信家で口も立つ氏らしい発言です。 唐九郎師ほどの腕達者が胸をはって 陶芸家と名乗るのは質実剛健で実に 格好いいと思います。いっそ潔くさえ 思うのですが、道半ば、未だ修行中の身でこの肩書きを 名乗るのはいくらあつかましい人間でも憚りがあります。 今でも言われますが、昔から通常陶磁器職人は 『陶工』 と呼ばれます。時代に即して職人の地位が上がり個人作家が 出現すると、陶工は 『焼き物師』 といわれるようになった そうです。更に時代が降って現れた肩書きが件の陶芸家です。
では、陶芸家を使わないのなら何と名乗るのがしっくり くるのでしょうか?古い言い回しは前向きではないので 色々と考えてはいますが、決めかねています。 今のところ 『作陶家』 というのが気に入っています。 耳馴染みがない言葉だと思いますが、庭師さんを作庭家 というのに似ていて、職人らしさがにおいます。
いずれ、恥じることなく陶芸家と名乗れるように なりたいものですが、まだまだ修行が必要でありましょう。
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