陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2007年12月26日(水)      歳 末

騒がしかった南蛮渡来の聖誕祭も終わり、平常な日本の歳末が
戻ってきました。やっぱり年の暮れはこうでなきゃあぐあいが
よろしくありませんな。

 今年3月末から始めた 『休肝日』 は、三日
 坊主で終わるかと思いきや、あにはからんや
 習慣として定着し、きちんと週2日ずつとって
 きました。週によっては飛び石もあるものの
 月当たり8日、4月から勘定すると9ヶ月で都合
 72日間の休みをとりました。目出度し目出度し。
当然来年も継続していきますが、12ヶ月通して月8日ペースだと
96日間の休肝、365日の内の96日では少々物足りない感じです。
この際来年は3分の1の120日間を目標にしましょう。月10日ですな。
ちと、難しそうですががんばってみましょう。

でもね、年末年始はやっぱりブレイコーでしょう。
この時季ばかりはあまり遠慮をせず、美味しくご酒をいただき
ますよー。早速明日は鷺沼の師匠のお店にご挨拶がてら伺って
まったりと昼酒を楽しんでこようかと思います。
ま、自由業の冬のボーナスってとこですかな。





2007年12月25日(火)      宝 船

私の版画が資料として掲載された日本妖怪大百科の4巻が
発売になりました。早速一冊購入してきました。まあそれほど
重要な使われ方はしちゃあいめぇと高をくくって頁を繰ってみ
ると、いやいやどうして結構大きく掲載されていて驚きました。

 今号は神のような妖怪と七福神の特集。
 その8頁にシンボリズム研究家岩倉ミケさん
 の 『宝船は無人だった』 という一文があ
 ります。宝船の起源と変遷を端的に纏めた
 とても知的でキレの良い文章。そこに私の
 逆さ宝船の版画がビッと掲載されていて、
 恥ずかしいやら嬉しいやら、さらに名前と
 サイトのアドレスまで載せてくださっていて、
恐縮至極です。随分前に摺った版画ですがこういった形で
ひのめをあびて果報の上にも果報です。

岩倉ミケさんの文章に拠れば当初宝船は空舟で描かれ、良い物
だけでなく悪いものを流す役割も持っていたのであるとか、段々と
米俵や小判等の宝が載り、七福神が乗り、といった変遷が繰り返
されていったようで、その格納庫的シンボルは幸福希求の心情の
象徴として日本人の心象に根付いているとの分析。う〜ん、得心。

日本妖怪大百科は薄手の小冊子ながら、妖怪を多方面から見つめ、
知的に、且つ遊び心を織り交ぜて一冊一冊丹念に編まれています。
今後の刊行にも期待ができます。拙い版画ながら採用して下さった
講談社コミッククリエイトの皆々様、ありがとうございました。
そして日報読者の皆様、どうぞ日本妖怪大百科第4巻を書店で手
にとって見てください。今号は巻末に夢見宝船のお札付ですぞ。
来年の初夢はきっと縁起の良いものをご覧いただけますぞ〜。

講談社 http://shop.kodansha.jp/bc/magazines/yokai/

岩倉ミケさんのサイト http://mk-iwakura.petit.cc/






2007年12月24日(月)      さんた

サンタクロースはトナカイの引くそりに乗ってやってきて、
煙突から家に入ってそうっと子供たちにプレゼントを呉れる
というのを聞いた子供時分の私は、母に 「ほんとう?」 と
聞いてみました、すると母は 「うちは煙突がないからサンタ
なんて来ないわよ」 とバッサリ言い放ち、ああ忙しいと言い
ながら子供の夢を打ち砕きました。それでもあきらめきれず
ああ、煙突さえあればなあと瓦屋根を恨めしく思ったもんです。

 サンタはフィンランド生まれの超人です。
 おどろおどろしくはないものの日本で言え
 ば妖怪の類でしょう。西洋の文化とともに
 日本にも伝播し、明治維新以降じっくりと
 日本の風土に馴染んできたのでしょう。
 江戸の頃には現れなかったであろうサンタ
 も当世は世界中を席捲し、にわかづくりの
 サンタまでいれると一体何人のそれが跳梁
跋扈することやら、思えば滑稽です。北半球ではこの寒い夜空
に大渋滞をつくっているのでしょうし、南半球では夏の真っ盛り、
サーフィンに乗ってやってくる奴までいるとか・・・

我が家でも子供が小さな頃には無い知恵を絞ってプレゼントを
工夫したものですが、今年原付免許をとった馬鹿息子は親の目
の前でこれ見よがしに 「今年はサンタさんがバイクに乗ってきて
僕に呉れる」 などとうそぶく始末・・・今夜こそはっきりとクリス
マスの現実を叩きつけてやらにゃぁなるめえと思うものです。

さあ、今宵は小さなお子さんをお持ちのお父さんお母さんは可愛い
お子の為に一肌脱いで下さいよお。煙突がなくたってサンタはくる
んですよー。小さなお子様の夢を砕くような不用意な物言いには
じゅうぶんご注意願いますよー。そしてそして、もしも我が家に
来てくれるという奇特なサンタさんがいましたら、バイクなんて
要りませんから、願わくばミニスカサンタさんでお願いしまーす。





2007年12月21日(金)      デ☆ラックス!

『年末ジャンボ宝くじ』 が今日まで発売されています。
私はこれにはずれたことがありません。勿論、当たった
こともありません。即ち、買ったことがないのです。

 7億枚ほど売れるそうですが、1ユニット
 1000万枚に1等が1本という割合である
 そうで、お粗末な頭で考えてもどうみ
 たって当たらないのは解ります。競馬
 で万馬券が出るのだって中々ないのに
 1000万倍なんてぇオッズの券を買う人
は夢を追うのを通り越して阿呆としか言いようがありません。
しかしながら毎年毎年宝くじ売り場には長蛇の列ができ、憑か
れたように券を買っています。 『夢を買う』 などという方もお
見受けしますが、夢をお金で買うのはさらに愚の骨頂。夢こそ
は自分の才覚と精進でつかみたいじゃぁありませんか。

頑張って稼いだ大事な御足です。増やすならもっと有望なもの
に投資するか、運まかせではない博打にぶっ込んだほうが良い
でしょうなあ。例えば有馬記念の中穴あたりならオッズだって
150倍くらいですよお、1000円ぶって当たりゃぁ15万です。1万
も入れれば150万だ。うんとこっちのほうが硬いでしょう。競馬
なら馬のことやジョッキーのことを研究すればどういった馬が
連にカラムかもある程度はわかるもんです。はずれても自分の
才覚が未熟だったと思えば高い参加費になっても悔いはないで
しょう。  とはいえ、やはり3億円は魅力なんでしょうなあ・・・
解るような気もします。

個人的にはくじに当たるより、3億稼げる人間に
なってみたいもんですなあ。くじをお買いになった
皆様のご武運をお祈りいたします。





2007年12月20日(木)      ゆ ず

 冬至が近づいて来ました。
 いよいよ陽が短くなりますが、冬至を
 過ぎれば今度はだんだんと陽が長く
 なってくるはずです。冬の寒さはこれ
 からですが確実に地球は立春点へ
 向かって公転しているのですなぁ。

       柚子肌のでこぼこ加減の愉快哉





2007年12月19日(水)      鉄 砲

ここのところ銃の事件事故が頻発していて、恐ろしいことです。

 茨城に住んでいたころは、狩猟をする人が
 近隣に多くいらしたのでその道具を見せて
 頂いたこともあり、隣の住人が猟銃を所持
 していることにさしたる違和感は感じませ
 んでした。しかしながらこういった事件を
 目の当たりにすると何だか空恐ろしい気が
してきます。銃を持った人間の精神のタガが何かの弾みに外れて
しまえば、狩猟用具は殺人用具にコロリと変わってしまうのです
からねえ・・・ま、これは調理器具の包丁然り、自動車然り、又
陶器の壷なども殺意を持って扱えば凶器に早変りするもので、
押しなべて人の心の問題であることに変わりはありませんなあ。

押しつまってくると、なぜにこういった世知辛い話題が
多くなるんでしょうねえ・・・悲しいことです。





2007年12月18日(火)      砥 石

 包丁砥ぎ用の砥石を買いました。
 実はこういった簡易的な砥石を 「どうせ
 たいして砥げねえんだんべぇ」 と馬鹿に
 していました。早速使ってみたら、いやど
 うしてどうしてきれいに砥ぎあがります。
 薄っぺらなステンレスの所謂、文化包丁で
すが見違えるように切れるようになりました。最近の道具は安くて
簡易的なものでもばかになりませんなあ・・・いちいち中砥石から
砥ぎをして仕上げ砥石までかければ軽く15分はかかります。砥石が
乾いていればさらに手間です。それがちょいと水をぶっかけて回転
式の砥石の上で行ったり来たりこするだけです。砥ぎムラも無く、
無駄な水も使いません。侮っていた自分を恥ずかしく思います。

高いのを買ってハズレると癪なので、たくさんある砥石の中で一番
安いのを買ってしまいましたが、ある程度の回数は砥ぐことができ
るでしょう。因みにお値段は598円、お得でした。
暮れは何かと包丁も使う時間が増えます。少し切れ味が落ちたらば
ちょんの間にスコスコっと砥いで気持ちよく調理をしましょう。




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