陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2007年12月18日(火)      砥 石

 包丁砥ぎ用の砥石を買いました。
 実はこういった簡易的な砥石を 「どうせ
 たいして砥げねえんだんべぇ」 と馬鹿に
 していました。早速使ってみたら、いやど
 うしてどうしてきれいに砥ぎあがります。
 薄っぺらなステンレスの所謂、文化包丁で
すが見違えるように切れるようになりました。最近の道具は安くて
簡易的なものでもばかになりませんなあ・・・いちいち中砥石から
砥ぎをして仕上げ砥石までかければ軽く15分はかかります。砥石が
乾いていればさらに手間です。それがちょいと水をぶっかけて回転
式の砥石の上で行ったり来たりこするだけです。砥ぎムラも無く、
無駄な水も使いません。侮っていた自分を恥ずかしく思います。

高いのを買ってハズレると癪なので、たくさんある砥石の中で一番
安いのを買ってしまいましたが、ある程度の回数は砥ぐことができ
るでしょう。因みにお値段は598円、お得でした。
暮れは何かと包丁も使う時間が増えます。少し切れ味が落ちたらば
ちょんの間にスコスコっと砥いで気持ちよく調理をしましょう。





2007年12月16日(日)      冬枯れ

 寒い日が続いています。桜の葉もすっかり
 落ちました。横浜新井町も朝晩びっしりと
 霜がおります。しみじみ冬ですなあ・・・
 陶房かまなりやでは本日16日から今年最後
 の芋乃市場を開催中、贈り物に適した品々
 をそろえて皆様のお越しをお待ちしております。
陶器・ガラス・アクセサリー・染物・織物・クリスマスリース・お正月
用和風リース・革のサンダルやバッグなどなど、プレゼントに適し
た品々がバリエーション豊かに揃っております。かまなりやサイト
の芋乃市場のページに会場の写真を15枚アップしてありますので
参考にご覧下さい。

芋乃市場は21日(金)まで開催。これが終わると土曜日は冬至です。
冬至を過ぎれば残りは一週間、2007年も仕舞いです。





2007年12月15日(土)      OREG

はいちゃいました・・・げろ・・・
2007年、声高に 『Gゼロ宣言』 をし、時に危うくお戻ししそうに
なりながらも概ね順調に12ヶ月を過ごしてきましたが、昨日14日
あられもなく泥酔し見事に公約をやぶる結果となってしまいました。

 昨日は今年お世話になった作家の皆々様
 をお招きし、忘年会を催しました。皆さん
 の持ってきてくださった手料理をきれいに
 盛り付け、昼日中から頂くお酒は正に寒露。
 心の中で 『このパターンはいかんぞ』 と
 繰り返し戒めながらも、酩酊するうちに
 世の中はバラ色に染まり、宴たけなわと
 なるほどに舞上がり鯨飲してしまいました。
 なんといっても美味しかったのが香山さん
 お手製のカレーパンです。揚げるだけの状態
 で持ってきてくださったのを目の前で揚げ、
 アツアツをいただきました。中は挽肉主体の
中辛、生地は厚からず薄からずモッチリとして、いや美味でした。

今年の運動は348日間で挫折してしまいましたが、来年も 『G-0』
は引き続き展開していく覚悟です。来年こそはきちんと年間通し
て運動を締めくくり、晴れやかな新年を迎えたいと思います。
昨日の今日ではありますが、今日も夕刻より都筑区の生徒さん
宅で忘年会があります。早速今日から褌を締めなおして愉快な
お酒を楽しむことにいたしましょう。
『G-0運動』 へのご支援誠にありがとうございました。

※『G-0運動(ジーゼロうんどう)』
 二日酔いをしないぞという強い決意を込めた自戒的運動のこと。
 Gは吐瀉物(平たくいえばゲロ)の頭文字、横浜市の環境運動
 G30がモデルいなっている。2006年12月26日の陶房日報で宣言。





2007年12月13日(木)      縄文象嵌

益子焼の人間国宝島岡達三氏が亡くなりました。
浜田庄司の直弟子で、民芸路線を踏襲した作家さんですが、縄文
象嵌(じょうもんぞうがん)という独自の技法を確立し、確固たる
地位を築いた気骨の作家であったと思います。

 近年では林英哲さんとのコラボレーション
 で陶製の大太鼓を製作し話題を呼びました。
 この春に益子へ行った時にはその小型版
 を目にし、面白いことをやっているなあと
 感心したものでした。享年88歳、小柄な
 好々爺という印象の晩年でしたがお若い
頃の写真を見ると、どうしてどうしてトッポイ顔つきで煙草など
をふかしていて、気鋭の陶芸家といった一面も垣間見ることが
できます。

民芸運動は失速し、浜田・島岡に続く大看板は見当りません。
島岡先生のお弟子さんたちは民芸から多くを学びつつも縛られず
に個人の製作を実践し評価を受けています。益子という町も最近
では伝統の窯業地というよりは都会に近い工芸村といった雰囲気
です。東京の大学を出た陶芸家志望の若者が流入し、益子焼とは
言い難い陶器を焼いています。ある意味では浜田率いる民芸一派
が良い意味でも悪い意味でもその嚆矢であったと思います。

益子の陶芸がどのような方向に向くかはいざ知らず、陶芸界の
星が1つ消えてしまったことには何ともさみしい思いがします。





2007年12月12日(水)      コタロー

毎年、空気が乾燥する時季になると手指の皮膚がパリパリと
硬くなって、ひどい時には割れて痛みます。毎度のことなので
慣れっこになっているのですが、沢山ヒビができると水仕事が
億劫でなりません。皮膚科の所見では 『進行性指掌角皮症』 
というものらしく、イボの治療に使う 『ヨクイニン』 別名
『コタロー』 という愛嬌のある名の薬が処方されます。 

 これが実に不味い!原料はハトムギらしく、
 そのお味たるや古〜くなった小麦粉に押入れ
 のカビを混ぜて干し椎茸の粉を足したような、
 まさに馥郁とした珍味です。かててくわえて
 この薬はたくさん飲むほど効果があるらしく、
 朝晩食後2包づつ服用するように言われます。
1包は2gこれを2つ水で一気に流し込むのですが、慣れていても
毎回必ずといっていいほど嗚咽反射をします。さらに、嚥下後
の後味がほんのり甘いのです。甘い物嫌いにはまさに苦行!
なら飲まなきゃぁいいんでしょうが、悔しい哉この薬がまた良く
効く。半月も飲んでいるとあれだけカサカサだった皮膚がしっ
とりと保湿し、治癒します。1日4包、1週間で28包、1月飲めば
120包です。こんな患者が1日10人も来てくれりゃあ、医者と
薬局はホクホクでしょうなあ・・・

買って飲む側ではなく、売る側にまわりたいもんです。





2007年12月11日(火)      おかちゃん

岡田武史氏がサッカー日本代表の監督に返り咲きました。
オシム監督の急病は如何ともし難いことなので、実績のある
岡田氏が後を襲うことに依存はありません。でも、オシムの
ような緻密で斬新なサッカーが旧弊な日本型サッカーに退行
する恐れを感じ、明るい気分にはなれません。

 岡田氏は以前の監督経験もあり、Jリーグ
 での活躍もあり、素晴らしい実績と資質を
 持った人だと思います。何より神奈川県に
 所縁があり、つい先だても倅の高校に講演
 に来たばかりなので、とても親近感を感じ
 ます。が、が、がしかし・・・
オシムのサッカーを継承することは不可能でしょう。それ程
オシム氏は難解な思考と、複雑な手法と、斬新なアイデアを
実践した人だからです。ワールドカップはオシムのチームで
行きたかった。断腸です。が・・・病魔には敵いません。

岡田氏の今後の采配には大いに期待するところですが、実の
ところあまり期待はできません・・・ですが、ぜひともこの
薄い期待を裏切って勝ち星を挙げて欲しいです。願わくば
オシム監督の目指した、欧米流でない日本人にしかできない
『日本型サッカー』 を、岡田流で実践して欲しいです。
見せてくれ、岡ちゃんマジック!





2007年12月10日(月)      手 帳

毎年、この時季になるとサンリオにお勤めの生徒さんが手帳を
下さいます。所属しているクラス全員に下さるので、皆一応に
恐縮をしつつも 『販促ですから』 というお言葉に甘え、誰も
が内心この贈りものを楽しみにしています。

 数多あるサンリオキャラクターの中から
 毎年手を変え品を変えステッカーやカレン
 ダーを添えて下さるのですが、今年はスヌ
 ーピーで有名な 『PEANUTS』 でした。
 (因みに去年は 『MyMerody』 でした。)
 髭面の中年親父が使うには少々照れくさい
柄ですが、コンパクトでシンプルで実に使いやすい手帳です。
月間スケジュールが月曜スタートなのも気が利いています。
出先で日程調整があるたびにこの手帳を開いて予定を確認
するのですが、ほとんどの方が怪訝に思うらしく、必ずと
言っていいほど 「あら、可愛らしい」 と驚かれます。
その都度 「いや実はですねえ」 と顛末をお話しするの
ですが、訳を理解した方々は、微笑ましく思うらしく場が
和み、際どいスケジュールの調整も滞ることなく進みます。

2007年の 『MyMerody』 は殊の外☆キラキラ☆で人前で出す
のが少し恥ずかしかったのですが、2008年の 『PEANUTS』 は
幾分落ち着いたデザインなので少々ホッとしています。
来年は平成も20年、昭和で言えば83年です。どういった年に
なるかは誰にもわからないことですが、大きな地震などが
来ないように祈るばかりです。

サンリオのサイト
http://www.sanrio.co.jp/goods/200708/season_st/sn.html





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