陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2007年11月21日(水)      湯湯婆

 昨晩などは随分と冷えたので湯たんぽ
 を使いました。男のくせに冷え性で常に
 五本指の靴下を履いて寝ているのです
 がそれでも足が冷たくて眠れないこと
 があります。そんなときは湯たんぽの
 暖がことのほかありがたいです。

湯たんぽを使ったあくる朝は中のお湯を出して顔を洗います。
もう冷めていますが、人肌の湯が心地よく、カナッケのある
お湯の香りが鉄くさい温泉水のようでこそばゆく、なんだか
気持ちも一緒に暖まるんですよねえ。





2007年11月20日(火)      さざんか

今日の相撲も締まりませんでしたねえ・・・特に、時天空と
千代大海の相撲はお粗末で、やんなっちゃいましたねえ・・・

 庭の山茶花がきれいに咲いています。
 コブシやナラの葉もさすがにこの寒さで
 はらはらと散り始めました。朝日新聞の
 今朝の天声人語に秋の桜も良いものだと
 いう内容の記事が出ていましたが、桜の
 葉はまだ青々として散る気配がありません。

桜の葉が散ると、いよいよ林も寒々しくなりますなあ。





2007年11月19日(月)      九州場所

 一年おさめの九州場所も折り返しました。
 まったく面白くありません。横綱は逼塞、
 上位はバタバタ、人気者は休場、星を拾っ
 たラッキーな大関が首位に立ち、もう一人
 の横綱はいまひとつの相撲内容、場所は
 初日から満員御礼無し・・・

一筋の光明が魁皇関の頑張りです。痛い足をかばいながら、得意の
右上手をとっても投げに出ず、辛抱の場所は白星先行、立派です。
角番ではありますが最早満身創痍、勝ち越しても今場所で引退では
なかろうかとの憶測も飛び交っています。盛り上がりのない今場所
の土俵も魁皇関の仕切りだけは満場の 『魁皇コール』 が轟きます。
残り一週間、怪我をせず頑張っていただきたいです。





2007年11月18日(日)      股 引

 今朝はうんとさぶくなりました。
 窯で早く起きたのですが寒くて思わず
 ももひきをしっぱりだして穿きました。
 一度はいてしまうと中々手ばなせない
 下穿きですが、温かな日にはなるべく
 使わないようにしたいもんですな。

       股引や着膨れて掃く庭の隅





2007年11月17日(土)      現代用語の

今朝は、オシム監督が脳梗塞で入院するという衝撃的なニュース
にぶったまげました。心配です。年齢も年齢ですし、高血圧から
くる脳血栓での梗塞はとても楽観できる症状とは思えません。
もう、オシムの言葉はきけないのでしょうか・・・

 今年も流行語大賞の候補が発表される時期に
 なりました。世相を写した言葉が色々と候補に
 上がっていますがタレントの垂れ流すはやり言葉
 は今も昔も変わらぬ軽さと馬鹿馬鹿しさを感じ
 ます。かれこれ25年も続くこの賞は 『現代用語
 の基礎知識』 の編者が審査員になっているとか、
 インターネット全盛時代にあって今だに刊行されて
 いるのが不思議な位のぶ厚い事典 『現代・・』 は
本としては化石化しつつあるように思います。受験生の必読本と
いわれ、大学を受験する人は座右に置いて新語を覚え、仮眠を取る
ときには枕にも使われたというバイブル本は既に時代に取り残され
た感がありますが、その知恵の蓄積と存在感は他の追随を許さない
金字塔であると思います。

活字文化が急速に衰えつつある昨今、こういった骨太な書物に
頑張ってもらいたいと思う反面、言葉はどんどん軽く醜くなって
いるようでいかさま剣呑です。流行語を追うのも結構ではあります
が、連綿と続いた美しい日本の言葉文化をきちんと継承していくの
もこういった書物の大きな責任でありましょう。自由国民社には
ぜひとも頑張っていただきたい。

オシム監督のご本復を心中よりお祈り申し上げます。





2007年11月16日(金)      小 品

陶芸教室の生徒さんが所属する盆栽の会 『一砂会』 の
小品盆栽展を見に関内へ行って来ました。久しぶりに電車を
利用してのお出かけでしたが、先日買った『PASMO』のおかげ
で改札も快適に通過、嫌いな公共交通機関も少し楽しめました。

 盆栽はただでさえ小さく作るものですが、
 小品盆栽はさらにさらに小さく作る物。
 小さな鉢にそれでもがっしりと植えられ
 た松柏や、実もの、花ものは微小ながら
 立派な存在感を放つ仕上がりになってお
 りました。ユキノシタやシクラメンといった
花の咲いているものも有り、小さな世界に大きな空間が
醸しだされ、なんとも風雅な雰囲気がありました。

陶芸家でも盆栽鉢を作る方はいますが、食器や茶器と違い、
盆栽鉢の世界はひとつ別分野で独特の磁場があります。京都
の作家さんは『平安某』と名乗り有名です。私は盆栽鉢をあまり
作りませんが、いずれ挑戦してみようと思います。



2007年11月15日(木)      天 水

 今年の夏は久しぶりに土拵えの仕事を
 しましたので、天水を多く利用しました。
 その習慣が身について、夏からこっち
 雨水をうまく使っています。重宝です。
 さらに風呂や洗濯などの水も二次利用
 を心がけています。水道用語でこれを
中水(ちゅうすい)というそうです。上水と下水の中間である水
だから中水なのだそうです。陶芸の仕事は水を多く使う作業が多い
ですが、どれも上水である必要のない作業ばかりです。飲み水を
使うのは、いかさまもったいない。水の豊富な国に生まれてついぞ
水の大切さを忘れがちですが、この夏は土ごしらえのおかげで
大事なことを思いだしました。

肝に仕舞って忘れぬようにしましょう。




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