陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2007年11月15日(木)      天 水

 今年の夏は久しぶりに土拵えの仕事を
 しましたので、天水を多く利用しました。
 その習慣が身について、夏からこっち
 雨水をうまく使っています。重宝です。
 さらに風呂や洗濯などの水も二次利用
 を心がけています。水道用語でこれを
中水(ちゅうすい)というそうです。上水と下水の中間である水
だから中水なのだそうです。陶芸の仕事は水を多く使う作業が多い
ですが、どれも上水である必要のない作業ばかりです。飲み水を
使うのは、いかさまもったいない。水の豊富な国に生まれてついぞ
水の大切さを忘れがちですが、この夏は土ごしらえのおかげで
大事なことを思いだしました。

肝に仕舞って忘れぬようにしましょう。





2007年11月14日(水)      ロジック

時々無性にパズルに没頭したくなることがあります。
そういう気分になると、パズルの本を買ってきて、ひまを見つけ
ては問題を解いて遊びます。俗に 『お絵かきロジック』 とか、
『イラストロジック』 とか言われているパズルです。ある一定の
決まりごとを当て嵌めてヒントの数字を頼りにマス目を塗りつ
ぶしていくと絵が出来上がるという、クロスワードと塗り絵を
合わせたようなものですが、これが大層気に入っています。

 一昔前はひたすら鉛筆と消しゴムを手に
 パズル雑誌のページのマス目をしこしこ
 塗りつぶしていましたが、さすがに電脳
 時代、今は良い支援ソフトがそれもフリー
 ソフトとして配布されており、それを使っ
 て楽しんでいます。手作業では間違えた
 ときにどこまで消すかの解析が手間でし
 たが、PC画面上では段階ごとの保存や
矛盾点の検証ができ、とても捗ります。さらに印刷、サイズの
変更、問題作成機能まであります。流石にヒント数字の入力は
手作業でコツコツ打ち込まねばなりませんが、打ち込みさえ終え
れば後は正に至れり尽くせりです。一番嬉しいのが、空白のマス
につけていく×印を一気に消す機能があることです。パズルが解
けて絵柄が完成し×印を消すと、えもいわれぬ快感が得られます。

飽きてしまうとじぇんじぇん手もつけないパズルですが、
始めると暫くは打ち込んじゃうんですよねぇ・・・
パズルは不思議な魅力があるもんですねえ。







2007年11月13日(火)      い も

 春に植えた 『里芋』 を試しに一株
 掘ってみました。良いデキです。夏の
 暑さが良かったものか葉は大きく茂り、
 うすらでかい芋っ葉になっていましたが、
 なるほど茂っただけのことはあって芋も
 沢山つきました。
今年は肴にいいように 『石川早生』 という品種を植えました
ので、今日は早速 『きぬかつぎ』 にして食べようと思います。

畑仕事を教えてもらった茨城岩間の皆さんは、里芋は辛夷の
花が咲いたら植えて、霜が降りたら掘るんだよ。と仰ってい
ました。横浜では今年、いつ初霜が降りるでしょうか?残り
の芋は、岩間の皆さんの教えを遵守して、それまで畑の土の
中においておこうと思います。





2007年11月12日(月)      霜月中旬

 霜月も中旬に入りました。朝晩冷やり
 として、冬らしい晴天が気持ちのいい
 季節です。ともすれば上着を持たずに
 出かけてしまい、日暮れに寒さを感じて
 しくじることもしばしば。衣服も心構え
 も冬支度をしなければいけませんなあ。

       日の暮れがさみしくもあり手酌酒





2007年11月09日(金)      パスモ

買っちゃいました。『PASMO』 

 滅多に電車バスには乗らないのです
 が、女房と倅が持っていてこれ見よがし
 に自慢するので、「なにを言ってやがん
 でぇ、たかがカードじゃぁねえか、鬼の
 首でもとったわけじゃぁあるめぇし、手
 前らが持ってて俺が持てねえもんでも
あるめえっ」ってんで、意地だけで買いました。さて、いつ
使うんでしょうかねえ・・・最近では乗り物以外でもこういっ
たカードで決済できるところが増えたようで、コイン駐車場
などでも使えるところがあるそうです。便利ですなあ。

奴らのは無記名式ですが、あたしのは記名式です。えへん。





2007年11月08日(木)      せいげつ

今週は、とっぷりと四連休暇しました。きままな生活をするの
は楽しいもので、月火ぁはふらふらと遊んで暮らし、昨日あたり
から掃除、洗車などもし、日常生活に戻りつつあります。でも
仕事らしい仕事はまったくしていません。

 今日は小田原の 『星月』 さんにお蕎麦
 を食べに行って来ました。ここは 『鷺沼
 よしみや』 さんの師匠筋に当たるお店で、
 いつかは伺いたいと思っていました。細打
 ちでたいへん美味しかったです。一人前を
 二枚に分けて出す工夫に感じ入りました。

 そして、せっかく小田原まで来たのだから
 と箱根へ足を伸ばして、芦の湯の温泉に
 つかってきました。わざわざてっぺんの
 芦の湯まで行ったのは硫黄泉のお風呂に
 浸かりたかったからです。紅葉の始まっ
 た箱根の山々はとても綺麗でした。

明日から仕事を再開します。しかし延びきってしまったので、
社会復帰に時間がかかることでしょう。ま、ゆっくりと元に
戻していきましょう。

星月さんの情報はこちら http://www.kamanariya.com/ltd/sobaya/





2007年11月07日(水)      ruokala lokki

映画 『かもめ食堂』 を観ました。
とても良い映画でした。先日、三丁目の夕日を見た後なので
なおさらに感じ入りました。こういっては三丁目のスタッフの
方々に済まないとは思いますが、かもめに軍配をあげます。
でも、プロデュースは同じ方が参加されていますので、共通
点はあるんですね。

 映画は淡々として、北欧フィンランドの
 小さな日本食レストランでの日本人店主
 の日常を描くだけです。初めてのお客が
 ついて、徐々にスタッフが集い、満席に
 なるまでという只それだけ。派手な演出
 も無ければCGも使わない。増してや人が
死ぬシーンなどはありません。役者が自分の役をしっかり租借
し、それをスタッフが繊細に撮って、編んだという映画本来の
仕事をきちんとした、という印象の映画です。でもそれがよかっ
たのです。台詞の合間の間合いや、役者の表情に小説の行間
を読むような滋味がにじんでいます。原作、監督、主演、みー
んな女性です。そしてスタッフはフィンランドの方たち、なん
とも不思議な雰囲気はそういった環境が醸すものでしょう。

この映画を撮った荻上直子氏は35歳という若さですが、素晴ら
しい才覚の持ち主だと思います。丁度今秋、新作 『めがね』
が各地で上映中です。劇場へは行けそうもないですが、DVDが
出たらゆっくりとまた見せていただこうと思います。

かもめ食堂公式サイト
http://www.nikkatsu.com/movie/official/kamome-movie/





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