陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2007年10月06日(土)      郵 便

郵政が民営化されて、日本郵便事業という企業になり、
どれほど変わったものかいなと、ゆうパックを出しに
近所の郵便局へ赴きました。

 局の外観はこれといって大きな変化
 はなく、相変らず赤を基調にした野暮っ
 たい店構え。中に入ると正面の局員が
 立ち上がってピシッと背筋を伸ばして
 『いらしゃいませ』 と頭をさげました。
 なるほど、一応サービス業への意識
改革はできているようです。しかし乍ら手続き、処理速度な
どは旧態と変わらず、幸い店内が空いていたので待たされ
ることも無く用を終えましたが、混んでいれば多々不満が
残ったことでしょう。

小泉首相が意地の解散総選挙をしてまで民営化した郵政
ですが、親方日の丸の体質がそうそう変わるものでもない
でしょう。ゆうちょ銀行も未だ横浜銀行からネットバンキング
では振込みができないようですし、競争相手もいない現状
ではこの先も利用者にどれほどの利便があるものかは甚だ
疑わしい限りです。

大きな期待はできかねますが、今後の企業努力を
静かに見ていきたいものだと思います。

   <画は畑に咲いていた紫蘇の花。>





2007年10月05日(金)      わせみかん

 梨が売り場から消え、柿や蜜柑が並び
 はじめました。ちょいとセンには運動会
 といえば10月にやるもんでした。そのころ
 になると青いミカンがお弁当に添えられて
 甘酸っぱい味と香りは運動会のイメージ
 と一緒くたにすりこまれています。
季節無視のハウスミカンが持て囃され、路地の早生物は敬遠
されがちですが、やっぱりこの時季の蜜柑の旨さは逸品です。

画は 『せいきょう』 で買った長崎県産の蜜柑です。時期的に
品種はたぶん 『岩崎早生蜜柑』 ではと思います。小粒で、
酸味の中に深い滋味の隠れた旨いみかんです。
やはり!旬にまさる美食はありませんなあ。





2007年10月04日(木)      墓 参

 9月の月末が忙しく、お彼岸に墓参りが
 できませんでした。遅ればせ乍ら今日
 鶴見のお寺にお参りに行ってきました。
 良いお天気で汗ばむような陽気でした
 が、先祖の墓に手を合わせていい気分
 でした。門前のイチョウの大木には実が
たわわになっておりました。当然ながら、強烈な臭気を放って
おりました。いよいよに秋ですなあ。





2007年10月03日(水)      やすみ

 久しぶりに一日のんびりと休みました。
 8月の16日に1日休んで以来ですから
 なんと、ひとつき半ぶりです。
 ただただ無為にのんべんだらりと日を
 暮らし、日も暮れて、日本海の肴で
 お燗をいただいています。いや〜、
まったりといい一日を過ごしました。自由業にもたまには
こういったお休みが必要です。明日からまた日常の忙しさ
に戻りますが、せっかく振り出しですから、ま、ゆっくり
と加速していきませう。

   画像は日本海の美食 『笹カレイの一夜干し』





2007年10月02日(火)      美 濃

行ってきました美濃焼の産地 『土岐』 桃山時代に
数々の名品を生んだ 『元屋敷窯』 を見学してきました。

 まず、でかい!全長24m、幅2.2m、14袋。
 窯はすでに壊れて風化し、建屋を作って
 保護されています。木造の建屋は綺麗で
 とても見学しやすく、急勾配の窯側面に
 は階段が作られ、ぐるりと見て回れます。
 室内の照明も明るくて快適でした。

 窯は底面を残すのみですが、所々に陶片
 の残った窯址にはかなり強く焼けたところ
 も見てとれました。窯底は平坦ではなく、
 勾配のついたところにトチをかませてサヤ
 積みするという手間のかかる形式でした。
 火の流れを強くするための工夫でしょう。

今でこそ公園として整備されて、車で気軽に訪れることが
できますが、実際にこの窯が焚かれていた安土桃山時代は
電気も石油もない時代。夜通しの焼成は異様であったこと
でしょう。山肌にはりつく連房式の窯のサマ穴から火と煙が
噴き出す姿に当時の陶人達は神々しいものを見たのでは
ありますまいか。

『志野・織部』 を焼いた大窯は400年の時間を経て風化して
しまいましたが、その意匠は現代でも人気があります。私も
久しぶりに志野が焼きたくなりました。10月の芋乃市場は
私達の新作展示ですので、志野をやろうと思います。

『織部の里』
http://www.city.toki.gifu.jp/wcore/hp/page000000600/hpg000000571.htm





2007年10月01日(月)      日本海

作品の納品で、西へ出張しています。只今岐阜県のホテルの
一室から更新中。納品先の舞鶴へは昨日一日で500kmを一息
に走っちゃいましたが、今日はきざんで、中間点の岐阜に宿を
とり、明日美濃焼の古窯址などを見学してから帰宅します。

 画像は舞鶴から敦賀へ抜ける途中の若狭
 の海です。私は日本海をしげしげと見るのは
 初めて、曇天ながら波は穏やかで入り湾の渚
 はざざんざざんと小波が静かによせてとても
 綺麗でした。ここは千鳥苑という土産物屋の
 裏っかた。特産の 『へしこ』 を買いました。
へしことは魚の糠漬けのこと、サバが主ですが、これがぶったま
げるほど美味なんです。そのまま食べてよし、あぶってよし、
中でもお茶漬けはしびれる旨さです。

関東では未明に箱根を中心にちと大きな地震があったようで
気がかりですが、今日から緊急地震速報も始まってなんだか
妙にタイムリー。大きな被害にならないことを祈るばかりです。

さあ、今年もあと三月、舞鶴ではモズも高鳴きしておりました。
季節の替わり目です。何卒皆様御自愛のほど。

千鳥苑 http://www.heshiko.com/





2007年09月29日(土)      本 業

 纏まった数の陶器のご注文をいただき、
 久しぶりに本業に精を出しました。それも
 原土から作るとても作家魂を奮い立たせて
 くれる製作でした。80個の作品を仕上げ、
 検品し、ホッとしています。さあ、あとは
 箱詰めをして梱包、納品です。
無事にお客様へお届けするまでが 『仕事』 集中を
切らさぬようきちんと勤めて完結させましょう。




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