陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2007年03月05日(月)      朧 月

埼玉の友人のお母様がご逝去され、昨日はさいたま市まで
お弔いに伺いました。がんを患われ、転移もあり、闘病して
いらっしゃいましたので、失礼ながらいつかはお別れが、と、
覚悟はしていました。・・・が、いざ、遺影を目の前にすると、
直面したお別れが無念でなりませんでした。

 明るく、お料理の上手な方で、我々夫婦は
 伺うたびに手間のかかった献立にうなり
 つつ、遠慮なくご馳走になったものでした。
 食わせてもらった恩というものは腹の芯に
 まで染み渡るもので、ろくな恩返しもでき
 なかった身を恥じ入るばかりです。

お悔やみの帰り道、首都高5号大宮線を南下する車窓から、
池袋のビル郡の、灯りの瞬くその空に、まあるい朧なお月様が
ぽっかりと浮き上がっておりました。 「ああ、東京のお月様も
きれいだねえ」 と、女房と話しながら、人の寿命というものを
考えてみましたが、まとまった答えが出る筈もありませんでした。

明日は 『啓蟄』 虫たちが起きてきます。





2007年03月02日(金)      おやつ

1月に実施した一日教室の作品が焼きあがり、保育園まで
届けに行ってきました。園児さんたちが午睡から覚める
3時過ぎにというご希望にそってお届けをし、過日いただ
いたお手紙のお礼に版画の葉書に皆さんのお名前を筆で
一枚一枚書いて渡してきました。

 そして、またもや流れに飲み込まれ、
 おやつを頂戴してきました。ちょうど
 明日は 『ひな祭り』 おやつのケーキの
 上にも菱形の装飾がのっており、カップ型
 とはいえ美味しいケーキでした。しかし、
 さすがに 『雛あられ』 は食べられず、
持って帰ってきました。いやあ、ケーキを食べたのは
10年ぶりぐらいかなぁ・・・

皆さんに別れを告げて、良い気分で自宅に戻ると、
ポストに保育園から卒園式の招待状が届いていました。

ゆり組の皆さん、残念ながら出席できませんが、
皆さんの健やかなご成長と、保育園のご発展を
かげながらお祈りさせていただきます。





2007年02月28日(水)      へびいちご

 ヘビイチゴの花がポツポツと咲きました。
 小さな花ですがきれいです。夏になれば
 はびこるだけの雑草ですが、雑草だなど
 と決めるのは人間の勝手な都合でしょう。
 一つの植物種として懸命に生きる姿に
 僕らも何かを学ばねばと思います。

       暑くなりゃ赤くなるかよヘビイチゴ





2007年02月27日(火)      切 手

 昭和の古い切手が、オークションに出てい
 たので、7シートほど纏めて買いました。
 色々な図柄を買いましたが、この蝙蝠が
 一等気に入りました。今や絶滅危惧種の
 オガサワラオオコウモリです。額面は20円。
 封書なら4枚ぐらい貼ることになります。

たまさか筆をとって手紙を書くことがありますが、80円切手を一枚
ぺろりと貼るよりも、色々な柄の切手を数枚貼って、きれいな宛名
にして楽しもうと思います。





2007年02月26日(月)      製 靴

昨日、芋乃市場2月のワークショップ 『靴を作ろう』 が
とり行われました。参加者は、定員を2名上回る10名、講師の
曽田さんと、サポートのオームラさんの総勢12名という大所帯
になりました。長丁場にもかかわらず皆さん時間内に一足の
靴を仕上げ、満足げにお持ち帰りになられました。

 行程はまず、型紙作りから始まります。
 自分の足を紙に写し、その写しから革の裁断
 図面をおこし、その型紙を革に転写裁断後、
 縫い合わせます。一足分しっかりと縫い合わ
 せたら、底にソールの発泡ゴムと化粧かかと
 を糊付けし、革部分だけを水で濡らしながら
縫い目を金槌で叩き締め、膨らみをつけて完成します。画像は
半足ですが、その一連の行程が済んだ状態の、受講生Kさんの
靴と型紙です。
簡略化されているとはいえ、手間がかかるもんですなあ・・・
が、皆さん決してきつそうではなかったのが印象的でした。何か
夢中になって製作しておられて、皆無口で没頭し、没我の境地
に至っておられるようでした。写真を撮っているだけでもその
雰囲気が 『良い空気』 であることがわかりました。

今までのワークショップは全てそうだと思いますが、良い時間を
過ごした方は、きっと少し元気になられたことと思います。
薬効のある、そういう場を作れたことに静かな喜びを感じます。





2007年02月23日(金)      はずれ

 日中の天気予報では、昼から夕方にかけて
 突風や雷をともなった大荒れの天気になる
 といっていましたが、見事にはずれました。
 午後には雨は小降りになり、夕方には青空
 がのぞきました。優秀な観測機器をもって
 しても気象の予報は難しいようです。

画像は17:30のものです。陽が伸びましたねぇ・・・

お彼岸まであとひと月ですもんねぇ・・・





2007年02月22日(木)      やきそば

袋の即席麺で、『焼きそば』 は、とても品数が少なく、ほぼ
『日清焼そば』 『明星鉄板焼そば』 そしてサンヨー食品の
『サッポロ一番ソースやきそば』 の三本柱でしょう。『アラビヤン
焼そば』 というのもありますが、これはサッポロ一番の姉妹品です
から、大きく分けて上記三銘柄ということになりましょう。カップの
即席麺の世界では多々種類のある焼きそばも、袋タイプでは新たな
展開が無いようですな。私は、中でもサッポロ一番が好きです。
なぜか?それはズバリ!『液体ソース』 だからです。多くの方が
べちゃっとした焼き上がりになる液体ソースを敬遠し、スパイシィな
粉ソースを好むようですが、軟体麺好きの嗜好にはやはり液体ソース
が好ましく、なかなか売り場で見つからない明星を外せば、自ずから
サッポロ一番を選択するに至ります。

 さて、その作り方ですが、袋に記されている
 おいしい召し上がり方は一切無視し、小鍋に
 多目の湯を沸かし、麺がほぐれてからも更に
 2分ほど茹でます。火からおろし、蓋を使って
 湯を切り、ソースをからめて調理完了。
 炒めるという行為は一切しません。そして
皿に盛り、付属の青海苔をかけてできあがりです。こうすると
焦げつくことが無く、麺が無駄になりません。余力のあるときは
別に炒めておいた野菜を載せますが、よほどのことがないかぎり
麺だけで食べちゃいます。賢明な読者の皆様は、なんだカップ麺
と同じじゃんと思われたことでしょう、正にその通り!ぺヤングの
調理法の応用であります。

カップの焼きそばが好きな方であれば、この方法は手軽で、
麺に無駄がなく、小鍋一つでできる効率的な調理法だということ
を理解していただけることでしょう。

柔らかい麺の、やさしい美味しさを試してみませんか?
食の裾野は広がり、新たな美食の世界が見えてきますよぉ。




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