おとつい鶯が囀りました。初鳴きでしょう。
去年は、2月25日でした。一昨年は、3月2日でした。
今年はもう、庭の白梅も満開です。
鶯の声する木の枝に鶫居り
先月19日に1日陶芸教室で伺った保育園児の皆々様から 楽しいお手紙を頂戴しました。すでに字の書ける子も、まだ 覚えている途中の子も、渾身の一字一字を刻んで書いてくれた お手紙は、とても気持ちがこもっていて、うれしいお宝です。 さらに、ほとんどの子が似顔絵入りでした。
きたねえヒゲづらは印象に残ったものか、 どれもとてもよく似ています。中には顔だけ ではなく、姿で書いてくれた子も居りました。 今年、44になる中年オヤジにも6歳の頃は ありましたが、字を書けたかどうかは覚えて いません。ただその当時から物を作るのは 好きで、ドロダンゴ作りに熱中していたのを良く覚えています。
お預かりしているみんなの作品は、今ゆっくりと乾かしている ところです。予定では2月24日に素焼きをし、釉をかけたあと、 28日にもう一度焼いて、3月2日にお届け予定です。きれいに 焼いて、大事に持って伺いますよー。
もう少し、待っていて下さいねー。
素晴らしい本が出ました。 『東京五つ星の蕎麦 -技を味わう118の名店-』 どぉーん! 選者はレストラン批評でその名を馳せた見田盛夫氏、出版は 教科書でお馴染みの 『東京書籍』 です。
カラー写真が豊富で、非常に緻密に編まれ ています。伝統の名店、『砂場』『藪』『更科』 を筆頭に、一茶庵とその門下系列は勿論の こと、努力と精進の個人店まで、足と口で 取材した客観的な情報が整然とした筆致で 凝縮されています。うれしいことに喫煙の 可不可についてもきちんと調べて記されて おり、不完全な分煙の店がわかります。
杉浦日向子さん亡き後、名著『ソバ屋で憩う』の続巻への期待 は少々薄くなったかと思っていましたが、この一冊はあまたある ガイド本を一蹴し、一気に頂点に立つこと請け合いでしょう。 東京の本でありながら他府県のお店も99店舗紹介されており、 神奈川県も13店舗が掲載されています。 唸ります。
情報はどんどん古くなるものですが、ここ3年ぐらいはこの 一冊で楽しめることでしょう。ありがてぇことです。
東京書籍のサイト http://www5.tokyo-shoseki-ptg.co.jp/tosho_new/book/bookdata/04/4487801478.html
庭の梅ノ木が六分ほどに咲きました。 おとついの大風でずいぶん落ちましたが、 それでもまあまあ見ていられるだけには 咲いていて、良い香りをさせています。 たまさか、メジロが飛んできては花の 中の蜜か花粉かをつついています。
如月も中ほどになり梅六分
益子山水土瓶を入手しました。もちろん、 皆川マスさんの絵付けのものです。時代が 付いていてかなり傷んでいますが、おおむね 完品です。昭和の激動時代を、実用に耐えた 土瓶は、汚らしいというよりもむしろ茶熟れ た良さを感じます。民芸という美術論は嫌い ですが、益子焼の良さをきちんと見出した民芸派の慧眼には 敬意を感じます。
焼物屋として、この土瓶から学ぶところはたくさんあります。 大事にして、ことあるごとにこの一途な仕事に学びましょう。
今日は自宅の陶芸教室で、材料費を徴収するのにお釣が足りなく て泡を喰いました。しとしと雨の降る中を急いで近所の自動販売 機に走り、水を一本買ってくずしました。最近はどの販売機でも 千円札が使えるので助かります。会計担当者が外出していたの で往生しました。まぁ、どうにか無事収まってほっとしました。
生徒さんの一人が、『黒豆』を炊いて持っ てきてくれました。どえらい上手にできて いました。先月の芋乃市場で売った豆を 買って下さり、その豆を煮てきてくれた ものです。シワひとつ無く煮あがった豆 はことのほか軟らかく、ほんのりとした 甘みは豆の味を壊さない加減。さすがに年季の入った腕前です。 荒木義隆さんの白磁の高杯に盛り付けてみました。 貫入の入った白磁の肌に黒豆の艶がとてもいい感じです。
巷はバレンタインだかセメンダインだかで浮かれているようですが、 この行事に全く関心の無い我が家では、本日も淡々とした一日が 過ぎています。でも、今夜は荒れたお天気になりそうですねぇ・・・ 予報では雷や突風なんて物騒なことを言ってますねぇ・・・ ま、こればっかりは仕方ありませんねぇ。
お昼に、『釜揚げ蕎麦』 をしてみました。 釜揚げというとほとんどの方が、『うどん』 を思い浮かべると 思いますが、出雲のほうではごく当たり前のメニューです。
硬めに茹でたお蕎麦を一度水で締め、先月 の芋乃市場で買い求めた宮崎和佳子さんの 土鍋にそば湯をはって入れました。とても きれいでした。これを盛りを食べる要領で つゆにつけて食べるのですが、いかんせん のびが速い。軟らかいのが平気な私でも、 少し早すぎるなと思いました。釜揚げのお蕎麦は、少し太めの お蕎麦を使うのがよろしいようです。
2月も早、折り返しです。来週の週明け19日は『雨水』です。 早くも花粉のアレルギー症状が出ている方もいらっしゃるよう です。季節のかわりめで、馬鹿な風が吹いたりすることもあり ましょう。どうぞ皆様、ご注意願います。
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