ぐぐっと秋めいてきました。 庭の珈琲の木にオンブバッタがとまってい ました。♪親亀の背中に〜といったのどか さを感じますが、実はコレ、もっと艶っぽい 行為の姿でありまして、オスがメスを独占 しているといった景色です。お熱いですな〜
のどか也オンブバッタの後背位
こないだの日曜日の蒸し暑さと、けたたましい 雷様はどこへやら、朝晩とても涼しくなりました。
我が家の周りは藪が多いせいか、気象庁の 発表する最低気温よりもいくぶん低いこと が多いです。昨日も夜半は20℃を割りました。 ありがたいことです。今日も暮れ方から良い 按配で、夏の名残の 『トコロテン』 をアテに お燗酒をすすっての晩酌です。
南の海には台風13号 『サンサン』 がやってきて、コースを ぐう〜っと東に曲げてくる模様です。荒ぶらないと良いのですが・・・
九月も折り返しました。季節のかわりめ、どうぞ皆様ご自愛のほど。
9月6日に作り始めた杉浦日向子さんの本の紹介ページが概ね完成し、 本日、めでたく公開いたしました。とは言え、かまなりやのサイトのどこ にもまだ入口を作っていません。この 『陶房日報』 をご覧下さっている 皆々様にまずはお披露目という趣向のご愛読感謝公開です。 (その心は、見せびらかしたいだけであります。頓首)
杉浦さんの著書は、江戸物の随筆を軸に対談 監修などを含め、現在24冊の本が出版されて います。その中で手元にある単行本と、文庫 のオリジナルを19冊写真入りで上げました。 画像はほとんどが初版のものです。マイナーな 分野であるだけに初期のものは出版部数もそう 多くは無く、蒐集の道は長く険しく未だ道半ばですが、幸い、コレクター も多くは無く、出版年月日も若いので、掘り出しの美本が出ることもあ りました。そんな本に出っくわしたときには一人、感に絶えずじんじん と蒐集欲求を満たし、本棚に並べて目尻を下げたものです。
あろうことか昨年、病に倒れ、杉浦さんが故人となったためこれ以上の 出版物は望めません・・・寂しい限りです。が、蒐集の完結が目に見える かたちで凝結し、夭折の心の師匠の姿が憧れの域を出ないままに定着し たことに一抹の安寧を感じたことも恥ずかしながら白状します。
漫画家としてデビューした杉浦氏の偉業の出発点はあくまで 『ガロ』 で あり、その点を尊重すれば漫画作品から紹介するのが筋かと思いますが、 個人的に杉浦さんの文章に触れたのがエッセイからであったため、随筆 ものからの展開になりました。いずれ、折を見て漫画作品もご紹介でき るようにと思っております。
それでは、御用とお急ぎの無い方は以下のアドレスから お入り願います。日報読者の皆々様江、木戸銭無料の大奉仕〜
http://www.kamanariya.com/ltd/kura/hina-book/index.htm
しとしとと良い秋雨でした。 湿度が高いのは決して快いものでは ありませんが、昨日の今日、暑さに 困憊した身には、涼しさがうれしく、 今夜はなにやらしみじみとした気分 で、お燗酒で晩酌しております。
すずしさやはらにしみいるさけのかん
(芭蕉様、すんません・・・)
おとつい秋刀魚が届くでしょうなどと書いたその舌の根の乾かぬうちに 釜石から魚が届きました。ちょうど友人たちと、日曜日には買ってでも 喰おうなどと予定していたところにタイムリーに秋刀魚到着。さっそく 炭を熾して塩焼きで食べました。
が、しかし・・・昨日は暑かったです。 火を熾すのも億劫なほど日中の気温は上がり、 日が暮れても風は蒸し暑く、焼いている方は 汗だくでした。ともあれ、美味かったです。 ピカピカ光る魚にほどよく塩を振って遠火で じわじわ焼いたサンマに、たっぷりの大根お ろしと醤油をひとったらし、口にした人は皆「うう〜」と唸りながら 夢中で食っていました。昨日は目黒でも恒例の 『さんままつり』 が あったとか、きっと目黒も暑かったことでしょうねぇ・・・
一夜明けて今朝方は、大雨と雷で驚きの起床でした。 雨音に驚いて開け放していた窓を閉めようと外を見ると明け方の横浜 の空は朝焼けで赤く染まっており、その赤い空に稲光がフラッシュの ように瞬くさまは何とも妖艶でした。恐ろしい雷鳴におののきながら 過ぎるまでまんじりともせず枕をかぶって萎縮していましたが、日中 は晴れ間ものぞいて、またまた蒸し暑い一日でした。
季節の変わり目は一筋縄ではいかぬようです・・・
暦は菊の節句となりました。 かかあの郷里釜石でも秋刀魚の水揚げが始まったという知らせ が届きました。近いうちにごっそりと送られてくることでしょう。 そうしたら、炭火を熾して塩焼きにしていただきましょう。
裏庭の柿の木に今年は実が生りました。 この木はまったく気まぐれで、生る年と生らな い年が不規則です。例年、たいした期待もして いないのですが、なりゃあ生ったで欲の出るも んです。時に陽気のせいか、実が赤くなるかな らぬかのところでぽとりぽとりと落ちることが ありますが、今年はいかがなものでしょう。
いよいよ秋ですなぁ・・・お彼岸を過ぎれば新米も出回るでしょう。 10月の声を聞けば、新蕎麦も出てくることでしょう。暑い夏を辛抱 したご褒美がたんとある秋は、まっこと良い季節です。
畑のゴーヤーが、たわわに実を付けて、今年もニガ瓜大豊作です。
昨年は8月の末にはすでに鈴生りでしたが、 今年は照る日の少ない陽気のせいで、いくば くか遅いのは、全国的な傾向でしょう。 とまれ、コウ一編に生った日にゃぁこんだは 喰うのが忙しくて難儀です。とは言え、そうそ うまいんちコレばかり食べてもいられません。
それでも献立を工夫し、 『炒め物』 『天ぷら』 『汁の実』 などにして 美味しくいただいてはいますが、いよいよ食べきらないときは酢漬けにし て保存しています。鹿児島の方に教わった保存法ですが、これがなか なか美味しくて、保存も効くので重宝しています。
今日は暑さが戻って、蒸す一日でしたが、こういう日こそ ニガ売りをいただいて、夏の疲れをふっ飛ばしたいところです。
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