陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2006年05月30日(火)      初 夏

今日は晴れて、少々暑い一日となりました。
風も心地よく、初夏を思わせるホトトギスの声が朝から一日聞こえていま
した。いきおい、佐々木信綱の 『夏は来ぬ』 の詩が思い起こされて、頭の
中で不如帰の鳴き声とともにコダマしていました。

『卯の花の匂う垣根に時鳥早も来鳴きて忍び音もらす 夏は来ぬ』

この詩は4番まであり、どの詩も季節の風物が巧みに読み込まれた美しい
詩です。日本の四季と、日本語は何と美しいのでありましょう・・・

 ジャガイモの花がきれいに咲いています。
 日照不足で雨続きとくれば不作は覚悟の上ですが、
 まあ枯れないかぎりは一つや二つの芋は生るで
 しょう。葉が黄色くなったら堀り上げて、うでてお塩
 で食べましょう。新ものはきっとホクホクで美味しい
 ことでしょう。

明日もホトトギスは元気に鳴いてくれるでしょうか?
一日鳴いているということはこの地で巣立ったのではと淡い期待を抱きつつ、
あすも 『ホットトギス』 『テッペンカケタカ』 『トッキョキョカキョク』
などと聞きなされる響く声が聞きたいです。





2006年05月29日(月)      発 芽

11日に蒔いたゴーヤーの芽が出ました。
今月中には出なかろうとふんでいたのですが、この長雨と気温の上昇で
月替わりを待たずに発芽にお目にかかれたのは幸いでした。

 去年はたくさん蒔きすぎて棚作りが大変だった
 ので今年は控えめに蒔きましたが、それでも8本
 の苗がありますので順調に育てばきっと沢山
 の実が採れるでしょう。今年の5月は雨が多く、
 日照時間が少ないので、苗で買って育てている
 人は今一つ伸びが悪いのではないでしょうか・・・

あと二日で5月も終わり、6月になれば本格的な入梅のシーズンになります。
このまま照らずに梅雨になれば、畑の作物はどうなるのでしょうか・・・
田も畑も気候によっては作に影響が出ることは自明、降るときに降って、
照る時に照る、これが望ましいありようだと思います。

お天道様の機嫌には逆らえませんが、日照時間が増えることを祈ります。





2006年05月28日(日)      カレー

予想通り、昨日の開店初日っから2日続いて『雨』でした。

芋の市もそうでしたが、雨の土日はお客様があまり多くありません。
商いとしては芳しくないことですが、こういう日に来てくださるお客様は
きっとのんびりした雰囲気で展示をご覧になることができ、お茶やお食事
もゆっくりと楽しむことができて、いいのではないでしょうか。お客さんの
立場で考えると、お店は空いている方が居心地はいいはずでしょう。

 『芋乃市場』 では毎月ランチメニューを工夫していく
 予定です。自然志向の素材で手作りした美味しい
 ものを、自作陶器に盛り付けてご提供いたします。
 今月のお昼の献立は 『カレー』 です。27〜29日は
 『南インド風』 30・31日は 『スリランカ』 どちらも
 チキンと野菜と香辛料で作る本格カレーです。

調理担当は10年来喫茶をバックアップしてくださっているアクセサリー作家の
市橋麻弓さん。画像の 『南インド風』 は、芋の市では 『イバカレー』 としてお出し
していたものです。今回、スリランカの方から直伝をいただいた 『スリランカ
カレー』 を献立に加えさらに充実!毎日20食の限定です。そして、脇を固める
つけあわせは、我が家の畑の春菊を使った新鮮サラダと、自家製ピクルス。
まさに 『薬食いカレー』 です。

ちなみにお値段は850円。コーヒーとデザートが付いたセットは1,300円。
体に優しい、美味しいカレーを、かまなりやの器でゆっくりとご賞味下さい。





2006年05月26日(金)      営業はじめ

いよいよ明日、『芋乃市場』営業開始です。
ゴッテリ出た解体廃材や、改装残材などなども産廃業者に引き渡し、ゴミも
片付きました。室内の展示もまとまり、お昼用のカレーも仕込みました。

 ワイヤー作家にして二胡奏者の野村さんから
 お祝いのお花が届きました。白を基調にした
 可愛いアレンジに「長く愛されるお店になります
 ように」というメッセージカードがつつましい花籠
 です。アレンジメントはご自分でなさったので
 しょうか、お心遣いありがとうございました。

気になるのがお天気です。『芋の市』時代から常に降っているのできっと
明日も雨が降るのでしょう。がしかし、常連の皆々様はご存知で、特にたま
げることもなく足を運んで下さることでしょう。

がんばろう!芋乃市場。





2006年05月24日(水)      タオルマフラー

ワールドカップサッカー日本代表応援グッズ『タオルマフラー』を
買いました。前回大会、迷いに迷った揚句買わずに後悔した一品です。

 日本チームは国内最終合宿を終え、良い状態の
 仕上がりを見せているようですが、どうもピリリと
 していないように見受けます。もとよりジーコ監督
 は選手の自主性重視でここまでチームを作ってき
 ましたが、何か緊張感の薄い記者会見に、いくらか
 の不安を感じずにはいられません。

初戦の豪州戦は6/12です。もうひと月ありません。前回大会韓国を率いた
名将ヒディンク監督は、オーストラリアを素晴らしいチームに仕上げています。
また、クロアチアは強いフィジカルで攻めてくるでしょう。そして前回大会
の覇者で、およそ同じ人類とは思えぬ超絶技巧チームのブラジル『カナリア
軍団』が連覇を狙って襲いかかります・・・

予選F組は、過酷な星取りになること必定です。キリンカップでの課題も積み
残したまま、なにやら和やかな練習など公開しているのは、余裕なのか、はた
またジーコ流盤外戦術なのか・・・ドイツでの練習は非公開になるかもしれま
せんが、ぜひとも宮本キャプテンのもとチーム一丸となって、日本らしい緻密
なサッカーを組み立てて勝って欲しいと思います。

目指せベスト4!がんばれ日本!





2006年05月23日(火)      ウェスタン

保健所の検査が無事終わり、6年間の営業許可がおりました。
6年後にはまた更新ですが、まずはめでたし!いよいよ営業開始です。

 検査前の最後の宿題がこの自由扉でした。
 衛生上、厨房にお客さんがたやすく出入りでき
 ないように義務付けられているもので、ごく普通の
 ドアでも良いのですが、厨房スタッフの要望でどちら
 にも開く、所謂『ウェスタンドア』を作りました。
 建具の造作は経験が無い上に、自由丁番という少々
難しい『ちょうつがい』を付けなければならず、戦々恐々としていましたが、
落ち着いて説明書を読んでみると、案外に簡単なものでした。
最後の宿題が片付いて、ほっと肩の荷を降ろしています。

開店まであと3日、あとは残材の廃棄物を出して、看板を作ってと、こまごま
した段取りがありますが、ま、こつこつとこなしていきましょう・・・





2006年05月22日(月)      オリーリ

鎌倉のイタリア料理店『タベルナ・オリーリ』さんから閉店の案内が届きました。
シェフの福井さんの体調不良での店仕舞いということらしいですが、残念でな
りません・・・手打ちパスタの心の師匠と仰いでいただけに、もうあのお料理が
いただけないかと思うと、常連でもないのに断腸です・・・

 営業は今月の26日までということなので、
 最終営業日に伺って、福井シェフのパスタを心に
 刻んでこようと思います。左の画像は去年の3月に
 伺っていただいたトスカーナの手延パスタ『pici・ピーチ』
 羊のラグーで絡めたパスタ・フレスカはお世辞抜きで
 本当に美味かった!ブオニシモでした。

閉店は返す返すも残念ですが、シェフには、まずは身体を養生して
いただいて、ご本復のかなった折にはぜひまた開業してほしいと思います。

(できますればうちの近所でおねがいしまーす。)



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