私の雑記帳
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隣の芝生が青く見えてしまう。 そんな自分を、貧しいと思う。 人目を気にしてビクビクする生活がとことん嫌だと思いながら 現実の一歩には踏み出せていない。 容赦ない老いが顔に表れるようになり、鏡を見るのがますます不快。
どこからか助け舟がこないだろうかと、まるで夢のような 漠然とした願望が心のどこかにある。 そんなもの、あるわけがない。
子供がいて、私がいて、幸せはきっとある。 でも自立できていない。 私を活かせる職場、私がなんとか務まる仕事は いつになったら見つかるのだろう。
せっかく受けた面接なのに「どうか採用されませんように」と願う私。 ならば、その仕事は辞退すると連絡すればよいものを それさえ、ためらうバカな私。 私を良く知る友人は私はいちいちガーンとしすぎると言ったが その通りで、それが性分なのである。強くなんかもうなれない。
愚痴をはき散らかすと、脈絡もなくなりしかも止まらない。 すくなくとも、今こうしているのはあまり健全じゃないのかもしれない。
先週、近所の会社に面接を受けに行った。 「5S」だの「ほうれんそう」だの、正直言ってついていけない。 組織というのは、かくのごとき形式ばったお題目を唱えなければ 仕事が出来ないのだろうか。 合否の連絡はまだないが、その会社には行きたくなくなっている自分の気持ちに気がつく。 そこに限らず、会社組織のものに属するのは本当に苦手で自分にはできないとあらためて気づかされた。 受かっても、受からなくても、憂鬱なのだ。
自分はダメな人間だというコンプレックスに、ほんのわずかな プライドが、憂鬱な気持ちにさせる。
とにかく自立しなければ、口が開けないのも事実。 私は自立をどれだけ夢見てきただろうか。
苦しくてたまらない。
怖くてたまらない。
逃げ出したいが、何処にも逃げられない。
苦しくてたまらない。
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