| 2009年03月19日(木) |
今時の娘事情…こんなことをするなんて… |
《お知らせ》
すいませ〜ん! 今日の続きは、日曜日分にてUPします。 急に仕事が入ってしまい、とても書けなくなりました。 どぞ、よろしくです。
さて、昨日からの続きです。 今日も、近所に引っ越してきた 友人の娘ちーちゃんのお話です。
7月に引っ越ししたとき、 娘の部屋に荷物がいっぱいで 整理がつかなかったので、我が家にあった 小さな折りたたみ式のテーブルを貸した。 (60センチ角くらいのもの)
そして、部屋が落ち着いたら、 使わなくなった我が家の大きなテーブルと 取り替える約束になっていた。 (70×120センチくらいのもの) すると、今年に入ってから、 ちーちゃんから、
「まゆおば、 大きなテーブルにしたい。 部屋も落ち着いたし…いい?」
という申し出があった。 どうやら、部屋も落ち着いてきたらしい。 引っ越し以来、私は、娘の部屋には いっていないので、どうなっているかは、 よくわからないけど、ともかく、 大きなテーブルを置けるようになったらしい。
そこで、それを了承し、 小さなテーブルと大きなテーブルを 交換することになった。 で、ある天気のいい日に、 その交換をすることにした。
我が家にある台車に、 大きなテーブルを落ちないように 私がヒモでくくりつけて、 それを、ちーちゃんが部屋まで運び、 帰りに、ちーちゃんの部屋にある 小さなテーブルを我が家に戻すと いう手はずになっていた。 そして、一緒に夕飯を 食べることになっていた。
夕方。 ちーちゃんは、ひもでくくられた 大きなテーブルを部屋まで運び、 代わりに、小さなテーブルを台車に乗せて、 「ありがとう」 と、返してきた。
私は、 「はい、ご苦労さま」 と、いって受け取った。 そして、この小さなテーブルは 明日しまおうと、玄関脇に立てかけておいた。
そして、この日は、 何事もなく、いつものように、 娘の最近のアルバイトや学校の話を聞き、 一緒にTVなどを見ながら 楽しい食事をして過ごした。 ちーちゃんは、11時半頃帰っていった。
次の日。 私は、返された 小さなテーブルを見て、 愕然とした。
返却された小さなテーブルには、 1つの角に、 大きなすりキズがついていたのだ。 大きなへこみも3つほど出来ていた。 (貸したときには、キズはなし)
「ありゃりゃ。 なんだ、これはひどい! あーあ、引きずってきたのね… それにどこかにぶつけてきたらしい… うーん…、これじゃ、 このテーブルはもう使えないわ」
このテーブルは、小さなテーブルだけど、 結構ガッツリとした重いテーブルなので、 引きずったら、その重さでかなりのキズがつく。
大きなテーブルは、私がヒモで落ちないように くくったので、ちゃんと運べたと思うけど、 この小さなテーブルは、ただ台車にぽんと乗せて、 不安定なままで、道路をがらがらと引っ張ってきて、 その途中で、テーブルの片隅が道路につき、 それをそのままずるずると引きずったと予測された。
私は、かなりがっくりきた。 それとともに、 このキズに気がついているのか、 気がついていないのか、 このキズについて、何も言わないで返してきた ちーちゃんの行動に腹も立ってきた。
「ちーちゃんは、何も言ってなかったね、 このキズについて。 どう思っているんだろう。 このキズを知っているんだろうか? さて、これをどうしたものだろう」
と、私は考えた。 しかし、このことについては、 はっきり言わねばならないと思い、 とりあえず、事実確認をしようと思い、 こんなメールを出した。
「テーブルにキズがついて 返ってきたけど、 戻すときに、引きずった?」
すると、娘から、しばらくして、 メールが返ってきた。 この娘の返事をみて、 またまた私は驚いた。
続きは、また明日書きますね。 いろいろとあるものですね(笑)
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| 2009年03月18日(水) |
今時の娘事情…いろいろありますね〜 |
今日は、友人の娘との生活についてのお話です。 過去にも書いた娘で、今年20歳になり、 4月から大学3年生になります。 (早いものです) とても、元気はつらつで学校に通っています。
今日は、 この娘との関わりあいの中で、 私が、驚いたり、あきれたり、 学んだりしたお話です。
この娘を私はちーちゃんと呼んでいる。 このちーちゃんだが、 昨年の7月の半ばに、学生寮から出て、 我が家から歩いて5分くらいのところに 引っ越ししてきた。 (詳細は→「娘の引っ越し」)
そして、現在、学校にちゃんと通いながら、 割と名の通った中華料理屋さんで アルバイトをしている。 この中華屋さんで、まかないの食事が出るので、 自分の部屋で食事をすることはあまりないが、 ときどきは、つくることもあるらしい。 そして、アルバイトもなく、 時間が空いたときには、
「今日、食事に行ってもいい?」
と、メールで連絡が入り、 私の都合がよければ、食事をしに来る、 といっても、月に1〜2回くらい。 でも、いったん来ると、 なんだかんだと11時頃までいて、 ゆっくりごろごろとしていく。 まぁ、そんなこんなで、 ちーちゃんとの生活も落ち着いてきた。
さて、 この中華屋さんのアルバイトだが、 もう1年半以上も続いていて、 ほぼ毎日していて、時間があけば、 休みのときにもしているので、 1ヶ月に5〜9万円くらい入ってくる。 結構、稼いでいるのだ。
で、どのくらい たまったのか、 おば(私)はとっても 気になった。 (なんとなくね)
だって、昨年の夏に、 海外旅行に行こうと計画するも、 一緒に行くはずの友人の方が お金がたまらなかったとかで、 いかなかったし、洋服と本以外には あまり使っているようにはみえないし、 大分、ためていると思うのだ。 ちーちゃんの母親も、
「あの子は、がっちりと ためている」
なんて言っていたし。 ぼーっとしているところもあるけど、 お金のことは結構しっかりしているようだ。 なので、先日、我が家に食事にきたときに、 興味本位にさりげなくこう聞いた。
「ねぇ、いっぱいたまったぁ? 何に使うの?予定あるの?」
すると、娘はこう言った。
「そんなにたまってないよ、 でも、まあまあなのかな〜 あのね、まずは携帯を変えたいの。 あとね、来年は、ちょっと大きめの テレビを買うんだ。 地デジね、あとブルーレイも。 携帯とテレビは、自分で買えと おかあさんに言われているから」
ということで、 一応計画があるらしかった。
そんな話をした後で、ついに、 チーちゃんは、携帯を買い換えた。 その携帯の価格を聞いてびっくりした。
「いくらだったの?」 「5万6千円」 「えっ、5万6千円? ひぇ〜高いね〜」 「でも、今はそのくらいするんだよ。 新しいものは高いんだよ」 「分割でそれを払うの?」 「ううん、1回で払って来たよ。 機種変更分は、自分で出す約束だから」
ということで、ちーちゃんは、 新しい携帯電話を一括で買ってきた。 メールと電話くらいしか使わない私にとっては、 ちーちゃんが必要としている、 ワンセグも他の機能もいらないものだったが、 娘にとってはあこがれの機能だったようで、 ほらね、ととても嬉しそうに、 いろいろと機能をみせてくれた。
ま、私にとっては、 チンプンカンプンな機能ばかりだったけど、 いろいろと教えてもらったりして、 今時の携帯が、どんなに進んでいるかを 知ることができたのだった。
そのほか、今人気の芸人や、 タレントもよく教えてくれる。 教えてもらっても、 みんな似たように見えてしまうので、 すぐに忘れてしまうのだけど、一応は、 ちゃんと教えてもらうことにしている。 今時の人の感性も知りたいしね。
というわけで、娘との生活も 楽しんでいるのですが、 ちょっと前に、本当にびっくりした 出来事などもあって、どうしたものか… と、思ったこともあったのでした。 本当に、目が点になりました… この話は、また明日書きますね。
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| 2009年03月17日(火) |
振り込み詐欺撲滅!賛成です。 |
最近の掲示板事情の続きです。 昨日は、犬の散歩の注意喚起が多いと 書いたが、次に多く 貼ってあった注意喚起はコレだった。

振り込み詐欺撲滅だ。 まだまだ多いんだね。
「振り込んじゃダメ」 「手渡しちゃダメ」
と、書いてあったけど、 この掲示板の貼り紙をみて、 気をつけてくれるといい、 そして、本当に撲滅したいと思った。
我が家には、このような 電話がきたことはないけれど、 周りに聞くと結構かかってくる、 ということだった。
このあたりでは、ときどき 注意喚起のチラシも入ってくるから、 被害があるのかもしれない。 このチラシは、実家に、
「何があっても振り込みするな。 オレ(私)は大丈夫だから。 そんな電話があったら、 必ず電話してきて」
と、息子や娘がまめに 連絡するといいと書いてあった。 他人事と思わず、 気をつけなくちゃねと、思う。
そのほか、こんなポスターも あちこちに掲示板に貼られていた。

このポスターによると、 ○オレオレ詐欺 ○架空請求詐欺 ○融資保証金詐欺 ○還付金等詐欺 が多発しているらしい。
悪いヤツらはいるんだね。 これから、還付金もあるから、 本当に気をしっかりもって、 だまされないようにしてほしいと思った。
さて、そのほか、こんなポスターも よく貼られていた。

住宅用火災警報機設置促進の ポスターだ。新宿区でも、 来年の4月から義務化になる。
そのために、 こうして促進しているのだと思うけど、 このポスターの写真、 なんだかな、と思った。
「住宅用火災警報機を早めに 設置しましょう」 のワキには、
「伝説は 現実のものとなる」
などという火災警報機設置促進の、 ポスターの意図から考えると、 やや不気味とも思えるような、 コメントが書かれていて気になった。
下の方には、 「DRAGONBALL EVOLUTION」 3月13日公開のお知らせもあった。 東京消防庁とのコラボレーションとか、 なにかあるのかな?なんて思った。 (調べてみたけど、表だっては 何もないようだった)
個人的には、 DRAGONBALL実写版も、 ヤッターマンの実写版の映画も 見に行きたいと思っているけど、 この火災警報機設置のポスターに使うには、 やや無理があるような気がした。
促進させるなら、もっとわかりやすい、 絵柄(例えば、火災警報機そのもの)とかの ほうが、わかりやすく効果があるのではないか、 と、私はひそかに思ったのだった。 確かに、このポスターは目立っていたけどね。
というわけで、このあたりの掲示板事情でした。 みなさまの近所の掲示板にはどんなことが 張りだされていますか? みてみてくださいね。
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| 2009年03月16日(月) |
昨日、犬のうんこを踏みました。 |
今日は、最近のこのあたりの掲示板事情紹介です。 久しぶりに掲示板を見て歩いたら… どうやら、いろいろとあるらしいことがわかった。
「ふぅん、なるほど、 こんなこともあるのね、 ふむふむ…」
なんて、思いながら、チェックしてきた。 都心では、かなりの多くの掲示板が 設置されている。 そして、その地域の行事や、 注意事項、お知らせなどが こまめに張り出されている。


今回、見て回ったら、 いちばん多い張り紙が、 これだった。

そう、犬の飼い方、散歩についての 注意を促したものだった。 これは、何カ所かの掲示板で見かけた。
ちゃんと、リードをつけて 歩かないとね。
そして、さらに、 こんなに具体的な注意も 見つけた。

どうやら… この方は… うんちを踏んだらしい…
「靴の溝の中に入った うんこの始末は、 くさくて大変でした」
なんて、書いてあった。 きっと大変だったんだね、 うんちは、くさいからね… 踏んだら、辛い… 気の毒なことだった。
それに、玄関前にうんちをされて 怒っている人もあると書いてある。 それは、怒る。 誰だって怒る。 自分ちの前ですればいいのにね。 いかんね。
本当に、飼い主さんには うんちの始末はしっかりしてほしい、 ちゃんと、うんち袋ももってほしいと思う。
あちこちの掲示板に、 こんな張り紙をしてあるところをみると、 マナーが悪くなっているのかもしれない。
張り紙には、そんな方を見かけたら、 「見てみないふりをせずに、 ひとことかけて注意を促そう」 なんてことも書いてあった。 そうだなぁと思ったけど、 実際に見かけると、なかなか いえないんだな…と心で思った。
まだまだ、いろいろな張り紙が あったので、これはまた明日紹介します。
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| 2009年03月15日(日) |
あのおんぼろ家が、こんなふうになるとは… |
今日は、かつて書いた記事のその後です。 先日、ウォーキングで撮った写真データを 大分なくしましたが、この写真はかろうじて、 違うデータに残っていたので、嬉しくなりました。 やっぱり、データのバックアップは、 こまめにしておくべきですね〜
さて、以前、 「あっ、あの、おんぼろ家が…」 で、かなりのおんぼろ家を紹介しましたが、 この家のことが気になっていたので、 ずっーと見てきたら… このたび、すごいお家になったので、 紹介したくなりました(笑)
これは、2006年の2月頃の状態ね。
ほらね、こんなひどい状態で、 今度地震や強い台風でもきたら どうなるか、ととても気になっていたのだ。


そして、2007年の2月。
いよいよ解体がはじまって、 3月頃には、こんなふうに すっかりとキレイになった。

「おや、すっかりと キレイになったね〜。 これからどんなおうちが 建つんだろうね」
なんて、人ごとながら 楽しみにしていたのだ。 しかし、しばらくこのまま 空き地となっていた。
「どうしたんだろう? もしかしたら、土地が売れないのかしら? それとも、何か事情があるのかしらね?」
なんて、これまた余計なお世話だが、 ひそかに心配していた。 もっとも、おとなりのアパートの人たちに とっては陽が当たって、きっと 建たない方がいいと思っていると思うけどね。
そして、2008年の10月に ついに工事が始まった。

「お、いよいよだね。 どんなおうちになるかなぁ」
と、たびたび見にいくようになった。
すると、11月のはじめには、 こんな感じになってきた。
ちょっと変わった感じの建物と なりそうだった。

11月の末には、 こんな形が見えてきた。

「おや、上の方に、 大きな窓でもできるのかしら?」
と、楽しみにしていた。
そして、3月になって、 ついにできあがったのだ。 ほら、こんなふうに。

「わぁ〜立派だねぇ〜 モダンとでもいうのかなぁ。 でも、窓がすくないね。 周りから見えないように したのかもね」
なんて、思ったのだった。 家の前もすっきりとして、 駐車スペースになっているようだった。

2006年から、2009年まで、 かかったんだね。 ともかく、あのおんぼろ家が こんなふうに立派な家になったのだった。
「よかった、よかった、 もう地震がきても、台風がきても 大丈夫だね」
と、人ごとながら、 思ったのでした。
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| 2009年03月13日(金) |
自殺をしようとしたそのとき…奇跡が!「奇跡のリンゴ」より |
今日も昨日からの続きになります。 今日も、この本からの紹介です。
「奇跡のリンゴ」より
木村さんの人柄が出ていて、 心があたたかくなります。
さて、昨日からの続きです。 木村さんは、6年間も必死の思いで いろいろとやってきても、何の効果もなく、 万策尽き果て、山にロープを持って、 自殺しようと決意します。 そして、そのロープを枝にかけようとして、 勢い余ってあらぬ方向へ飛んでいきます。 木村さんは、こう思います。
「この期になってもへまをする。 なんて駄目な男なんだ」
そう思いつつ、そのロープを拾いに 山の斜面を降りかけた、その瞬間、 木村さんは、あるものを目にしました。
月の下にリンゴが あったのです。 そして、そのリンゴは、 魔法の木のように、 輝いていたのです。
葉の1枚1枚が、満月の光に照らされて、 輝くのまではっきりと見えたといいます。 そして、それは、のびのびと枝を伸ばし、 すべての枝にみっしりと葉を繁らせていました。 そのとき、木村さんは、 さらにこう思います。
「誰が、農薬を撒いて いるのだろう?」と。
しかし、ここは深い山の中。
「農薬なんて撒く人は いないはずだ!」
脳天を稲妻で貫かれたように、 そう気づき、そのリンゴの木のところに 走っていきます。 心臓を高ぶらせながら。
走っていってみると、 それは、リンゴの木ではなく、 ドングリの木であることがわかりました。
しかし、ドングリでも何でもよくて、 どうして、この山奥で、農薬もかけないのに、 こんなに立派な木になるかということが不思議でした。 この木々たちは、農薬もかけてないのに、 葉は健康だし、実もびっしりとなっている。 虫も、病気もの菌があるのも同じなのに… そして、はっとします。
「自然の植物が 農薬の助けなど借りずに 育つことをなぜ、 不思議に思わなかったのだろう。 ここに答えがあるのだ」 と。
そして、この木々たちを我を忘れて、 観察し、決定的に違うことを発見します。 決定的に違うこと…それは、
雑草が生え放題、 地面は足が沈むくらい ふかふかで、 土が全くの別物
ということでした。 その瞬間、木村さんは 気がつくのです。
「土だ! 土が違うのだ!」と。
そして、この土を無我夢中で掘り、 匂いをかぎ、口の中に含み、 土の感触を確かめました。 そして、さらにこう気がつくのです。
「自分は今まで、リンゴの木の見える部分だけ、 地上のことだけを考えていた。 目に見えない、リンゴの木の地下のことを 考えていなかった。 堆肥を与え、養分を奪われないように、 雑草を刈ることしかしてこなかった。 葉の状態ばかりが気になって、 リンゴの根のことを忘れていたのだ」
ついに、答えを見つけ出した 木村さんは、踊るような気持ちで、 山を下ります。
帰りの遅いことを心配した美千子さんと 子どもたちが畑まで様子を見にきていたのですが、 木村さんがあまりに意気揚々としていたので、 狐につままれたような顔をしたそうです。
さて、答えを見つけた木村さんは、
「自分にはもう 何もできることはないと、 思っていたが、 何も出来ないとおもっていたのは、 何もみていなかったからだ。 見えないものを見る、 努力を忘れていた」
と、万策尽き果てたと思っていたことが ウソのように、土を調べ始めます。 あちこちの土を掘り返し、 山から土を持ち帰り、研究に研究をかさねます。
比べてみると、木村さんの畑は、土が硬く、 山のような匂いもせず、土が違うことが はっきりとわかりました。 土の違いは、その土の中にいる、 微生物の違いであることも突き止めました。
《7年目》
リンゴの木を丈夫にするには、 山の土にするしかない、と考えて、 この土づくりをしていきます。 もちろん、山がそうであったように、 雑草もそのままにしました。
木村さんは、家計を助けるために、 キャバレーで働きます。
《8年目》
無農薬を始めたときには 800本あった木が、 400本くらいになっていましたが、 新しい枝をだし、そして、 なんとその中の1本の木が、 7つの花を咲かせたのです。 そして、そのうちの2つに リンゴがなったのです。
このリンゴは、神棚に上げて、 それから家族全員で食べたそうです。 そのリンゴの味は、
驚くほど、 美味しかった、 そうです。
《9年目》
畑一面にリンゴの花が咲きました。 夫婦でその光景を目のあたりにしたとき、 言葉も表情も忘れて、自然に涙が流れてきて ただ、その場に立ちつくしたとか。 そして、このリンゴたちは、 ピンポン玉のようなリンゴをつけました。
もちろん、こうして実のったからといって、 すぐにこのリンゴが売れるわけではありません。 20代でリンゴを作り始めた木村さんは、 すでに40を超えていました。 このリンゴを大きくしたり、 売れるところを探し、木村さんの苦労は続きます。 そして、あらゆることをして売り込みます。 そして、徐々にお客さんが増えていったのです。
土の改良をしてから、 リンゴの木たちは、元気になりました。 雑草も虫も種類が増えました。 何千種類もの生物が互いに、競争したり、 依存したりしながらも、互いに自然の中で 共存し、土作りに協力しているのだと、 木村さんは言います。
「農薬を使わなくなってわかったことがあるのな。 農薬を使っていると、リンゴの木が病気や虫と 戦う力を衰えさせてしまうのさ。 楽するからいけないんだと思う。 クルマにばっかり乗っていると、 足腰がよわくなるでしょう。 同じことが起きるわけ。 それでな、リンゴの木だけじゃなくて、 農薬を使っている人間までもが、 病気や虫に弱くなるんだよ。 病気や虫のことがよくわからなくなってしまうの。 農薬さえまけばいいから、病気や虫のことを ちゃんと見る必要がなくなるわけだ。 人のことを言っているんじゃなくて、 この私がそうだった」
さらに、こんなふうに言っています。
「人間にできることなんて、 そんなにたいしたことじゃないんだよ。 みんなは、木村はよく頑張ったって言うけどさ、 私じゃない、リンゴの木が頑張ったんだよ」
ということで、木村さんは 「奇跡」とも言われるリンゴを作り出しました。 そして、先日も書いたとおり、 現在では、ほとんど手に入らないリンゴとなりました。
現在の木村さんはというと、 日本だけでなく、外国までも農業を教えに いったりするような有名人となりました。 しかし、現在でも、生活はあくまで質素で、 リンゴづくりをしているそうです。 いろいろな研究をしながら。
そして、何より、 木村さんはよく笑う人で、 (本の表紙のように) その笑い声はとても陽気で、 濁りがなく、あたたかいそうです。 会ってみたいですね。
私は、この本を読んで、 リンゴだけじゃなくて、 人間も、見えていない部分が大切で、 それをしっかりとしていかないと、 強くはなれず、誰も支えてもいけない、 と、感じました。 また、木村さんは、 リンゴの木から選ばれた人で、 天からもそう指命を受けた人なんだと。
この本には、 木村さんの心に響くことばが まだまだたくさん書かれています。 ひとつひとつが心にしみてきます。 また、周りの方々とのエピソードも、 こんな人たちもいるんだ…と 心があたたまるものが多いです。
機会があれば、 ぜひ読んでみてくださいね。
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| 2009年03月11日(水) |
「奇跡のリンゴ」木村さんの希望と絶望の8年 |
また、昨日からの続きになります。 今日も、コチラの本からの紹介です。
「奇跡のリンゴ」より
さて、ではどんなふうに木村さんが 「無農薬栽培」に立ち向かっていったのか、 ですが、それは、こんな具合でした。
《1年目》
木村さんは、当初4つあったリンゴ畑の 無農薬栽培を1つの畑で試します。 収入のことも考えて。
その畑で、農薬をいっさいやめて、堆肥を使ってみる。 リンゴの花は5月咲くが、これは、問題なく咲いた。 6月になっても順調で病害虫の被害はなし。 木村さんは、 本当は農薬など必要ではないのでないかと 思い始めて楽観視する。
しかし、7月に入ると、 リンゴの葉が黄色く変色し、 8月にはほとんどの葉が落ちる。 斑点落葉病にかかってしまったのだ。
そして、この枯れ山で、秋にリンゴの花が いっせいに狂い咲きし、来年咲く分の花芽が なくなってしまう。 (このことは、来年5月に花が咲かず、 実もならず、収穫がないことを示している)
しかし、この状況を見て、 木村さんは俄然やる気になり、 自分の力で 「この枯れ木の山をなんとかする」 と、強い決意を持つ。
そして、この斑点落葉病を 自分たちが食べている食品で防げないかと いろいろと実験をはじめる。 しかし、効果がみえない。
《2年目》
様々な実験をするために 2つ目の畑も無農薬畑にする。 卵の卵白を散布したり、牛乳や焼酎、 わさびをまいてみたりするが…
斑点落葉病は猛威をふるい、そのうち、 ものすごい数の害虫が発生する。 ハマキムシ、ケムシ、モングロシャチホコ などなど、蛾の幼虫の天国になる。
害虫など手で取ればいいと思い、 家族総出で虫取りをするも、 1本の木からスーパーのビニール袋3つ分の 虫が捕れる状態で、虫はいっこうに減らず… もちろん、リンゴはまったくならず。 リンゴ畑は、ひどい有様になっていった。
《3年目》
あと1年だけ頑張ってみようとして3年目。
「去年より、葉の状態がよくなっているから、 今年こそはうまくいく」 と思い続けた。
しかし、畑はよくなってはいなかった。 畑は、ますますひどい状態になっていった。 そして…木村さんは、どんどん、 抜き差しならない状態に追い込まれていく。
《4年目》
リンゴの花は全く咲かず、 蓄えは底をつき、義父の退職金も使い果たす。 売れるものはすべて売る。 娘3人、妻の両親と合わせて7人が、 貧乏のどん底になる。 電話は通じなくなり、健康保険証も 取り上げられ、服も学費にも事欠いた。 消費者金融からも借金をする。 リンゴ畑の隙間で、野菜をつくり、 それでなんとかしのぐ。
リンゴ以外(米、キュウリ、トマトなど) での無農薬栽培は、ほとんど成功していた。 「ほかの作物でこんなに簡単にできるのだから、 リンゴだけが不可能なはずはない」 と、信念を持つ。
いつしか、4つの畑をすべて無農薬栽培にした。 (ただし、いつの頃に4つの畑を無農薬にしたか、 はっきりと書かれていません)
《5年目》
友人たちから、 「いい加減目をさませ、生活のことも考えろ」 と言われるようになるが、意固地になり、 なんとしても、やり遂げると言い続け、 友人たちが去っていく。 そして、木村さんの味方をする農家は誰もいなくなる。
あれこれと陰口を言われて、憎まれもし、 木村さんは村人を避けるようになる。 家族も、必死の思いで支えていた。
木村さんは焦り、妻の美千子さんに、 「もうあきらめた方がいいかな」 と弱音をはく。 そのことを、美千子さんが話すと、長女が、 「そんなのイヤだ、何のために、 私たちはこんな貧乏をしているの?」 と、父の夢を支えた。
しかし、リンゴの木は衰弱していくばかりだった。 木村さんは、心の中で、 「必ず出来る」と、「絶対にできない」 という自分と戦っていた。
借金もふくらみ、水田も売ったので、 米もとれなくなり、生活はますます困窮する。 冬場に出稼ぎに行き、がむしゃらに働くも、 たいした稼ぎにならず… 家族の困窮が続く。
《6年目》
一日中、夜明け前から、日が暮れるまで 畑にいるも、リンゴの木はぐらぐらになり、 根っこまでだめになっていた。 4つの畑の800本のリンゴの木が、 衰弱して、枯れかけていた。
虫取りをして、酢をまいたりしたが、 その酢を買うお金もなくなったので、 ただでもらえる、クエン酸などを使う。 しかし、リンゴは衰弱していくばかり…
そんな八方ふさがりの中、木村さんが、 リンゴの木に話しかけるようになる。 そして、1本1本のリンゴの木に頭をさげた。
「無理をさせてごめんなさい。 花を咲かせなくても、 実をならせなくてもいいから、 どうか枯れないでちょうだい」 と。
木村さんは、ありとあらゆることを 試していて、もう何もできなくなって、 リンゴの木にお願いするしかなくなったのだった。
そして、ついに万策つきはて… 絶望し、木村さんは、ついに、 ロープを持ち、岩木山に登って、 自殺しようと決める。
そして、 ロープを木にかけようとして 失敗した、まさに、 そのとき… あるものを 見つけたのです。
それは、ドングリの木でした。 このドングリの木からヒントを得て、 木村さんは、この後、 また、新たな実験をし直していくのです。 元気を取り戻して。
人生は、こんなに追いつめられ、 ぎりぎりのところまでいかないと、 光がみえないものなのでしょうか… この続きは、また明日書きますね。
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