まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2007年03月04日(日) そんな、ばかなっ…

またまた日が開いてしまい、すいません。
今日は、引き続き、区の清掃係の担当者から聞いた、
驚きの放置バイクや自転車についての話です。

私は、この話を聞き本当に怒りを感じた。
世の中とんでもない人もいるものだと、
しみじみと実感した。



さて、今日の話に入ろう。
担当者が何でも聞いてください、
などと親切に言ってくれたので、
「そうだ、あの放置バイクや自転車に
 ついても聞いてみよう」
と思い、このことを聞いてみることにした。

以前も一度、放置自転車をなんとかしてくれと、
連絡したことがあるのだが、その時には、
お願いしただけだったので、今回は、もっと詳しく、
そして、バイクの場合はどうなるか聞いてみた。


「近所に、放置されたままの、
 バイクや自転車があるのですが、
 これは、どうしたらいいですか?」


こう聞くと、
担当者はこう聞き返してた。

「それは、私有地にあるのですか?道路ですか?
 それによって、対処方法が違います」
「どちらにもありますが…」

「私有地にある場合は、区ではどうにもできないんです。
 私有地管理者が基本的に処分しなくてはいけないのです。
 道路にある場合は、区や都など、どこの管理になるか、
 それによって、撤去作業するところが違うのです」

「私有地に勝手に放置されても管理者の責任なんですね?」
「基本的に、管理者はその私有地に置かれないようにする
 義務があり、その私有地に全責任があるんです」



私有地管理…
結構大変なんだな…



私が聞いたところによると、放置車輌は、
私有地に置かれた場合は、その土地の管理者が撤去し、
道路上の場合は、その地区の警察が管理し撤去し、
歩道の場合は、その道路が区、都、国のどこの管理かに
よって、撤去する部署が違うということだった。
(何度も聞いても、よくわからないこともあった)
また、バイクの場合は、大きさによっても
対処方法が違うのだそうだ。
何やら、相当面倒くさいのだ。


一台のバイクや自転車を
処分してもらうのでも、
世の中は、すっかり縦割りに
なっているのだ。



しかし、すると、あの「バムテバイク」は、
土地の管理者が撤去しなくてはいけないのだな、
などと、バムテバイクを思い浮かべていると、
担当者がこう聞いてきた。


「ところで、その放置されているバイクには、
 ナンバーがついているのですか?」
「ないものもありますが、だいたいついてます」
「すると…、まず、最初に、近くの交番に通報してもらって、
 そのバイクや自転車が盗難ではないかどうか調べる
 必要がありますね、ナンバーがついていれば、
 すぐに調べることが今はできるので。」



自転車でも、バイクでも、すぐに撤去するわけにはいかず、
まずは、盗難届が出ていないかを調べないといけないらしい。
そのうえ、もしかしたら、近所の人が置いているだけかも
知れないので、撤去する場合にも、
期日をもうけて、お知らせするのだそうだ。
こんなふうにして。





「なるほど…放置されているからといって、勝手に、
 すぐに撤去することはできないのですね?」

私がこう聞くと、なんと、
びっくりする答えが返ってきたのだ。



「はい、出来ないですね…
 すると、まずいですね。
 実は、撤去した後に、
 持ち主が、「返せ」と言ってくる
 場合があるんです…」 


ひぇ〜
なんてずうずうしい!




「勝手に放置していたのにですか?
 そんな、ばかなっ…」
「ええ、でも、現実にあるんです…
 実は、先日もそんな騒ぎありまして、
 撤去が簡単に出来ないのです…」


「そんな人がいるんですか…」
「いるんです、訴訟まではいかないまでも、
 争いに発展する場合も案外あるんです、
 だから、撤去も気を使うんです。
 今どきは、どうみてもゴミだと思うけど、そのゴミを
 ゴミでなくて、自分の持ち物だ、と主張する人もいて、
 簡単にゴミだと決めつけられないことも多くて…」



そんな訳で、放置された自転車やバイクだけではなく、
捨てられているゴミさえも、処分したり撤去するには、
相当配慮しているのだそうだ。


とんでもない人たちがいるのだ。
なんだか…話を聞いていたら、
放置する人間の、あまりのモラルの低さに、
怒りでいっぱいになってしまった。



さらに、その上、
放置されたバイクや自転車が盗難とわかり、
被害届が出ている場合、今度は、その被害者が
どんなにボロボロになり、ひどい状態でも、
引き取り、処分をしなくてはいけないらしい。
被害者…踏んだり蹴ったりであるのだ…

盗んで、放置する…
とんでもないことである。
しかし、それは多いと言うことだった。

というような話をいろいろと聞き込んだが、
ともかく、放置自転車、バイクを見つけたら、
まずは、交番に伝えるのが一番いいそうだ。
そこで、盗難かどうかわかるし、その後の対処も、
やってくれるはず、とのことだった。


私は、教えてくれたお礼を言って電話を切った。
本当に苦労しているらしかった。
ご苦労様である。



さて、この話を聞いて、
私は決心した。



実は、こんなふうに、
歩道に放置されているバイクがあるのだ。
(イスなど破かれていて、部品もなくなっている)








もうぼろぼろの状態だ。
しかし、ナンバーはついている。

この放置バイクのことで、交番に行こうと。
まずは、このバイクが盗難車であるかどうか、
調べてもらわねば…
そして、このバイクがどう処分されるのか、
見てみなくては…



近日中に、この話は書けると思います。
また、ご報告致します。





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2007年03月01日(木) へぇ、そうなんだ…ごみ回収車の実態

さて、昨日からの続きです。

ごみ回収車に対する疑問や興味が、
ふつふつとわいてきたので、これは、
区の清掃係に電話するしかあるまいと、
私は、心を決めた。


そこで、いつものように、
区の清掃係に電話をしてみた。



受け付けで、どんな質問かと聞かれたので、
「ごみ回収車のしくみについて知りたい」
と言うと、今度は、
「一般の方ですか?」と聞かれ、あわてて、
「はい、まったく一般の方です」
などと、まぬけに答えてしまったが、
気持ちよく、ごみ回収車の係の人につないでくれた。



さぁ、聞くぞ!

私は、かなり張り切っていた。




電話に出たのは、
とても感じのいい男性の担当者だった。
そして、この担当者はこう言ったのだ。

「どんなことでしょう?何でも聞いてください、
 答えられることなら、なんでも答えますよ」



ラッキーである。
何でも聞ける。



しかし、いきなりいろいろ聞いてもなんなので、
聞かれてもいなかったが、まず、なぜ、
ごみ回収車に興味を持つに至ったのか、
昨日書いたような話をざっくりとしてから、
こんな事から聞いてみた。


「一般の家庭ごみだと、2トンというとどのくらい
 収拾出来るものなんですか?」
「燃えるごみの場合は、45リットルのごみ袋一つが
 1キロと仮定して、2000個くらいが目安ですね。
 燃えないゴミだと、1000個くらいですかね」
「2000個も入るんですか?あの回収車に?」 
「ええ、ごみ回収車は、5〜6トンの強さ力で、
 油圧圧縮しているので、圧縮率がとても高いんです」



油圧のしくみはよくわからなかったが、
ともかくすごい力で圧縮していることはわかった。
ふんふん。


「じゃ、その2000個のごみを収集するのに、
 どのくらいの時間がかかるのですか?」
「それは、マンションなどでごみがいっぱいあれば
 すぐにいっぱいになるので、一概に言えませんが、
 だいたい30分〜1時間くらいが目安ですね。
 いっぱいになると、ごみ集積所に持っていきます。
 新宿区では、1台の回収車に2人の作業員が乗り、
 2台1組4人でごみ回収作業をしています。
 その日のごみがなくなるまで、何度も往復します」



ということで、
毎日のごみ回収の実態を知ることができた。
さて、次は、その圧縮したごみがどうなるか、だ。


「で、その圧縮されたごみは、固まってポンって
 でてくるんですか?」
「いえいえ、接着しているわけではないですから、
 圧縮されたものがバラバラと出てくるんですよ。
 後ろの圧縮機が上に上がるようになっているので、
 上に上げて、奥のごみを取り出すのです。
 ごみは、取り出しやすいようになっているんです」
「また空気を含んで、ごみが膨らんだりしないですか?」
「大丈夫です。燃えるごみなどは、すごい力で圧縮するので、
 ほとんどぺしゃんこになってでてくるので。」



私は、燃えるごみの袋が、ぺしゃんこになって
出てくるところを、想像してみたが、
実際にどんな感じででてくるのか、みてみたいと思った。

しかし、新宿区ではごみ処分場(集積所)がなく、
他の区で処分しているので、許可をもらって、
その場所に行かねば見れないということだった。

私ががっくりすると、その担当者は
こう教えてくれた。


「今期の予定は終わってしまいましたが、また来期、
 小学校や幼稚園対象に、ごみのしくみ教室を
 開催しますので、そこにいけば見れるかもしれません。
 来期スケジュールはまだでてませんが…」

 

そう、言われてもなぁ…


ともかく、ごみポンの様子を見るのはあきらめた。
さらに、細かいことをいろいろと聞いてみたら、
こんなことも教えてくれた。


「あの回収車は、実は戦車と同じほどの強さを
 持った車なんですよ。だから、後ろから車がぶつかって
 きてもびくともしないんです。
 車はかなりつぶれますが(笑)」
「車がぶつかってくるんですか?」
「ええ、作業中に…けっこう、あるんですよ」

「じゃ、頑丈でないとね、それに、ごみには、
 何がはいっているかわかりませんからね」
「ええ、ちょっとの事ではびくともしない構造で、
 戦車と同じくらいの強さがあるので、
 木の処理も平気だし、ぶつかられても平気です」



ごみ回収車は、戦車ほどに
ものすごく丈夫にできてるらしい。
すごいんだね。
確かに、頑丈じゃないと
やっていけないからね。



さて、そんなわけで、ごみ回収車について、
根ほり葉ほり聞きだし、さらに、ごみ収集についても
聞いて、ごみ収集について相当詳しくなった気がした。
(今日は書きませんでしたが、ごみ収集や処理についても、
 面白いことが聞けたので、後日書きますね)


そして、私はついでなので、
先日書いた、放置バイクの話も聞いてみた。
放置バイクはどうしたらいいか。
何でも聞いてくれって、言っていたしね。

(詳細は→「あんまりな、不幸せなバイクたち」



すると…
放置ごみに関する、ものすごく
びっくりすることが聞けたのだ。
私は、思わず「そんな、ばかなっ!!」と
あ然としてしまった。
そして、怒ってしまった…



すいません、この話は日曜日分で書きますね。
またまた、日があいてしまってすいません。





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2007年02月28日(水) ごみ回収車って、すごいんですねぇ…

先日、ウォーキングで、青山外苑周辺を歩いていると、
いちょう並木道で、こんな風景に出くわした。
いちょうの枝切りをしていたのである。






帰ってきてから調べてみたら、
4年1度、春先に、
この並木道の美しい姿を保つために、
円錐三角に樹姿を整える作業をするのだそうだ。
どうやら、この作業だったらしい。



なるほどね…
こんな作業をしているから、
いつもこの並木道は美しいのね。



しかし、枝切りした枝はすごい量になっていた。
この枝は、どうするんだろう、と、
思いながら、先に進んでいくと…
今度は、切った枝を処理している現場にでくわした。


なんと、
ごみ回収車がバリンバリンと、
枝を処理しているのだ。



ひぇ〜


この枝をごみ回収車が回収していくんだ…
こんな小さな車で、大丈夫なのか、
などと思いながら、見ていると…


あっ、危ないっ!


ごみ回収車に次々と入れられる枝が、
ごみを圧縮するために、ぐりんぐりんと回っている入り口の
回転する反動で、折れたり、大きくしなって、
上下左右に暴れ回り、
作業員の身体にびしっと、当たったりするのだ。
作業員は、そんな枝をよけながら作業していた。
なかなか危険な作業である。






すごいね。

しかし…



いったい、この小さなごみ回収車で、
どのくらいの枝が処分出来ると言うのか。
私には、永遠にかかる作業のように思われた。
外苑いちょうは、146本もあり、
その枝の量は、すごいものと思われる。


そこで、大いにじゃまだとわかっていたが、
この作業員の男性に声をかけてみることにした。
すると、作業員の男性は、とても感じよく
私の質問に答えてくれたのだ。


「この枝を、ごみ回収車で処理するんですか?」
「ええ、そうなんですよ、この回収車がないと、
 この枝はとても処理できませんから」
「でも…この小さな回収車で、こんなにたくさんの枝、
 運べるんですか?」



私が、いちばんの疑問を口にすると、
作業員の方はこう教えてくれた。


「このごみ回収車は、小さく見えるでしょうが、
 2トンのゴミを圧縮できるんですよ。
 枝が重なり合って多く見えますが、実量はそれほど
 なくて、2トンというと、けっこうな量を処分
 できるんですよ。」


「2トンですか…ちなみに、この木と木の間の枝の量だと
 どのくらいの処分できるんですか?」
「そうですね、1回で3〜4本くらいはいけますね。
 この車がなかったら、とてもこの量はさばけないですね」

木と木の間は、だいたい9メートルある。





「いっぱいになると、棄てに行くんですか?」
「そうです。日に捨て場、2〜3回くらい往復しますね、
 見た目より、ずっと多く処理してくれるんですよ」
「この回収車は、ものすごく大食いなんですねぇ…」
「そうですね、小柄な割りには…(笑)」


ということで、ごみ回収集車は、
私が考える以上の能力があり、
すごい車であることがわかった。
なかなかすごいヤツらしい。



私はあまりじゃまをすると悪いので、
教えてもらったお礼を言ってその場を離れ、
少し離れたところから、しばらくこの作業を眺めていた。

作業員(2人)は、
びゅんびゅんとしなる枝に苦労しながら、
どんどん枝をごみ回収車に入れていて、
ごみ回収車は、枝をがしがしと食べていて、
ともかくすごい迫力であった。



さて、このごみ回収車が1回で、「2トン」ほど、
ごみを処理するすごい能力があるとわかったが、
2トンという重さがなかなか理解できない。
さっきは、わかったような顔をしたが、
実は、全然、実感としてわからなかった。


そして、ごみ回収車に対して、
新たな疑問がふつふつとわいてきた。



このごみ回収車は、一般ごみなら、
どのくらいの家々のごみを処理出来るんだろう?
がしがしと食べたごみは、
どんなふうになっているんだろう?
四角に固まって、ポンと出てくるのだろうか?
でも、どこから出てくるんだろう?
いったい、どんなしくみになっているんだろう?
などなど…ふつふつと。



そこで、区の清掃係に電話して、
ごみ回収車のことを聞いてみることにした。


すると、ごみ回収車の
へぇ〜、そりゃすごい、
実態を知ることが出来たのです。



その実態は、明日書きますね。





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2007年02月27日(火) ひぇ〜!いるんだね、こんな通りにも。

先日、いつものように、元気に、
ウォーキングをしていると、

「なっ、なんだ?今、何かが横切ったぞ」

と、道路を横切ったものを見つけた。


子ネコくらいの大きさだが、
でも、子ネコじゃない。
そんな形ではなかった…
と、すると、ネズミか?


しかし、時間は、午後3時20分…
こんな明るい時間に、しかも、太陽が当たっている
道路をこんなに大胆に横切ったりするのか?






なんだろう…?
これは、確認してみねば…



私は、駆けだし、大急ぎで、
何かが横切ったあたりに向かった。
すると、そこは、ゴミ収集場所だった。
見たところ、燃えないゴミが置いてあるようだ。





私は、じっーと見つめた。
間違いなくここだった。

すると…
ゴミの間からがさごそと音がする。
いるね、ここに、なにものかが間違いなく…




何者だ?



再び、じーっと見つめていると、
そのものが、ゴミ袋の中から、
ひょっこり顔を出した。






やっぱり、ネズミだ!
ひぇ〜〜
けっこう、大きいね。




しっぽ抜きで15センチくらいあるぞ。
その大きなネズミが、ゴミ箱をがさごそと
嗅ぎまわっているのだ…


日中でも、明るいところでも大胆に
活動するんだ、とかなり驚いた。
ウォーキングしていて、ネズミと初めて会ったし、
興味があったので、少し観察してみることにした。

私は、立ち止まり、ネズミを見ているが、
そんな私の視線など気がつきもせず、元気に、
ゴミの上をうろうろとして、袋に顔を突っ込んでみたり、
逆立ちみたいな格好をして、ひっくり返ってみたり、
張り紙の後ろを見てみたり、
何やら、一生懸命に何かをしているようだった。





しかし、そのうちに、
ゴミ袋の間に潜り込み、音はするが、
まったく顔を出さなくなってしまった。



食べられるものでも見つけたのか?
何をやっているんだろう?

「こらこら、何をしてるんだ!」

と、声をかけて、袋を、足でつんつんしてみたが、
返事もなく、顔を出す気配がない。


私は、どうしても何をしているか知りたくなったので、
ゴミ袋をよけてみることにした。
しかし、正面からやっては、ヤツが驚き、
こちらに向かってくることもあり得る。
それは、怖い、イヤだ。



そこで、ゴミ収集所の側面に回り、上から
(ゴミ収集所の壁は、1メートルほどだったから)
ゴミ袋を持ち上げてみることにした。



ひょい。



私は、ゴミ袋を持ち上げた。



すると…

ひぇ〜、
ゴミ袋におさまっているよぉ…






ヤツは、こんなふうに、ゴミ袋の入り口に
すっぽりと入り込み、ちょこんとすわっていた。
暖をとっていたのか、何かを食べていたのか…
よくわからないが、ともかく、
ゴミ袋にすっぽりとおさまっていた。



しかし、いきなり上にあったはずのゴミ袋が
なくなったので、びっくりしてきょろきょろしていた。
そして、袋の間に再び入り込んだ。
私は、逃げ込んだあたりの袋を再び、持ち上げてみた。


すると、今度は、

「まずい!見つかったぜ、人間に!」

と、私はさっきからいるのに、初めて存在に
気づいたらしく、かなりあたふたして、
ゴミ袋の上を右往左往して、そして、また、
ゴミ袋の間に中に無理やり、身体を押し込んでいった。
しっぽがはみ出て見えてるし、
音はがさごそしているけどね。

私はネズミに教えてあげた。

「今日は、燃えないゴミだよん、
 あまり食べものはないと思うよん」


教えることを教えたし、何者かの
確認もすんだので、この場所を離れることにした。

しかし…日中に、こんな目立つ場所でも
大胆に活動しているんだね、驚いたね、いやはや…
普段はどこに住んでいるんだろうね、
などとひとりごとを言いながら。



そして、近くに交番があったので、
この交番のお巡りさんに聞いてみた。


「この辺りは、ネズミが多いんですか?
 今、ゴミ収集場所で見かけたんですが…」

すると、お巡りさんはこう教えてくれた。


「あ、いた?この辺りは多いんだよ。」
「日中も活動するんですか?」
「この辺りのネズミは、もう慣れっこでね、
 大胆なのよ。昼夜関係なし。
 この交番にも夜、顔出すときがあるよ(笑)」



どうやら、この通りのネズミたちは、かなり大胆で、
しかも、交番にも出入りしているらしい。
そして、この通りを先に行くと、
掲示板に「ネズミの駆除のお知らせ」が貼ってあった。
どうやら、ここは「ネズミ通り」だったらしい。

そうだね、駆除しないとダメだね、
あんなに大きネズミがいるんだから、
と私は強く思ったのでした。






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2007年02月26日(月) あんまりな、不幸せなバイクたち

ウォーキングしていると、ときどき
「世の中ってしみじみ不公平だなぁ…」
と、思うものたちに出合う。


もちろん、人生って不公平なものだと思うけど、
人間だけでなくて、
ものたちにだって、そんな不公平はあるのだ。

今日は、そんな不公平で、不幸せ感を
漂わせている、バイクたちを紹介したい。



まず、このバイクなんて、
とっても幸せだ。





真っ白でピカピカに磨かれ、美しい流線型だ。
ほれぼれとして、思わず、ほぅ…と立ち止ってみた。
きっと、持ち主がとても大切にしているのだ。
バイクだって、堂々としている。


あと、これなんかも、大切にされている
様子がありありとわかる、幸せなバイクである。




まるで、仮面ライダーが乗るようなバイクである。
とても軽快そうで、わぁ、かっこいいな、などと思ったし。



しかし、世の中、
こんな幸せな、
バイクばかりではない。




中には、こんなバイクたちもある。
不幸せというか、気の毒というか…
なんとも言いようがない、って感じだ。



さて、まずは、このバイクだが、
あ、このバイクは、
ちょっと疑問に思ったバイクね。




足元のところに、こんなふうに
ペットボトルが置いてあるのだけど、
これって、何のためでしょうね?





じっとペットボトルを見たら、ばっちかったので、
飲料用でないことだけは確かだが、
この道を通って、2回ほど、こんな状態で、
バイクの上にペットボトルが置かれていた。

ネコのおしっこよけか?

このバイクは、ネコがよってくる、
ネコが好きなバイクなのかもしれない。
でも、おしっこはまずいからね。
ひとまず「ネコバイク」と名付けてみた。

まぁ、でも、このバイクは、
大いに不幸せだとは言えない。
ネコに好かれているようだし。
まだまだ幸せだ。




不幸せなのは、
これらたちである。
同じバイクとは
思えない扱いだ。




まず、このバイクだ。


家の前に置かれていて、ナンバーもついているが、
このバイクは、すでに、りっぱに、
物置場として使われている。





カゴには、いっぱいの植木鉢が置かれ、
足元には、肥料や、ゴミが置かれているし、
イスはもうぼろぼろ状態だし…




気の毒である。

これはバイクの役割を逸脱している。
バイクのプライドを少しは考えてほしい。
私は、「ご苦労様」と声をかけた。
そして、思わずつぶやいた。
「植木鉢バイク…」

しかし、この
植木鉢バイクは家に置かれている。
まだ、いい。




さて、今日のいちばんの
不幸せなバイクは、
これではないか。



ほら、これね。




ガムテで補強して、
乗っていたんですかね?




しかも、このバイクは、コンビニの脇に、
棄てられている(たぶん)のである。
(ナンバーはない)

ガムテで貼られて酷使された上、
持ち主に、棄てられたのだ。
しかも、コンビニの脇の、
こんな目立つところに。



「ガムテバイク」
あんまりではないか!



このバイクだって、かつては
持ち主のために頑張って働いていたはずだ。
それを、こんなふうに「ガムテバイク」にして
棄ててしまっていいのか。

私は、心の中で持ち主に強く意見した。

「このガムテバイクを、ちゃんと
 しかるべきところに葬ってあげなさい!」


しかし、このガムテバイクは、いっこうに、
処分されず、コンビニの脇にいつもいる。
気の毒である、なんとかしてあげたい…

そんな訳で、区の清掃係に電話をすることにした。
この話は、また後日しますね。


ともかく…
バイクたちも、今まで頑張ってきたのだから、
ちゃんと感謝の気持ちを持って、最後まで、
責任を持ってもらいたいと思ったのでした。

持ち主によって、こんなに幸不幸がはっきりしてしまう、
バイクたちの紹介でした。





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2007年02月25日(日) あらら…気の毒な落としもの

日が開いてしまって、すいません!
1日臨時休業したので、ズレてしまいました。

さて、今日は「落としもの」の続きです。


ある日、大きな道路の歩道を歩いていたら、
こんなものを拾ったのだ。
こんなものを拾ったのは、
生まれて初めてだった。



それは、こんなふうに
落ちていたのだ。





「あら、何かしら?」 



近寄ってみたら
ミニトマトだった。
ほらね。
 






しかも、なかなか色つやもよく、
新鮮で、おいしそうミニトマトだった。

この道は大きな通りで、人の流れも多いが、
道行く人は、このミニトマトを見てみないふりをして、
避けて歩いていた。


気の毒なことに、ミニトマトは、
そんな人混みの中、ポツンと落ちていたのだ。
幸い、踏まれてはいないようだった。
もちろん、
私はこの気の毒なミニトマトを拾った。



きっと、たくさん野菜を買って、
ミニトマトがつぶれないように袋の上の方に置いて、
だけど、あまりにたくさん買ったので、
袋からあふれ出て、落ちたのだろう…
私はそう、想像した。

しかし、拾ったのはいいが…
このミニトマトをどうするべきか、
大いに迷ってしまった。
なにしろ、初めての経験である。

いろいろな対処方法が浮かぶ。
それを大まかにまとめてみると、こんな感じ。


《考え1》

拾いものだから、やはり交番に届ける。
これが一番立派な対処方法だろう。


しかし、交番に届けても、お巡りさんも困るだろう。
野菜だから、傷むものだしね。
持ち主が、
「ミニトマトを落としましたが、届いてませんか」
なんて交番に駆け込んでくるとは、あまり思えない。
来なかった場合は、どうなるんだろう、このミニトマト。
そこまで考えなくてもいいが…


《考え2》

このトマトを売っているお店を探し、そこに届ける。

そうすれば、持ち主が、
「トマト届いてないですか?」
なんて来る可能性が高い。
そういえば、この辺りには2軒ほど、八百屋さんがある。
そのどちらかに違いない。


《考え3》

このまま、家に持ち帰り、食べちゃう。
おいしそうだし…


しかし…このミニトマト、
見た目が、こんなふうにおいしそうだから、
もしかしたら、何かのワナかもしれない。
持って帰って食べたら、お腹が痛くなるとか、
毒が盛られているかもしれない。
それは、イヤだな…
拾ったものを食べるからだ、なんて
誰かに言われたら、それも辛い。



ミニトマトを手にぶらさげ、道路に立ち止り、
いろいろと状況を分析、検討した結果、

「うん、八百屋さんだね」

と、《考え2》を採用することにした。
持ち主に戻る可能性が一番高いように思ったのだ。
そうと決まれば、八百屋さんに行ってみよう。
どちらかの八百屋さんなはずだ。


ということで、この道路から、
一番近い八百屋さんに行ってみた。
100メートルくらい先に一軒
その20メートルくらい先にもう一軒
あるはずだ。
まずは、近い方の八百屋さんに行く。


すると…


売られてました!
このミニトマトが。
ほらね。






一袋300円。
千葉産の甘いトマトらしい。



そこで、私は、
店頭で袋詰めの仕事をしていたおばさんに、
ミニトマトを差し出して、渡した。

「この先の道に落ちてました。」
「どの辺ですか?」
「えっと、○○ドラッグストアの脇です」
 持ち主が引き取りにくるといいですね」
「そうですね、ありがとうございます。」


おばさんは、そう言うとレジの後ろの棚に置いた。

とりあえず、これで役目は終わったので、
ついでなので、この店で野菜を買おうと思い、
あれこれと選び、レジに向かい、
私が届けた、ミニトマトはどうなっているかと
レジの後ろの棚をみると…



あっ、
なくなってる。




ミニトマトは
もうなくなっていたのだ。 

うーむ、なぜ、ないのか?
私が買い物をしていた時間はわずか10分ほど。
その間に、持ち主が取りに来たのか?
店の奥にでも引っ込めたのか?
それとも、店頭に戻してしまったのか?



疑問に思ったので、さっきミニトマトを渡した
おばさんに聞いてみようと思ったが、見あたらなかった。
それで、私はミニトマトの行方を知ることを、
あきらめて、野菜を買って帰ってきた。


後日。


その八百屋さんで、ミニトマトを渡した
おばさんを見つけたので、

「落としもののミニトマト、持ち主、
 見つかったんですか?」


と聞いてみた。


すると、おばさんは、
こう言ったのだ。



「ああ、あのミニトマトね、
 誰か、取りに来たんじゃないかな、
 気がつくと、なくなっていたから。」



ささいなことだけど…
ガックリ…



道ばたに落ちていてたミニトマト…
レジの後ろに置かれたミニトマト…
私が拾ったミニトマト…
どうなったか確かなことはついにわからなかった。

しかし、「ミニトマトに毒!」なんて、
ニュースもなかったから、きっと、
誰かの手に渡っても、大丈夫だったのだろう。


ともかく、ミニトマトを
道ばたに落としちゃいかんな、
と、思ったのだった。



てなわけで、気の毒な道ばたに
落ちていたミニトマトの話でした。






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2007年02月22日(木) 道ばたに落ちているものたち

昨日は、よく寝ました。
やっぱりいいですね、寝ること、好きだわ。
今日は、ばっちり大丈夫です。
ご心配メール、ありがとうございました!

今日は、昨日、途中で投げ出してしまった
「落としものについて」です。


ウォーキングを毎日していると、
もちろん、そう…
落としものもよくみつけるのですね。


警察に届けるほどの落としものにはまだ出合った事は
ないけど、小さなものならよく出合う。
でも、いつか、
警察に届けるようなものにも出合ってみたいし、
1千万円入りの袋なんかもさりげなく、
落ちててほしい、などと大いに思っている。

そんな、私の希望はさておき…
今日の落としものたちは、
大胆な落とし物でなくて、日常のものである。


実は、落としものは
見つけたとき、案外迷うものなのだ。



もちろん、見てみぬふりをすることは簡単だ。
しかし、やはり…

「あ、何かが落ちているぞ…」

などと、興味深く見てしまうと、
どうしようかしら…などと考えてしまうのである。

今日はそんな、落としものたちの話です。
そしてこれは、正真正銘、全部本当のものです。
今はやりの「やらせや演出」ではありません。
もちろん、写真を撮るために、ちょっと触ったけど、
落ちていたものは、そのままのものです。
なんて、正当化してみました。


さて、どんなものが多いと思いますか?
(もっとも私が出合った中のですが…)




想像がつくとは思いますが…
一番多いのは、
そう、ハンカチね。



それかハンカチ代わりに使うような小さなタオルね。
きっと、ポケットから落ちるんでしょうね。
ほら、こんなふうにさりげなく落ちている。





ハンカチなどは案外対処方法に迷いがでる。
中には、ばっちいハンカチもある。
しかし、この場合、対処は簡単で、
テッシュでつまんで、近くの公園のゴミ捨て場に
棄てることにしているので迷いはない。


迷うのは、
きれいなハンカチやタオルだ。



落とした人が残念がると思うと、
なんとなく、そのままにしておけない。
まだまだ使えそうだし…なんて思う。
そこで、どうしようかと、考える。

で、このオレンジ色のハンカチの場合は、
きれいなかわいいハンカチだったので、
こんなふうに、近くにあった自転車に
目立つように置いてみてあげた。





そんなことしていいのか?


はっきり言うが…わからない。
戻ってきてみたら、知らないハンカチが
さりげなくカゴに置かれている、
自転車の持ち主には、おおいに迷惑な話だと思う。


しかし、私としては、これがせいいっぱいの
考えた上での、(余計な)好意なのである。
自転車の持ち主は、
家に帰って洗って使うか、処分してほしい…
そう願うばかりである。

そして、きっと、これで、
ハンカチを探しに来た人は、見つけることができる、
そう思うことにしている。
落とした方が、ショックだからね。


そんなわけで、ハンカチは、見つけると
なかなか考えさせられるものなのだ。
今のところ、5枚くらい拾って自分なりに、
いろいろ対処してきたが…
その対処方法がよかったか、迷惑だったのか、
それはまったくわからない。



実は、私ももう4枚以上は落としている。
きっと、こんなふうに道ばたに落としているんだと思う。
私の落としたものはどうなったんだろうな。



次に多かったのは、
「帽子」類である。
 



今年の冬は、毛糸の帽子1個、
赤ちゃんの帽子2個ひろった。


冬だからね。
散歩して、暑くなって、つい帽子を脱いで、
そのまま落としていったりするのだと思う。
また、これなんて、とってもかわいい赤ちゃんの帽子だが、
おんぶでもしていて、知らない間に落としたんだと思う。
ともかく、こんなふうに落ちている。





帽子の場合は、迷うことなく、
近くの何か目立つところを探して置くようにしている。
帽子は、探しにくると思うから(たぶん)
できるだけ目立つところに置くようにする。


この場合は、こんなふうに垣根に置いてみた。
道路に落ちてるよりは親切な気がしたので…
「探しにきてくれるといいね」
と、帽子に声をかけながら…







あと、多いのは
「靴」ね。



もっとも靴は、棄てられていると言った方が
正しいですよね、意識的に置いていくのだから。
特におじさん靴は、本当によく見かける。
ほらね。








新しい靴を買って、ここで、
意識的に、落として行ったんだと思う。

靴は、テッシュでつまんで棄てられないので、
見て見ぬふりをしてしまう。
できれば、ちゃんとゴミ捨て場に棄ててほしい。
道ばたで履き替えないで。



さて、実は先日…
警察に届けようかと思うものを
ついに拾ったのです。

(もっとも、届けませんでしたが…)


ちょっとびっくりしたものでした。
この続きは次に書きますね。
金土はお休みするので、来週になります。




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2007年02月21日(水) 今日は「臨時休業」しております。

今日も見に来ていただいたみなさま、
いつもどうも、ありがとうございます。

実は、今日は「臨時休業」します!
すいません。 <(_ _)>


このところ、睡眠不足が続いており、
頭が働かず、まとまらないのですぅ。
つまり、ねっ眠いっのです。

明日は、たぶん、すっきりばっちりだと思いますので、
また、明日ぜひ来てみてくださいませ。

ちなみに
「道ばたの落とし物」を
書くつもりでおります。

意外な落とし物が…あるんですねぇ、道ばたには。
(今日途中まで書いて、途中で挫折した分です)

やっぱり、寝ないとだめですね。
ささ、今日は早めに寝ます。

じゃ、また、明日、ねっ



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2007年02月20日(火) おじさん、教えてくれてありがとう

「季節はずれの谷中七福神めぐり」の番外編です。

私たちの旅は、いつも出会いがある。
以前書いた仰天ホテルの旅でも、
稲ちゃんとの出会いがあった。詳細は↓
「仰天ホテル…番外編」


今回も、出合ってしまったのだ。
しかも、今回は、
「とってもいいおじさん」
だったのだ。


出会いはこんなふうだった。

私たちは、五福神目である美しい「天王寺」から、
都内でも有名で由緒ある「谷中霊園」を通り、
お金ざくざくの「護国院」に向かっていた。




谷中霊園がなぜ、有名かというと、古くて、
広いだけでなくて、有名人がたくさん眠っているからだ。
また、春は桜が美しくてそれも有名だ。
この道路の両脇が墓地である。
詳しくはコチラをどうぞ→「谷中霊園」


その谷中霊園をぶらぶらと歩きながら、
「護国院」に向かっていると、
途中で、とても変な形の木と石をみつけたのだ。


ほら、これだ。




まるで、寄り添うにように
「松の木と石碑」が寄り添っているのだ。


「なかよしさんだな…」

と私は思った。


しかし、よーく見ると、
石碑は松の木に食い込んでいるようだ。

うーむ…

これは、石碑が先に倒れてきたのか、
松の木が近寄っていったのか…
両方ともが「好みかも…」などと思い、
にじり寄ったのか…
「どうしてこうなったんだろうね…」
などと、木にさわってみたり、石碑を見たりしながら、
話合ってもわからないことを言い合っていると…



「木に興味あるのかね?」



と後ろから突然声がした。
びっくりして、振り返ると、



そのおじさんは、
いたのだ。




私たちは、木に興味があるというより、
この松の木と石碑の関係に興味があったので、

「なぜ、こんなふうになったのかなぁと
 思って見ていたんです。わかりますか?」


と聞くと、おじさんははっきりとこう言った。


「わからんね」


私たちは、がっくりしたが、
おじさんは、そんな私たちのがっくりを
気がつくふうでもなく、こう言った。


「石碑の見方、知ってるかい?」


知らないと答えると、おじさんは、
石碑の見方を教えてくれた。




それによると、

「石碑は、上に書いている文字と、誰が作ったかが
 大事で、書いてある中身はそれほど大事ではない」


ということだった。
例えば、これは、この辺りでも人気ある石碑なのだが、
写真の○で囲んだところを見ればいいのだそうだ。




そうは言っても、何が書いてあるか、
知りたいと思い、おじさんにこう聞いてみた。

「中身には何を書いているんですか?びっしと、
 丁寧に達筆で掘られているようですが…」
「この頃は一字一句全部手彫りだから、すごいよね、
 どれどれ…えーと、中に書いてあることは…と」


そういうと、おじさんは、いきなり、
石碑の本文を声を出して読み始めたのだ。
実は、おじさん、石碑の中身については
知らないらしかった。読んでは、
「ええっと、静岡県の出身らしいね…」
などと、言っていた。



しかし、せっかくの好意だったので、
私たちは、ふんふんなどと頷きながら、
おじさんが読むのを聞いていた。

一段落ついたところで、おじさんにお礼を言い、
その場を立ち去ろうとすると、
おじさんは、今度はこう教えてくれた。


「この墓地にはね、有名人がいっぱい
 眠っているんだよ、
 第十五代将軍、徳川慶喜(よしのぶ)の
 お墓もあるから、見ていけばいいよ。」



おじさんが、進めてくれたので、
私たちは、その徳川家の墓を見ていくことにした。
そして、教えてくれたおじさんに、
お礼を言い、別れて、墓地に入った。
そして、矢印通りに進んで行くと…






「今日の仕事は終わったから、
 一緒につき合って
 行ってみるかな」 




と、独り言のようだが、私たちに聞こえるように、
大きな声で言いながら、おじさんが追いかけてきたのだ。
さっき別れたばかりだが、大急ぎで、
仕事を終えてきたらしい。



私たちは、再びびっくりしたが、
仕事も終わったということだし、
自ら、一緒に行くといってるから、
おじさんに案内してもらうことにした。

「ほら、ここは、高田万由子、葉加瀬太郎の奥さんね、
 の実家の墓だよ、コッチには森重久弥家の墓だよ」


などと、有名人のお墓を教えてくれた。
そんなことを教わりながら、墓地の中を歩いていくと、
「徳川慶喜」のお墓があった。




今は塀に囲まれて中に入ることはできない。
遠目に見るだけであった。

「ほぅ…やっぱり大きいですね、立派だわ」
などと、仲間と言っていると、
おじさんは、詳しい墓の説明をしはじめ、
(○○夫人墓だとか、そっちは、○○公だとか)





「慶喜は、23人子どもがいたんだよ。
 2人の奥さんが生んだんだけどね…
 もっともそのうち10人は小さい頃に、
 なくなったらしいけど、
 お子さん達のお墓もあるんだよ。」



などというような細かい話までしてくれた。
そんなふうに説明をしていると、私たち以外の
見学者たちもおじさんの話に聞き入り、
いろいろな質問をなげかけていた。

おじさんは、その質問に、
とても嬉しそうに答えていた。
誰にでも、気軽にいろいろと教えてくれる、
とっても、いいおじさんなのだ。


さて、私たちは、見るものも見たし、
そろそろ夕方になってきたので、この墓地を
去りたいと考えていたが、おじさんは
今日の仕事が、終わっているので、まだまだ
一緒に行動したいふうであった。

しかし、時間も押し迫ってきたので、
他の人たちと語り合っているときに、
さりげなく、

「今日はどうもありがとうございました。
 私たち、先を急ぎますので…
 先に行きますね。」


と、頭を下げて、挨拶をして大急ぎで離れた。
後ろから、みたび声をかけられても、
もう相手もできないからね。
その後、おじさんがどうしたのかはわからないが、
また他の人に、この墓地のことを教えたりしたんだと思う。

この、とってもいいおじさんが
いろいろと教えてくれたお陰で、私たちは
この墓地のことがよくわかった。

そして、なるほどね、などと、大いに満足して、
この谷中霊園を後にしたのでした。





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2007年02月19日(月) 谷中七福神巡り、お楽しみいろいろ

さて、昨日からの続きになります。

今日は、「谷中七福神」を巡りながら
寄り道するお楽しみ、「谷中ぎんざ」紹介から。
谷中ぎんざは、小さな商店街だけど、
とても人気ある商店街で、
東京の下町気分を味わうにはいいですよ。


さて、「夕やけだんだん」坂の階段を
降りたところが「谷中ぎんざ」である。







ぎんざの中には、TV番組でよく紹介されている
有名メンチカツのお店があり、長い列ができてきた。

(写真、ちょっと奥の人が集まっているところ)




とてもおいしいらしいが、あまりに並んでいたので
このメンチカツはあきらめた。
有名な前沢牛を使っているらしい。
人気のメンチカツ→「すずき」

このぎんざでは、揚げたてや作りたてを
売っているお店が多い。
仲間2人は、谷中ぎんざに入ってすぐに、
1個30円のコロッケを見つけていそいそと
買って食べたが、そのコロッケは揚げたてでなくて
あまりおいしくなくプリプリしていた。
ぎんざの奥の方に、揚げたてのアツアツのコロッケ
なんかも売っていたしね。いろんなお店があるし。
安さに負けるのと焦りは禁物だと思った。


お総菜も、こんなふうにあちこちで売られていて、
見ているだけで、相当クラクラする。
そう…私はお総菜に弱いのだ。





知らない場所に行ってお総菜を見つけたら、
買ってくることを信条としているが、
しかも、うちの近所にはないお総菜もあったが、
荷物になりそうなので、泣く泣くあきらめた。
出来たてで、揚げた鶏のあんかけみたいのなんか、
とってもおいしそうだった…




さて、先を急ごう。
次は四福神めの「長安寺」である。


そのお寺に向かうべく歩いていくと、


「谷中七福神そば」
なる店を見つけた。







「こっ、これは入ってみる
 べきなのではないか…」



しかし、さっきコロッケを食べた人もいる。
まだ、お腹がすいてないなどという人もいた。
積極的に入ってみたかったのは、私だけだったのだ。
しかし、みんな興味はある。
店の前で、もそもそと議論した結果
入って食べてみることにした。

お店は、こじんまりとしたおそば屋さんで、
どうやら、有名なお店であるらしかった。

仲間の1人は、
初めての店は盛りそばだと言って、盛りそばを食べたが、
残りの3人は「七福神そば」を食べることにした。


で、どんなのが来たかというと…
これが「七福神そば」700円。






上にのっているものたちに意味がある。
どうやら、こんなことらしい。

恵比寿… えび(おめでたい)
大黒…  袋茸(宝袋)
福禄寿… タケノコ(頭の中知恵いっぱい)
寿老人… のり(髪も黒々しく)
弁財天… 紅白かまぼこ(美人でやさしく)
布袋…  うづら卵(おなかが丈夫)
毘沙門天…とり肉(力強く元気)

三つ葉とゆずはおまけね。

なんだかな…と思わなくもないが、
おめでたいものだしね。
そんなめでたい「七福神そば」をうきうきと食べてみた。
私は、卵から食べようと決めていたが、
気がついたら、タケノコから食べていた。
頭の中、知恵でいっぱいだ。

味は…5段階評価の3ってとこかな。
まっ、一度は食べてみなくちゃね。



さて、また途中寄り道をしてしまい、
なかなか「長安寺」に行き着かない。
しかし、「長安寺」はこのそば屋さんの
すぐそばにあったのだった。


ここである。
小さなお寺だったけど、こじんまりとした
庭と、松の木がとてもキレイだった。
このお寺は、
これ以上言うことがみつからない、ごめん。






さて、先に進む。
今度は、「天王寺」だ。






ついて、びっくりした。
とても広くて、
美しいお寺だったのだ。



入るとすぐに大きな大仏様があり、
お寺のあちこちに、観音様が奉られていた。





この美しい境内の一画に毘沙門天様が
奉られている「毘沙門堂」がある。


それが、これ…
と、言いたいところだが、


私はここで
ミスをしてしまった。



なんと、このお寺をあちこち写真を撮りながら、
この日のメインの毘沙門堂を写真に撮り忘れたのだ。
違うところばかりに気をとられてね。
なので「毘沙門堂」の写真はなし…あーあ。


このお寺はとにかく美しく整えられているし、
すがすがしいしかった。
おすすめの場所ですね。
詳しい写真などは、こちらをどうぞ。
詳細は→「天王寺」



美しい「天王寺」を後にして、
次の六福神の上野にある「護国院」に向かう。


今度の「護国院」は、仲間が言うには、

「お金ざくざくの大黒天(富財)」

だそうだ。一同、
「ほぅ、お金ざくさくね、それは大事だ!」
と、元気に向かう。


しかしながら…


天王寺から、さっさと歩けば10分程度らしいが、
私たちは、ここでも、寄り道してしまったので、
着いた頃には、日がとっぷりと暮れて、
暗ーくなってしまっていた。
こんな感じ。




1月には、この中に入ることができ、
中に飾ってある大黒天さまやら仏像が見れるそうだ。

とりあえず、私は、暗い中、お賽銭をあげ、
「お金ざくざく」をお願いした。



さて、最後の上野不忍にある「弁天堂」に向かう。
最後だからと張り切っていったら…



なんと、
「弁天堂」は
こんな。






がっくり…そう、修復中だったのだ。
ホントはね、こんな風にとってもキレイらしい。
「弁天堂」

でも、今は面影なし!
旅の終わりにこの修復はかなり残念だった。
しかし、ここは、蓮の花の咲く頃きれいそうなので、
またぜひ、来てみたいと思った。


さて、我々は、夕方6時頃までかかって
七福神を巡り終えた。
時間はかかったが、歩数は意外に少なく、
1万歩に届かなかった。
そうそう、「谷中七福神」をもっと知りたい方は、
こちらのサイトがおすすめです。↓
「七福神めぐり」


こうして、季節はずれの、七福神巡りは
終わったのだが、実は、五福神の「天王寺」から、
お金ざくざくの「護国院」に向かう道で、
私たちは、


「とっても、
 いいおじさん」



に出合ってしまったのだ。
このおじさんに出合って、すっかりと
時間を潰してしまうことになったのだ。
このおじさんの話は、明日書きますね。
とっても、いいおじさんでした。





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《旅に行きたいですね〜》