茶畑
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2006年10月13日(金) 薬と調子

デジレルは2日目から1錠だけにした。それでも50mgだ。25mgの錠剤もあるらしいので、いきなり100mgというのは多かったのかもしれない。ネットで調べたら「最初は少量で徐々に量を増やしていく」と書かれていた。逆じゃないか。

ともかく、1錠にしたら調子は良くなった。朝がかなり辛いが、今日はちゃんと起きて化粧して、始業10分前に会社に着くことができた。仕事にも集中できているので、1日が過ぎるのが早い。この調子が続くといいのだけれど。

飲んでいる薬をもう一度整理しておく。いずれも寝る前に服用する。

トレドミン25mg×4錠
ドグマチール100mg×2錠
マイスリー10mg×1錠
デジレル50mg×1錠

量が多いような気がするが、それだけ鬱症状が深刻だったということだろうか。確かに、激しく落ち込んで「死んだら楽になるかも」という考えが浮かんでいたので、仕方がないのかもしれない。

アルコールはあらゆる薬に影響を及ぼすという。特にデジレルは、一緒に飲むと作用が強くなるそうだ。ひどい湿疹が出たこともあり、なるべく酒は控えめにしていたのだが、今日は週末なので旦那と韓国料理を食べに行ってビールを飲んでしまった。明日は出かける予定がないので、ボーっとして使い物にならなくてもまあ何とかなる。湿疹は嫌だけど。

今は酔いをさましている最中。やはり酒を飲んで薬を飲むのは怖い。かといって、薬を抜くとまた調子が悪くなりそうで、それも怖い。

早く、おいしく酒が飲める状態に戻りたいなあ。内臓的にも酒は控えるべきなので、ちょうどいいのかもしれないが。


2006年10月11日(水) 辛い

薬をきちんと飲んでいたもののどうも調子が良くなく、明け方に目が覚めたり、体が重く、しんどく感じることが多くなっていた。昨日の診察でそれを医師に伝えたら、抗鬱剤が増えてしまった。

新しい薬はデジレルという。50mgを寝る前に2錠の処方だが、人によっては翌日眠くてだるくて辛いという副作用が出るそうで、そうなったら1錠にしてくださいと言われた。昨日さっそく2錠飲んで寝たら、朝起きる時間になっても尋常ではない眠気に襲われた。9時半から打ち合わせの予定だったのでそれまでには出社したが、午前中は本当に辛かった。早退しようかと思ったほどだ。

午後になっていくらかマシになり、結局定時の15分過ぎまでいてそれなりに仕事をこなしたが、こんな辛さはもう嫌だ。今でも頭が痛いし気分が良くない。昨日までのような、胃の辺りが重くなるしんどさは少なくなったとはいえ、こんなに辛くてはあまり意味がないような気がする。鬱病でも通常通り仕事ができることが大切なのだ。

それでも薬を飲み続けなければ病気は良くならない、それどころか悪化してしまうのかもしれない。しんどかったのは事実なのだから。

いつか薬を飲まなくても普通の生活が送れるようになるだろうか。過去の色々なことがまだまだ強く蘇ってくるので、カウンセリングと平行したほうがいいのだろうか。悩む。


2006年10月05日(木) 切り替えと復帰

10月になったという実感がまるでない。明後日からは3連休だ。

10月の3連休。去年は尾道から松山まで一人旅をしたのだ。天候にも恵まれて本当に良い旅だったのに、山岳会の幹部連中から好きな彼と一緒だったんじゃないかと疑われて探りを入れられ、心から嫌気が差したのだ。そして10月末をもって休会したのだった。

もう1年も経ってしまう。信じられない。気持ちの切り替えが全くできていない。

相変わらず山岳会の会員専用ページをのぞいてしまう。彼も会を辞めたとはいえ、会員の誰かと山に行けば下山報告として載る。それを見るたびに寂しくて仕方なくなる。そんなことをもう1年も続けているのだ。いい加減にしたい。

引越しが終わって、落ち着いて、春になったら他の山岳会に行くつもりだが、それまでは気分転換する場所が少ない。また寒い冬を乗り切らなくてはならない。春まではあと半年もあるのだ。長いなあ。

昨日、薬を飲まないで寝てしまったら、変な夢をずっと見ていてよく眠れなかった。おかげで今朝まともに起きられず、また出社時間が遅れてしまった。出社してからも頭と体が重かった。

フレックスだから服務規程に触れるような遅刻にはならないが、行ってから少し気まずかった。みんないい人なので厳しく言われることはないが、こんなんで一生働くことができるだろうかと不安になる。

気持ちが沈んでいることが多い。やはり鬱なのだろう。

今日はちゃんと薬を飲んで寝なければ。しかし、薬から抜け出せなくなったらどうしよう。ひどい湿疹になったり風邪を引いたり、明らかに体が弱っている。長生きできないのかも、なんて思ったりする。心身ともに健康に戻れる日が来るのだろうか。


2006年09月29日(金) 再開

湿疹のせいで精神科の薬はしばらくドグマチールのみだった。精神疾患の専門サイトによると、アルコールとその手の薬の併用は厳禁らしい。湿疹はもしかしたら、酒を飲んで薬を飲んだのがいけなかったかもしれない。しかし禁酒はせず、酒を飲んで薬を飲まない日が数日続いた。

そんなことをしたら徐々に調子が落ちてきて、今週の火曜日はどん底だった。人と話すのも苦しく感じるほど。薬を減らしても調子が落ちなかったので、大したことないんじゃないか、ひょっとしたらこのまま治るのではないかとタカをくくっていたが、やはり病気なのだった。

火曜日はちょうど通院日で、「湿疹は薬疹ではないと思う」と皮膚科で言われたこと、気分が辛いことを告げると、「今日からまた薬を飲みましょう」と言われ、以前と同じ3種類の薬を同じ量だけ処方された。飲んだら徐々に落ち着いてきたが、まだしんどい。湿疹のほうは今のところ出ていないが、また手足がまだら模様になったらどうしよう、と少し怖い。

23日にマンションの契約を済ませた。手付金100万、仲介手数料約80万を現金で用意しなければならず、用意したのは旦那なのだが、金曜日からなんだか落ち着かなかった。100万という額を目の当たりにしたのは初めてだと思うが、やはり分厚いなあなどと感じた。

11月20日頃までに引渡しの予定なので、それから少しリフォームしたりして引越しは11月末になりそうだ。今の部屋の契約期限が10月18日までなので、あまり長く居座ると更新手数料がかかってしまうかもしれない。

インテリアショップなどを見て回り、ダイニングやリビングはどんな感じにしようかと想像してみる。とっても楽しい。それなりの広さの居間があるというのが望みだったのだ。引越しが楽しみだ。気分はだるいのが、徐々に片付け始めなければ。

9月もあっという間に終わってしまう。秋の服があまりないので最近またちょこちょこ買い物をしていて、今日は4万ぐらい買ってしまった。30歳を過ぎてからそれなりに化粧をして、少しおしゃれをするようになった。けっこう気分がいい。もうちょっと若いときからやっておけばよかったかもしれない。


2006年09月20日(水) かなりの変化

大きな変化が起こっている。

まずは気持ちの変化だ。精神科で処方された薬を飲んだら、すぐに効果が現れたようで、かなり楽になった。仕事にも集中できるようになった。

いい傾向だ、と思っていたら、1週間で手足に赤い発疹が大量に発生してしまった。皮膚は弱いほうだが、あんなに激しいのは記憶にある中では初めてだ。慌てて皮膚科に行ったら、症状は水疱瘡に近いとのこと。薬との因果関係はわからない。水疱瘡には小さい頃にかかっているのだが。皮膚科で処方された抗ウイルス薬を飲んでいたら治まったし、血液検査でも水疱瘡と同じウイルスが検出された。しかし怖いので精神科に電話して、飲む薬を1種類(ドグマチール)だけにしている。

今は手も足も良くなっているし、気がかりだった気分の落ち込みも少ない。眠剤をやめたので寝つきは悪いのだが、仕事への集中力は変わらない。今日は21時前に帰ったにも関わらず、夕飯の時以外はほとんど座らずに家事をやってしまった。

恋心のほうは、精神科での薬もさることながら、時間の経過という最大の薬が効いたようで、かなり落ち着いてきた。彼とは8月以来連絡を取っていない。時々山岳会関係のホームページを見てしまうのは変わらないが、彼も正式会員ではなくなったから動向がほとんどわからないのだ。彼のことも、山岳会のことも、全てが過去になりつつある。それを寂しいと思う気持ちも薄れた。ああ、苦しかった。辛かった。ようやくトンネルの出口が見えてきた感じだ。

もう一つの大変化は、マンションを買うのが決まったことだ。交通の便が良い、大きな街で条件のいい物件を見つけることができた。旦那も私も、会社まではドアツードアで35〜40分ぐらいだ。間取りは若干狭いけれど、2人で暮らすなら十分。上に部屋のない角部屋なのがいい。今のところ日当たりが良くてリビングが広いのもいい。徒歩10分で行ける駅は、今はやりの再開発で大規模なショッピングモールができている。すでに購入の申し込みは済ませてあり、今度の土曜日に手付金を払って契約する予定だ。引っ越すのが楽しみだ。

良い方向への大きな変化。なんて素晴らしいのだろう。


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