茶畑
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2005年01月04日(火) あけましておめでとう

1月になりましたとさ。
仕事をし始めたら日記を書かないこと書かないこと。そのうち、前と同じように数ヶ月に一度なんていう有様になっちまうのだろうか。過去ログ消えてたりして。

昨夜、てっきり今日から仕事だとばかり思い込んで、早めに風呂に入って夕飯の皿を洗って、さあ明日に向けて寝るぞ!と思いつつ会社のカレンダーをチェックしたら4日まで赤い字じゃないの。おおーもう一日休みがある!とちょっとお得気分。お陰で税金払いに銀行にも行かれるし良かった良かった。火曜日なので美容院が休みなのがちょっと残念だが。

旦那は今日から仕事。天気がまあまあなので朝から洗濯をした。ずっと気になっていた布団カバーも洗ってちょっとすっきり。午後は銀行に行って買い物して軽く掃除かな。そんなことをしているとすぐに一日終わっちゃうに違いない。

こうやって一人でのんびり家にいる生活もたまにはいいもんだ。つい一月ほど前までは、10ヶ月以上こんな生活をしていたのだが。ネットばっかりしてダラダラと過ごしてしまったものだ。気合いを入れて勉強でもしたらそこそこ身に付いたかもしれないのだが、そこはもう今さら言うまでもなく努力の継続が苦手なので時間の許す限りダラダラダラダラ。でも派遣とはいえ、うまく希望通りの仕事が見つかって12月から働けて良かったよ。

でも、今の会社の仕事内容ではそんなに高度なスキルアップは望めないので、慣れてきたら残業がない分の時間を使ってぼちぼち何かしないとな。運動不足で太る一方なので体も動かさないと。できるんかねえ本当に。

誰にも言っていない今年の抱負。

5kg減量だ!

願わくば高校時代の47kgあたりに戻したい。だんだん数値が遠のいていく。
何をして痩せるか。福利厚生でスポーツクラブが安く使えるから、それを利用するか。河原をランニングするか。走るのはけっこう好きなのだな。


2004年12月18日(土) 感謝

もう12月18日だ。さすがに勤めていると早い。

毎朝7:00過ぎに家を出てるもので、平日はやっぱりパソコンを立ち上げてるヒマがほとんどない。残業はないけど帰ってごはん作って食って風呂に入って寝るので精一杯なのだ。まだ生活リズムがつかみきれていないから。

でも、仕事があるというのは本当にありがたい。平日が忙しくても、休日出勤は今のところないし。休日のくつろぎ感は仕事があればこそなのだ。

今度の会社は働きやすい。みんないい人だし、仕事に集中しやすい環境なのだ。入ったばっかりだし派遣だし、社内のいざこざに関わっていないからかもしれないけど。昨日は忘年会があって、けっこう楽しかった。年齢が離れめな人が多いので、前の会社のように「友達同士」という感じではないけれど、それはそれでかまわないし。

前に希望していた大手メーカー(派遣会社の親会社)での仕事は、やはり残業が多く時には徹夜もあるらしい。しかも、さっき派遣サイトを見たら以前より時給が安くなっている。今の私の仕事と比べると200円も違うのだ。ひえー。前にも書いたけど、今の仕事は、正社員が辞めるということで8月に一度紹介が来たのだが、その時は社員募集の選考を受けている最中だったから断ったのだ。でも派遣の前任者が鬱病で会社に来られなくなったそうで、再び私のところに紹介が来た。前の人には悪いけど、本当にラッキーだ。マニュアル制作で、ああいう条件のいい仕事はそうそうないと思う。ありがたやありがたや。

勤め先は、人が少ないと思っていたら少し前に人減らしをしたようで、ということは正社員になれる可能性は少ないのかなと思ったりもする。ボーナスも以前は減っていたようだし。でも同じポジションの紹介予定派遣募集がネットに出てたんだよなぁ。派遣先としては半年とか一年とか勤めて問題なければ正社員にしたいとか思ってないかなぁ。

派遣元としては私のようなテクニカルライター経験者が少ないようで、スタッフとして手放したくないと思っているようだが。派遣会社の人に「貴重だ」って言われたし。今のところ、仕事上では「手放したくない」と言われてばかり。マニュアル業界で5年頑張った甲斐があるってもんだ。

出向も含めると今まで計4社で働いているが、いずれも人間関係は概ね良好。フリーで会った人も人は良かった。社会人になってからは人に恵まれているなあ。本当にありがたいことだ。


2004年11月30日(火) 落ち着き

色々と揺れ動いた11月ももう終わりだ。今日は2回目の結婚記念日なのでした。

嫌々ながらやっていたフリーの仕事もどうにか形にして、昨日、別のライターさんに引き継いでようやく安心。お客さん(プロダクションではなく、そこに今回の仕事を発注した会社)はけっこう気分を悪くしたようで、プロダクションのディレクターK氏は「ライターが急にお勤めすることになりまして…」と、予想通り私が悪いかのような言い方をしていた。言い方だけでなく本心からそう思っているのかもしれない。仕事を依頼する際に「200字程度のインタビュー」とか何とか極めて曖昧な言い方をしていたことなんて忘れているのだろう。ま、もう終わったんだからいいや。あとはしーらないっと。頑張ってちょんまげ。

明日から働けると思うと、不安より喜びの方が大きい。平日の昼にのんびりできるのもこれが最後かと思うと寂しい気がしなくもないが、それより何より、これでひとまず将来に対する迷いや不安から解放される。この安心感がたまらない。ちゃんとした仕事があってこその休息であり解放感なのだ。ああ落ち着く落ち着く。

安心したからなのか今日から生理になった。前回、生理前の兆候がありながら少量の出血で終わってしまい、それ以来1ヶ月以上音沙汰なし。トータルでは2ヶ月来ていなかった。やはり精神状態が生理にまともに影響してくるようだ。生活習慣が乱れていたのも理由の一つかもしれない。

昨日、打ち合わせが終わってから、ディレクターK氏と、仕事を引き継いでくれたライターOさんと3人でお茶を飲んできた。仕事に慣れたら土日などでバイトをお願いしたいようなことをおっしゃるK氏。「土日に働きたくないからメーカーなんですよ(笑)」と言ってきた。編集者のNさんもディレクターK氏も、仕事がたくさんあって大変だから手伝って欲しいような話をいつもしている癖に、実際に依頼が来るのは3〜4ヶ月に一度だ。自分たちは忙しいからそういう意識はないのかもしれないし、手が足りないという気持ちに嘘はないのだろうが。

年10万かそこらで人を確保したいなんて甘いんだってば。

自分のところだけでは十分な仕事を回せないから、他のところでも仕事を得つつ、必要とあらば手伝って欲しいという考え方も同じだ。要は安く都合良く。フリーというのはそういう立場なのかもしれない。乃南アサの小説に「自由業というのは結局のところ不自由業なのだ」という一節があった。自由なのは仕事を依頼する側なのであって、依頼される側は依頼者の都合に振り回されているだけだ、と。本当にその通りだ。それでも会社に縛られていたくないと思う人がフリーになっているのだろう。それで成功して、趣味も楽しみつつ仕事を続けている人も実際にいるのだ。

私はそこまでの実力がないし、ある程度仕事のスケジュールが決まっている方がいいので、当分は雇われ人生でいいや。そのうち本気で育児のことを考えることになれば独立も有効な選択肢かもしれないが。

勤め始めればまた色々あるのだろうが、フリーでいたときの不安感や焦燥感を思い出して頑張ろう。正社員になれるといいな。


2004年11月24日(水) 無気力

その後も色々動きがあるのだが、詳細は後日。

派遣の仕事先に行くのは明日だ。過去の作品を持ってくるようにと言われている。どういう会社なのかわからないが、働きやすそうならそこで決める。

以前、HPを見て募集の問い合わせをした制作会社から、求人サイトに広告が出たというメールが来た。明日の会社訪問の結果次第では、こちらにも応募してみよう。制作会社なので拘束時間は長いのだろうが、会社の場所はこっちの方がいいのである。色々なところから通勤しやすいのだ。

そんなこんなで、事実上「再就職」への準備が進んでいて、旦那が休みの日は一緒に不動産屋に行って色々な物件を見て回ったりしていて、こんな状態のときにフリーの仕事が来てもモチベーションが全くあがらず困っている。

もともと何事にもやる気が足りない私なのだが、「フリーはもう終わりだ」という気持ちで固まってしまってから来た仕事は辛い。校正ぐらいなら単純作業だから何とかやれるが、資料のろくにない会社案内の作成をやれと言われて困っているのだ。ちくしょう、こんな仕事だとわかっていたら受けなかったのに。

当初は「社長のインタビューを200字程度にまとめる」と言われただけだったのだ。会社案内の作り替えなら最初からそう言ってくれよ。それを依頼してきた時点では、依頼先の編集プロダクションの人にはフリーを辞める旨は伝えていなかったので(半年に一度、仕事が来るか来ないかのところにいちいち言ってられねえよ。仕事が流れたって連絡一つよこさねえ、後で会っても詫びの一言もねえような会社なんだから)、向こうも「依頼してしまえばあとはやってくれるだろう」と思っていたのかもしれない。そういう意味ではザマミロなのだ。都合の悪いことは何一つ説明しないで、具体的にスタートしてから「やっかいな仕事ですよね」って何だそりゃ?こちとら初めて担当する会社でもって、一度客先に行って30分ぐらい打ち合わせしてあとは全部お任せ状態にした癖に、当日見たら「部長さんの意図はこうだったんじゃないの?」などと客と一緒になって難癖つけやがって。ならお客に見せる前にテメーもチェックしろ!確かに私が前回提出したものは30分ぐらいで完成させたから怒られるのは当然だけどな(むしろ「こんなライターじゃダメだ、別の人にしてくれ」と言われることを期待してたんだが。ちっ)。打ち合わせが終わったら終わったでさっさと逃げやがってよ。クソオヤジめ。

あーあ本当に腹が立つわ。末端の零細プロダクションやら編集者って口ばかりでむかつくんだよ。なんであんないい加減なんだ?それがフリーの世界だってんなら私はもう二度とフリーやりたくないね。やるならもっと大手の会社から直接仕事を受けられるくらいになってからにするよ。

でも12月2日で最終という話になったからまあいいや。その後にどんな動きがあっても知らねえからな。肝心な説明を何もしないで依頼してくる方が悪いんだからな。

とまぁ愚痴ばっかり書いてちょっとはすっきりしたわけだが。

冷静に考えればもらった資料を組み合わせるだけではなくて、一から考えていく仕事なので面白いはずなのだが。あと1週間ぐらいで会社勤めに復活するかもしれない時なので単に鬱陶しいだけなのだ。そんなことを言っても、もう受けてしまったものは仕方がないのだが。割り切るしかないのだが。

ああああーやりたくねー。


2004年11月17日(水) 夜明け

転職(事実上の再就職)にようやく本格的な光が見えてきた。

昨日、派遣会社から電話があり、中堅機械メーカーでのマニュアルライターの仕事を紹介された。特定の業者向けの機械を作っている会社なので名前はそれほど知られていないものの、堅実な経営をしているようだ。何よりうれしいのは、マニュアルの仕事なのに残業がほとんどないこと。それでいて海外とのやりとりやDTPの作業もあるのでスキルアップもできそうだ。いいじゃんいいじゃん。

9月に採用試験を受けたメーカーの関連企業らしく、最寄り駅が同じだったりするのだが、まあいいや。今のアパートからも実家周辺の駅からも、乗り換えは多いもののだいたい1時間前後で通勤できる。よかったよかった。

この会社の派遣の仕事はインターネットにも掲載されていて、どうやら紹介予定派遣でも募集しているようだ。頑張れば1年後には正社員になれるかもしれない。

実は8月にも一度同じメーカーの仕事を紹介されたのだが、その時は採用試験の最中だったので断った。派遣会社の担当者と話したら、労働環境もそれほど悪くないようなので、もう一度紹介が来て良かった。来週中に先方の担当者と会う予定だが、今度こそ決まって欲しい。先日メールを送ったマニュアル制作会社も良さそうだが、いかんせん制作会社なので残業休出は避けられないだろう。一度は覚悟を決めたものの、できればそれらは少ない方がいいのだ。家庭のためにも趣味のためにも。

ちょうど昨日は、フリーの仕事をくれているNさんと会ってゲラを渡し、今後について話をしてきた。その時点では派遣の仕事の具体的な話はまだ聞いていなかったのだが。

前々から電話などでも何度か話をしていたのだが、収入面などの問題で会社勤めをしたい旨を改めて話すと、色々な言い方で引き留めようとした。曰く、会社人間なら誰にでもなれる、あの時こうしておけば良かったと後悔するかもしれない、もっと良く考えた方がいい、等々。そんな状態では辛いことがあった時に乗り越えられないなどと説教臭いことまで言われた。最後には愚痴めいたことも。もちろんこちらは前の会社を辞めると決めてから1年近く、散々悩んで方向性を決めたわけで、何を言われても負けはしなかった。

貴方からもらった仕事はこの1年でたったの2本、10万だけですから!残念!!

小遣いにもならないような額の仕事しか回さないで人をキープしたいなんて甘いよ。人を使うのはお金がかかることなんだよ。

昨日の話しぶりからもNさんはお金に余裕がないことが伺われた。私は家を買うから定収入がないとダメなのだ、という話をしているのに、幸せとは云々などと、ずれた返答をしてくる。安く都合良く使える人間が欲しいのだろうが、ボランティアじゃないんだからさ。こちらにも人生ってもんがある。子供が3人いるし、年齢的に会社勤めを考えるのは本当に大変だと言っていたけど、家族がいるのに40歳でフリーになったのも子供を3人も作ったのもNさんが決めたことで、それで辛いの何のと言われても私には関係ない。逆にそういう姿を見て、やっぱりフリーは嫌かも、という認識を新たにしてしまったのだ。

私としてもNさんを利用してスキルアップを図りたいという気持ちはあるので、副業で何とか仕事を受けられるかもしれないという話はしてきた。向こうも手が欲しいから、今後も連絡を取り合おうという話をして終わったが、お互いに不信感が募ってしまい雰囲気はかなりギスギスしていた。いったん不信感を感じてしまったら、協力し合って仕事をするのは無理かもしれない。それはそれで仕方がないことだ。


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