茶畑
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すげえ久しぶりに自分の日記を見た。まだ残ってたのね。 前回は結婚前で終わってる。
10月に新居へ引っ越し、その後仕事のため土日も満足に休めず、徹夜さえもあるような生活の中、何とか結婚式の準備も進めて(何もかもがギリギリだったけど)、式は無事終了。山岳会の仲間が2次会をやってくれた。
仕事はそのまんま。 3月あたりに、また「このままでいいんだろうか?給料も4月から下がるし、辞めようかなー」と、ものすごく悩んだけれど、最近は「来年3月」(入社丸5年)までは頑張ろうと思っているのだ。
この日記を始めたころ(もう2年も前なのねえ)、いや社会人1年目から、趣味と仕事の両立に悩んできたんだけど、30という年齢が現実味をおびてきたこのごろは、仕事第一優先でいこうかと。 山はいくつになっても登れる。若いうちにキャリアを積むのは今しかできないのだ。 やっぱり、ダンナに頼ってしか生きられない人間にはなりたくないから。
以前は遊び最優先、仕事はそれなりにやるけど本来の希望職種でもないしぃーって、適当に仕事してたところもあって、それを反省してる。もっといいものを作ろうというつもりで仕事に打ち込んで、自分のスキルをあげないと。そうすりゃ独立もできるかもしれないし。 したいなぁ、独立。
つー訳で「仕事頑張るぞ!オー!」なのです。山にはもう1年以上登っておりません。
ま、仕事と家事をやるだけで精一杯なのも事実。 半年前まで親元でぬくぬくしてたからね。何もかも自分たちでやらなきゃならん生活にはまだまだ慣れてない。ダンナは協力的で助かるけど(でもやっぱり男が気づかないことって色々あるのよね。トイレの掃除とかさ)。 週末は掃除したり大きなものを洗濯したりいろいろやってると終わり。平日は仕事が忙しくなけりゃ料理なんかで忙しくなるから、週末のどちらか一日は完全に休養したいし。 そうすると山に行ってる余裕はなくなっちゃうのだ。
でも、昨日は久々に山友達と飲んだ。楽しかった! 最近は飲むのも会社の人たちとばっかりだったからさ。どうしても仕事とか会社の話題になっちまうからね。それはそれでいいんだけど、仕事のことを忘れて飲めるってのはやっぱりいいのだ。 山友達と、昨日はこれも久々にハマスタに野球を見に行ったんだよ。完敗だったけど!野球を見に行くのもやっぱりいいね。楽しかったさ。
やっぱね、たまには仕事以外の世界に行かないと。山岳会の集会とかにも、出れるときは出ないとな。
それから。 父親が2月と3月に入院した。2月は心臓の手術のため。3月は腎臓に血栓がつまったなどで。 手術は成功だったし、血栓の方も大事には至らず、現在はかなり元気になっている。 一時期はちょくちょく実家に帰ったり病院に行ったりしてて、ほんと余裕がなかったな。元気になって良かったよ。 とはいえもう年だし、母も定年過ぎてるというのに仕事続けてるし、やっぱりこまめに実家に顔を出さなきゃね。明日は母の日だなぁ。どうするかな。ダンナいないし。
そうそ、実家を出てからテレビを見るようになったね。 母が仕事で早起きなので、実家では夜11時以降の番組は見られなかったのだ。テレビのある部屋で母が寝起きしてたから。
ああ、久しぶりに思うままに文章書いたなあ。 最近はメールもあんまり書いてないからな。
9月って明日が最後なのか。とりあえず今月も一日だけは書きましたとさ。 結婚式まであと2ヶ月。招待状も出来上がって、新居も決まって、準備期間が短い割にはそれなりに進んでいる。
しかし、ここに来て問題になったのが「うじかばね」問題。
ばらしてしまうけど(って誰も見てないとは思うが)、私は一人娘だ。 さらに、うちの父方のきょうだいは男が多いのに、みんな婿養子に入って相手方の姓になっており、唯一うちの姓を名乗ってる叔父のところには子供がいない。父は次男だけれど、長男の伯父も早死にで子供がいなかったのだ。 だから、うちの姓を継ぐ「次世代」は私一人ってことになってしまっている。
彼氏は男3人兄弟の次男で、あちらのご両親は弟さんとの同居が決まっており、うちの親の面倒を見るのに支障はない。だからスンナリ結婚を決めて、両親も納得してくれたのだと思う。
ただし、彼が私の姓を名乗ることには色々と偏見やら仕事上の不都合がある。 私だって結婚後しばらくはうちの会社にいるつもりだけど、今まで通りの姓で呼んでもらえばよいし、メールアドレスやら何やらが変わるわけでもなし、そんなに不都合はない。
しかも私は今の苗字が好きでない。
理由の一つは間違われやすいことだ。人に話すと大抵笑われるけど、思い込みで名前を呼ぶ人の多いこと多いこと。漢字通りそのまま読めば間違えることなんてない筈なのに、人間って結局は思い込みで生きてるのかあーと言いたくなるぐらい。名前って、間違えた方は「あっゴメンー」て笑って謝ってそれでオシマイ、ぐらいの些細なことに思っているようだけど、間違われた方はかなーり気分が悪いのである。それが度重なると、「だーかーらー、何でこの漢字でこんな風に読めるんですかあー、そんな読み方日本語にはないんですよおー」と大声で嫌味を言いたくなる。今のところ言ってないけど。
熱くなってしまったけれど、もう一つの理由は、旧姓のままにするとフルネームの漢字が多いってことだ。これも些細なことではあるけれど自分としてはかなり嫌。名簿で自分の名前だけがやけに小さい文字で書かれてたり、ひどい時なんか「入らなかった」と言われて名前の最後の漢字が削られてたりする。これもかなり屈辱なのよ。やっぱり人に言うと笑われるけどね。
だからして、私は彼氏の姓にすることに何の抵抗もない。いや、むしろ名字変わって嬉しいねー、という気持ちなのだ。確かににうちの姓はなくなるんだけど別に親子親戚関係が変わる訳でもなし、さらに私は子供を生むつもりがほとんどないのだ。子供の件については「子供嫌いだから」とか「自分の時間がなくなるから」ってな単純な理由じゃなく、かなり前から真剣に考えて、色んな記事とかテレビ番組を見たりして「やっぱり自分は子供を持たない方がいい」って思っている。そうなると遅かれ早かれうちの姓はなくなっちゃうわけで、それはそれで仕方がないんじゃないの?っていう気軽な考えでいる。
しかし、やっぱり気軽過ぎたようで、父にこの間「氏がどうの」「財産がどうの(つってもたかだか土地30坪の家が一件と趣味で集めた多少のアンティークぐらいだぜ)」「墓を守ることがどうの(つったって普段墓参りなんか滅多に行かないじゃん。年に一度行くか行かないかだぜ)」と色々言われた。父はもう70歳を超えているお年寄りなので、戦前の民法の印象が強いらしく、「相手の姓を名乗ること=相手の家に入ること」で、相手の家に入った以上、財産も何もやれないし、墓も守ってもらえないじゃないか、という言い分なのだ。
そんなこと言われたもんだから入籍やら改姓やらについてのHPを色々見てみたんだけど、「入籍」ったって、法律上では相手の家の籍に入るんではなくて、お互いに元の籍から抜けて新しい籍を作るってことなのだ。相手方の姓を名乗ったって「実子」であることには変わりなく、さすれば財産の相続権だって変わりなくあるってことなのだ。別に名字が違ったって介護だの墓参りだのはできるわけだし、何の問題もないはずなんだけどねー。
さらに部屋を決めるにあたり、最初は実家の近くで探したんだけど家賃が高く、結局は彼氏が今住んでいる町(といってもウチの周辺よりもはるかに便利だ)の最寄り駅から徒歩4分の部屋に決めたのも災いし、「姓もあっちになるんなら住む所もあっちの近く、結局みんなあっちになってるじゃないかー」と余計気分を悪くしたらしい。面と向かって怒りはしなかったが、父と母とでかなり文句を言っていたようだ。
幸いにして、家賃の件や駅からの近さ、さらに、、勤務先へ50分少々かかるとはいえ乗り換え無しで行けて、今の実家から通うよりも楽なことなどを話して、居住地については納得してもらった。
姓の件は諦めがつかないらしく、彼氏が仕事上支障があることから最初は彼の姓を名乗ることは仕方がないけれど「表札に小さく“○○”(旧姓)」と書いておくこと!」とは言われた。そのうち夫婦別姓法案が通るからそうしたら元に戻せばいいとも言われた。
しかしねー。私は別に夫婦別姓なんて望んでない。やっぱり家族は同じ名字がいいと思ってるし。そもそも名字変えたくてしょーがないんだから。しかも賃貸マンションの表札に小さく旧姓書いとくなんてやっぱりヘンでしょ。同棲とか内縁関係みたいでさ。でも親の気持ちもちょっとは解らんでもないので、その場はとりあえず肯いておいた。親が新居を見に来るーとか遊びに来るとか言う時だけは表札に旧姓を書いておこうかと思っている。
普段は何かにつけ「型にはまるのは嫌いだー」と言っているうちの父が、「氏」だの「家」だのにあんなに拘るとは予想してなかった。結婚ってやっぱり二人だけの問題ではないのだなーと痛烈に感じている。
一人っ子同士の結婚で親ともめている友達もいるし。
いまだ「家」の概念が根強いニッポンにおいて、少子化時代に入りつつある世代の私たちの結婚は色々と大変だ。
| 2002年08月10日(土) |
残暑酷暑と変わり目と |
8月になっていて、当然情勢に変化が。
ここ2週間ほど風邪が治らなくて困ったものだ。 何気によく風邪引いている。しかも養生しないからいったん引くと長い。 まだ咳が出るので部屋はエアコン無し。夜の11時を過ぎているというのに室内31度。近くの林から聞こえるセミの大合唱。
変化といえば、最たる激変が結婚の話。
この秋(冬と言ってもいいぐらいかな)の挙式が急遽決定。 父の体の具合とか仕事の都合とか彼のアパートの更新時期とか、色々考えると今年中に一気に済ませた方がいいかね、という話になったのが7月になってから。
とにかく会場をおさえるべし、と、7月後半の土日に2週連続でホテル5箇所とレストラン1箇所を回り、費用面でも交通の便でも設備などでも納得した都内のホテルに決定。7月末から、友人と親戚の一部に連絡し、招待者を決めつつある。 披露宴の部屋は50〜60人で予約したが、色々考えるとどんどん人数が多くなってしまう。だからいかに絞るか、が悩みどころ。
明日は新居探しだ。彼氏と自分の職場かつ私の実家からも遠くない場所、というと住むところはおのずと限られてくる。しかも買い物も便利っつー条件を考慮すると、ほぼ1箇所しかない。人気沿線の人気の駅。家賃がバカにならん。
もちろんすごく幸せなんだけれど、同時に厳しさもあるのだ。
私の友人は類友なのか何なのか、それなりの年齢になっているのに、彼氏はいても結婚しない子が多い。そんな彼女達に結婚決定の報告をすると、必ず帰ってくるのが「ガーン・・・先越されたぁ」という反応。もちろんハッキリ言いはしないが、明らかに雰囲気が下がるし、ちょいとチクリとする言葉がそこここに。気持ちとしてはわからなくもなく、私も逆の立場なら同じような反応を返してしまうに違いないけれど。
この間大学時代の友達と2人で飲んだのだが、その時もちょいとキツイことをいくつか言われた。もともとハッキリものを言う子なんだけど。6年も付き合ってる彼氏がいてもそうなのだから、これは女の悲しきサガかな。腹を割って話せるのはいいことだ、と自分を納得させてみたり。
岸本葉子のエッセイに、友達が先に結婚していく辛さが書かれていたけど、仲間内で最初の方に結婚するのもそれはそれで辛さがあるのよ、とつぶやきたくなるのだった。
あと、悩みは仕事のことだな。かなり悩んでいるのだ。
相変わらず月一更新ペース。 あまりに久しぶりのためパスワードも忘れてるし。
仕事が遅い日は家に帰ってパソコン開けてメール書くのも億劫で、まして日記を書くなんて、そりゃもう億劫の極み。かといって先週のように、早く帰れる日は連日のように予定が入り、火曜から金曜まで毎日飲んでいて肝臓お疲れーの日々になってしまっていたのだ。
ここ最近に起こったこととしては。
ワールドカップ中。日本は決勝トーナメントに出たものの、トルコに敗退でベスト8には進めなかった。先週の火曜のトルコ戦は、午後半休取って知り合いの家にお邪魔して応援したんだけどさ。 共催の韓国は昨日も勝ってベスト4なんかに進出してるが、どうも審判の判定がキナ臭い感じ。本当は同じアジア、しかも隣同士なんだから応援すればいいものを、なんと言うか、どうも「悔しい」と思ってしまう、心のせまい自分。
彼氏が、先週の日曜(16日)に、正式に「結婚したい」という挨拶にやってきた。まだ両親同士の顔合わせはしていないけれど、結婚が本当に現実味。16日の午前中、新居の候補地になっている場所をまわって、家賃の相場などを見てきた。不況でも便利なところは安くない。ホントに。
職場には気がついたら慣れていた。新しいオフィスで環境は悪くないので、約一名の最低オヤジがいることを除いては、今のところ特に「辞める」と思わせる要因はなし。
しかし。
先週の肝臓酷使4日間の最終日、その最低オヤジがディレクターを務める仕事グループのメンバー2名と飲んだ。最低オヤジを追放すべく、具体的建設的な策でも出るかなーとちょっと期待しつつ、結局「ガス抜き」のような愚痴三昧で終わるんではなかろうかと思っていたらば、まさしく後者の予想が当たってしまった。他の2人は私に向かって「嫌な奴は追い出しな」とか「嫌な奴のために辞めるなんて馬鹿馬鹿しい」とか言う。そんなことは100もそれ以上も承知してんのよ。でも私としてはもう、部長にまで訴えるという、自分にとって出来る事は殆どやってしまった訳で、それでも効果がないとすれば、そのグループのメンバーが一丸となって訴えるぐらいの事はしないといかんのではないかと思っていたわけで。でも、結局、自分達では行動しないというか。まあ、彼らも部長とかに訴えて、どうやら埒があかないと気付いたのかもしれないし、あんなオヤジでもいないと困る事もあるかもしれんのだけどさ。
結局、私に抜けられると困るから、飲んで愚痴でも吐かせてやって、なんとか繋ぎ止めようって腹でしょ。バカじゃないんだからそのぐらいわかるってのよ。
冷静に考えれば、どんな職場だって嫌な奴の一人や二人いるし、そんな奴のために辞めるのは勿体無いし悔しい気もする。でもね、その「嫌」さが物凄いんだもの。しかも年末近くになれば、またその物凄い嫌悪感を持つ奴と組んで仕事をする可能性がかなり高いんだぞ、このまま行くと。間違いなく。
部長は「もう組んで仕事することはないようにする」と言うけれど、実際に仕事の分担を決めるのは部長自身ではないし、組んで仕事することになったとしても「それはグループ長が決めたことだから仕方ない」とか何とか言って逃げるに決まってんのよ。
あーあーまったく、何であんなに仕事してないクソオヤジが「課長代理」とか言って、それなりの給料もらってんのよ。昨年なんて、業績が悪いとか言ってボーナス50%もカットしやがったくせに。ケッ!!!
まあ、徐々にそのオヤジを外そうとしている雰囲気はなくもない(と思うのは希望的観測に過ぎないかもしれないけど)ので、もうちょっと待っては見るけれど、しかし、あれ以上の変化が見受けられんと決めるや否や、退職しようかと思っている。ま、もう一度、奴と組んで仕事しなくて済むように、上の人に訴えてみるつもりではあるけどね。
どっちにしろ、結婚したらあの残業たっぷりの仕事が続けられるかどうかわからんからな。
ふ、愚痴はいつでもたっぷり書けるわよ。 まあそのうちまた気が向いたら更新でもするかい。
日記も1周年をとうに過ぎているわけでして。気が付きゃ5月ももうすぐ終わるわけでして。
このところの変化。
父が退院。4月の26日。ベッドでの生活が1ヶ月続いたため、足が弱っていて最初はそんなに長い距離を歩けなかったのだけど、最近は一人で遠出もできるようになった。ただし一人では寝かせられないので、母と父が同じ部屋で寝ている。
職場の異動。人の多い環境が久しぶりでもって、さらにあの会社会社した雰囲気も久しぶりのためかなり疲れる。ワンフロアで30人以上いるし、本社ビルの営業その他の人たちがしょっちゅう出入りするし。自分には関係ないと言ったってやっぱり疲れるのだ。
やっぱりうちは印刷会社、しかもそれなりに大きい会社かつ歴史だけは古いので「ニッポンのかいしゃー」的な古臭い雰囲気が蔓延してる。2年間、編集プロダクションの雰囲気を感じつつ、SOHOで仕事をしてたので、現状がそれはそれは息苦しくてブルーだ。
私はだらしのない人間だから、SOHOで人の目が少ない環境だとだらけて仕事しないんだけど、人が多くて、周りの人たちが朝一から仕事してる中にいればいたで、「自分のペースで仕事ができん」と文句を言いたくなるのだ。こんな文句は今の職場の人たちには言えないけどね。かなりプレッシャーなんだよなあ。刺激になっていいじゃないか、とも言えるけどさあ。うー。つらい。
ああ、あの「会社っ!」ていう雰囲気はもう、一度編プロとかの自由な雰囲気(中にいればそれなりの息苦しさももちろんあるけれども)を知ってしまうとなかなかに疲れる。
まあ、少なくとも来年の3月ぐらいまではがんばらにゃあ、って基本的には思っているけれど。結婚を境に辞めるかどうかはそれまでに決める。
親のこととか結婚のこととか、さらに目下職場のことが一番精神的に負担になっているので、山岳会活動にはほとんど参加していない。この土日も、宴会キャンプと山の清掃ボランティアの予定があったのに、土曜日に鬱っぽい状態になってしまって、「具合が悪い」と言ってドタキャンしてしまった。ま、鬱っぽいのだって十分「具合が悪い」んだけどさ。ほんとは、そういうときこそ山仲間と飲んで騒げば、職場に対する悶々とした気分も変わるんだろうに。
ああ、会社行きたくないなぁ・・・。
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