ヒロの夢日記

2021年04月01日(木) 潜入捜査

模範囚達が学生ランナーに混じって駅伝をする。囚人の中に1人連続殺人犯がいる。彼が逃走して殺人を犯さない様に刑事である私も走る事となる。道にはズラリ事務机が並べられ、皆そこから踏み外さない様に猛スピードで走っていく。



2021年02月21日(日) 帰りたくても帰れない

下校中、大事な傘を紛失してしまう。小雨に濡れながらJR船橋駅から京成船橋駅に向かう。駅に近づくにつれ、人混みに飲まれる。ホームは人だかりで線路にこぼれ落ちそうだ。どうやらダイヤの乱れで下り電車が遅延しているようだ。駅員のアナウンスと共に変わった色の電車がホームに滑り込む。満員だ。乗車口は人だかりでどうにもならない。仕方なく窓から体を捩じ込ませた。友人のKも続く。いつもの京成電車とは違う内装に違和感を覚え、路線図を見上げた。これは特急で埼玉の東部にある加賀という駅止まりだ。とんでもない物に乗ってしまった。2時間ほどして加賀駅につく。疲れた乗客が吐き出される。すっかり陽が落ちている。登りの終電はとっくに逃している。私とKは、宿を求めて寂れた街をさ迷う。大きな切り通しの斜面をとぼとぼ歩く。校庭のような大きな公園に設置されたボルテスVが腕からミサイルを発射した。坂を登りきった。大きなビルが建っている。アメリカのメディア会社らしい。2人は疲れた足でロビーに吸い込まれる。金髪の女性が社内を見学させてくれる。せかせかと働く男達を見て回る。最後にアンケートを書かされた。「メディアは信用出来ない。ウソばかりつく」と書き込んでビルを後にした。



2021年02月20日(土) 孤児院にて

終戦間際の大阪、大商人の私はとある戦災孤児院を訪れる。粗末な掘っ立て小屋、小学生が15人ほど暮らしている。私は手土産の菓子類をふるまった。子供の1人に問題児扱いされている男の子がいた。彼には虚言癖があり、仲間から疎まれている。私は彼の澄んだ瞳の奥に素直な心を読み取った。彼を養子にとって、あとを継がせるつもりだ。



2021年02月19日(金) ドブ沼

東南アジアのリゾート地に来た。町外れを散策している。いつの間にか腰まで生温い生活排水に浸かりながら木々の間を歩いている。汚水は灰色に濁っているが、悪臭は全くしない。何かに導かれる様に進むと、樹上生活者のコロニーに到着した。私はここに住み着こうかと思った。こんなスラムみたいな所でも、日本での窮屈な生活よりはずっとマシだと感じた。



2021年02月18日(木) 怪しげなクラブハウス

従姉妹が遊びにきた。姉が従姉妹と私を連れてドライブに出る。田舎道をあてどなく走る車。姉は道の駅に停車した。子供用のプールに色々な石鹸が浮かんでいる。姉はその中のメロン石鹸を手に取り、「これ、そこら辺の名産のメロンを使った美容石鹸なんだけれどいまいちアピール不足で売れ行きが芳しくないのよ」とぼやく。従姉妹は同情して一つ購入した。また車でしばらく走る。姉は見知らぬ鉄筋コンクリート製のアパートの前に停車する。3人はスロープを伝って2階の角部屋の前に立つ。白塗りの壁に白いチャンネル文字でハングルが書かれている。姉は「風の馬」と呟く。怪しげな雰囲気に、(ここはもぐりのスナックか何かかしら?)と訝った。「ここは私の所属している劇団の事務所よ。多国籍なの」と姉。私は小走りでスロープを降りながらテラスが見える方に回り込む。気配を消しながら事務所の中を覗きこむ。2人の白人女性と1人の黒人男性が見える。よく見ると、男は昔姉を捨ててアメリカに逃げたバングラデシュ人だった。

【暗転】

私達は地下に広がるクラブハウスのボックス席に腰掛けていた。遠くに見えるステージの上で、きらびやかなショーが始まる。天井のミラーボールが眩しい。フロア席では、趣味の悪い成金達が高そうな酒をあおりながらホステスの小学生達にイタズラをしている。私は気分が悪くなった。小学生達は多分悪い大人に騙されて働かされているのだな...と思った。


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