とりあえず勝利の報告。 - 2021年08月28日(土) 結論から言います。 仕事辞めるの、止めました。 昨日の仕事中、料理長に呼び出されましてね。 私はてっきり、退職の手続きだろうと思ったのですが。 店の個室に呼ばれて、席に着くが早いか 「もう、アレなの。腹は決まっちゃった?」 と聞くではないですか。 そっちーーー!? て思いましたよね正直(笑) 退職を表明してから一切、残念そうにするどころか引き留める素振りも全く 見せず、辞める理由すら聞いて来なかったのにぃ!? と思ってビックリ。 でもまあ1ヶ月半そういうのがなかったおかげで自分の中でも色々考える ことができたし、「もし何か話す機会があれば」と想定して頭の中で幾度と なく反芻していたことを、全部、そりゃもうぜんっっっぶ、派手にぶちまけて きました。 だって私辞めるもん。 退路ないもん。 怖いもの、ないもん(笑) それでケンカになっちゃったりしたら、あと数回の出勤だけ我慢してあとは サヨナラすればいいだけのことだし。 怖くもなけりゃ、惜しいものも何ひとつない状態でぶちまけた(笑) 守るべきものがないのは強いってこのこと☆ 40分くらいは個室を占領してしゃべり続けましたかね。 あくまで冷静にですよ? 途中で口をはさんでこようとする料理長に 「あくまで、あくまで私の思いです。料理長がどういうつもりだったかは また別の話です。最後まで話させてもらっていいですか」 と制止しながら、ぶちまけ切りました。 パートの仲間内で、またこの日記上でさんざん愚痴って書きなぐってきた ことを、全くその通りに伝えました。 開口一番「腹決まっちゃった?」という問いに対しては 「腹は…とっくに決まっています。 ただ、私としても足掛け10年勤めたこの職場に愛着があるので、積極的に 辞めたいとか、ましてやこのコロナ禍に無職になりたいわけでもありません。 仕事そのものは好きで続けたい。 そして、それがこの店であればベストだと思っています。 が。 私がもう辞めようと決心した大きな理由は2つです。 ひとつ目は、シンプルに「腐ったものをお客様に出したくない」んです。 料理長と副料理長が、岩田くんに全権委任している状態で、バックヤードで いま何が起こっているのかというと、「腐ったものの中からどうにか食べ られそうなものを探し出し、食中毒が起きないように祈りながら出している」 状況です。 私は、他人様に胸を張って「ココで働いてる。私は料理人だ」って言えない 仕事をしている自分がイヤになりました。 料理人として、レストランとしての最低限の衛生管理がなされていないし、 労働環境が整っていない。 ただ、掃除が行き届いていない面に関しては、途中で私が衛生管理を投げ 出した自覚もあり、今となっては厨房を汚している一因に自分もなっている ので、余りなことは言えません。 しかしなぜ私が途中で衛生管理をやめてしまったかというと、いくら私が 1人で清潔感を保っても、他の方の協力が得られない状態では意味がない からです。 週に数日、それもランチタイムしかいない私に、衛生管理と食材管理を全て やるのは無理なことです。 それから、退職理由の2つ目。 今この店に、私の仕事の仕方は必要とされていないと感じるからです。 私が、キープしたい最低限の厨房の管理。これがまったくできない。 そして、自分のやりたいようにしたいなら、自分の店を持つしかないという のが、この業界の通説ですよね? 私が今から自分の店をオープンさせるようなことはありませんが、私の思う ような仕事ができないのであれば、身を引くのは私だと思ったということです。 料理長や統括部長は、私のことが必要だと口ではおっしゃっておられますが、 それは私の仕事の質とスピードが必要なわけですよね。 しかし、それを求められれば求められるほど、私は口も出します。 口を出すなというのは、私にはできない相談です(笑) 今は、仕事の質を必要最小限に抑えることで、口出しも最小限に留めている 状態です。 以上の2つが大きな理由です。」 と、ここまで言いました。そしたら料理長は 「うん…そうだな…。返す言葉もない。そしたら…うん。 あともう少し、1〜2ヶ月。今日言われたことを、努力・改善していきます。 もう少しの間、それを見ていてもらえませんか。次の契約更新まで、いて もらえませんか。 その時まで見てもらって、やっぱりダメだと思ったら、それ以上は引き留め ません。ですので、会社に残ってもらえ…ませんか…?」 というようなことを、言ったのです!! ちょっと驚いたかな。 私のような目下の人間に、頭を下げるようなタイプではないと思ってたから。 ゴメン見くびってた(しれっ) 他にもまあ色々話したけれど、書く気になったら書くけど今は長くなるから 端折ろう(笑) いやコレ…私の人生賭けての退職劇、一応私の勝利だよねぇ? あとは、その1〜2ヶ月とやらで職場の環境がどこまで変わるか、いや 本当に変えようと努力してくれるかどうかですが。 その努力が私に見えて初めて、そして結果が出て初めて、私の完全勝利と なるのではないかと。 次の契約更新ができたら、私の完全勝利を祝います。(塊の肉で)(てか昨日も 食べたけども) ... MH5。 - 2021年08月27日(金) あ、MH5の意味ですか? 『マジで 腐敗する 5秒前』 です(真顔) 先日、私の職場でこんなことがありました。 朝私が出勤して自分のポジションに就き、冷蔵庫の中身をチェックしていた ときのこと。 肉の容器のふたを開けたときに、“あまり良くない臭い”がしました。 すかさず私は岩田くんに、 「この臭い、嗅いでみて。コレ今日使う?どうする?」 と聞きました。岩田くんはクンクンと臭いを嗅いで 「大丈夫だと思います。」 と言いました。 ハッキリ言って私は岩田くんのことを1ミリも信用していないので、再度 料理長に聞いて来てと言いました。料理長が大丈夫って言ったら私使うからと。 結果、料理長OKが出まして。 ふぅん…それなら仕方ないか…と。 あ、私がもし料理長だったらお客さんには出させないです。 結局、当該のお肉は3名のお客様に提供しました。 そして時間は過ぎて、ランチタイム営業終了間際に冷蔵庫を開けたときのこと。 朝とは違う、明らかな発酵臭が私の鼻に届きました。 「何度もゴメンね、岩田くん。この冷蔵庫、開けてみてその瞬間の臭いを 嗅いでみてくれる?」 と言い、そうしてもらったところ。 さすがの岩田くんの動きもピタリと止まり 「イヤな臭いがしますね…」 のひとこと。 「多分だけれど、朝私が言ったお肉の臭いだと思うよ。要するに、朝の時点 ではギリギリだったんだよ。そしてランチタイムの数時間で、明らかに アウトラインを超えたってことだよね。仮にそのお肉じゃないとしたら、 他に原因があるのなら突き止めなきゃいけないんじゃないの?」 とは伝えました。 黙って頷いていましたが、理解できたのかどうなのかは知らん。 その翌日は岩田くんがお休みで、私が出勤日というシフトだったので 「とにかくそのお肉、明日まで放置するのだけはやめてね。社員の判断で 何とかしておいて」 とだけ伝えておきました。 コレを言わなければ、間違いなく腐ったお肉をそのまま放置して帰る男なので。 ***** とまあ一事が万事、こんな感じなわけですよ。 私が退職の意をハッキリと表明してから1ヶ月以上は経つわけですが、私が なぜここを辞めたがっているのかをここの社員は知る由もないのでしょう。 知る気もなさそうだ。 てことは、私の気持ちには興味が無いと。 だったら、私ここにいる意味なくね?と。 「美味しいものを提供したい」 が叶えられないどころではない。 「腐ったもの平気で出してる」 んだから。 それを飄々と続ける若手社員、それを見過ごす料理長と副料理長。 私の存在意義、無し!! ***** が、しかし。 前回の日記に「残り1週間でどうなるか」と書きましたが、動きがあった わけでして… 次回!!乞うご期待!!(何をや) ... 職場崩壊その2。 - 2021年08月24日(火) 昨日随分色んなことを書いたつもりだったけれど、まだ書き足りなかった みたいなのでもう一度書く。 ※個人の感想です と書けばわりと何を書いても言い訳になるようなので、書いておきます。 傷つく人がいたら、それはゴメンなさいということで。 ***** 岩田くんの話の続きです。 私だって、彼と一緒に仕事しながらただイライラして意地の悪いことを 言い続けていただけではありません。 彼を見ていて「おやおや?(?_?)」と思ったその日から、これは店のためにも 何より自分の精神衛生のためにも何か対策を取らねば、仕事がスムーズに 進む方法を考えねばと私なりに考えました。 それはそれは、ものすごく考えました。 彼が「その手のタイプかも」と気付いてからは、なるべく指示はシンプルに、 具体的に言うことを意識しました。 最初の頃は 「ストッカー(←小型の冷凍庫のこと)の霜取りをして」 とだけ言っていました。 これまで私が接してきた若い子たちだと 「何を使って、どうやってやるんですか」 と聞いてくるはずであろうところ、岩田くんは聞いてきません。 何も聞いてこないので、もしかしたら他の誰かに教わって、やり方を知ってる のかなと思うので、そのまま放っておきました。(私には私の仕事があるんで) 待てど暮らせど、何日経っても、岩田くんはストッカーの掃除をしません。 「やってって言ってるのに、なぜやらないの?」 と聞くと、明後日の方向を向いたまま 「なぜ…なぜ……。えっと、やったことないんでやり方知らないんで」 と言います。 「じゃあ聞こうよ。どうやってやるんですかって、聞こうよ」 と私は言います。岩田くんはやっぱり明後日の方向を向いたまま 「はぁ…」 とだけ言って、また数日経過します。 もうね、最初の頃はその場だけテキトーに取り繕って、やりたくないこと は人に押し付けるkzだと思ってたよね。 今回は“ストッカー掃除”だけを切り取って書いているけれど、どの仕事に 対してもこの調子だということです。 そして、自分が得意とする作業、面倒だと感じない作業に関しては、とても サッサとやりこなすっていう。 それ見てる他の人は「いやその調子でアッチの仕事もやりやがれ」って 思うワケなんだけれど、掃除と整理整頓に関しては、「掃除して」だけじゃあ 絶対に絶対に100%、やらない(笑) ようやく「やらないんじゃなくて、できないのか!?」て気付くまでに しばらくかかったよね…。 結局ストッカー掃除に関しては *まず中身を取り出して *電源を抜いて *ここに付いてる霜を *この道具で *このくらいの力で *落して *あとはぬるま湯で溶かして *最後は水けを拭き取って *しっかり乾いたら *ストッカーの電源入れて *冷えてから、アイスクリームを戻す を、やりながら見せながらやったら、その次に「ストッカー掃除をして」 って言ったら、やりました。 …1回だけね(笑) さらにその次からは、どんなに霜がモリモリに大盛り上がりになろうとも 霜取り作業はやらなかった(笑) 「言われなくてもやる」 は標準装備ではない。 普通の子ならその程度は1回見て1回やれば覚えられるであろうことが、 岩田くんには覚えられない。 「じゃあメモすれば?なんでメモしないの?」 と言うと 「メモ…。何のメモですか?」 「(*´Д`)ハァ…掃除の仕方、手順、道具いろいろだよっ」 「掃除の仕方を…メモするんですか…?」 「そーだよっ!だって覚えられないんでしょっ!?じゃあ全部メモするしか なくないっ!?」 ↑この時点でもうだいぶ怒ってる私(笑) 多分彼の中では、「メモする」イコール「レシピだけ」なのよね。 彼のレシピノートには、何を何グラム入れるのかの分量は書かれているのだ けど、それをどうするかは全く書かれていないのよ。 で、多分毎回やり方忘れてる。 最初に教えられた正しいやり方をすっ飛ばして、途中からは自己流でやってる。 「なんでそんなやり方でやってんの」と聞くと、自信満々に 「こう教わりました」って言う。 いやいやいやそんなわけないやろ!!!と心の中では盛大にツッコむが、 ツッコんだところで彼は手を止めるわけでなし、黙々と自分のやり方で進める だけなので、もう腹を立てるだけ無駄、ということも何度も経験しました。 とにかく、いろんなことが無駄なんだなと。 教えること、期待すること、向上すること、腹を立てること、全てが無駄に 思えてきて、私の指導も期待も向上心も、全てえぐり取られました。 私にだけじゃない。 料理長にも副料理長にも、こ れ で も か というほど毎日めっちゃんこ に怒られているのに、毎日ケロリとして出勤してきて、自己流を貫く。 もう負けたよ(;´Д`) 普通のメンタルの持ち主には、どうにもできない。 他にもいっぱいあるよ。 生の鶏肉や豚肉触るときはゴム手袋しなさいねとか。 言ったけど、素手で触って、その後チャチャッと一瞬洗った手でデザート 盛り付けるからね素手で(笑) 私が若い頃教えられたやり方はこうよ。 「自分は今から生肉触るので、オーダー入ったら〇〇さんお願いします」 って頼んでおくの。 「だいたい15分で終わらせるんで、その間だけお願いできますか」 というふうに頼むのよ。 そして手袋をして15分間は集中的に肉だけ触って他のモノには触れない ようにして、終わったら手袋外して手を洗って消毒して初めて、他のことに 携わっても良くなるのよ。 当然、最初の頃には彼にもそう教えた。 生ものだけじゃない。 ニンニク触った後も同じ。 ニンニク触った後にそのままデザート触ると、匂いが移るから。 それ以外の仕事も、このやり方は応用される。 逆に、デザートを作っているとき。 何かを泡立てるとき。 手が離せない5分間、10分間というのはどの仕事にもある工程だから、 それを周囲に発信して助けを求め、 「今自分はこういう状況だから、こういう風な助けが必要だ」 というのを自ら言葉で説明すべきなのだけれど、彼の特性上、多分それは できないということなんでしょうね。 知らんけど。 もうホント、知らんけど。 この言葉に尽きる。 特性なんて、知ったことかよ 私はそこに行き着いてしまいました。 そうだ。彼に障害があるのかどうかなんて、わたし知らない。 私には関係ない。知らされてもない。 彼は正社員であって、立場的には私に指示を受けるのではなくて私に指示する 立場。 そうだよ。彼を見習えばいい。 自分の目の前のことだけ気にして、気付いた仕事だけを、自分がやりたい 順番で、やりたいようにやり散らかせばいいんだ。 そこに行き着いてしまいました。 サッサと頑張ることを止めたよ(笑) わたし、意外とすぐに働かない働きアリに変身することができました。 今日の自分が困らない程度の仕事だけ、やる。 明日のことは、知らない。 他人のことは、思いやらない。 今日の、今の自分の仕事しか、やらない。 という考えにシフトしていきました。 精神的にはラクになりましたよ。 その後厨房はどうなっていったかというと、それはもう説明しました。 腐ったものの中から、まだ食べられるものを探し出してお客様に提供する お店に成り下がりました。 自分でいうのも何ですが、私、お店の中で結構核となる人物なんですよ。 けっこーちゃんと仕事するし、けっこーちゃんとフォローもするし、けっこー ちゃんと結果も出してきました。 その昔は就職氷河期とか言われた時代だったけど、料理長からのスカウトで 一部上場企業に入れたわけだし、運も良くて就労ビザの空いた枠に滑り込めたし、 帰国後は派遣社員→これまた是非にということで派遣先でそのまま社員にも なれたし、産後復職してからも、これまでのキャリアを十分に生かせる 内容の仕事を与えてもらい、自分では結果出してきたと思ってます。 結果に見合ったオファーをもらい続けられて、自分としては100点満点(笑) 自己評価たけー(笑) いやホラ、三ツ星レストランの料理長になるだけが成功ではないのよ。 幸せとか成功とかは、人それぞれなのよ(笑) それに私、辞めどきも新たな就職先も、これまで間違ったことないので きっと今が辞めどきなんだと思う。 辞めどきでないのなら、統括部長が間に入って今のこの問題を解決して くれていたはず。少なくとも、取り組み始めてくれていたはず。 それがないということは、辞めどきということだ。 ま、私の場合土壇場で自分の思い通りになることも多いので、残りあと1週間 でどうなるかなとも、ちょこっと思っているけれど(笑) あとは流れに身を任せるのみ。 ...
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