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総評。 - 2013年12月27日(金)

2013年が終ろうとしています。
総じて言えば、とてもとても楽しく幸せで、100万円払ってもおつりが
くるような(?)1年だったと思います。

仕事では、これでもかというほどジェノワとティラミスとガトーショコラを
作らせていただきました。
別に「デザートは君に任せたよ」的なオファーは一度も無かったのですが(笑)
作り続けていたらいつの間にか唯一の担当者になっていて、自分が夏休みだの
こういった冬期休暇などに入る直前は、鬼のようにお菓子を作り溜めしてから
休みに入るというのが恒例になっていました。

コレがまた職場の皆さんが乗せ上手でね。
カロリィさんが作ったデザートが一番美味しい、盛り付けも美しいと
べた褒めしてくれるもんで、やっぱり嬉しくなって調子に乗ってもっともっと
頑張っちゃうんですよね。

あたしったら欲しがり屋さん☆

だって、自分でも思うもん。
サラダと前菜とデザートの盛り込みは、私が一番美しい。
コレ絶対。
自分が目指してた目標だから、人から評価されるとやっぱり嬉しいです。

仕事は、『速く・正しく・美しく』をモットーにやっとりやす。

社員の頃と違って責任がないので、自分の仕事に集中できます(笑)
サービス残業しなくていいし、何の判断も委ねられないし(迷ったら社員に
聞くだけ。言われたようにやるだけ。)発注作業や事務作業もやんなくていい。

良い意味で料理に集中できるというか。
まあ、料理長から下りてきたメニューをレシピどおりに作るだけの仕事
ですけどね。

でも最近になって分かったのは、何だかんだ言ってもやっぱり叩き上げの
スキルって大事なんだなと(大門未知子風)
若い頃から叩き込まれてないとなかなか身体には染み込まないもんなんですね
色々と。

オッチャンやオバチャンになってからやっても、なかなか。
なかなかね…。

体力的なものもだいぶ違うし。
私も5年のブランクがあって、産んだり育てたりしてたので、筋力的なものは
かなり落ちてましたが、この1年半でほぼ完全復活できたと思ってます。

朝食食べてから夕飯食べるまで座れなくてもへっちゃらになりました。
朝は駅まで小走りし、仕事中も何かとステップを踏み←、仕事が終ったら
小走りで買い物に行き、牛乳4本と卵と豆腐を引っさげて帰宅し、そのまま
小走りで徒歩約10分の保育園にお迎えに行き、帰りは寄り道したり公園で
遊んだりしながら1時間かけて帰宅し、エプロンかけて夕飯作って、
食べて風呂入れて寝かしつけて…。

っていうのを週5日続けても余裕のよっちゃんです。(古)
1年半前の私の体力では考えられない大幅アップ具合です。

クソがつくほど忙しい月とかあるんですが、老け込むかと思いきや、最近
何人かにお肌キレイですねとか髪つやつやですねとか、何使ってるんですか
とか聞かれるようになりました。

昔はホント、会う人会う人にそう言われると言っても過言ではないほど、
言われてたんです。
でも2人産んでから、めっきり言われなくなりましてね(苦笑)
ああもう老け込んだんだな〜。終ったな〜とか思ってたんです。

が、ここへ来て盛り返した様子(笑)

奥さん!
アラフォーでもキレイになれるようですよ!
当社比ですけどね!

私が今年1年どれだけ充実していたかが、肌ツヤになって現れた模様。
嬉しいことです。


...

経験者の話 2。 - 2013年12月25日(水)

もうね、愚痴っていうか悪口になっちゃうんで、嫌な人はスルーしてください。

前回書いたパートの主婦の人の話の続きです。

入ってきてすぐの頃は、まあ慣れないしってことでそれでも良いと思って
たんですが、一向に変わる様子の無い彼女の仕事っぷりにちょっと疑問を
感じ始めた今日この頃、のお話。

入ってきてもう2ヶ月近く経つんですけどね。
いまだに1つの仕事が終るごとに
「次は何すればいいですか?」
って聞いてくるんですよね。

そろそろ自分の仕事は自分で見付けてもいい頃じゃない?と思うんですが。
彼女と2人で仕事をするときは、自分の仕事を組み立てつつ、彼女の
仕事も組み立ててそれを順番に与えていくという作業もプラスされるのです。

ハッキリ言って、余計な仕事です。

「じゃあこれやってください」
と仕事を割り振って、30分くらいで終るだろうからそしたら次の仕事も
頼もう、と組み立てるのですがそれがまー1時間経っても終らない(笑)

仕事頼んでるのに、途中で色んなことやろうとするんです。
できないのに。

一度にひとつのことしかできないのに、二つも三つも手を出して、どれも
これも中途半端にやりかけの仕事が散乱している状態。

見かねて横からそれを片付けようとすると、
「アッ、すみません!」
と言って、今やってる仕事をほっぽり出して私の片付けの続きをしようとする。

でも仕事が遅いからその片付けすら終らない。
結局、どれも終らない…の悪循環。

何度言っただろうか。
「私これやりますから、そっちの仕事終らせてください」
ってセリフ。

だんだん短縮されて
「いいからその仕事早く終らせてください」
っていうキツイ言い方のときもあるよ(苦笑)

オーダー入ってきて私がやろうとすると、
「あ、私やりますよ」
って途中からやり始めます。
「じゃあお願いします」
と言ってくるりと振り向くと、やりかけの仕事が散乱。

なんで「やります」言ったし。
自分の仕事終わってないやん。

そうこうしているうちに食器がたまってきたな〜と思って洗い場に行くと、
後からちょこちょこついて来て
「あ、私洗いますよ〜」
と言う。
「ありがとうございます」
と素直にその場を明け渡し、持ち場に戻ると先ほど彼女が使ったボウルやら
ゴムベラの汚れ物がシンクにどっちゃり。

なんで先にこれ洗わん。

かと思えば気を利かせたつもりか、私がお菓子作りをしている横から
「これもう使い終わりました?」
と言って、洗い場に運ぼうとする。
「いえまだ使います」
と言っても、ちょっと時間が経つとすぐまた
「使い終わりました?」
と持って行こうとする。

お願いだから邪魔しないでって思う。

そして仕事が見つけられないのか、私がケーキを作っている様子を
じーーーっと眺めているっていう(笑)
もう何か言う気も失せます。

正直、ちょっとイラッとくる。

人が真剣な顔で仕事組み立ててる最中に、ニッコリ笑いながら近付いてきて
何を言うかと思ったら
「コーヒー飲みません?」
と来たもんだ。
もうズッコケるしかない(笑)

それでいて、何か明らかな失敗をすると
「私こんなんなんですぅ〜。すごくシッカリしてるように見られるんですけど、
実はドジで天然なんですぅ〜☆」
って言う。
「あー、だいじょうぶです。シッカリしてるように見えてないから。」
と笑顔で返しておきました。
大ウケしてました。

これ読んだら一目瞭然でしょうけど、彼女のことが得意か苦手かで言うと、
だいぶ苦手です♪




...

経験者、とは。 - 2013年12月24日(火)

2ヶ月ほど前に入ってきた、新しい主婦のパートさんのお話。
パティシエ経験のある人なので、今私がやっているお菓子のアレコレを
彼女に伝達し、私は料理のほうに回ってほしい、という上司の意向を聞きました。

が。
経験者と聞いてはいたものの、正直『趣味レベル』でしかなく。
厳しい言い方をすると、商品としては使い物にならない。
経験者を売りにするのであれば、基本の生地やクリームくらいは配合を
見るだけで作れるレベルであってほしかったです。

ところがどっこい。
手取り足取り教えなければ何にもできない人でした。
それどころか基本というか基礎というかお菓子作りをする上での常識を
ほとんど知らない人でビックリさせられることも多々あります。

スポンジ焼いてくださいと言ったところ、
「エー!?こんな大きなの、作った事なぁ〜い☆」
って言われました。

え、そんな大きくないですけど。
おうちで作る大きさの3倍程度ですけど。
ケーキ屋とかだと多分、コレのさらに3倍ぐらいで作るはずですけど。
経験者って言いますけど、どこでどんな経験してきたんですかと。

おまけに業務用のガスレンジの元栓の開け方知らないし、4升釜の炊き方
知らないし、ガスバーナーも使えないって言うし、ガスオーブンの点火の
仕方も知らない。

そういうの、初心者って言うんじゃないですかね(笑)

私よりだいぶ体が小さいから、アレが届かないだのコレが重くて持てない
だの蓋が開かないだの、その度に
「カロリィさぁ〜ん、開かないんですぅ〜。助けてくださぁ〜い♪」
と言って、私の仕事を中断するわけだ。

そんなブリッコ、男にやれよ。
アタシにすんなよ。

って、内心思いつつ笑顔で対応(*´∀`*)(鬼)

で、クリスマスの準備もだいぶ目処が立ってきたんで、彼女にまたスポンジ
作りを託したわけです。
2〜3回めかな。

まず材料の計量の段階で、生卵に直接ザザザッとグラニュー糖を投入。
で、すぐ混ぜるなら何の問題も無いんですけど、その状態で軽く30分以上は
放置し、他の材料をせっせと計量。

何がアカンかというと、卵(とくに卵黄)って、ものすごく砂糖を吸着
するんですね。吸着するとどうなるかっていうと、いわゆる「ダマになる」んです。

卵が一旦ダマになると、それが溶けることはありません。
ダマが大きくなることはあっても、小さくなったり溶けてなくなることは
絶対にないのです。

エライことやっとんな〜と横目で見つつ、私は何も言いませんでした。
だって、失敗はしてみなければ分からないと思ったから。
口で「ダマになるから」と言われても、多分ピンと来ないんじゃないかと。

他の材料を計量、つったって作るのはスポンジです。
材料なんて、5種類ほどしかありません。
それを計量するのにたっぷり30分以上かけ、やっとのことで生地作りに
とりかかっていました。

とにかく仕事が遅い彼女です。

今日は、途中での口出しは一切しませんでした。
どんな失敗をするか見たかったから。
いや、意地悪ではなくて、純粋に
「全卵にグラ糖を入れて30分放置した後泡立てたらどうなるか」
を知りたかったというのが大きいです。

そんなやり方見たこともやったこともないから。

結果から言うと、やっぱり膨らみはイマイチ。
ダマにはなってませんでした。

オーブンに入れて15分経過したとき「どうでしょう?」と見せられた
スポンジは、明らかにオーブンの温度が低かったであろう状態でした。
なので
「まだまだですね。もう10分入れましょう」
と言い、私は他の仕事をやっていました。

そして私がトイレに行って帰ってきたときには、スポンジはオーブンから
出されていました。
「ちょっと早いんじゃないかな…」
と思いましたがそこも口出しせず。

冷めた頃に保管するため真ん中でカットすると、案の定生焼けでした。
「いやぁ〜〜〜ん、ショックぅ〜〜〜。゚(PД`q*)゚。」
言うてたけど、私的には
「やっぱり」
と思っただけでした。

でもそれも、失敗しないと分からないからね。
いくら口頭で説明されて分かったつもりになっていても、
「こうなったから、失敗したんだ」
「あれが原因で、こういう結果になったんだ」
っていうのはやっぱり実際失敗してみないと分からないもんだと思うのです。

なので今日はあえて失敗させました。
エラそうですか私。
計量の段階から失敗の予感満載でしたが、助け舟は出しませんでした。
求められれば出したかもしれんけど、求められてないし。

以上、パートの主婦の人のお話でした。
こっからは、20代前半ぴちぴちフレッシュ女子のお話です。

この子は、他店舗からのヘルプとして来てくれている、本来はキッチンでは
なく別のセクションの子です。
お家ではお料理もお菓子作りも趣味でやるけれど、仕事でやるのは初めてっていう。

しかしこの子がですね奥さん。
すごく真面目で、きちんと仕事をやる子なんです。
もちろん、初心者ですから至らない点はいっぱいあります。
でも何故ダメだったかを自分で考え、それを私にぶつけてきて
「私はどうすれば良かったですか」
とアドバイスを求めてくるのです。

私は、人によってやり方は色々あるけれど、と前置きした上で失敗した
原因を伝えます。すると彼女は
「分かりました。次は気をつけます」
と言って、その次にやるときは必ずそこを修正して100点に近づけてくるのです。

同じ失敗は二度としません。
厨房の中を見渡して、気付く限りの、考え得る限りの仕事を見付けては
終らせた上で、
「次に何をしたらいいですか」
と私の指示を仰ぎます。

途中、分からなさそうにしたり考えあぐねているような風も見えますが、
それも解決できる限り自分でやった上で、
「カロリィさん、ここまではできたんですけど、これが分かりませんでした。
教えてください」
と聞きに来ます。

何かもう、感動すら覚えました。
今どき、こんな若い子いるんだ!?と。

さすが二十歳そこそこの初心者は、まるで乾いたスポンジのようにグングン
吸収していきます。
そして、一度言ったことは忘れない。
同じ失敗も二度しない。

素晴らしい。
この一言に尽きる。

この子は将来、今お付き合いしている彼と結婚して、一緒にレストランを
開きたいのだそうです。
さすが。
将来の展望がある人は、ポテンシャル高いわ。
モチベーションも違う。

いいなあ、彼女。
私に人事権あったら絶対引き抜くわ(笑)
彼女に仕事を教えるのは楽しい。
上に書いたパートの主婦に教えるのは楽しくない(苦笑)




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