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農家の、長男の、嫁。 - 2006年05月15日(月)

えっと、終りました。
弟の結婚式が。

参列した人のほとんどが口を揃えて「初めて」と言った、
仏式の結婚式。
神前でも人前でも洋式でもなく、仏式。

指輪ではなく数珠の交換をし(式次第には“寿珠”と表記)
「汝は…」という誓いの言葉ではなく、仏様に対する読経と
宣誓の言葉。
仏様に対するということは、仏式における“結婚”という
のは、個人と個人でも家と家でもなく、先祖代々から
伝わる一族と一族の交わりであると、和尚さんは
おっしゃってました。

そのわりに、ウェディングドレスとタキシードでしたけど。
お嫁さんもかわいらしくて、弟はタキシードに着られてる
感が否めなかったけど、いいお式でした。

その後、別部屋に移動しての披露宴。
弟の大学時代の友人が司会進行を務めてくれて、これまた
素晴らしい席になりました。
スピーチも良かったし。

*****

今日1日を終えて、分かったこと。
それは、やっぱり、うちの弟と父と伯父と祖父はものすごく
変人だなあと。
つくづく、つくづく思ってしまいました。

まったくと言っていいほど周囲を気にしないというか、
空気が読めないというか、マイペースというか。

弟の友人がスピーチを読んでくれてる間中、新婦の父に
ひたすら話しかける伯父、司会の子が「縁もたけなわですが…」
とまとめに入ろうとしているのを遮ってマイクを取り上げて
「ちょっと一言…」としゃべり始める伯父、それを普通の
顔をして眺めている、うちの父。

そして、その血を一手に引き継いだような、弟。

みんな変だ。
あんな家に嫁に行って、大丈夫なんだろうか・・・。
しかも、農家の長男の嫁である。
間違いなく、“嫁に行きたくないランキング”の堂々一位に
輝くであろう、この肩書き。

しかも、父と伯父が農家を継いでいない分、孫夫婦に抱く
祖父の期待は尋常ではないと思う。

そういった背景を受けて、お嫁さんのご親戚の猛反対と
いったら、そりゃもうスゴかったようです。
うちの両親が遠路はるばるお嫁さんの地元へご挨拶に
伺ったとき、面と向かってハッキリと
「農家に嫁ぐなんて、わざわざ苦労しに行くようなもんや」
と言われたそうですから。

とキツイ言葉を投げかけたあちらの叔母さん自身、農家に
嫁いで大変な思いをしたうちの1人だと聞いています。

私の祖母も、私に何度も何度も
「農家にだけは嫁に行ったらアカン」と言ってました。
そして、弟が農業を継ぐことにも大反対していました。

そのくらい、農家の嫁っていうのは自由な時間もなくて
田舎だからプライバシーもなくて、それでいて世間体や
体裁といったものばっかり気にしながら生活していかなきゃ
いけない大変なものなんだそうです。


「男の人は、ええわ。朝起きてご飯食べて、仕事して
帰ってきたら寝たらええんやもん。そやけど、そのご飯の
用意や寝間の用意は誰がするかって言うたら、嫁はん
やろ?同じだけ畑で働いて、さらに家事もこなさなアカン。
自由な時間といえば、雨の日だけやから、どこに行くことも
できん。カブは乗れるけど、おばあちゃん車は乗られへん
さかいになあ…。だから、絶対にお前には農家に嫁に
行ってほしくないんや。農家にだけは、行ったらアカン」

と聞かされました。
まあ、そんなこと言われなくてもそういう人たちを間近で
見てきた私には、農家に嫁ぐ気などさらさらありません
でしたけどね。

自然に触れていたいから田舎で農業でも・・・だなんて、
考えが甘いにもほどがある。
結局、無いものねだりですよね。
田舎の人は都会に出て行きたがるし、都会の人は自然を
求めて田舎に住みたがるし。

私はそこまで好奇心旺盛でもアクティブなほうでも
ないけど、ないからこそ、田舎は退屈で退屈でたまらない。
遊びに行く場所がない、行ったら市内中から同じ顔ぶれが
集まってくるような場所しかないし、英会話を習いたくても
選ぶ余地も無い。
ホテルもケーキ屋もレストランも、皆どこかしら横の
つながりで働いてるから、良くない噂はすぐに広まるし、
ピザやお寿司の宅配はエリア外だから届かないし。(笑)

田舎のどこがいいんでしょうね?
価値観って人それぞれなので、分からんもんですね。(笑)

うちの旦那さん、宅配ピザが届かないっていう事実を理解
するのに、10分はかかってましたよ。
「えっ届かない?届かないってどういうこと?」って。
知るか。
届かんもんは、届かん。

*****

ま、弟のところに来たお嫁さんは、大都会の出身でもないし、
弟と同じ大学の農学部を卒業してるということだから、
一般の女性よりは農業に理解があるとは思いますが…。

大変だろうな、っていうのは思います。
ま、彼女の選んだ道だからね。
頑張れとしか言いようがありません。

ていうか、何だかんだ言って、新居に引っ越したにも
関わらず、連日夕飯を食べに実家に行っている様子。

私たちは、両方の実家が遠かったため、自分たち2人で
何もかもやるしかなかったけど、実家が近いとやっぱり
甘えちゃうんだなって思いました。
箱入り息子と箱入り娘の結婚だから、最初は仕方が
ないんでしょうか。(笑)

ま、頑張りたまえ。



...

弟(24歳)結婚。 - 2006年05月13日(土)

実家からの更新です。
今週、クソ忙しいのにもかかわらず、土日に休みを
いただくというタブーを犯してしまいました。

弟の結婚式だったので、仕方ないんですけどね。
うちは月と火が休みなので、実質4連休になってしまうと。
「いいご身分ですね・・・」とシェフに流し目で
言われてしまいました。
ムフフと言っておきました。(笑)

土曜日の午後の便で東京を立ち、1時間後には関西にある
実家着。
速いもんですね、飛行機って。

で、今日は式に先立って友人たちとのお披露目パーティー
をするということで、参加してきました。

弟が大学時代に所属していたアカペラグループのメンバー
も勢ぞろいし、すごく盛り上がった2時間でしたよ。
弟が、あんなにもたくさんの友人たちに囲まれて
すごしていたことを初めて知りました。

弟のお嫁さんとは今日が初対面。
ま、ええ子なんとちゃいますか。
弟のこともよく知らんので、何とも言えませんけど。(笑)
どうぞお幸せに。
姉夫婦はものっすご幸せですから。

24歳で結婚、て早いですよね。男性の場合特に。
お嫁さんも同い年の24歳だそうですよ。
うちの姉弟は、結婚平均年齢を下げることに一役買って
いるみたいです。

*****

実家に帰ってきたときのお楽しみといえば、“お持ち帰り”
である。
実家にストックされてある乾物や洗剤類、その他もろもろ
目に付いたものを片っ端から持って帰るという荒業です。
今回はものすごく大きなバッグを持ってきたので、
何を持って帰ろうか今から楽しみ♪

両親も寝たことだし、物色しましょうかね。


...

同僚が退職決定。 - 2006年05月12日(金)

突然ですが、妹ちゃんが退職を決めたそうです。
最初っから、「まあ〜、2,3年がいいとこかな」と
言っていたので、潮時と言えば潮時なんですが。

ま、彼女も若いしね。これからいろんなことができる
でしょう。ワーホリにも興味あるって言ってたし。

シェフと社員2号さんとヨークさんに対して、どうも
アレルギー反応が出てしまうらしい。(苦笑)
で、イライラをぶつけた後、自己嫌悪に陥るっていう
繰り返しなんだって。

そんな自分が嫌で嫌で、今の職場にいても自分が
成長できそうにないし、どんどん嫌な人間になって
しまいそうだからってことで。


うんまあ、気持ちはすごくよく解りますよ。
私も、前の職場2ヶ所ともそんな感じの理由で
辞めましたし。(笑)
ただ、辞めるのであればそれ以降の職場なり、何か
目標なりを見つけてからのほうがいいんじゃないか
とは思いますけどね。

この話は、私は1週間ほど前に妹ちゃんから聞かされて
いて、おとといシェフやヨークさんにも打ち明けた
んですよ。

シェフとしても、私が辞めることは想定内だった
だろうけど、妹ちゃんが先に言い出すとは思っても
みなかったんじゃないでしょうか。
ビックリしてたらしいし。

ま、彼女のような有能な人が辞めちゃうなんて、
シェフの上司としてのあり方を自分でもう一回
考え直した方がいいんじゃないですかね。
あんなシェフには誰もついて行きたいとは思わないもん。

「もしかしたら、アイツ(私)とかぶるんじゃないの?」
と懸念してたそうですが。
もちろん、その可能性も無きにしも非ずですよね。
次回の契約更新をしないと妹ちゃんは言ってるから、
最大9月末日までですからね。
私だって、子作り計画がものっすごく順調にいったら
ちょうどそのころ妊娠発覚予定ですよ。(笑)

シェフ、自業自得。
後釜を見つけようにも、どうやら“つて”ってものが
あんまり無いらしい。
パテ姉さんの後釜が、何てったってヨークさんだしね。
プッ

残るはヨークさんだけだもの。
危なっかしくて何も任せられませんねえ、シェフ。
頑張ってね♪

妹ちゃんには、幸せな道を選んで欲しいと願うばかりです。


...

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