
前の席に座る男が、携帯でオレの服装についてMAIL打ってる。
その角度やったら見えるって。
悪口でも何でも、陰でやるなら見えないようにやれよ。
でも人の携帯を覗き見しているヤツはもっと嫌なヤツ。
人として恥ずかしくないのかな。
お互い様やけど。
写真:『電車は北に向かう』(栃木県宇都宮市茂原町にて)
| 2008年12月12日(金) |
心中察するに余りある |

自分が機嫌が良い時はどんなことでも楽しい。
機嫌が悪くなると全てのものにイライラする。
それを抑え込むことができる人。
あえて剥きだしにする人。
気付いていない人。
気付いてるだけましなんやろうな。
気付いてない人の方が多いのか、あえて剥き出しにしてるのか。
判断基準は自分ではなく他人。
そんな判断すらも個人の問題。
「個」を尊重するとかいうてたらキリがない。
写真:『水泡に帰す』(北海道斜里郡斜里町大字遠音別村字岩尾別にて)

自分に自信を持つと考え事ばかりしてしまう。
未来予想図を描いてみたり。
結婚はいつ。
子供はいくら。
でもそれを考えてばかりいると人生ゲームになる。
自分の都合の良いコマを目指して歩を進める。
自分で築いた線路を辿るかのような。
そんな僕は28歳で結婚したい。
写真:『rail』(京都府乙訓郡大山崎町字大山崎にて)
| 2008年12月10日(水) |
SHINSEI CIGARETTES |

落ち込んでいた。
でも見知らぬ老人の笑顔で元気になれた。
たったそれだけで嬉しくなった。
老人は端っこばかり歩いてる。
手摺がないところでも。
川の傍でも。
老人が道の真ん中を歩ける世の中。
写真:『通りの日常はイツモト゛オリ』(東京都台東区浅草6丁目にて)

より強い刺激を求める。
より美しい風景を求める。
っていうのは、
繊細な少しの変化、美しさを感じ取れないからなのか。
それって感覚が衰えてるってことなんかな。
写真:『○と△と□』(香川県香川郡直島町横浦にて)
| 2008年12月08日(月) |
大阪府に対する政策提案 |

逆さ歩きで十三から淡路まで歩いてみた。
恥と闘いながらの3駅分。
時間はもちろんいつも以上にかかった。
でもせかせかした気分にはならなかった。
歩くのってこんな危ないことなんやと思った。
みんなが逆さ歩きになったら。
きっと事故もすくなくなる。
いざこざや揉め事も減る。
違法駐輪やゴミのポイ捨てもなくなる。
だってみんな自分が歩くことに必死やから。
橋本知事、どうでしょうか?
写真:『ぽんさを沿川』(京都市南区東九条北河原町にて)

信号無視をよくする。
徒歩でも、自転車でも、バイクでも、車でも。
赤信号は止まる。
青信号は進む。
交通法規に従い、それを遵守すればそれで良い。
それ以上もそれ以下もない。
僕はそんな簡単なことが守れない。
ただ、ルールが守れ「ない」のではない。
守ろうと思えば守れる。
でも守らない。
僕にはその理由がある。
交通法規は一本道。
自分の意思はそこにない。
赤で止まれというのは犬でもできる。
青になったら進めというのは猿でもできる。
そんなふうに赤と青に縛られていたら、もしもの時に困る。
ルールに従って、自分の頭を使わず、信号に踊らされる。
交通状況を自分で把握する。
自分の考えで止まって進む。
その結果、僕は交通法規を守らない。
ここまで書くと、凄い自分勝手で捻くれと思われるかもしれない。
でも、人通りのない場所で赤信号を渡る人。
そんな経験ある人に文句言われる筋合いはない。
・・・なんていけずなことは心に秘めておくのが常識。
写真:『常識の行進』(大阪府吹田市山田東4丁目にて)

踊る蒲鉾とみかん。
何かの例えでなく目の前で起こっている現実。
「言葉では言い表せない」なんていう状況。
でも結局は常套句。
何も考えていないのに口にしちゃってる。
考えるのが億劫なだけ。
意味ありげに、意味はないのに、あっても気付いてないのに。
悩みぬいた末の一言のように。
内容は雲泥の差があれど、傍から一見すると同じ。
それがほんとのところ。
久しぶりに立つキッチンで、
排水溝に吸い込まれる残飯を見て思った。
写真:『空に舞うゴミ袋』(京都市中京区妙満寺前町にて)

お年寄りから介助を求められた。
脚の筋肉が衰えて階段の昇り降りに肩を貸して欲しいと。
それをある人は「脚が不充」と表現した。
「不自由」ではなく「不充」。
そんな言葉はない。
まず意味を考えたらわかること。
身体的に「脚」が充たされていないわけではない。
僕はその言葉はおかしいと指摘した。
だけど「不充」と「不自由」どこが違うのかと逆に聞かれた。
気付くのが偉いわけでもない。
でも気付かないのはどうかと思う。
写真:『道端』(沖縄県那覇市久茂地3丁目にて)

不愉快に思うもの、目障りなもの。
目に入ってくるだけでいやなもの。
そんなものをあえて関心の対象にしてみる。
なんとも現金なもので、それがずっと続いて欲しいとか考え出す。
電車の中で、自分の前に座る男性。
余程眠たいのか首をゆらゆら。
うっとうしいぐらい舟を漕ぐ。
それを写真に収めてみたい。
そう考えると、まだ眠っていてくれなんて思ってしまう。
そんなもんか。
写真:『どんぶらこ』(三重県亀山市中庄町にて)
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