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明日 咲く花
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2005年09月30日(金)  男が離婚と叫ぶ時

「わんちゃん、飼ったんやね〜」


ワンコをブラッシングする手を止め見上げると、
半年ほど前に引っ越した前田花子さん(仮名)が立っていた。


花子さんは、引っ越した後も時折ご主人と共に顔を出す。
ご近所の親しいお宅を回って、近況報告をしているのだ。


花子さんは、ご主人の前田太郎さん(仮名)を手招きした。

「ほらほら、ゆうさんとこのワンちゃん、かわいいわよ」


花子さんも犬を飼っていたが、昨年老衰で亡くした。


「花子さんは、もう犬は飼わないんですか?」

「今から飼ったら、犬が逝くより自分が逝くのが先になるわ」

50代後半の花子さんは、真面目な顔で答えた。

ご主人の太郎さんも、還暦を過ぎている。
生き物は、最後まで見る責任がある。
健康に不安があると、犬が好きでも飼うのを躊躇するだろうな。




しばらくワンコ談義をしていたが、そのうち太郎さんの知り合いが
そばを通り、太郎さんは、この場を離れた。


花子さんは、ふぅっとため息をつきながら太郎さんに目を走らせ、

「引っ越してから、喧嘩ばかりなの」と話し出した。


ご主人が定年を迎え、24時間顔を合わせるようになり、喧嘩が
絶えないのだそうだ。

「私のする事が、何もかも気に入らないみたい」


花子さんは、あけすけな性格だ。
なんでも、包み隠さず話す。

「旦那が、喧嘩するたびに『離婚だ〜』と叫ぶんよ」


テレビでもよく取り上げられる夫婦の危機ですね。
たぶんうちも、似たようなもんでしょう。

うちの夫も、私が逆らうと「離婚だ〜」と怒鳴る。
なのに、次の日には「んなこと言ったか?」みたいな態度だ。
男は、一度吐いた言葉には責任を持ってほしいものだ。
(つまり、離婚したいって事か?)


花子さん夫婦は、寝室を別にし、それぞれ起きたい時に起き、寝たい時に
寝ることで、バランスをとっているようだ。
太郎さんが家庭菜園の趣味を見つけた事も、夫婦の危機回避に一役かって
いるらしい。


さて、10年後、私に花子さん夫婦のような暮らしはできるのだろうか?
昨夜、ほんの一時間夫と話しただけで、朝から胃が痛いのに…。



旦那さんの文句を言い続ける花子さんに、こうとりなした。



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でもね、私も花子さんも、夫や太郎さんの母親じゃないの。
息子になら許せても、伴侶にはそうされたくない。


‥‥……━★‥‥……━★‥‥……━★



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とりあえず、道?だけ作ろう。



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2005年09月29日(木)  イメージは、ブサイクで。

昨日、三女が友達に「あれが三女ちゃんのお母さん?」と聞かれた時、

「わからん」と答えたのには、ワケがある



ここ最近、『三女ちゃんのお母さんは、美人らしい』という
流れていたのだ。
だから三女に、
「そんなガセネタは払拭せなあかん。お母さんの写真を友達に見せとき」
と言った。

なのに三女は、そうしなかった。
「お母さんは美人らしい」と言われるのが、心地よかったのだろう。
写真を見せて夢から覚めるのが、怖かったのだろう。


しかし、現実は素直に見つめなあかん。
嘘をついたら、嘘が嘘を呼び、身動きできなくなる。



初対面の時、美人だと思って会うのと、不美人だと思って会うのでは、
同じ顔をしていても印象が違う

当然、不美人だと思って会う方が、実際に会った時のポイントが高い。

期待しすぎるってのは、落胆と限りなくイコールなのだ。


たとえば、インターネットのハンドルでもそうだ。
おちゃらけたハンドルの人は、美人系ハンドルの人より、初対面の時
有利だ。

「ぶたまんじゅう」というハンドルの人がいるとする。(あくまでも仮定)

初めてのオフ会、「ぶたまんじゅう」さんに会う。

「あら、あれが『ぶたまんじゅう』さん?けっこうかわいいじゃない」

そう思う人が多いことだろう。



「麗香」というハンドルの人がいるとする。(あくまでもあくまでも仮定)

初めてのオフ会、「麗香」さんに会う。

「え?あれが『麗香』さん?想像と違うな〜

そう思う人が多いのではないだろうか?


だから、三女の友人には、事前に私の顔を知っていてほしかった。
そうすれば、「あれがお母さん?」と聞かれた時に、三女は素直に
「そうだよ〜ん」と答えられたのではないだろうか?


‥‥……━★‥‥……━★‥‥……━★

昨日は、夫にワンコを預けた。
ワンコの社交場があるのを前日に教えたら、そこへ行ったらしい。

主に小さいワンコが、よーけ集まる場所。
初めての体験に、夫は相当興味深かったようだ。




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居間のソファで、何やらモゴモゴ言い訳していた夫。

つまらん夫婦に成り下がったものだ。



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