Felixの日記

2011年12月09日(金) もう12月だと・・・

 なんだかいろんなことがありすぎてどう書いていいものやら・・・
 ミシャがこのタイミングでいなくなるとは思いもしなかった。赤字・お金がない、というのは仕方がないといえば仕方がないが、もう一年は見たかった。でも最後の二試合はパスサッカーを存分に見せての連勝で、ミシャを送り出すにふさわしかった。来年は敵となって立ちはだかるだろうか・・・でも一種特殊なサッカーだから、J1では戦力の充実しているところでないと確実にJ2に落ちるだろう。J2のほうが一からたたき上げできていいかも。
 で、ポイチさんが新監督就任。コーチ経験はあるけど監督経験はないので、一見してミシャからさらにステップアップする、という感じではない。ただ、これまでは守備に関してはほぼ練習せず選手間のコミュニケーションに任せていたといっていいので、DFやボランチに関しては経験の浅い選手が入ってもなかなか機能しなかったし、今年に関しては昨年ほども起用されなかった。そういったところを整備してバランスのとれた戦力に仕上げていけば、カズや浩司を中心に攻撃サッカーを発展させることも可能だろう。
 ポイチさんが嫌な人はまさか広島にはいないだろうから、話としてはやはり結果が出るかどうか。そのためにしっかりサポートしていきたい。

 一誠が契約満了とはちょっと衝撃。やっと開眼した、と思ったら大怪我、というのを繰り返して、今度こそ・・・と思っていたけど・・・コンディションが戻ればもう一勝負できるはずなので、頑張ってほしい。
 公太さんにモリツァさんどうするか・・・まだできるような気もするが。
 ムーさんはPAに近づいた時のワクワク感がはんぱなかった。一年だけだったけど、いいものを見せてもらった。アンテは怪我さえなければ・・・
 中林が岡山移籍というのもちょっと驚き。確かに即戦力級の増田が入ってくるけど・・・でも鶏口牛後という言葉もあるし、岡山の正GKとして、いつものスーパーセーブ連発でサポーターを盛り上げてほしい。
 ウッチー帰ってこないのかー。このまま愛媛で働くのかそれとも。あの左足は捨てがたい。

 韓国から二人やってくるのか。ソクホはU-23代表なら大丈夫そうだけど、デフォン君は高卒、各年代別代表とはいえ186cm69kgって、高いけど細い。どんな感じなんだろう。

 ユースはJユースで札幌撃破、プレミアWEST初代王者と凄すぎる。
「今年どうするんだろう、誰がFWやるのか、誰が点取るんだろうか・・・」
とか思っていたら平田くん・川辺くんのドイスボランチが点取りまくるし川辺くんとか越智くんとか野口くんとか1年だしで予想を上回る活躍ぶり。
 今度桜と一戦交えてから17日に東の王者と決戦。東は前節緑が追いついて、得失点差で札幌を上回ってるから現時点では緑が一歩リードか。どっちが来るか・・・



2011年10月23日(日) 勢いがー

 柏戦は、一言でいうと優勝を争うチームと差し迫ったものがとくにないチームの差、ということになるけど、ホームでああいう試合をしてはいかん。カズが脚の張りのために前半で退いたから、1点じゃ安心できないとは思ったけど・・・今年はカズにリベロばかりかセンターバックまで普通にやらせるとか、オフには主戦級DFを二人は獲得しないと来期は終盤どころか中盤で息切れしかねない。いつまでもカズを酷使するのはよくないと思います。
 復帰した一誠を左サイドかリベロで使えれば面白そうだけど。



2011年10月16日(日) ともにドロー

 ユースは前節アディショナルタイムで追いついてドロー、今節はアディショナルタイムで追いつかれてドロー。亀島くんが負傷のうえ、今節は柳川くんが出場停止で両ストッパー不在という非常事態の中、アウェイでドローは最低限の戦果。
 これからJユースカップのグループリーグが行われ、次節・第17節は12月4日、吉田で鯱戦。あと2戦、2位桜との勝ち点差は3、3位京都との差は5。そして桜と京都が直接対決なので、サンフレッチェが勝ち、桜が勝てなければ、優勝が決まる。桜が勝てば、最終節の桜とのアウェイ直接対決に勝負は持ち越されるが、その時は得失点差で大きくリードしているので、大敗しなければ優勝できるはず。もちろん、鯱に勝てなければ緊迫の最終節になる。鯱も今節京都と引き分けているし、あなどれない。12月4日13時、吉田に行ける人は応援に!
 イーストは瓦斯が最下位とか、どんだけ弱肉強食の世界なんだ


 トップは、このもどかしいところを打破できれば・・・ミシャの試合後会見では主力選手の移籍についてちょっとこぼしていたので、クラブ運営面で言いたいことはあるんだろう。まったく陽介も降格するかどうかというクラブに移籍しちゃって。今季は復帰してきたトミッチ次第か。一誠はなるべく楽な状態で復帰させたいから天皇杯のほうでだろうか。



2011年10月05日(水) 慎ましやかだった国王

 神戸戦、勝ってよかった。ホームではああいう勝利が最近多いけど、最後の最後で決められるのはやはりスタンドからの後押しが大きいんじゃないだろうか。
 サンフレッチェには楽勝というのがなかなかない。すごいいい流れでもなかなか点が入らなかったり、早々とリードを奪っても先日の桜戦のようにボコボコと点を入れられて追いつかれたりで、終盤まで得点上は競った試合になることが多く、楽に勝てないチームなのだなあと思ってしまう。チームコンセプト上、全員がハードワークしないとあっという間に決壊してしまうし、ケネディや釣男やレアンドロ・ドミンゲスやマルシオ・リシャルデスのような、「それでも仙道ならきっと何とかしてくれる」的なスーパーな選手がいないしそれは予算上なかなか呼べないから仕方がないからして、なんとかうまくやるしかないけど、毎日の練習場往復とアウェイ長距離移動もあいまって、どうしても疲れが出てきてしまう。ていうかあのマルシオ・リシャルデスがまったく活躍できないって、浦和どんだけだよ。あの順位もむべなるかな。陽介も早まったことをしたものだ。早く移籍しろ。
 アウェイ移動はもうどうにもならないので、少しでも効率の良い試合運びをして、余裕のある選手起用ができればいいけど・・・今年は横竹・丸谷・清水・大崎というあたりがほとんど出られていない。日ごろの練習のパフォーマンスにもよるんだろうけど、出場選手はまだしもベンチ選手まで固定化されるのは体力的にあまりよろしくないだろう。
 セレッソ戦の大逆転負けのように、極めて有利になると逆に浮き足立ってしまうというのは、メンタル的にいささか清貧に過ぎる。相手の脅威を迎え撃つことに関しては高い集中力を保てるので、なんとなく今のサンフレッチェは「よく組織された自警団」「有能な拠点防衛ユニット」みたいな感じがする。もちろん守備的というのではなくて、チョッカイ出してきた敵は確実に叩きのめすが、撃退すれば満足して壊滅まではさせない、そして自分から出かけて行って相手を殲滅占領するのは極めて不得手、というところ。もう少し傭兵の「凶暴さ」が加われば・・・戦の機微を体得すればもっと楽な試合展開に持ち込めそうだけど、カズがリベロ、はてはストッパーやってる現状ではなかなか難しい。はっきり言って(使える)DFが少なすぎるので、優勝を狙うならば人事に大ナタ振るって戦力バランスを整えるというのもありかもしれない。ただ、それで平均年齢が上がってしまってはまた困るけど。
 とにかくサンフレッチェは「みんながんばれ」のチームなので、個々が試合の流れを読んで自らのなすべきことをわきまえて、それらをチームとしてひとつにまとめて戦えれば、もう少し上の順位を狙えるだろう。オーケストラの指揮者のような「カリスマ」が一人いれば強引にでもチームをまとめられるだろうけど、サンフレッチェにはそういうプレイヤーがいないので、小編成アンサンブルのように、各自が自分のアイデアを出し合いぶつけ合ってまとめあげ、ひとつのものを作っていくしかない。サッカーは即興性のスポーツなのでそういう芸当は難しいけど、日ごろから、試合に出られない選手も自分のアイデアを練習にぶつけていって、チームの力にしていってほしいと思う。


 ユースはここまでプレミアWESTの首位を走り続けている。昨年はレギュラーの大半を3年生が占めていたので、今年はチームを固めるのに時間がかかるだろう、プレミアの出だしでつまづいたらまずいことになるかも・・・とも思っていたけど、脇本くん・平田くん・野津田くんの中央の柱に川辺くん・越智くん・野口くんという1年生トリオが見事に絡み、チームとしてハイパフォーマンスを維持している。昨年のセナや砂川くんのような絶対的ストライカーはいないけど、現在チームの得点王が平田くん・川辺くんのドイスボランチにアウトサイドあるいはFWの藤井くん(ともに6点)という、厚みのある攻撃。これでワントップの越智くんに得点が増えてくれば、さらに・・・
 川辺くんと越智くんは山口国体でも広島県ベスト4入りに華々しく貢献したようでなにより。帰ってきてすぐプレミアできついと思うけど、がんばれ。

 しかし準決勝で当たった千葉県、県代表となると千葉に柏に流経に市船とかの連合軍になるのか・・・16歳縛りとはいえメンバー選考に毎年苦労しそう。



2011年09月28日(水) J

 今年の初観戦(ていうかサポート)は5月29日、鹿島戦。台風2号接近でものすごい風雨の中での戦いだった。
 セブンイレブン横駐車場に停めて、セブンイレブンに買い物に行き、出てきて傘を開いたら、突風で傘が骨だけになったので、新しく買うはめに。
 バスで到着、急いでビグアーチに入り、ポンチョ買って着けて、B6から出た瞬間に浩司の逆風ミドル炸裂!そして相撲。
 でも強烈な風下で攻撃も思うに任せず徐々に鹿島ペース、左サイドを突破されて迂闊な失点。プレイスキックでセットしたボールがコロコロと転がっていくので小笠原も困ったりしながらそのまま折り返し、後半は風上に立つからこっちが攻める番だ!と思ったけど試合巧者の鹿島がうまく立ち回ってペースを渡さず、このままドローなのかと思われたアディショナルタイムにまたしても浩司が鮮やかなミドル!なんてスペクタクル。
 最後の最後で森脇が退場してしまったけど、あれは滑るピッチのために深く入ってしまっただけで、レッドはなかろう。でも、以前も森脇が退場したけど勝った試合があったので、森脇が退場したら勝つ、というジンクスなのかも。劇場には槙野も乱入。
 凄い天候もあいまって私的伝説的試合にランクインした。

 次は7月30日、清水戦。アウェイで大宮に我慢ガマンで勝った以外は勝ちがなくやばい状況の中、こういうときに行かずしていつ行くのか!と予定をなんとかして無理やり参戦。けっこう遅れて駐車場に着き、シャトルバスの中で携帯をリロードリロードでチュンソンのゴールを知り、いい感じいい感じとビグアーチ到着。
 全員がパス&ゴーを徹底していて、清水を完全に押さえ込んでいた。盛田の気迫の守備をはじめとして全員がよかったけど、とくに服部がキレキレで、全盛期を思い出させるようなサイド突破を連発。2点目は清水のオウンゴールだったけど、あのクロスから得点が入るのは必然だった。
 でもなかなか相手の息の根を止められないというのはいつもどおりで、後半の中ほどは清水の攻勢にさらされてハラハラした。そこへムジリ登場。
 「なんか面白いことしてほしいですね」
と話していたら、チュンソンのパスから裏を取り、GKとの駆け引きからひょいっとゴールを奪って試合を決定付け、さらに異議を唱えた岩下が退場。
 アディショナルタイムがかなりあったので、
 「それならもう1点くらい・・・」
と話していたら、チュンソンがゲット。
 最後はいい感じに得点が入って快勝も、この内容ならば7点くらいは入ってしかるべき試合だった。そうならないのがサンフレッチェのやさしさ、なのか。ともあれ横さん初勝利、めでたい。選手交代もグッドでしたー。

 
 直近は8月27日、新潟戦。サンフはまたしても調子を崩し気味で、ええいまた行かねばなるまいと仕事が終わってから急いで広島へ。この日も試合開催がどうかという雨の日だった。もう広島に向かってるんだから中止とかなしよ、と念じつつ西風新都駐車場からシャトルバス。まだ降ってるというほどじゃないから大丈夫かなーと思っていたら、ビグアーチ周辺では稲妻ひらめきまくり。そして後半からは強めの雨が降ってきた。着替え持ってきといてよかった。ポンチョ買う暇ないのでびしょ濡れになりながら声を張り上げていると、交代出場のムジリが見事なボール持ち替えから強烈ミドル。この日はみんなの動きが最悪レベルで、決定機もなかなか決められないし、さらにこの天候では勝つなら1-0しかない、という試合で、見事にその1点を決めて見せた。すごいおっさん。
 試合後にはまたマクドもらってた。太るぞ。
 劇場では石川がノリのよさを見せていた。しかし試合中の動きの質はまだまだだぞ。精進せいやー。
 

 あとはTVでいくばくかの試合を見た。みんな体調はともかく常に頑張っているので、大崩れはない。ただし最近ちょっと失速気味なのは、今年は若手の奮起がちょいと少ないこともあるか・・・横竹や丸谷が気を吐くような場面が少ない。みんなに疲れがたまってきているここで、横竹、丸谷、石川、清水、大崎あたりがガツンといってほしいところ。

 一誠は間に合うかな
 


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Felix