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■ 劇団四季『オペラ座の怪人』大阪公演千秋楽
今日は今公演の千秋楽。 友人と待ち合わせ、ランチを済ませた後劇場へ。
☆ 本日のキャスト ☆ ファントム:飯田 洋輔 クリスティーヌ・ダーエ:海沼 千明 ラウル・シャニュイ:光田 健一 カルロッタ・ジュディチェルリ:河村 彩 メグ・ジリー:黒柳 安奈 マダム・ジリー:佐和 由梨 ムッシュー・アンドレ:日浦 眞矩 ムッシュー・フィルマン:佐藤 圭一 ウバルト・ピアンジ:山口 泰伸 ムッシュー・レイエ:林 和男 ムッシュー・ルフェーブル:勅使瓦 武志 ジョゼフ・ブケー:川原 信弘
本日のお席は1階N列14番。
今日はオープニングからドキドキ。 シャンデリアに電気が通されて、オーバーチュアが流れる中プレセミアムアーチを覆っていた布が剥がされる訳だけど、下手上の布がアーチの装飾に引っかかって取れず。 一生懸命方向変えて引っ張ったりされていて。 シャンデリアが上がり始める前にはぎりぎり何とか引っ掛かりが取れて明るくなる前に取れたので良かったけど。 その後次々に上がっていく幕やら何やらがあって、最後に『ハンニバル』の背景幕が上がるんだけど、下手側のカルロッタが後ろに隠れている柱の部分も畳み方が悪かったのかひっかかり。 ハンニバル終わりでカルロッタとピアンジが出ていく寸前、ピアンジの『素人共が』の捨て台詞の際、ルフェーブルはピアンジの緑のマントの裾を踏んでいた……。 いやぁ、今公演26回(今日27回目)観たけどそういうミスはなかったから『千秋楽でコレか? この後の何か起こるのか?』と一瞬ビビった。 いや、何度もリピートしている身だから何かあってもいいけどね。 ビビったけど、その後は何事なく済み。
千秋楽とあって俳優さんたちの力の入り方が凄かった。 飯田ファントムは可也良かった。 前々回だかに観た時よりは落ちるけど、うるっと来たよ。 最近の『オペラ座〜』でうるっと来るトコ迄感情移入出来るのは飯田ファントムが久々だよ。 ってか、観る度にどんどん良くなってると思う。 私の中ではぼちぼち高井ファントムを越しそうな勢い。 まあ、其れ位私好みのファントムである、ということなんだけど。 海沼クリスティーヌもラストのファントムに指輪を渡すシーンの表情が凄く良くて、うるっと来るのにその相乗効果もあったかも。 光田ラウルは、うん、何時も通りかな。まあ『いちいちヤツの言うことに従うのです』の後だからもう通常通り演ってくれればそれで。 でもさー、結構な期間ラウル演ってるのになんであんなに訛りって抜けないんだろう? いや、そりゃあ彼らの母国語とは母音の数が違う(あちらの方が多い)とか色々聞くからその所為もあるのかも、とは思うけど、そろそろ抜けてもいいんじゃ……? とも思わなくもない。 黒柳メグは今公演メグキャストの中では1番多く観たのもあって、安定安心なメグ。 声が割れる? メグとかもいる中で安心って大きいよね。 佐和マダムはやっぱり何時も言ってるけどにっこり微笑みながらの『あなた達全然駄目』が際立つよねー。あの芝居はホント佐和マダムならでは、って感じ。 日浦&佐藤支配人ズは相変わらず若いねー。軽いねー。それはそれで新しい支配人ズ像な感じもする。 河村カルロッタ&山口ピアンジも安定キャスト。 オープニングの布的彼是を除いて安定キャストの安定芝居で安心して観れたのは確かである。
カテコでは支配人ズによるご挨拶。増田アンドレなら噛む所を日浦アンドレは難なくクリア(笑)。 途中で数えるのを止めたカテコの数。 何度も何度も拍手に答えてくれて、前回大阪公演の高井ファントムと同じように飯田ファントムの個別カテコで終わる。 ここまでカテコの回数が爆上がりするのっては大阪公演位だよねぇ。 他所ではこんなにしつこく拍手することもないというのもあるけど、他の場所での公演でここまでカテコ回数があったことはないよね。 出演者全員のお手振りカテコも4回? 5回? 間に主要3キャストが幕の間から出て来るやつとか。 私の隣の女性が叫びはしないけど『飯田さーん』と周りに聞こえる位の音量で、でももっと声を上げたそうに何度も名前呼んでるのを聞きながら思わず私なら『おにーちゃーん』と呼んでしまいそうだな、と思ってみたり(苦笑)。 飯田ファントムのお手振りが両手顔の横で私の周りのおねー様方が『かわいー』と言っていたり。 私は思わず相変わらずの虚無顔の林レイエを確認し、高井さんのお手振り退場を確認……いや待って、高井さん顔の横で両手降って歩き方がすっげ可愛いんですが!
ああー、これで楽しみが1つ終わってしまったわー。
2023年08月27日(日)
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