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■ ミュージカル『エドウィン・ドルードの謎』
ゆーいちろーさんが観たくて取ったチケットだったんだけど、すげー面白かったわ。
開演前から役者が観客席をうろうろし始め、色々観客に話しかけたり、「はい、出て来る役者でございます」とか言いながら歩いたり、「遠い所からいらした方、何処からですか〜?」とか1階席と2階席の間で競ったり、女性キャストが出て来て、ストーリーの展開に必要なので投票する準備をしておいてください、投票の仕方は、と説明したり。
この作品の劇作家が1幕の事件発生までを書いて2幕の犯人が明らかになる所までを書けずに亡くなったらしく、観客の投票制で犯人が決まる、という恐ろしい話(苦笑)。
ストーリー展開としては某劇団が、『エドウィン・ドルードの謎』という芝居のリハーサルをやる、との設定で、キャラクターを誰が演じる、とかそういう紹介と話の展開がある訳だが、それが又面白い。 因みにゆーいちろーさんは座長ということで芝居の演出とか指導をしている、というキャラクター。 役者には役名というものがなくて、本人の名前。で、劇中劇の『エドウィン・ドルードの謎』の中では役名を名乗る。
因みに劇中劇のキャスティングは トーマス・サップシー市長 : 山口 祐一郎 エドウィン・ドルード : 壮 一帆 ローザ・バット : 平野 綾 ネヴィル・ランドレス : 水田 航生 ヘレナ・ランドレス : 瀬戸 カトリーヌ クリスパークル牧師 : コング 桑田 ジョン・ジャスパー : 今 拓哉 プリンセス・バファー : 保坂 知寿
最初の方では芝居の登場人物の紹介の流れで『それを演じます役者は』という紹介があり。「ローザ・バットを演じますのは声優として有名な平野綾でございます」とゆーいちろーさんが紹介したらば平野綾が今演っているアニメのキャラクターの声で台本の台詞を喋り出し、「もー綾ちゃんは可愛いねぇ」とゆーいちろーさんがでろでろになってたら周りが「アンタは平野綾に甘いんだよ! もっとちゃんと芝居させろよ!」と突っ込まれ、「いやだってかわいーじゃん」とか。←そして一応普通に芝居をするように指示を出す ローザの歌の先生がジョン・ジャスパー(エドウィン・ドルードのおじ):今拓哉で、このキャラクターは教え子のローザに執着している。 レッスンに来たローザに歌を教えながら「歌え! 私の為に!!」と何処からやらマスクを取り出し宣ったり。 「エドウィン・ドルードを演じますのは某歌劇団を退団して初の舞台となる荘一帆!」って出て来て、今さんと壮さんで おじ甥の会話が展開するんだが、何かやけに壮さんは余計な振りとかターンとか、歌うように台詞言ったりするし、今さんは何か矢鱈と大きな口を開けて音を発声するし。 んんん? って思ってたら「一寸一寸君たちフツーに芝居やってよ!」とゆーいちろーさんが登場。「え、でも昔の時代の昔の舞台って聞いていたので、」 本来は年代が古い世界、という意味だけど、実は彼らの過去――今さん=劇団四季の開口法、壮さん=宝塚のオーバーアクション+振り付け、で芝居をやってた、というオチだったり。 登場人物と役者の紹介だけで大爆笑。 とはいえネタが解らないとどう反応すればいいのか解らなくなるだろーけど。 自己紹介代わりに出てくる人たちが皆何らかの自分の過去のネタ(役)をやるんだよ、もうその意味とかそれが何かが解ると最っ高に楽しい♪ しかし私、平野のアニメキャラだけ判らなかった(遠い目)。 平野は都合が悪くなると急にアニメ声になったり(そしてゆーいちろーさんが「可愛い〜〜〜〜」って悶え、他の役者が「だからあんたは平野綾に甘すぎるんだよっっ!!」って突っ込む)。 ホントに何処までが台本通りで何処までがアドリブなのか分からない感じ。 いやまあ、個人的には急に今さんから飛び出した「歌え! 私の為にっ!!」がツボったけどな。 まあそんなこんなでキャラクター&役者紹介が終わって淡々とストーリーが進み出し、「市長役がいない」「誰がやるんだよ」「座長、アンタしかいないだろ」「えー、私はやりたくなーい」とか、何かそういうのとかが間に挟まりながら。 1幕最後の辺りでは殺され役そして謎の探偵役として復活するのが気に入らない(エドウィン・ドルードは殺される)と壮さんが芝居放棄。 舞台衣装から糞ダサい服装に着替えて出て来て、「なんだその糞ダサい格好は!」とか突っ込まれたりしながら、怒り狂いつつ(それも関西弁で)降板したら、「うわ、一寸待て、未だ謎の探偵の登場シーン残ってるぞ!」「誰がやるんだ!」「じゃんけんだ!」。 で、犯人役(7人)のメンバーの中から1人が探偵役に回り(今日はコング桑田さんが回った)、1幕終了。 幕間に入場時に貰った投票用紙から犯人と思う人を投票して下さい、ということで観客が全員投票する。←もうこの辺りは人気投票みたいなもの 2幕始まったら人気投票……基い、犯人だと思うキャラクターの結果が発表され(今日は平野綾)、台本が配られる。 そしてストーリーの終わりが暗くなったから最後は明るいラブストーリーでも。 ということで舞台上の男性と女性を1人ずつ観客の拍手で選んで渡された台本でラストのラブストーリーが演じられて終わる。
私としてはねー、ミステリとして犯人とその動機が解り易い人は避けて犯人になって欲しかったんだけどねー。←どう決着つけるのかが楽しみ 今日は結果平野:ローザで、動機も予想通り過ぎて一寸そこは詰まらなかった。 まあでも1幕はホントぶはってなること多くてこれ、又公演あるようなら観たいわー。
2016年05月01日(日)
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