三日坊主日記
瑞樹 美霧



 ウチに来て

 丸16年と8か月。
 黒にゃんこの行輝くんが突然逝ってしまいました。

 pm1:00過ぎ私が起きた時には嘔吐していて、まあ割とよくあることなので『大丈夫かぁ?』とか言ってたら、pm2:00過ぎ、HDDの消費をしていると、おかんが「行輝がおかしいねん!」と言うので降りたら、もう息をしていない状態で。
「さっきまで海と追っかけっこしてて、海があんたの部屋行って今、ピンポン鳴ったからそれに出たら、もうこんなんなっててん」
 目は開いたまま、でもぴくとも動かずに体に耳を当ててみてももう既に鼓動も聞こえない。
「お医者さん連れてった方がいいんかなぁ?」
 っておかんが言ったけど、どう見てももう遅い。倒れて直ぐとかだったらそれも考えられたけど、倒れた瞬間を誰も見てない訳で。
 海しゃんも私の部屋に来たのはとっくの前だったし。
 慌てておかんが妹に連絡するも妹は電話に出ず、私もLINEで連絡したけど、反応なし。おかんが姪っ子に連絡して姪っ子が繋がったので、パパに連絡取って、って言ったものの結局それも取れず。
 行輝くんを何時も寝ていた毛布に寝かせてやる時にはもう体が弛緩していておしっこも漏れてしまっている状態。
 どうしようもないので、半ば呆然としているおかんに
「兎も角pm5:00位までには動物霊園に連絡取りや」
 とだけ言っておき。
 暫くしたら姪っ子がやって来た。
「実感がわかへん」と言いながらも、小町さんの時には目の前で苦しそうにぴくぴくしているのを見ていた姪っ子は、「そういうのがなかったんやったらいいかも。もうお爺ちゃんやったしな」。
 それから1時間程経ってようやく妹夫婦に連絡が取れ、やって来たらしい。←2階の自分の部屋にいたから気配だけ
 取り敢えず妹夫婦が来る前に動物霊園には連絡が付いたようで、時間聞いたら『焼くだけなら今からでもいけます』と言われたそうだが、明日am9:00からきちんとお経も上げて貰うことに。

 まあ、人間で言ったら90から100になろうかというお爺ちゃんだったのでにゃんこにしては長生きだったかな、と。勿論我が家で今まで飼って来たにゃんこの中で1番の長生きだった。
 老衰ってこともあるだろうし、後はウチに飼われてちょっとでも幸せであって、苦しまずに逝けたならいいんだけどなぁ、と思う。

2014年01月04日(土)



 『モンテ・クリスト伯』

 さて、pm4:00頃家を出て梅田芸術劇場へ。
 『モンテ・クリスト伯』行って参りましたん。


 取り敢えずこれから観に行くんだからネタバレはパス! という方は以降スルーの方向で!


 本日のお席は1階16列43番。
 センターブロックの上手側通路1本目(2本ある)から5〜6席目。
 センターではないけど、そこそこ観易い席。勿論観切れもないし、斜め角度もそれほどきつくはない。
 えー、さて。勿論石丸幹二さん目当てではありますが。

 エドモン・ダンテス(後のモンテ・クリスト伯):石丸 幹二
 メルセデス:花總 まり   モンデゴ:岡本 健一
 ヴィルフォール:石川 禅   ダングラール:坂元 健児
 女海賊ルイザ:濱田 めぐみ   ファリア司祭:村井 國夫
 船主モレル:林 アキラ   ジャコポ:岸 祐二


 女海賊ルイザはWキャストだったんだけど、彩吹真央さんはは取らず濱めぐさんで。
 いや、濱めぐさんの方が判ってるから未だ安心して聴けるかと(苦笑)。
 どっちにせよ『ラブネバーダイ』で濱めぐさんも彩吹さんもお逢いするんだけどね。

 ストーリー背景としてはナポレオンが失脚し、エルバ島に流された頃。

 1幕。
 船長の地位と美しい婚約者メルセデス。順風満帆だったエドモンを妬み陥れるモンデゴ(はメルセデスのことが好き)とダングレール(は船長の地位を狙っている)は先の航海でエドモンが船長に頼まれた使いがナポレオンが自分のシンパの代表者に宛てた手紙を運んだことだったのを知り、邪魔者であるエドモンを消そうと密告する。
 始めはエドモンを無罪だと判決した検事のヴィルフォールは、その手紙の宛先が自分の父だと知り自分の身を守る為、その事実を隠蔽する。その為に1度は無罪と判じたエドモンを有罪とし、孤島の牢獄シャトー・ディフへと送る。
 牢獄で絶望して死を選ぼうとするエドモンの前に現れたのが脱獄を企て、抜け穴を掘り続ける無実の罪で投獄されていたファリア司祭。
 ファリア司祭と脱獄の為の抜け穴を掘りながら様々な知識を得ていくエドモン。
 そして思いもしなかった自分を陥れた罠を知る。
 脱獄用の穴を掘っている時、事故が起こり、ファリア司祭が死ぬ。その最後の気転によって脱獄に成功したエドモンは脱獄に成功。
 女海賊ルイザの船に拾われ、ファリア司祭が知っていた隠し財宝を利用し自分を陥れた者達へ復讐することを決意する。

 2幕。
 モンテ・クリスト伯として表に現れる為に、先ずはモンデゴとメルセデスの間に生まれた息子アルベール(大川勇)を利用することにする。
 ローマのカーニバルにやって来たアルベールを誘い海賊達に襲わせ、自分が助けるという一芝居を打ち、アルベールの伝手でパリの社交界へと姿を現す。
 誰もそれがエドモンであるとは気付かない。メルセデスを除いて。
 そしてモンテ・クリスト伯の復讐が始まる。
 ダングラールには架空の会社の株を買わせることに成功し、その会社を潰して破産させ、ヴィルフォールには彼が過去エドモンにした仕打ちを密告して捕えさせる。モンデゴには博打や女によって身の破滅に追いやる。
 ダングラールとヴィルフォールは自殺し、モンデゴは逃げ回る日々に。
 しかしアルベールは『名誉を傷つけられた』と婚約者のヴァレンティーヌ(ジェイミー夏樹)とメルセデスが止めるのを押し切り、モンテ・クリスト伯に決闘を申し込む。
 決闘当日、発砲はするもののモンテ・クリスト伯に当てることが出来なかったアルベールをモンテ・クリスト伯は赦し、母を助けてやり直すことを進める。
 そしてアルベールを助けて貰ったとモンデゴと離婚したというメルセデスがやって来、昔から変わりない愛を確かめ合うが、そこへモンデゴが。
 モンデゴが剣を抜いて襲い掛かってくるのを躱し闘う。
 倒す寸前命乞いをされ、赦した所を背後を狙われ元海賊で友人となったジャコポがモンデゴを刺し殺す。
 メルセデスの愛を取り戻したモンテ・クリスト伯は彼女と共に生きることを決める。


 雑把にこんな感じ?
 全てを失った者が以前以上のものを得て復讐を遂げ、失ったと思っていた愛をも取り戻す、という、まあ、ハッピーエンド? な話である。
 いちお、原作本は持ってるんだけど(世界の名作文学の全集みたいなのをおかんから譲られて持ってるんだが)読んだことなくてねぇ;; 
 実際は結構長い話みたいなんだが。
 因みにミュージカルとしてはほぼ新作(2009年初演)。
 だとは知らなくて何となく興味持ったし幹二さんだしで観に行ってみたんだが。
 難しくはなかったから良かったわ。
 まあ、もともと復讐劇ってのは知ってたし、重い話だってのも。でも思ってたより重くもなくて。
 音楽はワイルドホーン(『シラノ』『ジキル&ハイド』)で、壮大なすげーいい音楽だった。

 さてさて、モンテ・クリスト伯・石丸幹二さん。
 いやー、素敵だねぇ。相変わらず迫力あるし、いい声だよ。
 ただ、石丸さんの爆音にメルセデスの花總さん付いて行けてないのよね。2人のデュエットとかになるとどうしても石丸さんの方が爆音で花總さんの声が消えかける。でも花總さん、綺麗ないい声してたわ〜。ロングトーンもすげかったし。
 弱いと言えば石川さんもちょっと弱いんだよね。岡本さんや坂元さんと歌うと声が消える……;; 石川さんの声、結構好きなんだけどなー。
 岡本さんと坂元さんは素敵な低音で悪巧みしてたけど。
 女海賊ルイザの濱田さん。
 かっけぇ! 低めのパンチの利いた声で、すげーかっけぇ!! 割と高めの声しか知らなかったから、最初別人かと思っちゃったよ。
 でも高音は高音で歌ってたし。
 ファリア司祭の村井さんは流石の大御所。それほど歌も出番もないんだけど、その存在感ってば!

 初見だったけど、結構気に入ったかな? 再演があるなら観に行くかも、っていう位は。


 終演後は『アフタートークショー』があったので勿論在席。
 ホリプロの人が司会で石丸さん、濱田さん、坂元さんの3人が衣装のままで登場。
 大阪の印象は? とか、舞台に関して、とか。
 坂元さんが面白かったわー。椅子の上に立って歌う時のバランスがどうこう。
 濱田さんと坂元さんに『共演は如何でしたか?』的な話が振られたら、『前に競演したのが某劇団四季の、ライオンがキングになるヤツ』とかお話しされて、思わず心の中で突っ込んだわよ。

 ……『某』になってへんし! それタイトル出してええんかいっ!?

 カーテンコールの立ち位置が『ライオンキング』の時と同じ、とか。
 『ヤングシンバもヤングナラも同じ舞台にいるんですよねー』『そうそう、アルベールとヴァレンィーヌ』とか。
 15〜20分位だったけど、楽しかった〜〜〜〜〜♪

 最近結構アフタートークショー偶然ゲット(劇場着いて初めて判る)とかよくあるので、幸せ〜。

2014年01月03日(金)



 やっと

 レコ大消化。
 後は取り敢えずフィギュア位かな、長いのは。
 あ、『〜ナウシカ』録ったな。まあ何度も観てるから敢えて観ることもないっちゃあないんだが。
 後は30分ものばっかりかな? ……それでも5〜6本はあるが。


 さて、今日は友人と芳岡さんの個展行く予定だったんだが、その友人が日程潰れちゃったので、おかんに付き合って、おかんの実家(枚方)へ。
 勿論妹の旦那の運転する車で。
 出かけ間際におかんが言った一言『ちょっと¥2,000−貸しといて。お金崩したらすぐ返すから』。

 ……年明け早々から、それかよ(溜息)。今年1年も見えた気がした……。

 おかんの実家で祖母ちゃんと叔母さんを拾って何時もの神社へ。
 ここ数年神社に入れない身上だったので、数年振りに鳥居潜って手水もきちんとしてお参りして来たさ。
 手水済ませたら妹の旦那に『お姉ちゃんの(手水の)仕方、TVで観た通りや』とか言われ(苦笑)。
 足の悪い祖母ちゃんを庇っておかんとか妹が手を貸してたら、見知らぬお婆ちゃんに『幸せやねぇ、娘さんにこんなにしてもろて』とか言われ。

 ……いやいや、娘と孫ですが!

 とか心の中で突っ込みつつ、参拝の列に姪っ子と加わり、揃って参拝済ませたら、そのお婆ちゃんにとっ捕まる。
 『きちんとしたお参りの仕方した?』とか言われ、流石に姪っ子には『2礼2拍手1礼』未だ教えてなかったので『いや、すんません、まだ教えなかったです』とか言ってたら、そこからお願い事は『国家安泰』『家内安全』を願ってから『自分の願い事』を言うもので、結婚をる願うにしてもお金持ちとか社長さんと、とか高望みせず『自分にふさわしい人をお願いします』と言うものだ。とか姪っ子に向けてとくとくと語り出し、姪っ子は『まだ高校生ですから』とか突っ込んでみたり。『お母さんも今の旦那さんと出会って貴女が生まれたんだから、それは幸せなことなんだから』とか言われ。
 『いや、すみません、伯母です』とか言うしかなく。
 『私もねこんなこと滅多に話さないんだけどね。これも縁だと思うから。袖振り合うも他生の縁って言ってね、前の生、その前の生と何か何処かで縁があってね、そうしてずーっと続いているもので、これからもずーっと続いていくものだから云々』とまあ、何度か話切り上げておかんや妹夫婦と合流しようとするのに中々放してくれず。

 ……うん、今更そんなこと聞かされなくても身に着いてます、その考え方は。

 とか一寸思いつつも、『この話に付き合うのも、功徳(神社で功徳もへったくれもないが)か』と思って神妙に拝聴させて頂きました。
 まあ、その辺姪っ子も偉いもんで。困ったように笑いながらもきちんと聞いていた。
 んで家族に合流したらば妹夫婦も捕まってたらしく(苦笑)。こちらは世間話だったらしいが、『94歳で曾孫が6人いて、毎日自転車乗ってる』などなど話されていたそうだ。
 因みにウチの祖母ちゃんより年上(ウチの祖母ちゃんは90。今年91)。

 お参り終わっておかんの実家へ戻り、お茶しながら雑談して、pm1:30頃帰宅。
 その後は寝たり起きたり変な1日の過ごし方(兎も角睡眠時間3時間だったのが原因)になってしまって、体が変な感じ。



 さて、明日は『モンテ・クリスト伯』巌窟王、復讐の話。←正月早々(苦笑)

2014年01月02日(木)



 あけましておめでとうございます

 と言っても既に可也な時間が過ぎてしまっておりますが。

 HDDの消費に全力を尽くしているこの休みなんですが、中々;;
 そもそも特番が多いので、1本の時間が長いという。
 フィギュアのソチ代表選考は一先ず置いといて、やっとこ12/25の小田(和正)さんの『クリスマスの約束』までを消費。
 いやー、まさかミスチルの桜井さんが出て来るとは思わなんだが。


 さてさて、旧PCのHDDが動き出したので彼是データを移行している訳だが、兎に角使いたいソフトの半分が互換性ないとか、読み取れないとか。
 1番使えなくて悲しいのは会計簿。長い間きちんと全部付けて来ただけにここへ来て利用出来ないのも(泣)。
 完全に今までのデータも捨てて他のソフト(orアプリ)探すっきゃねーか? 10年近く付けて来たんだけどなぁ;;
 後、HP製作用のソフト。ネットに上げる為のフリーソフトは使えるのに作る為のメインソフトが利用不可とは。まあ、ほとんど更新してない(新しく買った本位)からいっそのことHP辞めるってのも手だけど。
 んで次に悲しかったのはウォークマン。いや、アプリはメモリプレーヤーから直接セットアップすれば使えるんだが、音楽CDをコピーしたデータだよ。
 『最新バージョンをネットからダウンロードしてバージョンアップしますか?』って聞かれたから『はい』って答えたら、100枚分近いデータ、14枚(それも1部利用不可)位しか移行出来ず。他は『権利がありません』とかって読み取り拒否された;;
 これってデータだけを読み取るんじゃなくて、CDを1からコピーかけたら使えるようになるやろか……?
 どっちにせよ、これは旧PCでCD作ってみないと何とも言えんのだが。

 ……って、旧PCのアプリでもすでにCDに落とすことすら出来ない、とかありそうで嫌なんだけど。

 旧PCでCD作れたらにうPCで読み取れなくてもフツーに聞くことは出来るようになると思うし。
 あ、それよりもUSBメモリにデータ落としとく方が賢いかな? メモリプレーヤーはデータさえあれば良い筈だし。

 ウイルスバスターは最新バージョンネットで引っ張ってくればいけたし。
 ノートンが最初から入ってたんだけど、ウイルスバスターの契約が未だ2年程残ってるので勿体ないってことで、これはソフト入れ替え。

 兎に角同じWindowsの名前冠してるくせにあれもこれもベースだのシステムが変わり過ぎてややこしいぞ

2014年01月01日(水)



 今年も

後2時間弱。
毎日意味のあるような無いような日記を綴り続け、皆様に読んで頂き、その上イイネ! やコメントを付けて頂きありがとうございました。
又色々下らないことをぼやいたりしているかもしれませんが来年も引き続き宜しくお願い致します。

本当に今年は皆様には大変お世話になりました。
来年も宜しくお願い致します。

2013年12月31日(火)



 取り敢えず寝て

 起きたらHDDの消費。
 晩飯食った後は昨日の鑑賞記執筆。

 さてさて、鑑賞記書きながら何となく旧PCの電源入れたり落としたりしていたら。

 突如HDDが動き出した!

 いや、嬉しいけど、にうPC買ったので、暫くはにうPC使ってくし、もしこれで又旧PC電源落としたら動かなくなった、とかも嫌だし、ということで現在データをにうPCに移行中。何処までのデータを移行するかが大きな問題なんだけど。
 兎も角Wordのデータとか、写真データとか音楽データとかは移行。
 後プログラムデータだが、ディスクがあるヤツ(プリンタ・フォトショとか)は良いとして、ウイルスバスターとか、Fpageとかディスクのないヤツ。取り敢えずにうPCのシステム的に未だ理解が及んでないので取り込むのは後にするけど、兎も角USBメモリには落としておかないと。
 暫くは旧PCの電源入れっ放しってのでもいいけどな。
 これで専門業者呼ばなくて済みそうで、よかったわ。

2013年12月30日(月)



 『オペラ座の怪人』ケン・ヒル版

ということで、ミュージカル『オペラ座〜』全3作制覇。
アンドリュー・ロイド=ウェバー版『オペラ座〜』、コピット版『ファントム』、そして今日のケン・ヒル版『オペラ座〜』。
勿論『オペラ座〜』なので、遠征してでも観るともさ。
 はい。上京して参りました。折角の来日公演だし、ここで観とかないと後がないかもしれないし(苦笑)。

 半年振りの上京でございます。
 時期が時期なので帰省ラッシュだ何だに巻き込まれたくもなかったし、1月前に新幹線のチケットは往復で準備。
 am8:00新大阪発am10:33東京着で東京へ向かう。
 途中米原辺りでは大雪の為徐行運転するので到着が15分程遅れる見込み、とか乗る新幹線が来る前から言われていて、勿論新幹線が出たらその辺りでがっつり徐行。もしかしたら外は吹雪いてたかも。
 窓の外はマジで大雪。
 そして検札が来てから1時間、爆睡。
 ええ、睡眠時間4時間だったもので。
 起きたら丁度媛さま礼拝タイム。
 すっこーんと米原辺りの雪が嘘のようにすっかり晴れ渡った空。そしてすっきりとお姿を現して下さった媛さま。
 いやー、ご尊顔から裳裾までお隠れになることもなく拝謁したのは何年振りだろう……?
 一瞬『おおー』っと目を奪われて慌ててケータイとデジカメのシャッターを押したわ。

 新横浜に着く頃には遅れが3分。
 頑張ったらしい、運転手(苦笑)。
 そのまま東京に着いたので東京駅でトイレだけ済ませて山手線で有楽町駅。これも半年振り(通っていたのは有楽町の次の新橋)。
 駅出た所で たじさん と無事に逢い、東京国際フォーラムへ。公演のあるCホールの側のパン屋の神戸屋レストランでお昼食べて、pm12:15頃席を立ち劇場へ。
 思ったよりも小ぢんまりとした劇場客席の奥行きは余りなく、でも3階席まであるという。座席は割とゆったりしてた。舞台は割と奥行きもあったのでそれ程狭い感じはしなかった。

 本日のお席は1階16列33番。
 上手サイドの通路脇3〜4席目。
 観難いこともなく、初見で観るには程よい距離(センターなら尚良し、だが)。
 しかし来日上演なので仕方がないことだし、字幕なしで観れる訳ないんだが、左右にある字幕読んで、舞台観て、ちょっと忙しかったわ。


ま、ぶっちゃけ、アンドリュー・ロイド=ウェバー版を(四季で)1番に観てなかったら、ここまで『オペラ座〜』に嵌まらなかっただろうとは思うけど、又来日なり日本人公演があるなら観るかも。
しかし、演出家によってここまで変わるもんなんだね、と3作観て思ったわ。
 いや、それは勿論コピット版『ファントム』観た時にも思ったんだけど。
 んー、全体的な印象からいえばアンドリュー・ロイド=ウェバー版とケン・ヒル版は恋愛に重点置いてある辺りが似てるっちゃあ似てるか。
 んが。ラウル、お貴族様設定じゃない(原作は勿論子爵だそうだが←プログラム解説より)のですんげー俗っぽい(遠い目)。
 スマートじゃない(いや勿論体型も何かがっしりタイプ=オペラ歌手さんですか? なんだか全体的雰囲気も)。

 ええと、大まかなストーリー展開はアンドリュー・ロイド=ウェバー版と同じ。

 1幕
 幽霊(オペラ・ゴースト)=ファントムの噂話を団員達がしている所に新支配人リシャードが息子のラウルを連れてやって来る。
 当然リシャードは古参のマダム・ギリーの告げるファントムのことなど歯牙にもかけない。
 既にラウルとクリスティーヌは恋人同士で、プリマ・ドンナのカルロッタの代役にクリスティーヌを推していたり。
 オペラ『ファウスト』の本番ではメフィストフェレス役の俳優が事故死し、リシャードはその(ファントム)騒動にクリスティーヌが関わっていると判断し、クリスティーヌを解雇。
 楽屋で怪しげな男(エンジェル・オブ・ミュージック=ファントム)と話していたクリスティーヌの声を聴いていたラウルは庇いもしない。
 傷心のクリスティーヌは父親(ハープ奏者)の墓で『これからどうしたらいいんだろう』と思い悩み、他の人間との会話の中で『クリスティーヌは騙されているんだ』と思い込んだラウルが墓場へやって来る。
 そこでエンジェル・オブ・ミュージックのことを聞き、信じないラウルにクリスティーヌは隠れているようにと言ってエンジェル・オブ・ミュージックを呼び出す。
 あれこれあって去っていくクリスティーヌ、残されたラウルには魔の手が。
 首を絞められ殺されかけている所へ墓守がやって来て難を逃れたラウルは、ファントムが幻でも何でもなく肉体を持った人であることを知る。
 『ファウスト』の再演の時、何者かに脅されているらしいカルロッタが『歌えない』と言い、マルガレーテ役にクリスティーヌを立てろというファントムの要求に半ば屈したように舞台にはカルロッタが立ち、幕の裏でクリスティーヌが歌うという妥協案が採用される。
 所がその舞台でも事件が! 『シャンデリアが落ちるぞ』というファントムの声に客席上のシャンデリアを気にした瞬間、落ちたのは舞台上のシャンデリア。それもカルロッタの上に。
 恐怖に慄くクリスティーヌはエンジェル・オブ・ミュージックと名乗る男のこと(それまでは夢だと思っている)を徐々に思い出し屋上へラウルを呼び出し、全てを話す。その背後にはファントムの影が!

 2幕
 今度はマルガレーテ役として舞台に立ったクリスティーヌが舞台上から連れ去られてしまう。
 地下へと連れ去られたクリスティーヌを捜索する人々。
 そこへやって来たのは謎のペルシア人。彼はファントムのことを良く知っていると言う。彼の指示に従って迷路のようになっている劇場内を探し回る人々。
 様々な仕掛けと罠。
 その混乱とは無縁のようにクリスティーヌとの結婚式を挙げようとするファントム。
 そして誓いを立てる間際に礼拝堂へと辿り着いた一行(リシャード、ラウル、マダム・ギリー、ペルシア人他)。
 ペルシア人は実はファントムの兄弟で、ペルシアでの騒動の後姿を晦ました彼を15年探し続けていたという。
 ファントムはクリスティーヌを盾に取り、死して愛を遂げようと告げつつ、クリスティーヌを逃がし、クリスティーヌへの愛ゆえに1人死んでいくことを選択、短剣を自分の胸に突き立てる。


 と、まあこんなストーリーな訳だが。
 兎も角ホラーチックなものを覚悟していた私としては意外とほっとした展開だった訳で。いちお、ラブ・ストーリー(悲恋もの)なんだが。
 ぶっ飛んだのは、んー、コメディチックなんだね。
 ブラックもあったけど、ジョークが飛び交う世界。いや又、俳優さんが巧いんだけどね、ジョークの為の身振りとか手振りとか。
 はっきり言ってロマンティックさとは無縁といっていい程のストーリー展開だったわ。
 いやでもこれはこれで面白かったよ、勿論。
 アンドリュー・ロイド=ウェバー版のロマンティックなイメージ持って行ったら多分ぎったぎたにされるね。
 考えずに観るのが正解。
 アンドリュー・ロイド=ウェバー版よりもファントムの出番は少ないかも。2幕でクリスティーヌを攫って行くまでほぼ『声はすれども姿は見えず』。

 1幕なんて登場人物達のジョークの印象しかない位で;;
 墓場のシーンではラウル殺そうとするのに墓の後ろから手を伸ばすけど、『届かない』ってなって、石を投げ落とし、ラウルが墓の後ろを覗いた隙を狙う、とか;;
 ファントムもだけど、全体的に登場人物が全員地に足が付いてるのは良いんだが、俗っぽい感じ。
 2幕ではリシャードとマダム・ギリーがいい雰囲気になるんだが、リシャードの「友達には何て呼ばれているんだね?」って聞かれたマダム・ギリーは「友達はいません」って答えるし。シーン変わったら「アメリア」「エミール」って呼び合い。

 ……誰やねん、それ!? ……っつか、もうファーストネームで呼び合ってんかいっ!? それよりマダムってアメリアさんなんだー。

 みたいな? 罠にかかってもう駄目だ、皆死んでしまう、って時に「結婚して欲しい」「それには色々と問題が」「妻を亡くして私はずっとやもめだよ」とか?

 ……あのー、いや、緊迫したシーンなんだけど。だからこそそんな会話が生まれるのかもだけど;;
 2幕途中で左胸に矢を射られてしまうレミイ(リシャードの執事? 秘書?)がラスト他の人達と現れたと思ったら、「何故生きている!?」と言われて「実は心臓が右にある」とか。
 関西人の私からしてみると突っ込み処満載の終始こんな調子。
 流石にファントムが自ら死を選ぶシーンでは「あああー」って気持ちになったが、感動して泣くとかいうレベルでもなかったかな?
 おまけにファントムが死んで歌が始まったらラストの歌詞は『これにておしまい』だし(遠い目)。

 屋上のシーンでは、舞台中央にでかい彫像が建っていたので『多分あの後ろにファントムいるよねー』って出て来るの楽しみにしてたら、クリスティーヌとラウルのラブラブ会話の字幕読むのに必死になって舞台に目を戻したら、既にファントム其処にいたという;; 出て来る瞬間を見逃したのが何かとっても切なかったわ(泣)。

 一部俳優さんについても書いておくか。
 ファントムのピーター・ストレイカーは流石に20年来ファントムを演ってらっしゃるということでなかなかの貫録。
 『怪人らしく』されているので聞きようによっては苦しげなんだが、素敵な声だった。
 クリスティーヌのアンナ・ホーキンスは凄く綺麗なソプラノで、可愛い感じ。
 実はマダム・ギリーのヘレン・モールダーが意外に音域の広い方だったようで数か所結構な高音だったのにびっくり。
 何よりも素晴らしい低音だったのが謎のペルシア人のクリス・グリーン。余りにも素晴らしく素敵な低音に『うわー、うわー』っとドキドキしちゃったよ(苦笑)。
 後でプログラム読んで判ったんだが、オールド・デュトロノミーとかジャン・バルジャンとか演ってらしたようで、そりゃあ低音が素敵な筈よね、と納得。

 さて、終演後はマイミクの詠み人知ってるさんと待ち合わせ、3人でお茶をしに。
 そしてpm6:00前、たじさんとお別れして、2人で晩飯食いに。
 韓国料理を食う。結構美味かった。
 pm7:45頃席を立ち、トイレ済ませて東京駅へ。
 pm8:30の新幹線のチケットを取っていたのでそれに乗り帰阪。
 地元沿線は終電の1本前の電車に乗れ、帰宅したのはam0:10頃。

2013年12月29日(日)
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