三日坊主日記
瑞樹 美霧



 帰宅したら

 真っ暗な玄関の引き戸に何やら細長い物体がついていた。
 『ナニモノ!?』
 と思って、じーっと見てみたら。
 バッタ!!
 所謂『おんぶバッタ』というヤツ。全長5cm位のあの黄緑の細長いヤツ。
 この時期に……(遠い目)。
 最近朝晩寒くなって来たから守宮ですら見かけなくなったのに。

 今年の守宮は玄関の引き戸の開閉部によくへばりついていた。去年までは開閉部じゃなくて、上の固定部によくついてたんだが、何故か今年は開け閉めする引き戸の動かさない方についてたので、戸を開ける度に
「ほら、退きや〜。挟まるでー、挟まったら潰れるでー」
 と呪文のように呟きつつ、守宮を挟まないように守宮の逃げ具合に合わせながら戸をじわじわ開ける、という羽目に。
 例年よりも2周りほど小さい感じだったので、未だ大人になってなかったのかもだけど。
 取り敢えずその守宮を見かけなくなったなー、と思ってた所にバッタだったのでちょっと笑った。
 寒さの所為か随分へこたれてた感じもするけど。



     ☆ 今日までかかって読んだ本 ☆
 角川書店 角川文庫 中野京子『怖い絵 泣く女編』

2011年10月26日(水)



 3回目

 仕事が定時に上がれたので行ってきた。

   『オペラ座の怪人25周年ロンドン記念公演』

 もうさんざっぱら語ったから今日は『鑑賞記』書かないけど、やっぱいいなぁ♪


 多分今日で行ける日も終わりかなぁ?
 明日は整骨院行かなきゃだし、木曜は金曜の代わりに整骨院の予定だし。金曜は営業が営業会議で本社に行くから配送が全員帰社して退社するまで帰れないし(←だから木曜に整骨院。泣)。


 あ;; 映画観てる間に無意識で右手小指第2関節にあるタコ(ペンダコみたいなヤツ)を触ってたから流血はしてないけど裂けてるわ;;

2011年10月25日(火)



 仕事が終わったので

 定時に退勤。
 ……ってか、配送とかが帰社すると帰れなくなるのでその前に逃亡図って来た(苦笑)。
 今日は異常に眠い。
 いや、まあ、結局溜まりに溜まってる睡眠不足が解消されてないだけだと思うけど。



 結局『オペラ座の怪人』25周年ロンドン記念公演の鑑賞記は

 22日2時間、23日6時間の合計8時間かかって仕上げた超大作

 ……の割には然程大したことは語ってないけど……(苦笑)。

 さて、火曜pm5:30までに上がれたらもう1回行って来る。
 って、そんなこと言ってる時に限って上がれなかったりする可能性は大だけどさー。

 DVDの発売も待ち遠しいなぁ♪



 と、こんなことも鑑賞記の序でに書きたかったんだけど、流石にam1:00過ぎちゃったらタイムリミットだったわ。

2011年10月24日(月)



 『オペラ座の灰燼』25周年ロンドン記念公演 その2

 今日の客席は半分位? 埋まってた。
 試しに昨日よりも前の席取ったけど、ちょーっとやっぱスクリーン、近過ぎるわ;;



 さて、以下、ネタバレるので、『自分が観に行くまでは知りたくない』という方はスルーの方向で!

   ということで俳優編

 歌詞については私がヒアリングちゃんと出来ない人なので日本語版で;;
 しかし、俳優さんを見てて思ったんだけど、皆ごつい! 何だろう? ファントムもクリスティーヌもラウルも、太ってる訳じゃないけどごつい! って感じがする。映像だからかなぁ?
 間違いなく骨は太そうだけど。
 で、年齢が憶測も付かない! 若いのかそれなりなのか。ファントムはメイクの所為もあるけど、クリスティーヌは!? ラウルは!? 向こうの国の人って皆結構老けて見えるから余計かもしれないけど。
 いやぁ、向こうの人に言わせれば日本人は若く見えるんだろーけどさ。
 四季のキャストが如何に細っこいか……;;
 まあでもあの骨太な所が迫力ある芝居と歌になるのかもなぁ、と思わなくもない。


『ハンニバル』
 カルロッタ、すげー迫力。ビミョーな音痴具合も(笑)。
 ピアンジは出て来るなり『歌詞を忘れかけてた』のか何かそんな芝居が。「♪ 歌〜〜〜〜〜〜えや!」部分、声が出るのかでないのかっていう芝居が。
 男性ダンサーの連続ターン、すげーっ!! 全くとは言えないけど、着地点のブレもない! あれは拍手出るわ。

『スィンク・オブ・ミー』
 カルロッタが歌ってる途中で背景が落ちてきた後、カルロッタの怯えようが凄かった。怯えてヒステリックになる、っていう感じの芝居が、新鮮で。
 クリスティーヌは最初は自信無さ気に歌ってて、周りの『何あの程度?』的な態度にメゲて逃げ出そうとするのをマダム・ジリーが リズム棒の こん! という音1つで引き止めるのが又凄い。
 歌ってるうちに自信が出て来て、周りの態度も変わっていくのが丁寧な芝居で語られてた。
 ラウルがクリスティーヌに気付いた時の嬉しそうな顔ってば。

『楽屋にて』
 ファントムの第一声「♪ ブラヴァー ブラヴァー ブラヴィッシマ」が響いた途端に、空気が変わる感じがする。ってか、ホントに音楽の天使(或いは神)降臨! って感じが。

『ザ・ミラー』
 「♪ 私の 宝物に〜」の下りは物凄い怒りが。クリスティーヌも びくっ! ってしてるし。
 「♪ 鏡に向かって 瞳凝らせば〜」の下りは優しいような厳しいような? で「♪ 私はエンジェル・オブ・ミュージック」で怪人へ。
 映像を写している液晶が開いて生身のファントムが。すげー、立ち姿綺麗〜。

『オペラ座の怪人』
 トラベレータはダミーだろう、多分。あの短時間で上に行って下に下りてくるのは無理だと思うけど。映像でも顔は殆ど映ってなかったしなぁ。歌も耳触りが録音っぽかったけど。
 舟は、あれ下手から出て来てたのかな? まあ、いいか。
 舟の漕ぎ方は可也荒っぽいファントム(苦笑)。
 クリスティーヌの最高音は、ホント凄かった。あの声量で完璧に上がり切って、これでもかっていう位伸ばす。

『ミュージック・オブ・ザ・ナイト』
 歌い出しからしっとりじっくり聞かせるファントム。すげー甘い声。で強弱緩急の付け方も、息だけで歌う、なんてのも囁き声で歌う、なんてのももう何でもあり。全部感情に乗ってるし。
 全てのロングトーンが完璧って言っていい位素晴らしい。
 クリスティーヌに触れる指先が震えてるのは、俳優さんが緊張で震えてるのか、ファントムがクリスティーヌに触れることに緊張してる芝居なのか、そのビミョーな感じが、いい。
 自分の体撫で上げもクリスティーヌの体撫で下げも無く。
 又そのファントムの歌声にうっとりと酔っているかのようなクリスティーヌの表情がいいんだよね。目も潤んでるし。
 「♪ 私に 委ねて欲しい〜」の下りでは体の撫で下げは無いけど、クリスティーヌの手を取って、という芝居はあって、その指先がマスクに触れかけると、ぱしっ! とその手を取ったりなんかして。
 ラストはクリスティーヌを抱き上げてベッドへと運んでた。

『アンマスク』
 おおー、このファントムは両利きか! その時々でペンを使う手を変えてた!!
 で、マスクを剥がれた瞬間の豹変が又怖い。「No!!」と怒鳴りつけたかと思うと、「♪ 待て! 何をするこいつめ〜」の下りでクリスティーヌを追い掛け回す。逃げるクリスティーヌの行く手を阻んだり。
 「♪ 業火に焼かれた〜」からは切々と。マスクを返して貰うまでうなだれて弱々しく哀しい感じだったのがマスクを付けた途端に自信を取り戻してすらっと立ち上がる。
 このファントムもまた、感情の起伏は激しい。

『支配人のオフィス』
 フィルマンは全体編でも触れた通り、のっけからデスクに思いっきり腰掛けて、新聞見ながら歌ってる。そこにアンドレがやって来る訳だが。
 どうやらフィルマンは軽い、アンドレは生真面目、なイメージ?
 ラウルは割と熱血かも。
 カルロッタ&ピアンジは揃ってヒステリックな面が……? これは同じパート(&歌詞)歌ってるからそう聞こえるだけか?
 今一支配人ズが面白味に欠けるんだよなー。
 いやでもカルロッタが手紙を持ってやって来て、ラウルに「♪ 手紙を見せてごらん」と言われて取り上げられ(ぱしっ! っとカルロッタが渡す訳じゃなかった)、カルロッタ→ピアンジ→アンドレ→フィルマンと視線が飛ばされていくのに、フィルマンの向こうには誰もいないので、フィルマンが思いっきり振り返って相手を探す、という芝居は面白かった。

『プリマ・ドンナ』
 録画位置なのかマイクの位置なのか、或いは俳優自身のボリュームなのかは判らないけど、ちょっと七重唱に偏りがあったような感じが否めない。

『イル・ムート』
 カルロッタの蛙声、サイコー。

『屋上にて』
 割とラウルは感情の起伏が激しいタイプだよね、と。ファントムを力強く否定したと思うと少々不安になってみたり。
 クリスティーヌが揺れる芝居は良かった。「♪ 私は見たのよ〜あの顔」と怯えて畏れてラウルに縋り付いてたのに「♪ あの声 あの声は〜」からがらっと変わる。それにラウルが唖然とする。
 でも何処からとも無く聞こえて来たファントムの呼び声に、又一気に怯えて。

『オール・アイ・アスク・オブ・ユー』
 曲が進んでいくに連れて、クリスティーヌを取り巻く影が消えていくのが凄く良く判る。クリスティーヌの顔が晴れやかになっていくのもあるけど。
 ラウルの方もそれに伴ってどんどんクリスティーヌを光の下へと引っ張っていく感じが良く出てた。
 そしてファントム。
 ここの芝居は凄い。「♪ 愛を与えた〜」で切々とその心の内を吐き出して、聞こえて来たデュエットに「No! No!!」と囁きから呟きへ、そして叫びへ。「♪ これ程の辱めを〜」は物凄い迫力。


『マスカレード』
 人数が多いだけに壮観。
 しかし、クリスティーヌ&ラウルが何処にいるのか一瞬見失ってしまったり(苦笑);; や! 常に舞台全体を撮っている訳ではないので仕方がないんだけどね。
 クリスティーヌが意外とあっちこっちに流されて翻弄されてる。男女はマントが無いけど、クリスティーヌと絡むのはそのまま。中には女性ダンサー陣の中に腕を引いて放り込んでしまう人も!
 残念ながらリフトは無し。

『支配人のオフィス』
 ここは意外と見慣れた流れと動線。
 芝居の持って行き方も見慣れたものとほぼ変わらない(多少の強弱緩急の違いはあっても)かも。
 ラウルは熱血で。その熱血が物凄い勢いでクリスティーヌを追い詰めてしまう。
 「♪ クリスティーヌ 任せてくれ」の辺りなんかはクリスティーヌに向けて言ってる筈なんだが、物凄く険しい顔をしてた。
 そりゃあクリスティーヌ、逃げるわ;; って感じ。

『ドンファンの勝利の稽古』
 ここはピアンジの音の外しっぷりが、もうもう。
 後マダムに「そうでしょうか? シニョーラ」と言われてのカルロッタの怯え方。

『墓場にて』
 ぐぐっと迫ってくるクリスティーヌの思い。このシーンで「うわぁぁぁ」と思ったのは久方振りかも。感動して泣く所までは行かなかったけど。
 惜しむらくは私の大好きなファントム&クリスティーヌのデュエットが、ラウルの歌に邪魔されたこと(苦笑)。まさかラウルが歌いながら出て来るとは!
 そしてそのラウルの声の方が大きくて、22日はデュエットが聞き取れなかった(泣)。
 今日は根性でファントム&クリスティーヌの歌を拾ったけどね。
 ファントムの歌い分けは明確だなぁ。……ってか、ホント、悪いけど、ラウルの歌邪魔……;;

『ドン・ファンの勝利』
 アンサンブルのアレコレが意外と色々あるんだなぁ、と。
 で、さて、クリスティーヌ(=アミンタ)登場。最初から挑発的。
 マント被ったファントム(=ドン・ファン)も登場。
 林檎を持ったクリスティーヌがファントムからするりと逃げ、挑発するようにその林檎を齧ろうとするのを す、と取り上げ、杯を差し出す。その杯を取らせるのが視線誘導で。ファントムがすぅ、っと視線を杯の方へ下げるのにつられるように視線を下げるクリスティーヌ。
 で、杯の中身を飲んで、挑発するように はすっぱな感じで口元を拭う。で、椅子の方に逃げて行って、座った所にファントムが近付き、歌い募りながら右手から腕に沿って首筋までクリスティーヌを撫で上げ、左肩から腕に沿って撫で下げた後、その手に手を重ねたまま腹部から胸元へ……。

 ……エロ……っ;; うわー、そんなに触るんや;;

 で、どうやらこの左の耳元で歌い募られた辺りでクリスティーヌはファントムに何となく気付くみたい。
 でその腕の中から逃れての「♪ どんな言葉も〜」。ファントムは椅子に座りそれを聞く。食い入るようにクリスティーヌを見てたり、感じ入ってマントの膝を握り締めたり。
 それでも挑発的に歌い続けるクリスティーヌ。頬擦りはなかったから多分畏れながらも舞台に立っているという設定かな? でも手と手を重ねて一頻りあった後は逃げ出そうとするんだが。
 そしてそれを可也強い力で引き戻すファントム。
 で、マントを剥がすクリスティーヌは「♪ ザ・ポイント・オブ・ノー・リー、タン!」と行くんだが、剥がれた後にファントムか小さく「……タン」と呟くのが(泣)。
 「♪ どんな時でも〜」のラストでは鬘とマスクを引っぺがされて思いっきり「No!!」と叫びファントムはクリスティーヌを連れ去って行く。

『怪人の隠れ家』
 「♪ これがあなたの望んだことね」と怒りと恐れを露にしているクリスティーヌがファントムの「♪ 母にも〜」を聞いて哀れみを覚えたり。
 ラウルを吊るされて一気に憎しみが芽生えたり。
 トライアングルはもう凄い迫力。で、一瞬生まれた間の後冷徹に「選べ!」と突きつけるファントム。
 でもその後のクリスティーヌの沈黙に耐えられないのか、左手の指をしきりに動かして落ち着かない芝居(だと思うけど)。
 「♪ 絶望に生きた」で何となく『そうなんだ』と言ってるようなファントムも新鮮だったな。
 クリスティーヌにキスされて大きく目を見開いて驚いているファントムの表情が又凄くいい。
 2度目のキスで、頬にあてられたクリスティーヌの手に手を重ねるファントム。
 ……そうかー、その表現もありなんだー。
 って思った。まあ、その後肩を掴み直してゆっくりと引き離すけど。
 で、ラウルを解放して。
 ラウルは「♪ 二人して出て行け」の下りでファントムに向かって行こうとするけど、クリスティーヌが『行きましょう』と必死に止める。ラウルが行く気になったらクリスティーヌがファントムに心を残す。それをラウルが引っ張って連れて行く。という一連の芝居があって、「行け! 行ってくれ!!」。
 2人が去って行った下手階段下で泣き崩れるファントムにオルゴールの音。
 歌いながらオルゴールの側に近付いて、歌い終わった時にクリスティーヌの気配に気付き。
 ちょっと「見っとも無い所を見られたね」的表情をした後指輪を差し出すクリスティーヌに「♪ クリスティーヌ アイラヴユー」。
 手に添えられた手に更に手を添えて、クリスティーヌが半ば泣きながらファントムの手の甲に唇を寄せる。で去って行くクリスティーヌの後を追うようにファントムが何度も呟く「アイラヴユー」。
 下手階段上部でクリスティーヌ&ラウルのデュエット。その間にも呟かれる「アイラヴユー」。

 ……もう、これは涙腺崩壊するって!!

 で、オルゴールの側に座ったままラストの歌い上げ。

 いやぁ、マジで久々に『オペラ座〜』観て泣いたわ。22日はだだ泣き。今日はそれが判ってても泣いたよ。
 その癖やけに冷静に舞台鑑賞&分析している自分に呆れもするけど。


 向こうのキャスティングって、キャラクターの年齢に応じて配役とかしてるのかなぁ?
 結構年配の方とかも多かったけど。

 さて、支配人ズ。
 んー、やっぱりコメディ担当、なんだろうなぁ、これ。フィルマンなんて、髪型から髭の形から何かのギャグにしか見えないし。でも仕草とかは今一面白味に欠けるかも。いや、笑える所は笑えるんだけどね。
 結構フィルマンなんかは歌い方も声も可也崩して潰してるし。

 カルロッタ&ピアンジ。
 すげー、2人共でっぷり太ってる。太ってるように作ってるんじゃなく、マジで太ってる。うわーでも正しくオペラ歌手って感じ!!
 カルロッタの歌い方は可也喉に負担をかけそうなんだけど、大丈夫なんだろうか……?

 マダム&メグ・ジリー。
 マダム怖いっっ! 四季の原田さんよりも遥かに怖い!! 厳しい先生っていう設定もあるけど、ホントにディズニーの悪役チックに怖い!
 お声も可也厳しい感じの声質で。
 メグは……。可愛くない〜〜〜〜〜〜(←要するに私の好みじゃない。泣)。で、さぁ。もしかしなくてもこのメグ役の人、可也のお歳……? いや、単なる老け顔だったら大変申し訳ない発言なんだけど;;
 多分舞台で生で観ている分にはいいと思うのよ? でもアップになるとね、年齢が……;;
 声は綺麗。

 ラウル。
 ハンサムさんですね〜〜〜。声もとっても甘い。甘いマスクに甘い声、って言ってもいいかな?
 ただ、険しい顔(ファントムに向けてたり)すると結構怖い。
 ええ勿論声は基本柔らかくていい声。伸びやかだし。

 クリスティーヌ。
 物凄く高音が綺麗なのにパンチが聞いてる。基本はそれ程キーは高くないんだけど。
 横顔が結構好きかも。横顔は私好みのクリスティーヌなんだけど、斜めと正面は……何となく若さに欠ける気が(苦笑)。
 表情や芝居はホントにいい! 表情なんかくるくる変わるし、笑顔も華やかだし。

 ファントム。
 もうねー、これしか言い様が。
 『素敵です』
 低音は然程耳を魅くものでもないんだけど、高音は綺麗。いや、だからって低音が駄目という訳じゃないよ。全部素晴らしい。
 芝居も細やかで感情も起伏に富んでて。『ミュージック・オブ・ザ・ナイト』のロングトーンなんて、クリスティーヌじゃないけど、魂持ってかれそうになったもの。んー、どう言えばいいのかなぁ? こう、ふわぁ、と浮き上がる感じ?
 ファントムメイクの無い素顔も可也ハンサム(イケメン、では無い。あくまでも『ハンサム』)なんだろうなぁ、と思わせる顔の半分。
 何かねー、切なげな表情が又、好いわー。
 立ち姿はホント、綺麗だし、格好好い。

 しかし面白いよねー、立ち姿とか仕草がどのファントムもどのラウルよりも遥かにお貴族様チックなんだよねー。


2011年10月23日(日)



 『オペラ座の怪人』25周年ロンドン記念公演 その1

 すげかった〜〜〜! 矢張り本場は迫力が全く違う!
 でも歌ってる時の呼吸音が滅茶苦茶入ってて多少耳に障ったのは否めない。芝居での呼吸音(断じて溜息ではない!)は気にならないんだけどねー。
 何だか、『芝居を観た!』って感じ。
 劇団四季式は『言葉を明確に伝える』がメインで、芝居(感情表現)は2の次3の次、いや、何処かで『感情表現は必要ない』とか書いてあったのを読んだ気がするぞ。
 なだけに、感情表現ばりばりのこの記念公演はホントに凄かった。
 久々に『オペラ座〜』観てラストだだ泣いたわ。映画版『オペラ座〜』以来かなぁ?
 因みに映画館の客席は1/3位埋まってたかな?

 キャスティングに関してはパンフレットもなかったので、不明。まあ、調べれば何処かに載ってるんだろうけど。
 記念の特別公演だから、セットやら何やらも特別仕様、なのかな?




 さて、以下、ネタバレるので、『自分が観に行くまでは知りたくない』という方はスルーの方向で!

   ということで全体編

 先ずはセットが違う。上下手両方に階段が。俳優たちのメイン登場場所はこの階段。シーンによっては階段の前後からも出て来るけど、主要の役者(役名付)は殆ど両サイドの階段か舞台センターから登場する。
 で、オーケストラピットは舞台頭上。
 因みに四季版でプレセミアムアーチ上(&ゴンドラ)や墓場のファントムはこのオーケストラピットの指揮者と背中合わせになって登場する。
 1番は背景幕が全て液晶での映像だということ。なので『ハンニバル』で落ちてくる背景も映像。これはリアル感が全くなくて何か哀しかった。
 シャンデリアもオープニングで上がっていかない。
 最初から吊り下げられていて『666 シャンデリア(←当然アルファベット表記。スペル出て来ない;;)』と書かれている幕でシーンによって隠されたり出て来たり。あー、火も煙も吐いてたなぁ。
 ファントムの地下室でのオルガンはステージドセンにセットされてるし。
 ラストの玉座もドセンのオルガンと上手の階段の間にあったり。あ、でも玉座のファントム消滅シーンの仕掛けは間違いなく同じものだな。
 まあ、そんなこんなで登場シーンや動きが当然変わって来る訳で。
 オークションシーンでプレセミアムアーチの横渡しの部分が矢鱈低い場所にあるんだけど、スペースそれだけなのか!? とか思ってたら、オープニングのメインテーマで(背景幕が上がっていくのと同じ要領で)吊り上がっていったり。
 トラベレータ(傾いたりはしなかったけど、取り敢えずそう呼んでおく)はオーケストラピットよりも上の位置からオーケストラピットの高さまで上下する。ブケー殺害シーンもそこ。
 奈落は無しなので消える・飛び込むシーンはない。
 実際のボックス席を使っての5番ボックス&支配人ズのボックス……らしい。

 兎も角出演者の数は多かった。
 バレリーナのお嬢さん方は多分四季版の3倍位。勿論アンサンブルも3倍位いる感じ。『マスカレード』のお猿さんが率いる楽隊も3セットいたし、蝶々さんも3人いたような……? で、よくよく2回目で観てみたら全部の衣裳が3セットずついる……?
 まあ、階段も左右の階段と、ラストの全員で『マスカレード』の時にはドセンターから階段現れるし。
 お猿さんといえば……、オルゴールのお猿さんが可愛くない〜〜〜〜っっ!! 何か、怖い、てか、キモチワルイ(泣)。
 舞台が広いから人数が多くても全然気にならないけどさ。

『オークション』
 ラウルその他諸々の上手・下手の立ち位置が逆。なのでラウルは上手に。マダムや支配人ズ(という設定ではないのかもしれないけど)は下手に。
 シャンデリアは映画版で使われたもの(スワロフスキーの)らしい。

『オーヴァチュア』
 オーケストラピットの背後に大きくメインテーマを弾いているらしきファントムの映像が!
 この映像があるだけでこのオペラ座という空間を支配しているのがファントムであることが判る。

『ハンニバル』
 象が出て来ない!!
 支配人ズの登場はリハーサルが終わってから。客席から登場。
 ルフェーブルが新しい支配人ズを紹介しようとするけど周りが騒がし過ぎて収拾がつかない所で、「マダム・ジリー」と声をかけたらマダム・ジリーか とん! とリズム棒で床を叩き、その瞬間しん、となる。すげーぞ、マダム・ジリー。

『スィンク・オブ・ミー』
 カルロッタが歌った時に落ちて来る筈の背景が、映像だったので何だか現実味がない;;

『楽屋にて』
 うをっ!? 楽屋が仕切られてない。いや、ここから楽屋、みたいなエアーな場所はあるんだろうけど、楽屋のシーン寸前に上手に机と椅子が出てくるだけ。
 鏡はドセンター。クリスティーヌの映像にファントムの映像が重なる感じ。で、その液晶(?)が開くと現実のファントムが立っている。

『怪人の隠れ家』
 セット設定が違うので動線が可也違う。でも大まかな動きはほぼ変わらず。
 因みに両サイドの階段は不動。ドセンターにオルガン、下手側に舟→ベッド。
 ウエディングドレスのおねーちゃんの立つ鏡はなし。

『支配人のオフィス』
 フィルマンによる新聞投げなどはなく。デスクに腰掛けて歌ってるフィルマン!

『プリマ・ドンナ』
 導入部分なんかの支配人ズの遣り取りはほぼ同じ。面白さには欠けるけど。
 四季版で上手でカルロッタを座らせた椅子をぐるぐる回しているシーンでは衝立とかが出て来て、カルロッタが『イル・ムート』の伯爵夫人の衣裳にそこで着替えたり。

『イル・ムート』
 ベッドじゃない! 長椅子だった。
 プレセミアムアーチに現れるファントム、いたのかなぁ? 映像には出てこなかったからいなくて空蝉の術(声だけ)だったのかな?
 バレエも花男の動きが結構違ってて面白かった。おねーちゃん達は人数が多い分パートによっては動きが違ったけど、メインパートは見慣れた振り付けだったわ。
 オーケストラピットまで降りて来ていたトラベレータの上にはブケーが。そしてそこでファントムに縊り殺されてた。

『屋上にて』
 クリスティーヌ&ラウルの動きはほぼ変わらず。キス・シーンの場所は違ったし、回数も違ったけど。
 上にも書いたがファントムはオーケストラピットに現れる。

 1幕ラスト。
 シャンデリアが落ちて来ない分、火花が散って火と煙を吐いてた。

『マスカレード』
 両サイドの階段(固定)から同時に支配人ズが現れる。登場は下手がアンドレ、上手がフィルマン。
 アンサンブルは舞台両袖からと客席通路から登場。上にも書いたように、多分アンサンブルの衣裳は全部3セットずつあったんじゃないかと。
 ファントム登場は全員で『マスカレード』を踊る寸前に出て来たドセンターの階段上(と言ってもそれ程高さはない)。そこから降りて来ない。
 クリスティーヌも階段下から見上げるだけ。
 よって『ザ・ポイント・オブ・ノー・リターン』でファントムがクリスティーヌに渡す指輪とラストでファントムが渡される指輪は、ラウルからクリスティーヌへの婚約指輪とは別のもの(苦笑)。
 最初(オープニング)からファントムは小指に指輪してた。
 因みに奈落はないので、階段の最上部が火を噴いてた。

『支配人のオフィス』
 この時点のスコアは支配人ズが持つものとカルロッタ&ピアンジが仲良く見てるものの2部のみ。因みにカルロッタ&ピアンジが持ってた(ピアンジが床に叩きつける)ヤツは中途半端に畳まれ、クリスティーヌ&ラウルが現れた時に思いっきりフィルマンに踏みつけられていた(爆)。
 で、そこで初めてクリスティーヌがスコアを見せられ、自分が主役だと教えられる、という流れ。

『ドンファンの勝利の稽古』
 クリスティーヌは少し遅れて現れて、ピアノの側で1フレーズ歌ってから席に着く。
 すげー、ピアンジの音の取れなさ徹底してるわ。
 勝手に鳴り出したピアノの上の生首は女性もいた。

『墓場にて』
 パパのお墓とかも全部液晶に映し出された映像なのでファントムが現れるのは上にも書いた通りここでもオーケストラピット。
 ファントム&クリスティーヌのデュエット時、ラウルも歌いながら出て来る!! 何言ってるか解らなかった(訳もなかった)けど。
 杖はなく、階段とかあっちこっちに仕掛けられた仕掛けから火が吹いていた。

『ドン・ファンの勝利』
 ファントムがクリスティーヌを連れ去って行く時、上手の階段上がっていった。
 で、舟は出て来なくてそのままオーケストラピット辺りまで降りて来ていたトラベレータで一連の歌と芝居。
 ファントム&クリスティーヌが捌けた後ラウル&マダムが現れ一連の芝居。

『怪人の隠れ家』
 登場は下手階段から。ウエディングドレスを着たクリスティーヌの後からヴェールを持ったファントムが現れる。当然元々ウエディングドレスを着ていた筈のマネキンはいないので花束はなし。
 ドセンターはオルガン(の上手横には玉座)なのでラウルが吊るされるのは上手階段。だからトライアングルの動線は可也違う。
 トライアングル後、クリスティーヌ&ラウルが隠れ家を後にするのも下手階段。舟は出て来ないので、ラストのデュエットも下手階段上。
 ラストのファントムの歌い上げはオルガンの下手脇に置いてあるオルゴールの側に座り込んだまま。
 で、オルガン上手隣にある玉座へ向かう。
 メグが下手から登場して、玉座にかかったマントを剥ぎ取ったらオルガンの上に置いた。


 カーテンコールの後にはアンドリュー・ロイド・ウェバーが現れ、挨拶があってディレクターやスタッフの紹介があって、初代から歴代キャストも出て来る。
 勿論ラストにはサラ・ブライトマンも!!
 そしてサプライズでサラ・ブライトマンと5人のファントムによる『オペラ座の怪人』。
 で、5人のファントムをメインに全員による『ミュージック・オブ・ザ・ナイト』。
 当然現ファントムは後から現れておいしい所は持っていけるというスタイルで。

 しかし、ホント凄いよなぁ、サラ・ブライトマン。いや、勿論歴代ファントムも!
 多少の衰えは矢張り歳と共にあると思うけど、素晴らしい声!!
 サラ・ブライトマンもあの最高音、綺麗に出してたし!

 ホント、素晴らしい舞台だったわ。……映像だけど。
 間違いなくDVDは出たら『買い!』。



     ☆ 今日までかかって読んだ本 ☆
 筑摩書房 ちくま文庫 今尾恵介『地名の謎』

2011年10月22日(土)



 朝からぐったり

 又しても! 又してもっ!!

 朝っぱらから電車に遅れ。

 どうやら何者かが踏み切りの非常ボタンを押したらしい。

 最寄り駅15分遅れ。それはいいよ。でもね、時間調整だか何だか知らんが、朝のラッシュ時に電車を1本飛ばすとか止めろっっ!
 本来なら2本前のぎゅうぎゅうの満員普通電車が何時もの時間に来たものの、乗れる訳がなく、見送り。
 この調子で何時もの1本前の区間快速が来れば随分と電車もゆとりがあって、区間快速だから遅刻もしなくて済むだろうな、と思ってたら

「次に参ります電車は本日に限りまして普通電車の○○行きです。区間快速はその次に参ります」

 要するに区間快速と普通電車のスケジュールを入れ替えた、と仰る。
 で、実質電車が1本飛んだことになる訳で、本来なら5〜6分も待てば次の電車が来る筈の所なのに、1本飛んでるから当然来るのも遅くなる訳で。
 結局遅れた分丸々15分待たされてからやって来る電車。
 当然その間に乗客は増える訳で。
 最前列に並んでたから、乗れたけど。
 もう、電車内凄い状態。
 当たり前よね、1本電車飛んでるんだから。
 京橋に着く頃なんて、もうホント鮨詰状態。いやまあ、最寄り駅で乗った時点でも大概だったけど。
 おまけに運転士の運転下手!
 ブレーキかけるのに じわーっとかけてくれれば然程乗客に支障はないのに、くん! くん! くんっっ! とかける。
 当然満員電車の乗客は慣性の法則によってブレーキかけられれば前方につんのめり、アクセル入れられれば後方につんのめる訳だ。
 京橋に着く頃には凄い大変なことになってる男性がいたぞ。
 座席の際で立ってて、あっちこっち持って頑張って耐えてたのに、そんなブレーキのかけ方するもんだから勢い押し付けられ。
 元々座席に背中向けるような姿勢で体を支えていたもんだから、海老反り状態で座席背面に当たる壁に頭付いて、荷物棚を掴んで必死に体が倒れないように支えてた;;
 なのに更に くん! くんっ!! とブレーキかけられて、すげー気の毒なことに。周りの人も『大丈夫ですか?』って声はかけるんだけど、自分の体を支えるのに必死でさー。

 何か久々にすげー電車に乗ったよ;;

 ってかマジで!! 勿論帰路の電車で普通電車を当然のように飛ばすってのも大概腹立つけど、朝のラッシュ時に電車1本飛ばすとかもっと止めろっ!! JR!!



     ☆ 今日読んだ本 ☆
 ぶんか社 ぶんか社コミックス 秋乃茉莉『二十三夜』
                    池田さとみ『辻占売 10』

2011年10月21日(金)



 無事に

 土曜日の映画のチケットはゲットしたし。
 土曜は仕事が定時に上がれるので、時間まで2時間程あるし。pm7:30〜約3時間なので晩飯地下街で食って時間潰すかなぁ?
 予定外の帰省で金に余裕はないんだけど、下手にあっちこっちぶらつくより晩飯食いに店入った方が出費は少なくて済むよなぁ、うん。
 ぶらつくと財布にお金入れてなくってもATMとか寄っちゃって色々散財しそうだし。
 だったら¥1,000−なら¥1,000−で飯食って本でも読んで時間潰す方がマシだよね、多分。
 んで、映画館行ったら日曜のチケットをゲットする。
 日曜は『三銃士』も始まってたら良かったのになー。映画のハシゴしたのに。1週遅れで公開とは。
 となるとこりゃあ観に行かないまま終わっちまいそうだ……(遠い目)。
 日曜は映画観る為だけに梅田に出て観るだけで帰る。
 給料日前だし(苦笑)。

2011年10月20日(木)
初日 最新 目次 HOME