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■ ミュージカル『ファントム』
梅田芸術劇場で、pm5:15会場pm6:00開演だったので、ちょっと前に告知されていた、画家さんというか、イラストレーターさんというか、の内尾和正さんの展示会へ。 大阪某所の展示会場、いつもなら1Fや2Fの会場借りてやってるから、行けば判るだろうと思いきや、その展示会場の何処を見ても告知も何も見当たらない。 困ったので、ちまちまっとケータイでネットにアクセス、その告知をチェックしてみたら、実はそのビルの中に小ぢんまりとだけど、主催社がテナントとして入っていたようで、ようやっとその場所を見つけて向かう。 いや、本当に小ぢんまりとしたスペースで。 新作も展示されていたし、先生もおられたし(といっても、よう声は掛けられませんでした。ほん側にまでいらしてたのに;;)何やら小ぢんまりとしていた所為かアットホームな感じ。 で、どうやらそのギャラリーは閉めて神戸の方へ移転するらしく、来場記念に貰った袋の中には何やら大量のグッズが。 内尾さんのポスターや、会社特製(抱えている画家さんの絵を使った)の2008年カレンダー、絵葉書のセット2セット(貴希さん・よこたみはるさん各2枚組)、2007年のカレンダーの入ったKAGAYAさんのクリアファイルやらマウスパッド。ミュシャの画集。 何だか行って名前書いただけなのにそんなに貰って申し訳ない感じ。 内尾さんのご自宅で作成されているという2008年カレンダーの見本も見せてもらって、とっても欲しくなるが、財布にお金入れてなかったんだよねぇ;; ってか、展示会場行く前にアニ○イトで腐女子なドラマCD買ってしまっててさー、買ってなかったら持ち合わせてたんだけどね。まさか現場で受付してもらえるなんて思ってなかったから……;;
さて、30分程絵を見て過ごした後、梅田へ。 まだ時間はpm4:45だったので、どこかでお茶でもしようかと思ってあっちこっちの茶店覗いたんだけど、時間が時間で何処も一杯;; そうこうしているうちにpm5:00も過ぎたので、茶店は諦めて缶コーヒーを買い劇場へ。 pm5:15開場したもののロビーまででまだ席に着けなかったので、先にトイレへ。ふふー、忘れてたよ、梅田芸術劇場、ウチの顧客じゃん;; ええもう、トイレに入ったらホルダーにしっかりと自社の名前が……(遠い目)。 トイレから出てプログラムを買う。そうこうしているうちに開扉。座席についてからプログラムを読み、開演の10分くらい前、何か変なものが視界を過ったので目を上げたら、シルクハットにマントの紳士が英字新聞を読みながら客に混じって歩いていった……;; そして暫くすると、今度は違う紳士が、更には帽子と衣装の箱を抱えたドレスの婦人が……。仮面をつけ、仮面を持った(売ってたのか?)道化のような男や、おくるみにくるまれた赤ん坊をあやしながら歩く婦人etc.が席に着こうとしている客に混じって徘徊し捲くる。 よくよく見れば2階席や3階席にも紳士や婦人が……(苦笑)。 そして暗くなってクリスティーン(徳永えり)が右手中央の扉から歌いながら現われた。更にはあちこちの扉から紳士や婦人が現われる。 そりゃあ、明るい間、通路に荷物を置いている客に『荷物は置かないで下さい』と係員が言って回るわ;; 街で歌を歌いながら楽譜を売るクリスティーンの歌声に魅かれたシャンドン伯爵(ルカス・ペルマン)がオペラ座の支配人を紹介するが、丁度その頃オペラ座では支配人のゲラール・キャリエール(伊藤ヨタロウ)がクビになり新しい支配人アラン・ショレー(HISATO)が妻のカルロッタ(大西ユカリ)と乗り込んで来た所。 早速オペラ座の全てを把握しようとしたカルロッタの指示を受け地下深くまで降りたジョゼフ・ブケーは存在を知られたとファントムに殺される。 どうやらゲラールはエリック=ファントム(大沢たかお)を庇護していたようで、危険だから最深部には行くなとショレーらに告げるがそれを真に受けないショレー。そうこうしているうちに紹介状を持ったクリスティーンはまずカルロッタの付き人として雇われる。作業中でも歌を欠かさないクリスティーンの歌声を聴いたエリックが『これこそ私の光だ』と彼女の前に姿を現し、歌を教える。 そしてシャンドン伯爵の主催するコンテストでクリスティーンは見事な歌を披露し、カルロッタに次の出し物の妖精の女王タイターニアに相応しいと推薦されるが、実はそれはカルロッタの仕掛けた罠で、クリスティーンは舞台前にカルロッタに勧められたドリンクで喉を潰し舞台を潰してしまう。そしてその罠を見破ったエリックはクリスティーンを隠れ家へと連れ去ってしまう。 隠れ家で目覚めたクリスティーンはエリックが留守にしている間に訪れたゲラールに『実は彼はゲラールと当時のディーヴァの間に出来た子どもだ』という悲しい過去を告げられる。 地下を留守にしていた間にカルロッタに報復したエリックにクリスティーンは地下を案内され、エリックに『隠された素顔が見たい』と申し出る。エリックはそれを渋るが、『私はあなたを愛しているわ、あなたも私を愛しているなら素顔を見せて、あなたの全てを知りたいの』とエリックを説き伏せ、仮面を外させる。……が、その素顔を見たクリスティーンはその恐ろしさに逃げ出してしまう。 クリスティーンはシャンドン伯爵に助けを求めるが、『でも彼を傷つけたままではいけないわ』と又地下へと戻ろうとする。 その時にはもう警察が地下の捜索を開始し、見付かったエリックは銃で撃たれ重傷を負い、かろうじてゲラールの手を借り地下へと逃げ込む。そしてそこでゲラールから『お前は私の息子なんだよ。私が弱いばかりにお前をこんな所へ隠してしまった』と許しを請われる。『知っていたよ、お父さん、話してくれるのを待っていた』とゲラールを許すエリック。そこへ警察とクリスティーンとシャンドン伯爵が。 傷を負いクリスティーンを伴って逃げるエリックは追い詰められ、縄を伝って上へと逃れようとした所を力尽き、かろうじて縄に捕まりながらゲラールに叫ぶ。 『父さん、僕の望みは判っているよね。僕を殺して(あなたの手で止めを刺して)、母さんの所へ行かせて』 ゲラールの手で放たれた一発の弾丸がエリックを撃ち抜き、エリックはクリスティーンとゲラールの腕の中で息絶える。
ストーリーは当然ロイドウェバー版とは違う訳で。ロイドウェバー版のようにファントムの悲恋物というよりこのアーサー・コピット版はどちらかというと親子愛の重点を置いているかもしれない。 2幕目の親子愛の辺りで泣けてきて、最後までその感情移入のまま観れたから感動した。 でも後で冷静になってよくよく考えてみたら、『私を愛しているなら』と押し切って素顔を見たくせに逃げ出すクリスティーンって、ちょっと待て。それってサイテー? な感じ……(苦笑)。まあ、父親のゲラールに『殺して』というエリックもエリックだが。
役者に関しては……(遠い目)。 エリックねぇ……(溜息)。いや! 芝居は上手かったよ、うん。芝居は。……歌がねぇ……;; クリスティーンの歌の先生ですか? それで? って感じ。 クリスティーン……。歌はまあ上手かったよ。しかし、芝居がねぇ……(溜息)。可愛いだけの一本調子。元気な女の子を演っているつもりなのかもしれないけれどただ叫んで(怒鳴って?)るだけ。 安心して観れて聞けたのはカルロッタ。嫌な役だけど、いい味出てた。ゲラールもよかった。シャンドン伯爵も歌唱力や演技力に問題はないんだけど、何分オーストリア人。日本語がやっぱり『外人の話す日本語』でちょっときつそうだった。その代わりと言っちゃあなんだけど、英語なんかの発音はとても綺麗だったよ(当たり前)。 2幕目はエリックの歌が少なくて、特に後半は芝居の割合が多かったから感情移入も出来たから良かったけど。 といってもそれもおかしな話だよねぇ。ミュージカル観に行ってるのに(苦笑)。 全幕終わって役者総出で挨拶に現われたらば、大沢、エリックメイクも仮面もしてなくてさー、アンコールに出て来た途端スタンディングした辺りから上がった『きゃー!!』の黄色い声。『かっこいい〜!!』の悲鳴……(溜息)。 一気に興醒め。余韻もへったくれもあったもんじゃない。 要するにスタンディングしている多くの客はミュージカルを観に来た訳ではなく、大沢たかおを観に来た訳だよね……(遠い目)。 私同様座ったままの観客は多分ミュージカルを観に来た客で中には帰る準備万端整えて帰りたいけどサイドがスタンディングして『きゃーきゃー』言ってるから帰れない、という人もいてそんな人の中には既に拍手すら放棄している人もいた(苦笑)。 まあ私は一応拍手放棄まではしなかったけどさー。スタンディングするほどの出来かよ!? って感じ。 こんなことを言うのも何かもしれないけど、結局役者の力量不足が顕著な舞台ではあったよね。 ロイドウェバー版とは観点も創りも違うからこのコピット版はコピット版でストーリーとか展開はいいんだよね。 今度企画するならミュージカル畑の役者でキャスティングして欲しいかなぁ。それなら又観てみたいかも。
2008年01月26日(土)
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