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■ 『最澄と天台の国宝』展
今週は土曜日が出勤なので、先月休みを取り過ぎる位取ったからどうしようかと悩んだものの、有休を取った。久々に何の予定も入れていない有休(先月の有休は全てごたごたに使われたし;;)。 確か、展示会が今月20日までだったと思い立って、行って来た。 京都七条・京都国立博物館。 同じ密教でも、真言密教と天台密教。瑞樹はどっちかってーと、真言密教派(っていうか、我が家の宗教だし! ←だからって信心してる訳じゃないけどさ)。 正直な所空海は好きだけど、最澄はそこまで思い入れもない(苦笑)。 でも、仏像を見るのは大好き♪ なので、行って来た訳だけど。 やっぱ仏像、いいなぁ♪ その中でもやっぱ慶派の仏像でしょう! 一番気に入ったのはやっぱり慶派の仏像で、愛知・瀧山寺の聖観音菩薩の脇侍として造られた梵天・帝釈天立像。残念ながら聖観音菩薩は来てなかったんたけど、これが運慶・湛慶作。ほとんどフルで彩色まで残ってて、キレイ♪ だった! 慶派の筋肉的な感じはなかったんだけど、衣紋とかはやっぱり慶派。今にも動き出しそう。 岐阜・横蔵寺の大日如来坐像と延暦寺の聖観音菩薩(チラシに載ってるやつ)は柔和な顔をしていて、ほっとする感じ。この2躯は顔がよく似ているんだけど、作者不明、なのかな? 仏の慈悲が前面に出てていい感じ。 京都・長法寺の阿弥陀如来立像は、12〜3世紀に造られたものにも拘らず、全身の塗金がキレイに残っているもので、こちらも顔は柔和で全身金色といっても金ピカの金じゃなくて。 瑞樹の大好きな不動明王も3躯ほどあって、ハッピーだったし。 全体的には、掛け軸系が多かったかな? 仏像でいうなら毘沙門天があっちこっちに点在。まとめて3躯位並んでいる所もあった。毘沙門天にしても色々なタイプがあって面白かったけど。 さて、本日の難点は、2人で連れ立って来ている客達。片方が詳しくて、相手に向かって講釈を垂れる。それも割とデカイ声で(苦笑)。 いい迷惑だ。今更てめーの講釈なんて聞かんでも知っとるわっ! って感じ。いや、瑞樹に向かって講釈垂れられてる訳じゃないけどさ。 そして学生くらいのカップル。女の子の方がとっても興味あるようで、すごーい、とか言いながら観てんだけど、男の方が興味ナッシングでさー。女の子が源信の『往生要集』を見付けて、『うわっこんなんまであるんや、凄い〜♪ 源信の「往生要集」やで!』って喜んでる傍ら、『ゲンシンって武田ゲンシン?』。 ……(呆)。 多分冗談だとは思うんだけど、何ぼなんでも『武田信玄』を本気で『武田ゲンシン』なんて言ってるとは思わない(ってか思いたくない)けど! ってか、そんな奴、連れて来んなっての! えぇえぇ、周りのお客さんにも失笑浴びてましたとも! 更に学生の女の子2人連れ。丁度毘沙門天が続出中でさー、論文にでも使うのか何やら仏像のガイドブックっぽいもの持ってんだけど、毘沙門天の前できゃわきゃわ黄色い声で騒いでるの。毘沙門天が踏んでるのが天邪鬼なのか、そうじゃないのか。天邪鬼の指は何本か。正面向いて立ってる割には妙に腰をひねって立ってる! これは可笑しいだろ! とか……。挙句、ある1躯の前を占拠して『格好いい』『ロマンスグレーのダンディな感じ?!』『好み』……。 いや、いいんですけど……。別に敬虔な気持ちを持って対峙しろ、とか言いませんけど、それを黄色い声できゃわきゃわやるのはどうかと。 大抵毘沙門天の側にいる(或いは踏んでる)のは天邪鬼ですし、基本的に指は3本(たまに4本とか5本と違うのもあるけど)ですし。腰ひねり(S字型)は仏像的には普通ですから! と、心の中で突っ込み入れてしまったよ;; ふふー、今日は何処に行ってもそんなんばっかり(泣)。 まあ、別の意味では面白いっちゃあ面白かったけどね;; 仏像を静かにゆっくり観たい瑞樹としてはきつかったなぁ;;
2005年11月17日(木)
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