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■ 映画『オペラ座の怪人』
やっと! ようやく! 行って参りました!! この日が来るのをどれほど待ってたか!! 『オペラ座〜』好きの瑞樹に感想なんてどうせいいことしか書かないんだから聞くだけ無駄やん、と思うかもしれないけど、書いちゃいます。 もう、とにかくいい! ファントム役のジェラルド・バトラー、クリスティーヌ役のエミー・ロッサム、ラウル役のパトリック・ウィルソン。皆いいです。素敵です。 どっかの誰かが言っていたけど、舞台を観たことがある人間にはたまりません。
以下ネタバレあり。注意。 CDを聞いていた時は、何てファントム、粗野ってーか、ワイルドなんだろう? って思ったんだけど、それもその筈。まずはロイドウェバーや監督のシュマッカーが『ファントムにはロックの要素が欲しい』って思っていた辺りの起用だそうで(雑誌より)。そのファントムが粗野&ワイルドになって『危険』な男であることを表現することになるのは当たり前っちゃあ当たり前。というのは下のCDの感想辺りで書いてたかと(でも自信なし。苦笑)。 しかし、映像がついてきたファントムは違う! 確かに歌い方はCDのまま、歌声テノールではなく、地声テノールに近い発声。ロックっぽい歌い方。 だけど仕草が、はっきり言って貴族の筈のラウルよりも貴族らしい! 立ち姿なんかもうそれだけで格好いい! 最後の方で仮面を外した状態のままの芝居があるんだけど、顔の引きつれなんか気にならないくらい格好いい。 そして何より芝居が凄い。最初の方はクリスティーヌに対して物凄く優しい顔をしているんだけど、中盤辺りからラウルと恋をしていくクリスティーヌを見ながら裏切られて『可愛さ余って憎さ百倍』? って言うくらいの表情にだんだん変わっていく。で、最後の方のクリスティーヌがファントムに接吻をするところで戸惑いや驚きが出て、最後の最後には穏やかな顔になっていく。その表情と芝居の変化が凄かった! クリスティーヌも撮影当時16歳とは思えない歌唱力。この作品には何箇所かハードに高音キーで歌うシーンがあるんだけど、ぞくぞくと鳥肌が立ったよ。 鳥肌といえば、やっぱりオープニング。舞台を観てた時からそうだけど、導入の競売のシーンから壊れたシャンデリア(落ちてくるやつね)を修理して、掛けてある布を取り去りライトが入れられると、フラッシュが焚かれて、あの有名なパイプオルガンのメインテーマが流れる。その瞬間にザザザーッと鳥肌が立つ。 舞台ではそのシャンデリアが客席の上に上がるんだけど、映画ではそれが客席の上に上がりつつ、最盛期のオペラ座が徐々に埃が払われそれまでのモノクロからフルカラーで甦ってくる(CMにも使われてるシーン)。いやぁ、あれは舞台では出来ない影像故の効果だよね。 クリスティーヌが幼馴染である恋しているラウルと、強く自分を惹きつけて放さないファントムとの間で揺れる芝居もよかったなぁ。 舞台では観ることの出来ない、隠された裏方の部分(ファントムが色々細工をしていたりとか)なんかもあって、舞台ではそこまで現せない、ファントムの過去もちゃんと出て来て、何だか得した気分? おっとラウルに触れてないな。 舞台と違って出番も多いし、ファントムと直接対決を思いっきりしたり(舞台ではパン、パン、と火花が数回散るだけの剣戟のシーン)がしっかりと入れられているのも映像ならでは。 裸馬に飛び乗ってクリスティーヌを追っかけていったり。ただ『素敵な王子様』で終わらない(舞台は割とそんな感じ)。 最初の方でクリスティーヌがファントムの地下の住処に連れて行かれる所の地下水路&湖のシーンも地下らしい反響がファントムやクリスティーヌの歌声をグレードアップして、湖底からクリスティーヌの歌声に合わせて燭台が上がって来るところなんて壮観。 地上から地底に下り小船でファントムの住処に運ばれるこのシーンは舞台の方の見せ方も凄いんだけどね。 豪華絢爛、という言葉がぴったりな、『マスカレード(仮面舞踏会)』のシーンなんかも舞台に似ている動きがあったり、違う動きがあったり、それぞれがそれぞれで違う振りで踊ってたり。 階段に並んで踊る、サビの部分(最高潮の盛り上がりを見せる)なんかは裏表が金と銀の扇子を開いたり閉じたり金にしたり銀にしたり綺麗だったし。
ああ、駄目だ。語りだすと長いよ;; このままだとまだまだ語りそうだしこの辺りでやめとこう。
2005年02月13日(日)
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