| 2013年08月24日(土) |
ワンオクって言うんですって |
先日WOWOWで録画した「Amuse 35th Anniversary BBQ in つま恋」、
ましゃ部分以外をざっくり消去する前に、BGM代わりにつけっぱなしにしておいたのです。
途中、すごく好みのカッコいいロックが聴こえてきて、
しかもほぼ英詞なので、洋楽かと思って画面に目をやったら、
やんちゃこの上ない感じのロック男子たちながら、あきらかに全員日本人。(少なくとも東洋人)
ONE OK ROCK というバンドでしたの。
私が存じ上げないだけで、もう何年もキャリアのある、大人気なバンドなのだとか。
オンエアされた曲目は「Deeper Deeper」「Clock Strikes」「Re:make」「The Beginning」で、
言われてみれば「The Beginning」は映画「るろうに剣心」のエンディングテーマで聞いたし、
「Deeper Deeper」は車(SUZUKIのスイフトスポーツ)のCMで何度も聞いたことがあって、
ずっと「これカッコイイわー」と思っていたし。
ただ、そのCMはカツンの皆さんがナレーションをしていたので、
ずっとカツンの曲だと思っていてごめんなさい。
初めて聞いた「Clock Strikes」は、壮大で美しいロックバラードで、
たとえが古くて申し訳ないが、「I don't Want to Miss a Thing」(映画「アルマゲドン」のテーマ)を歌う
スティーヴン・タイラーを彷彿とさせたほどのステキなボーカル。
そのボーカルの男の子は、魔よけのような柄のタトゥーが両上腕にいっぱい。
とにかくエネルギッシュに動きまくり歌いまくり、喉も強い。
しかも声がステキに哀愁を帯びている。
お顔は純粋日本人っぽいが、英詞も和詞も完璧にバイリンガルと思える発音。
いったいこの子は? と思って早速ネットで調べてみたらTakaというお名前で、
ご両親が森進一、森昌子!?
言われてみれば、確かにお母さんに似てるのよ、お顔が。
いやいや、びっくりしたー。
演歌のご両親から受け継いだDNAが、こんな素晴らしいロックの才能として開花するとは!
思うにこのご夫妻のご長男なら、
かつてジャニーズのNEWSにほんのちょっとだけ在籍したこともありましたわね。
NEWSの活動がまだほとんど始まらないうちに、すぐに事務所を離れたようですが、
今現在の活躍を拝見するに、アイドルじゃない道を選ばれて大正解。大大大正解。
Takaくんはバンドのほとんどの曲を作詞作曲なさっていて、メインは英詞。
英詞の間に、まったく違和感なく、なめらかに和詞が溶け込んでいて、
そのどちらもちゃんと言葉として説得力があり、メロディへの乗り方もすごく気持ちよい。
ご両親からは想像できないが、英語圏での生活が長かったとか?
音楽のDNAの力添えもさることながら、ご本人が後天的に学ばれたものはそれ以上なのでしょう。
これからもますますのご活躍を。
今期観ているドラマの中で、ダントツに怖いのが、
原田いずみ(江口のりこ)@名もなき毒
経歴詐称してるし、だから仕事もできないし、だけどそれを同僚や上司に指摘されたり注意されたりすると
いじめだ! パワハラだ! とキレまくって暴れまくった挙句に何日も無断欠勤。
それを理由に解雇通告されると、人権侵害だと騒ぎ立て、暴力行為やストーカー行為をくり返し、
どこまでも執拗にいやがらせを続ける。
大嘘つきなのも、仕事がまったくできないのもあきらかなのに、
なぜか本人にはその自覚がなく、もちろんそれを悪いとか申し訳ないとかも思わず、
誰もがわたしの仕事っぷりを賞賛し、誰もがわたしを大事にして優しくしてくれるのがあたりまえで、
そうしてくれない人はどんな目に合わせてもいい、どこまでも苦しめて破滅させていい、と思っている。
その毒牙をたまたま向けられちゃったのが、
全然悪人じゃなくて、きわめてふつーの会社員の皆さんだったり、
ふつー以上に穏やかで人がいい杉村(小泉孝太郎)だったりだから、なおさら怖い。
でも、もっと怖いのは、ネットでの感想など読むと、
程度こそ違えど原田みたいな人が現実に身近にいるという経験談もかなりあるということ。
逃ーげーてー!
話が通じる相手じゃない場合、素人の手には負えませぬ。
こちらが何もしていないのに、勝手に被害妄想と悪意を膨らませて復讐のターゲットにされたり、
べったり依存されて共倒れにされたり、なんてことからは、とにかく逃げて身を守らねば。
調べてみると、自己愛性人格障害という名称をつけられる場合もあるようですが、
すべては「ありのままの自分を受け入れられない」ことから始まっているそう。
その特徴など読んで思いましたが、わたしにはこういう傾向は全くないわー。
妄想も空想も大好きだけど、凡人であることはちゃんと自覚していますから。
むしろ「ありのままの自分」以外で生きてきたことないですから、
それ以外の自分なんてどう誇大妄想しろと。
凡人が「すごい人」になるには、たゆまぬ努力以外にい、ということも、
でも努力したからって必ず「すごい人」になれるわけではない、ということも、
でも「すごい人」じゃなくたってちゃんと生きていける、ということも、
さすがにこのお年頃になればわかってきましたし。
でもそれこそが「ありのままの自分を受け入れている」ことらしく、
それは精神的にはとても健康みたいですよ?
「わたしの精神は健康」なんて自覚はまったくないのですが。
そうそう!
話は飛びますが、昨日初めて映画「劇場版 SPEC 〜結(クローズ)〜」の予告映像を観ました。
11月公開かー。ワクワクですね。
「SPEC 天」での風呂敷広げまくり状態から、どうキレイに畳んでみせてくださるのでしょうね。
「あまちゃん」の若春子、SPECのみやびちゃんだったとは。ようやくお顔を認識しました。
| 2013年08月20日(火) |
今井翼×サムライ支倉 大いなる旅への挑戦@NHK総合 |
期待以上の面白さでした!
6月12日に行なわれ、今井さんが能面をつけて支倉常長を演じた
「日本スペイン交流400周年開幕記念音楽会」。
音楽会本編のみならず、メイキングも満載。
今井さんが一緒にステージに立つアーティストの顔ぶれがとにかく超一流すぎる。
フラメンコ舞踊家(文化功労者の小島章司氏)、ピアニスト(川上ミネ氏)、
スペインで今最も人気があるフラメンコ歌手(ミゲル・ポベダ氏)という、3人の実力者。
その素晴らしい踊り、演奏、歌声に並ぶ存在感で、
サムライ支倉の意思や苦悩を表現しなくてはならない今井さんのプレッシャーはいかばかりかと。
しかも、いつもの激しいダンスでも、得意のフラメンコでもなく、能の所作を取り入れた「静」の表現で。
能の所作や面について詳しく指導してくださる観世流二十六世宗家(!)の観世清和氏に対しても、
フラメンコ風の動きで振りをつけてくれる小島章司氏にも、
真摯に教えを請い、多くのことを吸収していく今井さんは本当にステキでした。
天才たちに囲まれながら自分はいったいどう動けばいいのだ、と、表現方法に苦悩しながらも、
静かな中にも気迫に満ちた佇まいと動きを完成させた今井さんはまさしく、
遠い異国で苦悩しつつも旅を続けた支倉常長の心境だったことでしょう。
それにしても、
今でこそフラメンコを踊る今井さんには何の違和感も感じないし、
むしろ、いつものジャニーズ的なダンスよりもフラメンコ踊ってる時の方が、
似合うんじゃないかとさえ感じるようになってしまったりもしていますが、
そんな今井さんが今回は新たにご縁があったのは「能」。
しかもいきなり宗家から教えを受けるとは、フラメンコの時以上の驚きでしたが、
今井さんと「能」も、かなりイイ組み合わせかもしれないと感じました。
印象的だったのは、
今井さんが宗家からいろいろ指導を受けている際、一緒に舞台に立つ小島章司氏もずっと立ち会っておられ、
今井さんに劣らぬ素直さと熱心さで、宗家のお話に聞き入っていらっしゃったこと。
74歳の超一流にしてこの姿勢。
この姿勢だからこそ超一流になられたのだろうけど。
肉体の若々しさもさることながら、精神の若々しさってこういうことよね、と、感動したのでした。
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