台風一過ですごーく暑かった10月1日。
雨よりも暴風の被害の方が大きかったようですね。
車が風に流されたり倒されたりしている映像を見て恐れをなし、
立体駐車場の上段にのっけてあるうちの車も、用心のため平地に移動してみたり。
さすがにこれまでも、近所で車が飛ばされるほどの突風や竜巻が起きたことはなかったのだけど、
万が一、落ちて自損するだけならまだしも、他の車や人にぶつかったりしたら大変だものね。
そんなこんなで、家にいながらもちょっと落ち着かない夜でしたが、
停電にもならず、ブロスTVも無事に視聴できてヨカッタヨカッタ。
今回は先月のスタジアムライブリクエストの舞台裏特集。
面白かったです。というか、畏敬の念すらおぼえる仕事人としてのカッコよさ。
普段より早い15時16時開演とはいえ、朝8時に会場入りしてから開演まで一時の休みもなく
ウォームアップ、打ち合わせ、リハ、すべてにおいて完璧を目指し、作業が続きます。
ミュージシャンがそこまでやらなくても!と思える作業にもがっつりかかわり、
どんだけ全方位的に目を配っておられるのかと。
ましゃが会場入りするやいなや、打ち合わせしたいスタッフが列になって
順番待ちを始めるという画も見られたしね。お仕事の待ち構えっぷりがハンパないです。
スタッフが持ち込むそのひとつひとつを、自分の眼と耳で確認し、判断し修正し、
よどみなく的確な指示を出してゆく様子は、いちミュージシャンというより、
すさまじくデキる現場監督以外のなにものでもなく。
ご本人がラジオでもよく、「優雅に見える白鳥も水面下では・・・」というたとえを出されますが、
まさしくその水面下の、人目に触れない激務の様子を拝見させていただきました。
そんな中でも、やはりこの方は根っからのミュージシャンだと思わせてくれたのが、
「さ、今日も一音たりとも間違わない、精度の高い演奏をするよ!」の掛け声。
ミュージシャンとしての最高の自負が感じられるひとことでした。
一番印象的だったのは、井上鑑さんの次の言葉。
演奏中のアイコンタクトのお話ですが、
「演奏中、バンドの誰かが間違えたとしても、間違えた人のことを彼は見ない。
でも、誰かが普段と違う『何かいいこと』をすると、その人のことをしっかり見て
すっごく嬉しそうに笑う。だから『彼は全部の音をちゃんと聴いてくれてるんだな』とわかる」と。
ということは当然、間違った音だってちゃんと聞きとってるわけで。
だけど、そこでわざわざ睨みきかせて萎縮させるよりも、良いプレイの方にこそ反応して、
さらにステキな演奏を引き出すことの方が大切とお考えなのでしょう。
それに、プロが間違えたら、間違えた本人が誰よりも一番反省するだろうと、
同じプロとしてちゃんとわかっておられるからだろうと。
今回のブロスTVでは本当に、
ステージ上の出演者からステージ裏のスタッフまで、ハンパな仕事してたらチーム福山にはいられない、
ということを、ひしひしと感じました。ほんとにひしひしと。
そして、それを牽引しているのが福山雅治その人であることも。
なんて人だ・・・
あのハゲだゲイだでうひゃうひゃしてる人と、こんなに仕事に厳しい現場監督が同一人物だなんて・・・
なんてことだ・・・
| 2012年09月29日(土) |
福山美学@TVガイド |
「美学」なんて大そうなタイトルですが、
つまりは、ましゃが「何を美しいと感じるか」ということについて語っておられます。
これに共感できるとファンやってるのがもっと嬉しく楽しくなりますな。
というか、共感できなかったらファンにはなってませんね。
共感できるからこそ、この人が美しいと判断して選び出した言葉、メロディ、ギターの音色、を
ステキだなー、大好きだなー、と思えるのです。
もちろん、ご自身が麗しいことはもちろんですが!
お顔だけじゃなく鍛えられたお身体も、中身の心意気も最高に美しいですが!
ではざっくりと抜粋。
・(年齢とともに美意識が変化したことはあるか? の問いに、)
若い頃は古いものが好きだったが、年齢を重ねるごとに新品が好きになってきた。
古着は若い人が着るからミスマッチな味がでるわけで、
人間そのものがエイジングされてる人が、古い服を着ると、トゥーマッチになってしまう。
歳をとるほどむしろパリっとした新品のシャツがサマになってくる。そこが面白い。
・楽器はいまだに古いヴィンテージものも好きだが、メインで使っているのは最新型。
デザインとしての美しさを追求しているものに対して、あまり興味がないことに気づいた。
それよりも機能美の方に興味がある。
たとえばスポーツカーは機能を突き詰めていった結果、流線型のフォルムになり、
それはすごく、まっとうで美しい。
・自然の生き物たちの造形美も、たとえばオスだけが首が長いジラフピートルという昆虫は、
ライバルを駆逐してメスを獲得するために進化した結果、首が長くなった。
それは完全なる機能美だし、カタチにも意味があるということ。
今の僕は、そういうものに美しさを感じる。
・だから反対に、デザインを優先しすぎて機能が伴わないものには、残念ながら惹かれることがない。
それは生き方にも言えるのではないか。カッコイイ生き方をしようとして外見を飾り立てていても
中身が全然伴ってないと結局カッコよくない。つまりそれは「美しくない」。
・美しいなと思う人は、『Beautiful life』の歌詞にもあるが、まず「受け入れられる人」。
最初から拒否しようとせず、話を聞こうとしてくれる人には、大らかな美しさを感じる。
それから、献身の心を持っていて、無償の行動ができる人。
どれも僕にはないものなんですが。
・「美しい女性」といえば祖母のイメージだが、(フォローの意味も込めて)母にも美しいところはある。
自分が17歳の時、母は41歳で未亡人になったので、やはり色々なことを受け入れながら
生きてきたのではないかと。
・そんな母はある親戚のお通夜の時、雨の中弔問に来てくださった方の履物を、玄関に正座して
一足ずつ拭いていた。彼女なりに、感謝の意をひとり黙々と弔問客に捧げていたのだろう。
母親に人としての美しさを垣間見た瞬間だった。
・おそらく、人は誰しもそうだと思うが、自分に気持ちが向いていて何か直接してもらった時よりも、
自分ではない人に何かをしてあげている姿を客観視したときに、美しいなと感じるのではないか。
ステキな美意識をお持ちです。
いちいち納得です。
こういう感性から、これからもまたステキな詞やメロディが生み出されるに違いないですね。
昨日から今日のどこかで、わたしの駄文ごときにも100万アクセスを頂いたようです。
いつもおこしいただき、お付き合いくださり、本当にありがとうございます。
さてさて。
ラジオのおしゃべりも雑誌のインタビューも、ぜーんぶご紹介したいくらい、
ましゃの豊かな思考がつむぎ出す言葉たちは、本当にステキです。
お馬鹿なお話、経験を積んだ大人の深い洞察力を感じさせるお話、
プロフェッショナルとしての見識の豊かさを見せてくれるお話、
それらすべてに大笑いしたり、感服したり、僭越ながら共感したり。
今日はね、もう先週の分になりますが「福山蒸溜所#25」のトーキングFMサイドをご紹介。
たまラジサイドでは、「人間ドッグ」を欠かさないましゃが、健康管理の大切さについて
熱く語っておられましたが、トーキングFMサイドでは、その前の週からの
「ゲイならどうした、ハゲならどうした」のお話がまだ続いております。
終始爆笑の声が絶えない、アホきわまりない会話です。
福「僕がゲイだろうがゲイじゃなかろうが、どうでもいいじゃないですか、そんなこと。」
ス「あれっ? 否定しないんですか?」
福「否定するとドリーム感が消えるじゃん。」
ス「それも含めてドリーム感なんですね!」
福「俺がハゲだったら何が困るの?」
ス「僕らは何も困らないです」
福「何ハゲがいい? M字?」
今「ハゲる前提で話してますね?」
福「それともアルシンド型?」
今「できれば僕はアルシンド型でいてほしいです。」
福「泉谷しげる型、もしくはニコラス・ケイジ型もあるよ?
そんなね、アダムスキー型みたいにUFOの型番じゃないんだから!(←自分で言っておきながら)
ハゲとヅラってどっちがいいの? 僕はそのままいきます。
ある日、僕の額に旱魃(かんばつ)が始まったら、もうそのままにします。
『ハゲしいな、桜井くん』だっけ? マンガがあったよね。 じゃ、『ハゲしいな、福山くん』で。
ま、いいじゃないですか、僕がハゲだろうがゲイだろうが。」
ス「だから! 否定してくださいよ! 全乗っかりじゃないですか!」
福「だって、ハゲでゲイじゃなきゃ歌えない歌がありますよ?」
ス「そりゃありますよ。」
福「ハゲでゲイじゃなきゃやれない芝居がありますよ?」
ス「ありますよ。」
福「ハゲでゲイじゃなきゃしゃべれないラジオがありますよ?」
ス「あります。はい。」
福「いいじゃないですか! だから!」
今「だからってそこを目指さなくていいんです福山さんは!」
福「そうなっていったら、そうなっていったで、抗わずに、
ある日ハゲになっていったり、ゲイになっていったりしながら・・・ひゃっはっはっは!」
ス「なっていくんだ? ゲイに!」
福「だって、歳とってからゲイになることを、その業界では『衣替え』って言うらしいよ?」
ス「へー。」
福「だからさ、わからないよ? 俺たちだってひょっとしたら・・・。」
ス「どっちもいける、っていうこともありえるしね。」
福「そ。人生が二倍深くなる。じゃ、どっちでもいいということで。」
ス「結局! はっはっはっはっはっ!」
なんという全方位的ドリーム感保持の徹底。
・・・というか、福山雅治がこんだけこだわりなく受け入れてくれたら、
どちらの業界の方も心強いよなー。
|