サダヲ好きにはとても楽しい、大満足な映画でした。
たしかに2時間中1時間50分は出ていた気がする。
心の声というナレーションも全部サダヲちゃんで、目にも耳にもサダヲづくし。
失業&離婚というダブルパンチにみまわれた佐々木(サダヲ)が、ひとり遠くの南の島へ。
誰もいないと思われた美しい砂浜で4人のヘンな中年男ホームレスと出会い、
彼らに浜辺での暮らし方を教えてもらったり、夜毎宴会を開いたりと意気投合。
だけどある朝目覚めてみると、4人と共に佐々木の荷物(ほぼ全財産)がすべて消えていた。
途方に暮れる佐々木の前に、都会から来たひとりの青年(永山絢斗)が現われる。
その青年に「浜辺サバイバルの達人」と間違われたのをよいことに、
なんとなくふたりでのキャンプ生活が始まる。
さらに女の子ふたり(貫地谷しほり 佐々木希)も加わって4人になると、
「ぱいかじ南海作戦」と称して荷物を持ち去った4人のホームレス捜索、
キャンプを荒らすイノシシ退治など、さまざまな作戦を立てては実行していく。
そんなことを一生懸命やっているうちに、心の傷も色々なこだわりも気にならなくなっていた佐々木。
特にドラマチックでも感動的でもないのだけど、
まさしく、ぱいかじ(海から吹いてくる南風)に吹かれていたらなんか元気になっちゃった、みたいなお話です。
サダヲちゃん自身は相変わらず何やらせても最高に面白いですが、
佐々木をサバイバルの達人を思い込み、素直に丸め込まれていく青年役の永山絢斗くんも、
ほっこりといい味出されてました。
| 2012年07月24日(火) |
「なぜ僕は五輪を撮るのか」 |
AERA7月30日号に、ましゃの「なぜ僕は五輪を撮るのか」という
インタビューが3ページほど載っていました。
先日の朝日新聞に掲載されていた内容と被る部分もありつつ、
初めて行ったシドニーで受けた衝撃、これまでに感銘をうけた選手たちのパフォーマンス、
今大会で注目している競技や選手たち、そして五輪自体に思うこと等々、
コンパクトですが色々語っておられました。
これまでに行った3大会で撮った写真に添えられたコメントからは、
その時々のカメラマンとしての気持ちも伝わってきました。
シドニー
初めて五輪を「体感」したシドニーでは、自分が何に感動し、何にカメラを
向けるべきなのかがわからなくなるくらい、圧倒された。
アテネ
自分は感じたことをちゃんと表現できているのか。
2度目のアテネでも「アウトプット」にばかり気を取られた。
北京
3度目の五輪。やっと、自分が感動することにフォーカスを合わせられるようになった。
興味の対象も競技場の中から外へと広がった。
本文からところどころ抜粋。
「世界中が注目して、なおかつ国全体がスポーツによって動く。
そのエネルギーにすごく興味があるんです。初めて行ったとき、大変驚きまして。これは何だ、と。
それ以降、可能ならば毎回行きたいと思うようになりました。」
「僕はこれまで、写真を撮ったりテーマソングを作ったりすることで五輪という舞台を表現してきましたが、
五輪の撮影には制約も多いんです。会場で望遠レンズを構えていて、制止されることは何度もありました。
結果的に、競技だけでなく「五輪全体」を被写体として撮り続けるうちに、負の側面も含めて
より深く五輪を知りたい、と思うようになりました。」
「たとえば、なぜ「いま」ロンドンなんでしょう?
僕の中には五輪は経済的にまだもうちょっと発展したいと思っている国が誘致して、世界にアピールする、
っていうイメージがあって。・・・先進国の首都ロンドンが、それをいまやる必要があるのかな、と。」
「開会式も変化してますよね。 アテネまではマスゲーム的に会場で見て楽しめるパフォーマンスだったけど、チャン・イーモウ監督が
演出した北京では、映像を強く意識していたように思います。
テレビで観るとわかる、っていう開会式。
現地で見てても、いま何をやっているのか、よくわからない場面が少なくなかった。
ロンドンは舞台の本場ですからね。ちゃんと見届けたいと思っています。」
で、ラジオでようやくお披露目されたテレ朝オリンピック放送テーマ曲「GAME」。
重厚でカッコいいロックでしたが、楽器はギター、ベース、ドラム、パーカッション、
ハモンドオルガンという、(ましゃにしては)大変にシンプルな編成なのだそう。
サウンド的には、
「アスリート的な、贅肉を全部落として体脂肪の少ない感じ。でも筋肉はたっぷりある、みたいな」
という説明がなんとも筋肉オタクなミュージシャンらしかったです。でもとっても的確。
歌詞についても語りたいですがそれはまた今度。
| 2012年07月23日(月) |
WOWOWありがたや |
ましゃのライブ中継観たさに加入したWOWOWですが、
映画はもちろん、舞台鑑賞にも大変活用させていただいております。
もちろん、舞台は生を拝見するのが一番。
でも、いくら観たくてもチケット取れなきゃどーしよーもない、ということがありまして。
さらに、この役者さんには大変興味はあるけど、この作家や演出家の作品はちょっと苦手で
わざわざお金と時間をかけて生を観るのもな、というのもかなりありまして。
もちろん、生で観て面白かったから、もういちど映像でじっくり観たい、というのもいくつも。
で、WOWOW大活躍。ほんとありがたいっす。
役者や作家のインタビューなども合わせて放送してくれるのも、かなりのお得感。
ってWOWOWの回し者では決してありませんが。
一番最近観たものから遡ってみると、
地球ゴージャス「怪盗セブン」(大地真央、三浦春馬、岸谷吾郎、寺脇康文、他。)
三浦春馬くんがビシバシ踊れる人なのでびっくりした。バク転もバク宙も軽々。
「シダの群れ」(阿部サダヲ、風間杜夫、他)
下っ端ヤクザなサダヲちゃんがせつなくてステキだった。ヤクザものの舞台って観るの初めてだ。
大人計画「ウェルカム・ニッポン」(阿部サダヲ、宮藤官九郎、他)
ストーリーは面白かったが、舞台全体のビジュアルがちょっと苦手。
平成中村座「御所五郎蔵」(中村勘九郎、市川海老蔵、他)
本編もさることながら、六代目勘九郎襲名に寄せた、出演者勢ぞろいでのひとりひとりの口上が
最高に面白かった。海老蔵とかステキに自虐的。
平成中村座 中村七之助七役早替り「於染久松色読販」
七之助本当におキレイです。遠くの客席からではあの早替わりの詳細はわからなかっただろうから、
映像で堪能できてヨカッタ。
全然関係ありませんが、先日うちのトイレタンクの部品を修理交換してくれた水道屋さんの青年が
七之助そっくりで、玄関開けたとたん「おっ 七之助?」と心の中で問いかけてしまったのはナイショです。
良心的価格できっちりいいお仕事してくれました。
「寿歌(ほぎうた)」(堤真一、戸田恵梨香、橋本じゅん)
戸田ちゃんがらぶりーで♪ しかしあの膨大なセリフ量。
取りこぼした作品の数々を補完してくれるWOWOWぶらぼー。
そういえば、サダヲちゃんに関しては「ふくすけ」の舞台も観に行く予定がないので、
いつかオンエアしてくれることを希望。
2時間中1時間50分は出演しているという映画「ぱいかじ南海作戦」は観に行こうと思います。
正直、サダヲちゃん以外の共演者で興味のある人がいないというのがツラいですが、
「僕が苦手な人にはムリだと思います」と、本人が舞台挨拶でおっしゃったくらい出ずっぱりだ
そうなので、わたしには絶対に楽しいハズです。
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