今期楽しませていただいたドラマは全部最終回を迎えていたのでした。
すでに何度も語らせていただいた「Q10」と「SPEC」は除いて、感想なぞ。
「医龍3」
荒瀬がいきなり命の危機!で始まったというインパクトが、
その後のどんな展開より大きかった(わたしには)、今回の「医龍」。
しかし第一話の「まさかこんな形で仲間のひとりを失うとは」のナレーションが、
最終話の黒木の死を意味するって、いくらなんでも遠すぎー。正解したら10万点とかの最終問題ですか。
さすがに見慣れてきた感はありますが、それでも
どんだけ緊急事態が起ころうが、それを解決してくれる天才たちが必ず待ち構えていてくれる
「医龍」の世界はやっぱり面白かったです。
明真の医者たちのその後の成長っぷりを見せてくれたエンディングもステキでしたし。
そして!
野口のブレの無さ、社会的生命力の強靭さに脱帽。
すげーよ野口。世界のどこに飛ばされようと、権力の座から何度引き摺り下ろされようと、
平然と生き返る。朝田と真逆な生き方ながら、ブレの無さでは朝田に匹敵してますもん。
尊敬はしないし、キモチワルイとも思うが、あのしぶとさには素直に脱帽です。
「黄金の豚」
なんだかんだ文句つけながらも最後まで観てしまいました。
とりあえず男性陣はいつも全員ぴしっとスーツ姿でカッコよかったっす。(そこか)
話は全然飛びますが、BSも録画できるようになってから「水曜どうでしょう」の再放送を
観始めまして。面白いんだこれが! 息子とわたしには今、大泉洋ブームが到来中です。
洋ちゃん最高! おんちゃんガンバレ!(海野@SPECを演じた安田顕氏@TEAM NACSのブームでもある。)
「ギルティ 悪魔と契約した女」
復讐以外に生きる目的を持っていないという芽衣子でしたから、結末も想像どおり。
冷徹な復讐鬼、動物に優しい普通の女の子、愛されることを頑なに拒否する哀しい姿、
そのどれもがひとりの人格の中にある様子を、菅野美穂嬢だけあって上手に見せてくださいました。
しかし。
何のSPECも持ち合わせていないし、警察からあそこまでマークされてるのに、
それをことごとくすり抜けての復讐達成ですよ。っつーか警察どんだけザルなんだと。
榎本は格闘技弱すぎ、すぐに撃たれすぎ、真島は大切な人を見失いすぎ、簡単に逃がしすぎ。
真島そんなにカッコいいんだから、その後手後手すぎる対応どうにかならんかったんか。
そうか、芽衣子は刑事を無力化するSPECの持ち主なのですね!(違)
堂島(唐沢寿明)がさすがの存在感でしたわ。
一番いい仕事して、一番カッコよく消えたのはこの人ですね。
「流れ星」
上戸彩ちゃんはいつ観てもかわいいなー。
お金をもらったからにはきっちり契約どおりの仕事をし、そのためには自分の身が傷つくことも厭わず、
なんだかんだ言って感謝の気持ちも忘れないし、誰にでも優しいし、梨沙は最高に魅力的な女の子です。
こんなイイ子が誰にだって好かれないはずないですって。無駄にイケメンな妹思いの健吾しかり。
鬼畜な兄を演じた吾郎ちゃんも凄かった! あんまりナチュラルすぎて怖いくらいでした。
そしてやっぱり健吾が「梨沙」と呼びかける声はステキすぎて反則すぎる。
「フリーター、家を買う。」
武家の問題というか、誠治が直面する問題のどれもがとても身近にありがちなことだったので、
マニュアル的に参考にはなったけれども、わたしには萌え要素はまったくなかったなー、というのが
正直な感想です。ラブストーリーっぽいものもあったのにね。
演技派ニノちゃんは役者さんとして大好きなんだけどな。なぜ全くドキワクしないのだろうか。
「獣医ドリトル」
どんな職種でも、モンスターでクレイマーなクライアントとの付き合いは避けて通れないのですね。
自己中だったり未熟だったりな飼い主さんにはイライラさせられつつも、
動物はどれもみーんならぶりーだったし、ドリトル先生と花菱先生のカッコよさは最高の眼福だったし、
デコがかわいいあすかの必死の奮闘っぷりも気持ちよかったし。
わかりやすいハッピーエンドでヨカッタヨカッタ。
でもやっぱり、わたしのダントツお気に入りは「Q10」と「SPEC」です。
そして今夜はMステスーパーライブと「THIS IS IT」が丸かぶり。どっちも観ますけどね!
「THIS IS IT」のオンエアと共に、マイケルと一緒にステージに上がるはずだったダンサーさんたちによる
パフォーマンスもあるとかで! そのセンターで踊っているのがこの夏、プレゾンの今井さんを鍛えてくれた
振り付け師・トラビス・ペイン氏だとかで! そりゃ観ないはずがなかろーもん。
| 2010年12月22日(水) |
「抜け穴の会議室 〜Room No.002〜」 |
大杉漣×佐々木蔵之介のふたり芝居。すごく面白かったです。
なんたってドラマでひっぱりだこの大人気なおふたり、
会場はもちろん満員で(ちょっと出遅れたのでチケット取るの大変だったもの!)、
ロビーのお花も、ドラマ制作班や共演者の方々のお名前をたくさん拝見しました。
このおふたりをナマで拝見するのは初めてですが、漣さんは最高にダンディーで、
蔵之介氏は長身でキレイで、おふたりともステキな色っぽさを放っていらっしゃいましたよ。
ひとつの人生を終えた人が来る部屋。
そこには自分と深く関わった人も居て、その人と共に自分の人生を思い出し、
復習し、反省し、次に生まれ変わるときの新しい人生に備える、という
作業をしなくてはならない。
最初、ふたりは自分達の関係がまったく思い出せないのだけど、
徐々に、何度生まれ変わっても色々な関係で深く関わってきたことを思い出し、
特に、父子であった時の強烈な経験を振り返ることになる。
この色々な関係を、ずっと同じ部屋の中で、最小限の小道具だけで見せてくれるのだが、
その時々のふたりの関係を、活き活きとまざまざと見せてくれて本当に素晴らしい。
深刻だったり悲惨だったり滑稽だったり温かかったり、な、ふたりの不思議な「縁」に
引き込まれて、最高に密度の濃いあっという間の90分でした。
相手をヒドイ目に合わせてしまった次の人生では、相手へのつぐないみたいなことをしていて、
常に貸し借りの清算みたいに縁が続いていることに気づいたふたり、
「貸し借りがゼロになっちゃったら、もう縁はなくなってしまうのかな?」というセリフが
とても印象的でした。縁を切りたがっているような、でも寂しがっているような。
縁は貸し借りだけでつながっていくものではないだろうけど、
でも実際にゼロになるなんてないのかもなー、と思いましたよ。
自分の過ちを償うとかのマイナス面での清算ばかりでなく、
いっぱい幸せをもらったから、次は自分がもっと幸せを贈るんだ、みたいな縁もあるだろうし。
これまでたくさんの前世を振り返り、ふたりの濃厚な関係を見つめなおし、
ようやく、ひとりは次の人生へ向かうことを決意するのです。
(もうひとりは後から来たので、もっと振り返る作業をしなくてはいけないの。)
「次に生まれ変わったら、オレに会っても絶対に声をかけるなよ!」と、
ひとりはもうひとりに言ってから、その部屋を出て行くのだけれど、
さて次の人生ではどうなることやら。どんな出会いになるのやら。
大人のオトコマエふたりも最高にステキでしたが、
前川知大さんの脚本も演出も本当に素晴らしいと思いました。
普遍的な魂の話を描いているのに、重くなりすぎず、ほっこりあたたかく、
コミカルなやりとりも随所にあり、やっぱり生きてるって幸せ、と思わせてくれるステキな舞台でした。
| 2010年12月19日(日) |
「SPEC」が終わらない |
多くの謎を残したまま最終話も終わってしまいましたが、
わたしにはとにかく登場人物も設定も小ネタもすべてが面白く、
リピート回数では「Q10」を超えておりました。
ニノマエの遺体に何が起きたの? 地居にトドメを刺したのは結局誰なの?
津田っていったいどういう存在? と、謎解きの議論が某巨大掲示板ではまだまだ続いており、
それを読んでいると、一向にSPECが終わった気がしませぬ。
視聴者側でここまで色々な解釈を持ち寄って楽しめると、
最終話で全部きっちり明らかにしてくれなくても、それはそれでアリというか、かえって楽しいというか。
先週金曜日は、最終話を前に「SPECどすこい祭り」というイベントが赤坂BLITZで開催され、
その様子がUstreamで生中継されていたので私もPCの前で観ていたのですが、
瀬文&当麻そのまんまの衣装で登場してくれた加瀬亮さんと戸田恵梨香ちゃんがとにかくらぶりーで。
ふたりともドラマの中では滅多に笑わないけど、素のおふたりの笑顔はめっちゃほんわりとキュートで、
さらにさらに好感度アップでございました。
戸田嬢はリクエストに応じて「目見開き&片方の口角上げのドヤ顔」を自分で解説しながら披露してくれたり、
半紙を撒き散らして「いただきました」を実演してくれたりと、とても楽しかったです。
最終話の謎解きをあーでもないこーでもないと続け、1話から見返してたりしたらまだ当分楽しめそうですが、
怪我から完全復活した当麻と瀬文の活躍がまた観てみたいですねー。
あの感じでは、世の中からスペックホルダーがいなくなることはなさそうですし。
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